JP2593749B2 - ロープウインチ - Google Patents

ロープウインチ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクローラクレー
ンやパイルドライバ等のブーム俯仰用ウインチとして用
いて好適なロープウインチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロープウインチは、支持部材に
取付けられた油圧モータと、ロープを巻取る筒状体から
なり、軸方向一側が厚肉部となって当該厚肉部が該油圧
モータに回転自在に支持され、軸方向他側が蓋体によっ
て閉塞された巻取用ドラムと、該巻取用ドラム内に設け
られ、前記油圧モータの出力を減速して該巻取用ドラム
に伝達する1段または複数段の遊星歯車減速段とからな
る遊星歯車減速装置と、前記巻取用ドラムに巻回される
ロープの基端を固定するために、該巻取用ドラムの軸方
向一側に位置して該巻取用ドラムの厚肉部に設けられた
ロープ固定穴とからなる。そして、このようなロープウ
インチは、例えば特願昭58−88285号(特開昭5
9−217588号)が知られている。
【0003】この従来技術によるロープウインチは、遊
星歯車減速装置と、湿式多板式ネガティブブレーキ装置
を巻取用ドラム内に収納し、油圧モータからの回転出力
を2段の遊星歯車減速機構で減速し、第2(高減速段)
の遊星アーム(キャリア)と巻取用ドラムとをボルトに
より締着して、該巻取用ドラムを駆動する構成になって
いる。そして、遊星歯車減速装置の各段の遊星歯車と噛
合する内歯歯車は、油圧モータのケーシング側に固定す
る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のロープウインチにおいては、各段の遊星歯車減
速段の遊星歯車と噛合する内歯歯車は、遊星歯車減速装
置のうち最大径となるものであり、これが油圧モータの
ケーシング側に固定されているから、巻取用ドラムの円
筒部の内側にスペースがとれず、該巻胴部にロープの端
部を固定するためのロープ固定部を設けると巻取用ドラ
ム全体が径方向に大きくなってしまい、例えば油圧クロ
ーラクレーンのブーム俯仰動用ウインチとして使用する
際には限られたスペース内に納めることができなくなる
という問題がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は巻取用ドラムの径寸法を小さく
することにより、小型でコンパクトなロープウインチを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、遊星歯車減速装
置の一部を構成し、巻取用ドラム内の軸方向他側に位置
して、該巻取用ドラムと別部材からなる内歯歯車を配設
し、該内歯歯車の外周と前記巻取用ドラムの内周とを噛
合させるスプライン結合部を前記巻取用ドラムの蓋体に
近接して設け、かつロープ固定穴は前記スプライン結合
部と同径位置または小径位置となるように、前記巻取用
ドラムの厚肉部に設けたことにある。
【0007】また、前記遊星歯車減速装置は複数段の遊
星歯車減速段からなり、低減速段を前記巻取用ドラムの
軸方向他側に配設し、高減速段を前記巻取用ドラムの軸
方向一側に配設することが望ましい。
【0008】
【作用】上記構成により、巻取用ドラムの厚肉部に設け
られるロープ固定穴の位置をスプライン結合部と同径位
置または小径位置になるから、ロープ巻取用ドラムの径
方向の寸法を小さくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づき説明する。
【0010】まず、図1ないし図3に本発明の第1の実
施例を示す。
【0011】図中、1,2は先端側が環状の取付部1
A,2Aとなる支持部材を示し、該支持部材1の取付部
1Aには、後述する油圧モータ5のフロント側モータケ
ーシング7がボルト3により固定され、支持部材2の取
付部2Aには、軸受4を介して後述の巻取用ドラム18
の蓋体18Fが支持されている。
【0012】5は油圧モータを示し、該油圧モータ5の
外側はリア側モータケーシング6と、フロント側モータ
ケーシング7とから構成され、前記リア側モータケーシ
ング6には、油圧ポンプ(図示せず)から吐出された圧
油の給排される給排ポート8,9が設けられている。そ
して、前記各モータケーシング6,7の内部には、弁板
(図示せず)、シリンダブロック10、ピストン11、
出力軸12、軸受13,14,15が配設され、斜軸式
油圧モータを形成している。なお、前記出力軸12の基
端側とフロント側モータケーシング7との間にはネガテ
ィブ式のメカニカルブレーキ機構16が設けられ、該ブ
レーキ機構16は前記各モータケーシング6,7に形成
されたブレーキ操作用圧油路17から圧油が供給され、
ブレーキ解除が行なわれる。
【0013】18は支持部材1,2間に配設され、有底
筒状体からなる巻取用ドラムを示し、該巻取用ドラム1
8は巻胴部18Aと、該巻胴部18Aの外周面に形成さ
れた乱巻き防止用溝部18Bと、前記巻胴部18Aの軸
方向左,右に外周側に向けて形成された側壁部18C,
18Dと、前記巻胴部18Aの一側内周側に形成された
厚肉部18Eと、軸方向他側にボルト19,19により
固定された蓋体18Fとから大略構成されている。ま
た、該厚肉部18Eの最小径部は一対の軸受20,20
を介して前記油圧モータ5のフロント側モータケーシン
グ7に回転自在に支持され、該巻取用ドラム18の一側
開口部(厚肉部18E)の内周側は環状のシール部材2
1を介して液密に保持されている。
【0014】22は回転軸を示し、該回転軸22は前記
出力軸12の先端側にスプライン結合され、前記巻取用
ドラム18の蓋体18Fに向けて伸長するように設けら
れている。そして、回転軸22は前記出力軸12の回転
出力を後述する遊星歯車減速装置23に導出するように
なっている。
【0015】23は巻取用ドラム18内に位置して設け
られた遊星歯車減速装置を示し、該遊星歯車減速装置2
3は耐摩耗性の高い金属材料により形成され、後述のス
プライン結合部44を介して巻取用ドラム18に噛合さ
れた内歯歯車24、後述する第1の遊星歯車減速段2
5、第2の遊星歯車減速段31および第3の遊星歯車減
速段37等から大略構成されている。
【0016】25は第1段の遊星歯車減速段を示し、該
減速段25は回転軸22の先端側に形成された第1の太
陽歯車26と、該太陽歯車26と内歯歯車24とに噛合
するように該太陽歯車26の周囲に所定間隔で配設され
た複数の第1の遊星歯車27(1個のみ図示)と、該各
遊星歯車27を第1の軸受28を介して回転自在に支持
する第1のピン29と、該ピン29が固着され、前記各
遊星歯車27の公転のみを伝達する第1のキャリア30
とから構成されている。
【0017】一方、31は第2段の遊星歯車減速段を示
し、該減速段31は回転軸22に遊嵌され、第1のキャ
リア30と噛合して該第1のキャリア30の公転のみが
伝達される第2の太陽歯車32と、該太陽歯車32と内
歯歯車24とに噛合するように該太陽歯車32の周囲に
所定間隔で配設された複数の第2の遊星歯車33(1個
のみ図示)と、該各遊星歯車33を第2の軸受34を介
して回転自在に支持する第2のピン35と、該ピン35
が固着され、前記遊星歯車33の公転のみを伝達する第
2のキャリア36とから構成されている。
【0018】さらに、37は第3段(最終段)の遊星歯
車減速段を示し、該減速段37は回転軸22に遊嵌さ
れ、第2のキャリア36と噛合して該キャリア36の公
転のみが伝達される第3の太陽歯車38と、該太陽歯車
38と内歯歯車24とに噛合するように該太陽歯車38
の周囲に所定間隔で配設された複数の第3の遊星歯車3
9(1個のみ図示)と、該各遊星歯車39を第3の軸受
40を介して回転自在に支持する第3のピン41と、該
ピン41が固着され、前記遊星歯車39の公転のみを伝
達する第3のキャリア42とから構成され、該キャリア
42は環状のハブ43を介してフロント側モータケーシ
ング7に固定されている。
【0019】44は内歯歯車24の他側外周面と巻取用
ドラム18の他側内周面とを噛合させて同期回転すべく
形成されたスプライン結合部を示し、該スプライン結合
部44は内歯歯車24の他端外周面に形成され、インボ
リュート歯形となった内側スプラインと、巻取用ドラム
18の他端内周面に形成され、インボリュート歯形とな
った外側スプラインとから構成され、該スプライン結合
部44は前記巻取用ドラム18の蓋体18Fに近接した
位置に形成される。
【0020】45は巻取用ドラム18の厚肉部18Eに
形成されたテーパ状のロープ固定穴を示し、該ロープ固
定穴45の巻取用ドラム18に対しての径方向の位置
は、前記スプライン結合部44よりも同径半径または小
径位置となるように形成されている。また、該ロープ固
定穴45には楔46が挿入されるようになっていて、該
楔46は巻取用ドラム18に巻着されるロープ47の端
部を係止する係止具となるもので、ロープ47の端部は
ロープ固定穴45内で楔46に巻回した状態で固定され
るようになっている。このため、ロープ固定穴45は図
3に示す如く、その両端が巻胴部18Aの外周面に円周
方向に離間した位置に開口し、このうち一方の開口面積
の小さな開口部はロープ挿入用開口部45Aとなり、他
方の開口面積の大きな開口部は楔挿入用開口部45Bと
なっている。
【0021】本実施例によるロープウインチは前述のよ
うに構成されるものでこのロープウインチは巻取用ドラ
ム18に巻取るロープ47の先端部を例えばクレーンの
フックやバケット等(図示せず)に連結し、巻取用ドラ
ム18を回転させることによってロープ47を巻取用ド
ラム18に巻取り、または巻取用ドラム18から繰り出
してフックやバケットを上下動させて荷役や土砂の掘削
作業を行なうものとして用いられる。
【0022】次にその動作について説明する。
【0023】まず、ロック機構(図示せず)を解除し、
油圧モータ5を駆動するために、給排ポート8,9に圧
油が供給されると、この圧油はブレーキ操作用圧油路1
7を介してブレーキ機構16にも供給され、該ブレーキ
機構16でブレーキ動作を解除し、油圧モータ5の出力
軸12を回転させる。そして、この出力軸12の回転は
回転軸22に伝達され、遊星歯車減速装置23に伝達さ
れる。
【0024】ここで、遊星歯車減速装置23において
は、回転軸22の回転を太陽歯車26,遊星歯車27,
キャリア30等からなる1段目の遊星歯車減速段25に
よって所定の減速比に減速し、遊星歯車27の公転のみ
がキャリア30から2段目の太陽歯車32へと出力され
る。また、該太陽歯車32,遊星歯車33,キャリア3
6等からなる2段目の遊星歯車減速段31は前記キャリ
ア36からの回転をさらに所定の減速比で減速し、遊星
歯車33の公転のみをキャリア36から最終段の太陽歯
車38へと出力する。さらに、該太陽歯車38,遊星歯
車39,キャリア42等からなる最終段の遊星歯車減速
段37では、該キャリア42がハブ部材43を介してフ
ロント側モータケーシング7に回転方向に位置決めされ
ているから、太陽歯車38からの回転は遊星歯車39を
介して内歯歯車24へと伝達され、巻取用ドラム18を
所定の減速比で回転させる。
【0025】かくして、油圧モータ5の回転出力は各遊
星歯車減速段25,31,37によって順次減速され、
大きな回転トルクとなって内歯歯車24に伝達され、該
内歯歯車24にスプライン結合部44を介して回転支持
された巻取用ドラム18を大きな回転トルクを有して回
転させ、油圧モータ5の回転方向に応じてロープ47の
巻取り、繰り出しを行なうようになる。
【0026】然るに、本実施例においては、遊星歯車減
速装置23の一部を構成する内歯歯車24を別部材で形
成して巻取用ドラム18の軸方向他側に配設し、かつ該
内歯歯車24の外周と巻取用ドラム18の内周とを、蓋
体18Fに近接して設けられたスプライン結合部44に
より結合している。これにより、ロープ固定穴45を巻
取用ドラム18の厚肉部18Eに設ける場合、ロープ固
定穴45は遊星歯車減速装置23の最大径となる内歯歯
車24の径方向位置よりも同径位置または小径位置に設
けることが可能となる。この結果、巻取用ドラム18の
径方向の寸法を確実に小さくすることができ、ロープウ
インチの外形をコンパクトにすることができ、例えば油
圧クローラクレーンのブーム俯仰動用ウインチとして使
用する場合のように、限られたスペース内に容易に設け
ることができる。
【0027】また、遊星歯車減速装置23を低減速段
(第1の遊星歯車減速段25)を巻取用ドラム18の軸
方向他側に配置し、高減速段(第3の遊星歯車減速段3
7)を巻取用ドラム18の軸方向一側に配置するように
し、内歯歯車24と巻取用ドラム18との噛合を、該巻
取用ドラム18の蓋体18Fに近接した位置でスプライ
ン結合部44により行なう構成としている。これによ
り、内歯歯車24の内周側では遊星歯車減速装置23の
低減速段となる第1の遊星歯車減速段25の遊星歯車2
7が噛合することになり、かつ外周側ではスプライン結
合部44により巻取用ドラム18の巻胴部18Aの他端
が噛合するから、スプライン結合部44には小さなトル
クが作用するだけであり、該スプライン結合部44の片
当たりを確実に防止することができ、内歯歯車24の耐
摩耗性を向上させると共に、スプライン結合部44の歯
形修正の作業を省略することができ、製造時の作業性を
向上させることができる。
【0028】さらに、巻取用ドラム18と内歯歯車24
とを別部材で形成したから、内歯歯車24を耐摩耗性の
高い金属材料で形成し、巻取用ドラム18を鋳鉄で形成
することができるから、材料面、加工面でのコスト低減
を得ることができる。
【0029】次に、図4は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例の特徴は、内歯歯車と巻取用ドラムとの結
合を伝達部材を用いてスプライン結合したことにある。
なお、第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0030】図中、51は環状の伝達部材を示し、該伝
達部材51は巻取用ドラム18の巻胴部18Aの他側に
ボルト19,19を介して蓋体18Fと共に固定され、
内周側にはインボリュート歯形からなる外側スプライン
が形成され、該外側スプラインは内歯歯車24の他端外
周面に形成された内側スプラインに噛合され、スプライ
ン結合部52を構成するようになっている。
【0031】このように構成される第2の実施例におい
ても、前述した第1の実施例と同様の効果を得ることが
できるが、特に本実施例では、巻取用ドラム18とスプ
ライン結合部52とを分割する構成となるから、巻取用
ドラム18の形状を単純にすることができる上、伝達部
材51は巻取用ドラム18に比べて形状が小さくなるか
ら、スプライン結合部52の加工も、精度よく行なうこ
とができる。また、巻取用ドラム18と伝達部材51の
材料を異なるものにできるから、伝達部材51の材料だ
けをスプライン結合に適した耐摩耗性の高い金属材料で
形成でき、安定した出力を巻取用ドラム18に伝達する
ことができる。
【0032】なお、前記各実施例では、回転軸22の他
側に第1の遊星歯車減速段25の太陽歯車26を一体形
成するものとして述べたが、回転軸22と太陽歯車26
とを別部材により形成し、回転軸22の他側に太陽歯車
26を固着するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、遊
星歯車減速装置の一部を構成し、巻取用ドラム内の軸方
向他側に位置して、該巻取用ドラムと別部材からなる内
歯歯車を配設し、該内歯歯車の外周と巻取用ドラムの内
周とを噛合させるスプライン結合部を巻取用ドラムの蓋
体に近接して設け、かつロープ固定穴はスプライン結合
部と同径位置または小径位置となるように、巻取用ドラ
ムの厚肉部に形成したから、巻取用ドラムの径方向の寸
法を確実に小さくすることができ、ロープウインチの外
形をコンパクトにすることができる。さらに、内歯歯車
を耐摩耗性の高い材料で、巻取用ドラムを鋳鉄で別々に
形成することができ、コストの低減を図ることができ
る。
【0034】また、遊星歯車減速装置を複数段の遊星歯
車減速段とから構成し、低減速段を巻取用ドラムの軸方
向他側に配設し、高減速段を前記巻取用ドラムの軸方向
一側に配設することにより、内歯歯車の内周側が低減速
段の遊星歯車が噛合する位置で外周側が巻取用ドラムと
噛合するスプライン結合部の位置となるから、該スプラ
イン結合部に作用するトルクを小さくすることができ、
内側スプラインおよび外側スプラインの歯形修正の作業
を行なう必要がなくなり、ロープウインチの製造作業を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるロープウインチを
示す縦断面図である。
【図2】図1中の要部拡大図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるロープウインチを
示す図2と同様の要部拡大図である。
【符号の説明】
1,2 支持部材 5 油圧モータ 18 巻取用ドラム 18A 巻胴部 18E 厚肉部 18F 蓋体 23 遊星歯車減速装置 24 内歯歯車 25 第1の遊星歯車減速段 31 第2の遊星歯車減速段 37 第3の遊星歯車減速段 44,52 スプライン結合部 45 ロープ固定穴 51 伝達部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に取付けられた油圧モータと、
    ロープを巻取る筒状体からなり、軸方向一側が厚肉部と
    なって当該厚肉部が該油圧モータに回転自在に支持さ
    れ、軸方向他側が蓋体によって閉塞された巻取用ドラム
    と、該巻取用ドラム内に設けられ、前記油圧モータの出
    力を減速して該巻取用ドラムに伝達する1段または複数
    段の遊星歯車減速段とからなる遊星歯車減速装置と、前
    記巻取用ドラムに巻回されるロープの基端を固定するた
    めに、該巻取用ドラムの軸方向一側に位置して該巻取用
    ドラムの厚肉部に設けられたロープ固定穴とからなるロ
    ープウインチにおいて、前記遊星歯車減速装置の一部を
    構成し、前記巻取用ドラム内の軸方向他側に位置して、
    該巻取用ドラムと別部材からなる内歯歯車を配設し、該
    内歯歯車の外周と前記巻取用ドラムの内周とを噛合させ
    るスプライン結合部を前記巻取用ドラムの蓋体に近接し
    て設け、かつ前記ロープ固定穴は前記スプライン結合部
    と同径位置または小径位置となるように、前記巻取用ド
    ラムの厚肉部に設けたことを特徴とするロープウイン
    チ。
  2. 【請求項2】 前記遊星歯車減速装置は複数段の遊星歯
    車減速段からなり、低減速段を前記巻取用ドラムの軸方
    向他側に配設し、高減速段を前記巻取用ドラムの軸方向
    一側に配設してなる請求項1記載のロープウインチ。
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