JP2593723B2 - 陶磁器の一体鋳込み成形方法及び成形型 - Google Patents

陶磁器の一体鋳込み成形方法及び成形型

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,急須,ポット,しょう油差し等の注ぎ口を
有する陶磁器,或いはその他胴部と管部とが一体になっ
ている陶磁器を一体的に鋳込み成形する方法及びその成
形型に関する。
〔従来技術〕
従来,注ぎ口等の管部を有する陶磁器に関しては,成
形型内に陶磁器素地の泥漿を鋳込み,一体成形する方法
が知られている(例えば,実開昭58−28815号,特公昭5
8−49246号)。
即ち,上記成形型8は,第7図に示すごとく上型81と
中型82と下型83との石膏型よりなり,該成形型8を組み
立て,得ようとする陶磁器の胴部91と管部92とを一体鋳
込み成形するためのものである。
しかして,該成形型8により,陶磁器の素地成形体9
を鋳込むに当たっては,第9図に示すごとく,まず,組
み立てられた成形型8内に,陶磁器用素地の泥漿を流し
込む。そして,一定時間経過後には石膏型に泥漿の水分
が吸い取られ,一定の肉厚の素地層が形成される。次い
で,成形型8内より素地層を形成した残余の泥漿を排泥
する。そして,成形型8内に形成された素意層からなる
陶磁器含水素地成形体(通常含水率,即ち湿量基準で13
〜20重量%程度)に半脱水し,離型した後(通常含水率
1〜10重量%程度で)に乾燥収縮させる。
しかし,上記管部92は,その内径が小さいために上記
鋳込み時の泥漿によって管部92の開口端近傍が塞がって
しまう(符号925で示される部分)ことがある。とく
に,管部92が曲折している場合,直線状でも細い径の場
合にはその傾向が著しい。
そのため,第8a図及び第8b図に示すごとく,止むな
く,胴部91と管部92とを別個に鋳込み形成し,しかも閉
塞しないよう細心の注意を払って鋳込み,かかる別体素
地成形体の胴部91と管部92とをその境界面93において,
共土(陶磁器用素地泥漿)により接合する方法を実施せ
ざるを得ない。また,管部92の注ぎ口端部は,仕上げ工
程において良好な形状となるよう調整される。これよ
り,第8c図に示すごとき素地成形体9とする。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら,上記従来技術には,次の問題がある。
即ち,上記後者の方法においては,胴部91と管部92と
を別々に別体形成し,管端部を仕上げ成形した後両成形
体を接合するため,作業が煩雑となり非能率的で作業性
も悪い。しかも,胴部91と管部92との接合が正確に行わ
れなかったり,またその場合の境界面93で局部収縮,亀
裂,変形等を生じる。そのため,かかる境界面93におい
ては,強度低下,肉厚の不均一等が発生する場合があ
る。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもの
で,管部の開口端近傍が塞がることなくきれいに仕上が
り,能率的で作業性が良好な,陶磁器の一体鋳込み成形
方法及び成形型を提供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本願は,鋳込み成形方法にかかる第1の発明と,成形
型にかかる第2の発明とよりなる。
第1の発明は,胴部と注ぎ口等の開口端部を備えた管
部とを有する陶磁器を,成形型を用いて一体的に鋳込み
成形する方法において,成形型における管部形成部分に
は,上記管部の開口端部近傍の内形状に相応した外形状
を有する突部を備えた弾性ゴム栓を,着脱可能に装着
し,また該弾性ゴム栓の突部と型壁との間には得ようと
する管部の肉厚相当のクリアランスを保持し,かつ,上
記弾性ゴム栓の突部に,上記管部の外面と内面とを結ぶ
開口端面を形成する段付部を設け,次いで上記成形型内
に泥漿を鋳込み,排泥後上記弾性ゴム栓を抜き取ること
を特徴とする陶磁器の一体鋳込み成形方法にある。
第1の発明において,最も注目すべきことは,成形型
における管部形成部分に管部の開口端部近傍の内形状に
相応した外形状を有する突部を備えた弾性ゴム栓を着脱
可能に装着して該弾性ゴム栓の突部と型壁との間には得
ようとする管部の肉厚相当のクリアランスを保持し,か
つ,上記弾性ゴム栓の突部に,上記管部の外面と内面と
を結ぶ開口端面を形成する段付部を設けて,該成形型内
に泥漿を鋳込むことにある。
上記管部形成部分とは,注ぎ口等の管部を形成しよう
とする部分のことである。また,上記内形状とは,鋳込
み成形により得られる素地成形体の管部の内部側の形状
をいう。
また,上記弾性ゴム栓としては,突部が上記内形状と
略同形の外部形状を有し、且つ開口端面を形成する段付
部を設けたものを用いる。また,該弾性ゴム栓の突部
は,成形型の管部に装着する場合にはその管部に沿って
曲がり,所定位置に装着したときには成形体の管部の内
形状を成形するようその形状を保持する弾性体である。
かかる弾性ゴム栓の材質としては,例えばシリコンゴ
ム,ウレタンゴム,アクリルゴム,ニトリルゴムがあ
る。このうち,特に上記シリコンゴムは,吸水性がな
く,水切りが良好で耐水性に優れると共に,離型性,成
形性,精密性に優れる。そのため,寸法安定性が良く,
しかも耐久性に優れている。
また,上記胴部は,陶磁器の本体をなす部分であり,
例えば急須,ポット,しょう油差し等の容器類の本体部
である。また,上記管部としては,例えば上記急須,ポ
ット等の注ぎ口,陶磁製鳥の口ばしなど,複雑形状の曲
管部又は直線状の管部がある。
また,第1の発明において,上記弾性ゴム栓の突部に
は,上記管部の外面と内面とを結ぶ開口端部を形成する
段付部を設ける(第1図、第3図の弾性ゴム線11の段付
部121,122参照)。段付部を設けることにより,開口端
面を内面及び外面と明確に区分した段付の形状にするこ
とができる。
次に,第2の発明は,胴部と注ぎ口等の開口端部を備
えた管部とを有する陶磁器を一体鋳込み成形するための
成形型であって, 該成形型は胴部形成部分と管部形成部分とを有し,該
管部形成部分には,上記管部の開口端部近傍の内形状に
相応した外形状を有する突部を備えた弾性ゴム栓を,着
脱可能に装着し,また該弾性ゴム栓の突部と型壁との間
には得ようとする管部の肉厚相当のクリアランスを保持
し,かつ,上記弾性ゴム栓の突部に,上記管部の外面と
内面とを結ぶ開口端面を形成する段付部を設けたことを
特徴とする陶磁器の一体鋳込み成形型にある。
第2の発明において,最も注目すべきことは,成形型
は胴部形成部分と管部形成部分とを有し,該管部形成部
分には上記管部の開口端部近傍の内形状に相応した外形
状を有する突部を備えた弾性ゴム栓を,着脱可能に装着
して弾性ゴム栓の突部と型壁との間には得ようとする管
部の肉厚相当のクリアランスを保持し,かつ,上記弾性
ゴム栓の突部に,上記管部の外面と内面とを結ぶ開口端
面を形成する段付部を設けたことにある。
上記成形型は,例えばJISR9111(陶磁器型材用セッコ
ウ)の不純物の0.1%以下の2水石膏によりつくられ
る。
上記胴部形成部分とは,上記胴部を鋳込み成形方法に
より形成しようとする部分である。また,上記管部形成
部分は,上記第1の発明におけると同様の意味である。
また,上記外形状を有する弾性ゴム栓も上記第1の発
明におけると同様の意味である。
また,上記着脱可能とは,泥漿鋳込み時には装着して
おき,素地成形体形成後は抜き取ることができることを
いう。
また,上記弾性ゴム栓の突部に,上記管部の外面と内
面とを結ぶ開口端面を形成する段付部を設ける。これに
より陶磁器の管部の開口端部に内面及び外面とはっきり
と区分した段付の開口端面を形成することが可能とな
る。
また,上記弾性ゴム栓は,シリコンゴムであることが
好ましい。これにより,該弾性ゴム栓は,吸水性がな
く,水切りが良好で耐水性に優れると共に離型性,成形
性,精密性に優れる。そのため,寸法安定性が良く,耐
久性に優れる。
〔作用及び効果〕
第1の発明にかかる鋳込み成形方法においては,まず
成形型における管部形成部分に上記弾性ゴム栓を着脱可
能に装着する。これにより,該弾性ゴム栓の突部と型壁
との間に,開口端部近傍において得ようとする管部の肉
厚相当のクリアランスを保持することができる。また,
管部の開口端面は,管部形成部分の管端部における型壁
が上記弾性ゴム栓の突部と近接し合体する段付部を,所
望の形状とすることによって同時に成形される。そのた
め,成形型内に陶磁器素地の泥漿を鋳込み,排泥するこ
とにより,一定の肉厚の胴部と管部とを有し,かつ管部
には開口端面を形成した素地成形体を得ることができ
る。その後,水分13〜20%,好ましくは15〜18%位まで
半脱水した後,上記弾性ゴム栓を素地成形体より抜き取
る。
したがって,第1の発明によれば,管部の開口端部近
傍を塞ぐことなく且つ開口端部がきれいに仕上がり,能
率的で作業性が良好な,一体鋳込み成形方法を提供する
ことができる。そして,本発明によれば,注ぎ口端部の
ごとき開口端面の成形も同時に行うことができるので,
管体部の仕上成形工程が不要となる。
一方,第2の発明によれば前記第1の発明にかかる鋳
込み成形方法を容易に実施することができる,成形型を
提供することができる。
〔実施例〕
第1実施例 本例にかかる陶磁器の一体鋳込み成形方法及び成形型
につき,第1図〜第3図を用いて説明する。
即ち,本例における成形型は,第1図及び第2図に示
すごとく,胴部41と注ぎ口等の管部42とを有する陶磁器
4を一体成形するための成形型2であって,該成形型2
は胴部形成部分21と管部形成部分22とを有する。また,
該管部形成部分22には,管部42の開口端部近傍の内形状
420に相当する外形状を有する挿入円柱部12を備えた弾
性ゴム栓1を着脱可能に装着する。また,弾性ゴム栓1
の挿入円柱部12と鋳込み成形型の型壁220との間には、
得ようとする管部42の素地層肉厚相当のクリアランス32
が形成され,かつ,弾性ゴム栓1には管部42の外面と内
面とを結ぶ開口端面を形成する段付部121,122を設けて
いる。
上記弾性ゴム栓1は,第3図に示すごとく,本体部11
より斜め下方に突出した段付きの挿入円柱部12を有す
る。該挿入円柱部12は,上記管部42の開口端部近傍の内
形状420に相応した先端側の湾曲円柱体123と、基端側に
位置する太めの円柱体124とからかり、両円柱体の境界
部に上記段付部121,122を形成する。そして,弾性ゴム
栓1は,耐水性,離型性,精密性,耐久性に優れたシリ
コンゴムにより構成する。
また,上記成形型2は,急須の外形状に相応する内壁
を有する石膏型により構成する。
しかして,該管部形成部分22には,管部42の内形状42
0に相応した外形状を有する挿入円柱部12を備えた前記
弾性ゴム栓1を装着する。
また,挿入円柱部12と管部形成部分22の型壁220との
間には,得ようとする管部42の素地層肉厚相当のクリア
ランス32を形成すると共に,挿入円柱部12の太めの円柱
体124は石膏型内壁部と密着しその先端部に段付部121,1
22を形成している。
次に,上記成形型2を用いた陶磁器4の一体鋳込み成
形方法につき,第1図〜第3図を用いて説明する。
まず,上記成形型2における管部形成部分22に,上記
弾性ゴム栓1を装着する(第1図)。これにより,弾性
ゴム栓1の挿入円柱部12と型壁220との間に,得ようと
する管部42の素地層肉厚相当のクリアランス32が形成さ
れ,最内側の石膏型内壁部分において弾性ゴム栓1の太
めの円柱体124の外周面(第2図)が密着保持される。
次いで,上記成形型2内に素地泥漿を鋳込み,素地層が
着肉後,排泥し,素地内表面水分が充分蒸発した半脱水
状態で上記弾性ゴム栓1を抜き取る。ここで半脱水状態
というのは,素地の減率乾燥,即ち乾燥収縮の始まる直
前の状態をいう。
次に,本例の効果につき説明する。
本例においては,上記成形型2における管部形成部分
22に、上記管部42の開口端部近傍の内側形状420に相応
した外形状を有する挿入円柱部12を備えた弾性ゴム栓1
を装着している。また,挿入円柱部12の湾曲円柱体123
と型壁220との間には,得ようとする管部42の肉厚相当
のクリアランス32を形成し,最内側の石膏型内壁部分に
は挿入円柱部12の太めの円柱体124が密着保持されてい
る。
そのため,管部形成部分42は,その内径が小さく,ま
た曲がっているが,挿入円柱部12があるため,泥漿によ
る閉塞を生じない。また,そのため,上記成形型2内に
泥漿を鋳込み,排泥することにより,所定の肉厚で胴部
41と管部42とを一体鋳込み成形することができる。
また,同時に挿入円柱部12に設けた段付部121,122に
よって注ぎ口の開口端面も成形される。それ故,注ぎ口
端部の仕上成形等の成形付随作業が簡略化できる。
また,本例においては,上記弾性ゴム栓1は,シリコ
ンゴムにより構成しているため,弾性ゴム栓1自体に吸
水性がなく,また水切りが良好で耐水性に優れる。ま
た,該弾性ゴム栓1は,素地成形体との離型性がよく,
成形性,精密性に優れる。また,該弾性ゴム栓1は,寸
法安定性が良く,しかも強度,弾性力が大きいので,耐
久性に優れている。
したがって,本例によれば,管部を塞ぐことなく,管
部の開口端面の仕上げ成形も要せず,作業性が良好な,
急須の一体鋳込み成形方法及びその成形型を提供するこ
とができる。
第2実施例 本例にかかる鋳込み成形方法及び成形型につき,第4
図及び第5図を用いて説明する。
即ち、本例は,上記第1実施例における急須陶磁器4
に代えて,「ポット」陶磁器5としたものである。ま
た,これに相応して,上記弾性ゴム栓1の本体部13と,
これより斜め下方に突出する挿入円柱部14の形状を,上
記「ポット」の注ぎ口である管部52の内形状と略同一形
状に配置した。即ち、挿入円柱部14は、管部52の肉厚相
当のクリアランスを形成する湾曲円柱体143と、石膏型
内壁部分に密着する太めの円柱体144と、両円柱体143,1
44の間に形成される段付部141とからなる。その他の構
成は,上記第1実施例と同様とした。なお,同図におい
て,符号51は胴部形成部分,53は持手部である。
しかして,本例によれば,上記第1実施例と同様に,
管部を塞ぐことがなく,また開口端面の仕上成形を要せ
ず作業性が良好な,「ポット」の一体鋳込み成形方法及
びその成形型を提供することができる。
第3実施例 本例にかかる鋳込み成形方法につき,第6図を用いて
説明する。
即ち,本例は,上記第2実施例における「ポット」の
陶磁器5の管部52に代えて,花びら状の開口部520を有
する管部521としたものである。
本例においては,弾性ゴム栓の形状は,管部521の内
形状に相応すると共にその開口部520を形成する成形面
を有する(図示略)。つまり,弾性ゴム栓には,本体部
と挿入円柱部との境界近傍において,花びら状に型を形
成しておく。
本例においては,第2実施例と同様の効果が得られる
ほか,陶磁器5の管部521に弾性ゴム栓により花びら状
の開口部520を同時に形成することができる。それ故,
管端部としての開口部520の仕上げ加工を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は第1実施例を示し,第1図は鋳込み成
形型の断面図,第2図は鋳込み成形型の斜視図,第3図
は弾性ゴム栓の斜視図,第4図及び第5図は第2実施例
にかかるポット成形型を示し,第4図はその断面図,第
5図はその斜視図,第6図は第3実施例にかかる「ポッ
ト」の管部の斜視図,第7図,第8a図,第8b図,第8c図
は従来例を示し,第7図は従来の鋳込み成形型の断面
図,第8a図は管部の断面図,第8b図は胴部の断面図,第
8c図は別体成形の接合後の素地体の断面図である。 1……弾性ゴム栓, 11,13,……本体部, 12,14,……挿入円柱部, 2……鋳込み成形型, 21……胴部形成部分, 22……管部形成部分, 32……管部形成部分のクリアランス, 4……陶磁器, 41……胴部, 42……管部,

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部と注ぎ口等の開口端部を備えた管部と
    を有する陶磁器を,成形型を用いて一体的に鋳込み成形
    する方法において, 成形型における管部形成部分には,上記管部の開口端部
    近傍の内形状に相応した外形状を有する突部を備えた弾
    性ゴム栓を,着脱可能に装着し,また該弾性ゴム栓の突
    部と型壁との間には得ようとする管部の肉厚相当のクリ
    アランスを保持し,かつ,上記弾性ゴム栓の突部に,上
    記管部の外面と内面とを結ぶ開口端面を形成する段付部
    を設け, 次いで上記成形型内に泥漿を鋳込み, 排泥後上記弾性ゴム栓を抜き取ることを特徴とする陶磁
    器の一体鋳込み成形方法。
  2. 【請求項2】胴部と注ぎ口等の開口端部を備えた管部と
    を有する陶磁器を一体鋳込み成形するための成形型であ
    って, 該成形型は胴部形成部分と管部形成部分とを有し,該管
    部形成部分には,上記管部の開口端部近傍の内形状に相
    応した外形状を有する突部を備えた弾性ゴム栓を,着脱
    可能に装着し,また該弾性ゴム栓の突部と型壁との間に
    は得ようとする管部の肉厚相当のクリアランスを保持
    し,かつ,上記弾性ゴム栓の突部に,上記管部の外面と
    内面とを結ぶ開口端面を形成する段付部を設けたことを
    特徴とする陶磁器の一体鋳込み成形型。
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