JPH04334403A - 洗面器等の鋳込み成形用型 - Google Patents

洗面器等の鋳込み成形用型

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JPH04334403A
JPH04334403A JP10611891A JP10611891A JPH04334403A JP H04334403 A JPH04334403 A JP H04334403A JP 10611891 A JP10611891 A JP 10611891A JP 10611891 A JP10611891 A JP 10611891A JP H04334403 A JPH04334403 A JP H04334403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
slurry
filler
casting
washing basin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10611891A
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English (en)
Inventor
Koichi Tomiyama
富山 耕一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、フィラーを含有した泥漿を用い
て洗面器等を成形するのに用いる鋳込み成形用型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した目的に用いられる鋳込み
成形用型の一形態として、図5〜図7に示す構造のもの
がある。
【0003】かかる鋳込み成形用型Bは、図5〜図6に
示すように、平板部50a の上面に、洗面器の表面形
状に合わせた外面形状を有する成形部50b とから石
膏型50の上面に、略石膏型50の成形部50bと同様
な形状を有する蓋型51を被せることによって形成され
、両型50,51 間には成形空間52が形成されるこ
とになる。
【0004】また、蓋型51の下部には、図7に示すよ
うに、フィラーを含有する泥漿を、成形空間52内に鋳
込むための泥漿鋳込み口53が設けられている。
【0005】かかる鋳込み成形用型Bによる洗面器の成
形作業は、同泥漿鋳込み口53を通して成形空間52内
にフィラーを含有する泥漿を鋳込み、泥漿が着肉するま
で待ち、着肉後、残泥漿を鋳込み口53より排出させ、
蓋型51を石膏型50から取り外す。次に、石膏型50
と相対する石膏型を被せ、二層目となる泥漿を鋳込、着
肉・排泥後、成形品を、石膏型50から脱型することに
よって行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した鋳込
み成形用型Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有して
いた。即ち、泥漿鋳込み口53を通して成形空間52内
に鋳込まれたフィラー含有泥漿は、直接、石膏型50の
表面に当たりながら徐々に成形空間52の底部より頂部
へ向かい、充満した時点で泥漿の供給を停止する。
【0007】この際、フィラー含有泥漿が直接当たる石
膏型50の部分は、フィラー含有泥漿の流速の影響によ
り、泥漿中のフィラーが流され、フィラーのない泥漿が
同部分に着肉する。従って部分的に石目模様のない製品
ができ、製品価値を著しく損することになる。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することが
できる洗面器等の鋳込み成形用型を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、多孔質型の上
部に蓋型を被せ、両型間に成形空間を形成してなる洗面
器等の鋳込み成形用型において、蓋型に設けた泥漿鋳込
み口の近傍に、泥漿鋳込み方向変向板を設けたことを特
徴とする洗面器等の鋳込み成形用型に係るものである。
【0010】
【作用】蓋型に設けた鋳込み口の近傍に、泥漿鋳込み方
向変更板を設けたことにより、多孔質型の泥漿鋳込み口
に対応する面に、フィラー含有泥漿が直接衝突すること
を防止できる。
【0011】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明に係る洗面器等の鋳込み成形用型Aを具体的に説明す
る。
【0012】図1及び図2に示すように、鋳込み成形用
型Aは、平板部10a の上面に、洗面器の表面形状に
合わせた外面形状を有する成形部10b とからなる石
膏型10の上面に、略石膏型10の成形部10bと同様
な形状を有する蓋型11を被せることによって形成され
、両型10, 11間には成形空間12が形成されるこ
とになる。
【0013】なお、蓋型11は、好ましくはFRP (
繊維強化プラスチック) を素材とする。
【0014】また、蓋型11の下部には、フィラーを含
有する泥漿を、成形空間12内に鋳込むための泥漿鋳込
み口を形成する泥漿鋳込みパイプ13が設けられている
【0015】なお、泥漿鋳込みパイプ13は、好ましく
は塩化ビニル製とする。
【0016】さらに、本実施例では、蓋型11の内面で
あって、泥漿鋳込みパイプ13と対応する個所に、蓋型
11の内面と同一面上を伸延する曲面板状の泥漿鋳込み
方向変向板14を設けている。
【0017】即ち、好ましくは、蓋型11と同一素材で
あるFRP (繊維強化プラスチック)からなる泥漿鋳
込み方向変向板14は、泥漿鋳込みパイプ13に対応す
る石膏型10の成形部10a の部分に沿って同一の曲
率で屈曲しながら伸延して曲面14a を形成している
。また、泥漿鋳込み方向変向板14の一端14b と蓋
型11の内面との間には、成形空間12への第2鋳込み
口14c が形成されており、同第2鋳込み口14c 
の開口方向は、図2に示すように、石膏型10の成形部
10b の外周面の接線方向と等しくしている。
【0018】かかる構成によって、曲面14a は、フ
ィラー含有泥漿が、石膏型10の成形部10a の表面
に直接衝突するのを防止するとともに、第2鋳込み口1
4c を通して、フィラー含有泥漿を石膏型10の成形
部10b の周面に沿って接線方向に成形空間12内に
鋳込むことができる。 即ち、フィラー含有泥漿は、まず泥漿鋳込み方向変向板
14の表面に衝突し、その後、石膏型10の成形部10
b の表面に沿って流れることになる。
【0019】なお、図1において、16は蓋型11の下
部外側周縁に一体的に突設したフランジであり、同フラ
ンジ16の上面には木製板17が貼着されている。一方
、蓋型11の下部内側周縁にはウレタンフォーム等のシ
ール材18が貼着されている。かかる構成によって、図
示しない手動クランプを用いてフランジ16を石膏型1
0の平板部10aに押圧接着することによって、成形空
間12の水密性を確保することができる。
【0020】次に、上記した構成を有する鋳込み成形用
型Aによる洗面器等の成形作業について説明する。
【0021】まず、フィラーを含有する泥漿を、泥漿鋳
込みパイプ13を通して成形空間12内に鋳込む。かか
る鋳込み作業において、成形空間12内に流しこまれた
フィラー含有泥漿は、上述したように、泥漿鋳込み方向
変向板14の曲面14a に衝突し、その後、同曲面1
4a に沿って、第2鋳込み口14c を通して成形空
間12内に流入し、その後、石膏型10の成形部10a
 の表面に沿って接線方向に流れながら、徐々に、成形
空間12の底部より頂部へ向かい、同成形空間12内を
充填した時点で泥漿の供給を停止する。
【0022】このように、泥漿鋳込み方向変向板14に
よって、フィラー含有泥漿が石膏型10に直接衝突する
のを確実に阻止することができるので、石膏型10に、
フィラー含有泥漿の全体にわたって均一にフィラーを分
散した状態で、フィラー含有泥漿を着肉することができ
る。
【0023】その後、残泥漿を鋳込み口53より排出さ
せ、蓋型11を石膏型10から取り外す。
【0024】次に、石膏型10と相対する石膏型を被せ
、二層目となる泥漿を鋳込み、着肉・排泥後、成形品を
、石膏型10から脱型する。
【0025】従って、本実施例では、石目模様の片寄り
や流れ、いわゆる柄ムラ等の欠点の発生が防止でき、表
面全体にわたって均一に石目模様を現出した高品質かつ
安定した品質の洗面器等を製造することができ、製品価
値を著しく向上することができる。
【0026】なお、図示の実施例では、成形される製品
が洗面器の場合を参照して説明してきたが、成形される
製品はこれに何ら限定されるものではなく、その他の衛
生陶器等にも好適に用いることができるものである。
【0027】また、実施例では、多孔質型として石膏型
を用いて説明しているが、吸水能を有する多孔質体であ
れば、これに限定されない。
【0028】
【発明の効果】上記したように、本発明では、蓋型に設
けた泥漿鋳込み口の近傍に、泥漿鋳込み方向変向板を設
けたので、フィラー含有泥漿が多孔質型に直接衝突する
のを確実に阻止することができ、多孔質型に、フィラー
含有泥漿の全体にわたって均一にフィラーを分散した状
態で、フィラー含有泥漿を着肉することができる。従っ
て、石目模様の片寄りや流れ、いわゆる柄ムラの欠点発
生が防止でき、表面全体にわたって均一に石目模様を現
出した高品質かつ安定した品質の洗面器等を製造するこ
とができ、製品価値を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳込み鋳込み成形用型の断面側面図である。
【図2】図1のI−I線による矢視図である。
【図3】図1のII−II線による矢視図である。
【図4】泥漿鋳込みパイプの取付状態説明図である。
【図5】従来の鋳込み鋳込み成形用型の断面側面図であ
る。
【図6】図5のIII−III線による矢視図である。
【図7】泥漿鋳込みパイプの取付状態説明図である。
【符号の説明】
A  鋳込み成形用型 10  石膏型 10a 成形部 11  蓋型 12  成形空間 13  泥漿鋳込みパイプ 14  泥漿鋳込み方向変向板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多孔質型の上部に蓋型を被せ、両型間
    に成形空間を形成してなる洗面器等の鋳込み成形用型に
    おいて、蓋型に設けた泥漿鋳込み口の近傍に、泥漿鋳込
    み方向変向板を設けたことを特徴とする洗面器等の鋳込
    み成形用型。
JP10611891A 1991-05-10 1991-05-10 洗面器等の鋳込み成形用型 Pending JPH04334403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10611891A JPH04334403A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 洗面器等の鋳込み成形用型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10611891A JPH04334403A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 洗面器等の鋳込み成形用型

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Publication Number Publication Date
JPH04334403A true JPH04334403A (ja) 1992-11-20

Family

ID=14425538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10611891A Pending JPH04334403A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 洗面器等の鋳込み成形用型

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JP (1) JPH04334403A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151957A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Astellas Pharma Inc ベンゾアゼピン誘導体又はその塩の製造法
JP2006151956A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Astellas Pharma Inc ベンゾアゼピン誘導体を有効成分とする医薬組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151957A (ja) * 2004-10-27 2006-06-15 Astellas Pharma Inc ベンゾアゼピン誘導体又はその塩の製造法
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