JP2590151Y2 - 屋根の桁とたる木連結構造 - Google Patents

屋根の桁とたる木連結構造

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JP2590151Y2
JP2590151Y2 JP1992020430U JP2043092U JP2590151Y2 JP 2590151 Y2 JP2590151 Y2 JP 2590151Y2 JP 1992020430 U JP1992020430 U JP 1992020430U JP 2043092 U JP2043092 U JP 2043092U JP 2590151 Y2 JP2590151 Y2 JP 2590151Y2
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栄治 山鹿
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、簡易車庫やテラス等の
簡易建物の屋根を構成する桁とたる木の連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】簡易建物の屋根を構成する桁とたる木の
連結構造としては例えば実開昭63−143603号公
報に示すものが知られている。すなわち、図1に示すよ
うに桁1の上部に連結材2の横片2aをビス3で連結
し、中空形状のたる木4を連結材2の縦片2bに嵌合
し、そのたる木4と連結材2をボルト5で連結して桁1
とたる木4を連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる連結構造である
とたる木4の下端面4aが連結材2の横片2a上面に接
していると共に、たる木4の外側縦面4bがたる木1の
外側縦面1aより若干内側となっているので、たる木4
の外側縦面4bに沿って流れた雨水が連結材2の横片2
aとたる木4の下端面4aとの接触部により内側に侵入
し桁1の外側縦面4bに設けた雨樋部6にスムーズに流
れ落ちずに排水性が悪い。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした屋根の桁とたる木連結構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上板11と内側縦板13
と外側縦板14を有し、上板11の外側部にはたる木連
結用縦片が外側縦板14と連続して設けられ、外側縦板
14に雨樋部17が設けてある桁10と、内側縦板21
と外側縦板22と両側縦板23で中空形状で、その外側
縦板22の外側面に排水用凹部26を設けたたる木20
を備え、前記たる木20の下端面20aが桁10の上板
11に接し、外側縦板22の内側面22aがたる木連結
用縦片の外側面に接して排水用凹部26が桁10の外側
縦板14よりも外側寄りで、前記たる木20の外側縦板
22がビス45で前記たる木連結縦片に固着されている
ことを特徴とする屋根の桁とたる木連結構造。
【0006】
【作 用】たる木20の外側縦板22に設けた排水用
凹部26が桁10の外側縦板14よりも外側となり、た
る木20の下端面20aが桁10の上板11に接してい
るから、たる木10の外側縦板22の排水用凹部26に
沿って流れ落ちた雨水が桁10の上板11とたる木20
の下端面20aの接触部に流れることがなく、その雨水
は桁10の雨樋部17にスムーズに流れて排水性が向上
する。
【0007】
【実 施 例】図2、図3に示すように、桁10の上面
にたる木20を長手方向に間隔を置いて複数連結し、そ
の隣接するたる木20間に屋根材30を取付けて簡易建
物の屋根を構成している。前記桁10は上板11と下板
12と内側縦板13と外側縦板14で中空形状となり、
その上板11は外側が高く内側が低くなるように水平に
対して傾斜し、下12は水平で内側縦板13は垂直とな
り、外側縦片14は垂直なる下部14aと垂直に対して
傾斜した上部14bでくの字状となっており、その外側
縦片14の下部14a上下中間に横板15を一体的に設
け、その横板15と外側縦片14の下端部に亘ってほぼ
円孤状の縦板16を一体的に設けて上向凹状の雨樋部1
7を構成し、前記上板11の内側端部に突片18長手方
向に連続して一体的に設けられ、外側縦板14の上部1
4bにはL字片19が長手方向に亘って一体的に設けて
あり、そのL字片19には凹条溝19aが形成してあ
る。
【0008】前記たる木20は図3に示すように相対向
した内側縦板21と外側縦板22と相対向した両側縦板
23,23とで矩形断面の中空形状となり、その外側縦
板22の両側端部に凹条溝24がそれぞれ形成され、か
つ両側方向中間部にはコ字状突出部25が形成されてコ
字状突出部25と凹条溝24との間に排水用凹部26を
それぞれ構成している。
【0009】前記屋根材30の左右は図3に示すよう
に、たる木20の凹条溝24に装着した気密材31とた
る木20のコ字状突出部25にビス止めした押縁32に
装着した気密材33で保持され、屋根材30の下部は図
2に示すように、L字片19の凹条溝19aに装着した
気密材34と横板15にビス止めした押え板35の上縁
凹条溝35aに装着した気密材36で保持されて雨樋部
17内に突出している。
【0010】前記桁10の上板11に連結材40がビス
止めされ、この連結材40は横片41とたる木連結用縦
片となる縦片42でほぼL字状となり、かつ縦片42の
下部にヒレ片43が横片42より下方に突出して一体的
に設けてあり、そのヒレ片43を外側縦板14の上端部
に接して位置決めして横片41を上板11にビス44で
取着してあって、縦片42の外側面42aが桁10の外
側縦板14より外側に突出している。たる木20は、そ
の外側縦板22の内側面22aを連結材40の縦片42
の外側面42aに接し、内側縦板21の外側面21aを
桁10の突片18に接し、下端面20aを桁10の上板
11に接して位置決めし、たる木20の外側縦板22の
排水用凹部26よりビス45を連結材40の縦片42に
螺合してたる木20を桁10に連結している。なお、ビ
ス45は外側縦板22の排水用凹部26以外の部分から
連結材40の縦片42に螺合しても良い。
【0011】このようであるから、たる木20の外側縦
板22が桁10の外側縦板14よりも外側となってたる
木20の排水用凹部26に沿って流れた雨水がスムーズ
に外側縦板22に流れて雨樋部17に流れ落ちるので排
水性が向上する。たる木20の下端面20aが桁10の
上板11に接しているから隙間がなく見栄えが良い。
【0012】前記連結材40は図4に示すように板材を
折り曲げ加工して横片41と縦片42とヒレ片43を有
する形状としても良い。
【0013】図5は第2実施例を示し、桁10の上板1
1の外側部にたる木連結用縦片60を、外側縦板14と
連続して一体的に設け、このたる木連結用縦片60にた
る木20の両側縦板23,23が嵌まり込む一対の縦切
欠溝61,61を形成し、両側縦板23,23を一対の
縦切欠溝61,61に嵌合してたる木20を桁10の上
板11に接し、外側縦板22の排水用凹部26よりビス
をたる木連結用縦片60に螺合してたる木20を桁10
に連結する。
【0014】図6は第3実施例を示し、桁10の上板1
1の外側部にたる木連結用縦片60を、外側縦板14と
連続して一体的に設け、たる木20の両側縦板23,2
3の外側寄り下部に下端面20aに開口した縦切欠溝6
2をそれぞれ形成し、その縦切欠溝62をたる木連結用
縦片60に嵌合してたる木20の下端面20aをたる木
10の上板11に接し、外側縦板22の排水用凹部26
よりビスをたる木連結用縦片60に螺合してたる木20
を桁10に連結する。
【0015】
【考案の効果】たる木20の外側縦板22に設けた排水
用凹部26が桁10の外側縦板14よりも外側となり、
たる木20の下端面20aが桁10の上板11に接して
いるから、たる木10の外側縦板22の排水用凹部26
に沿って流れ落ちた雨水が桁10の上板11とたる木2
0の下端面20aの接触部に流れることがなく、その雨
水は桁10の雨樋部17にスムーズに流れて排水性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の桁とたる木の連結構造の断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す桁とたる木の連結構
造の縦断面図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す桁とたる木の連結構
造の横断面図である。
【図4】連結材の変形例を示す斜視図である。
【図5】第2実施例を示す桁とたる木の分解斜視図であ
る。
【図6】第3実施例を示す桁とたる木の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…桁、11…上板、12…内側縦板、13…外側縦
板、17…雨樋部、20…たる木、21内側縦板、22
…外側縦板、23…側板、26…排水用凹部、40…連
結材、41…横片、43…ヒレ片、45…ビス、60…
たる木連結用縦片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板11と内側縦板13と外側縦板14
    を有し、上板11の外側部にはたる木連結用縦片が外側
    縦板14と連続して設けられ、外側縦板14に雨樋部1
    7が設けてある桁10と、 内側縦板21と外側縦板22と両側縦板23で中空形状
    で、その外側縦板22の外側面に排水用凹部26を設け
    たたる木20を備え、 前記たる木20の下端面20aが桁10の上板11に接
    し、外側縦板22の内側面22aがたる木連結用縦片の
    外側面に接して排水用凹部26が桁10の外側縦板14
    よりも外側寄りで、前記たる木20の外側縦板22がビ
    ス45で前記たる木連結縦片に固着されている ことを特
    徴とする屋根の桁とたる木連結構造。
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