JP5354785B2 - 簡易建物 - Google Patents

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本発明は、カーポートなどに用いられる簡易建物の改良に関するものである。
一般的に、住宅等に設置するカーポートとしては、例えば特許文献1に記載されているように、一体型の屋根体の片側を支柱で片持ち支持したものや、屋根体の両側を支柱で支持したものがあり、さらに、屋根体の一方側を支柱で支持すると共に、屋根体の他方側を建物の壁部等で支持したものなどがある。この種のカーポートでは、奥行寸法及び間口寸法の異なる複数種の屋根体を用意し、例えば自動車の大きさなどに応じて屋根体の種類や支持方法を選択するようにしていた。
特開2008−57233号公報
ところで、とくに都市部の住宅地などでは、駐車スペースが狭いうえに、駐車スペースの近傍に建築物や樹木などが存在するケースが少なくない。このため、一体型の屋根体を備えた従来のカーポートにあっては、土地の形状や周囲の環境によって設置が困難になりやすいという問題点があり、このような問題点を解決することが課題であった。
本発明は、上記従来の問題点に着目して成されたもので、土地の形状や周囲の環境などに合わせて形態を設定することができ、バリエーションの増加を実現することができる簡易建物を提供することを目的としている。
本発明の簡易建物は、請求項1として、奥行方向に配列した複数の支柱と、各支柱に夫々の一端部を連結した梁と、長手方向を奥行方向として各梁の下側に所定間隔で連結した複数の野縁と、支柱間に架設した桁と、奥行方向に配列した複数枚の矩形状パネルユニットを備え、各パネルユニットが、パネルとその周囲を保持するパネル枠を備えており、少なくとも一枚のパネルユニットの間口方向の長さが短いと共に、各パネルユニットのパネル枠を野縁に下方から取り付けてある構成としており、上記構成をもって従来の課題を解決するための手段としている。
お、上記構成では、簡易建物が例えばカーポートである場合、奥行方向とは自動車が出入りする方向であり、間口方向とは出入り口の幅方向である。
また、本発明の簡易建物は、請求項として、パネルユニット同士の接合部に、その長手方向にわたって目隠しカバーを下側から装着したことを特徴とし、請求項として、各パネルユニットが、桁側の端部に、桁に対してその長手方向に沿う軸線回りに回動可能に係止する回動係止部を有しており、少なくとも垂直姿勢から野縁への連結姿勢に至る範囲で回動可能であることを特徴とし、請求項として、各パネルユニットが、桁側に下り勾配を成しており、各目隠しカバーの内側に設けた排水路と桁の内側に設けた排水路とで排水経路を構成したことを特徴としている。
本発明の請求項に係わる簡易建物によれば、奥行方向におけるパネルユニットの枚数を選択することや、間口方向におけるパネルユニットの長さを選択することが可能になるので、複数のパネルユニットから成る屋根体の形態を土地の形状や周囲の環境などに合わせて自由に設定することができ、バリエーションの増加を実現することができる。また、組み立て作業の殆どを前記屋根体の大きさの範囲内で行うことができ、狭小地での施工に極めて有用なものとなる。
本発明の請求項に係わる簡易建物によれば、請求項と同等の効果を得ることができるうえに、目隠しカバーの採用により、外観体裁が良好になるうえに、複数枚のパネルユニットから成る屋根体としながら雨漏りを確実に阻止することができる。
本発明の請求項に係わる簡易建物によれば、請求項及びと同等の効果を得ることができるうえに、少ない人員でパネルユニットの取り付けを容易に行うことができ、施工費用の低減や施工時間の短縮などに貢献することができる。
本発明の請求項に係わる簡易建物によれば、請求項及びと同等の効果を得ることができるうえに、屋根体上に降った雨水やパネルユニット同士の間に浸入した雨水を集中的に排出することができ、複数枚のパネルユニットから成る屋根体でありながら雨漏りを確実に阻止して、雨水に対する充分な排水機能を得ることができる。
本発明の簡易建物の一実施形態であるカーポートを説明する斜視図である。 図1の屋根体を構成するパネルユニットの平面図(a)、図a中のA−A線に基づく断面図(b)、及び図a中のB−B線に基づく断面図(c)である。 支柱と梁の連結部分を拡大した断面図である。 パネルユニットの取り付け要領を示す断面図である。 パネルユニット同士の接合部を示す断面図である。 パネルユニットの先端部を示す断面図である。 図1に示すカーポートの組み立て要領を示す各々斜視図(a)〜(d)である。 野縁に対するパネルユニットの取り付け要領を示す各々斜視図(a)〜(c)である。 本発明の簡易建物の他の実施形態であるカーポートを説明する斜視図である。 図1に示すカーポートにおける梁の中間部の垂直断面図である。
図1は、本発明に係わる簡易建物の一実施形態としてのカーポートを示す図である。
図示のカーポート1は、支柱2と、支柱2により支持する屋根体3を備えている。屋根体3は、一方向(奥行方向)に配列した複数枚のパネルユニットPUで構成してあり、各パネルユニットPUのうちの少なくとも一枚のパネルユニットPUの配列方向に交差する方向(間口方向)の長さが短いものとなっている。なお、カーポート1の奥行方向とは、自動車の出入り方向(図中X方向)であり、間口方向とは、出入り口の幅方向(図中Y方向)である。
より具体的には、図示例のカーポート1は、奥行方向に配列した二本の支柱2,2で屋根体3を片持ち支持したものであって、長手方向を間口方向として各支柱2,2に夫々の一端部を連結した4,4梁と、長手方向を奥行方向として各梁4の下側に所定間隔で連結した複数の野縁5と、長手方向を奥行方向として両支柱2,2に架設した桁6を備えている。
そして、図示例のカーポート1の屋根体3は、複数枚のパネルユニットPUのうちの半分以上のパネルユニットPUが短いものとなっている。このようなパネルユニットPUの組み合わせは、土地の形状や周囲の環境などに応じて選択する。
パネルユニットPUは、図2(a)に示すように、間口方向に細長い矩形状を成していて、矩形状のパネルPと、その周囲を保持する四本のパネル枠を備えている。ここで、当該カーポート1では、屋根体3が支柱側2側に緩やかな下り勾配を成しているので、勾配の上位側のパネル枠を上部パネル枠7Aとし、勾配の下位側(桁6側)のパネル枠を下部パネル枠7Bとし、両側のパネル枠を側部パネル枠7C,7Cとしている。
上部パネル枠7Aは、図2(c)に断面を示すように、当該パネルユニットPUの切断に伴う着脱作業に容易に対処するために、非常に簡素なものになっていて、パネルPの下面を受ける状態にして、側部パネル枠7C,7Cの上位側の端部にねじ止めする。
下部パネル枠7Bは、同じく図2(c)に断面を示すように、下方向(カーポートを構成した状態で下方向)に突出する支持片8を介して断面円形の回動係止部9を備え、側部パネル枠7C,7Cの下位側の端部にねじ止めする。支持片8及び回動係止部9は、下部パネル枠7Bの長手方向にわたって設けてある。
側部パネル枠7Cは、図2(b)に断面を示すように、パネルPの側端部を保持するシール材10と、下方向に突出した一対の係合突片11,11を並列に備えている。両側の側部パネル枠7Cは、同じ断面構造を有しており、パネルユニット断面においてシール材10及び係合突片11,11が対称位置に現われる。
そして、パネルユニットPUは、間口方向の長さを短くするには、パネルP及び側部パネル枠7Cを所定長さに切断してから、パネルP及び各パネル枠7A〜7Cを組み立てれば良く、共通の部品を使用することができる。
各野縁5は、梁4の長手方向に対して、所定間隔で互いに平行に配置してあり、夫々の吊り材12を介して梁4の下側に連結してある。また、当該カーポート1では、梁4がほぼ水平であるのに対して、先述の如く屋根体3が支柱2側に下り勾配を成しているので、梁4の基端側(支柱2側)から先端側に向けて、吊り材12の長さが次第に短くなっている。
桁6は、図3に示すように、支柱2にブラケット13を介して固定してあって、その内側に、上方に開放した溝状の排水路6aと、排水路6aの反支柱側に連続する空洞部6bを有し、さらに、空洞部6bの上部に、パネルユニットPUの下部パネル枠7Bの回動係止部9に対応する回動受け部6cを有している。
これにより、回動係止部9を有するパネルユニットPUは、桁6の回動受け部6cに対して、桁6の長手方向に沿う軸線回りに回動可能に係止することとなり、少なくとも垂直姿勢から野縁5への連結姿勢に至る範囲で回動可能である。
すなわち、パネルユニットPUは、当該カーポート1を組み立る際には、図4中に実線で示すように、桁6の回動受け部6cに回動係止部9を係止した状態にし、次いで、下端部を持ち上げて、図4中に仮想線で示すように水平状態にする。その後、パネルユニットPUは、側部パネル枠7Cを下方から貫通するねじによって各野縁5の下側に固定する。
また、上記の如く各パネルユニットPUを固定した後には、図5に示すように、パネルユニット同士の接合部に、その長手方向にわたって、隣接する両方の側部パネル枠7C,7Cに跨る目隠しカバー14を下側から装着する。
目隠しカバー14は、両方の側部パネル枠7C,7Cの下側全体を覆う形状を成すと共に、その内側に、いずれか一方の側部パネル枠7Cの係合突片11,11に弾性的に係合する係止突片14a,14aと、両方の側部パネル枠7C,7Cの間に浸入した水を排出するための排水路14bを有している。係止突片14a及び排水路14bは、目隠しカバー14の長手方向にわたって設けてあり、とくに排水路14bは、桁6側の端部で開放してある。
これにより、当該カーポート1では、目隠しカバー14の内側に設けた排水路14bと桁6の内側に設けた排水路6aとで屋根体3の排水経路を構成している。
また、屋根体3の奥行方向の端部においては、図5に示すように、パネルユニットPUの側部パネル枠7Cに対して、下側から端部用目隠しカバー15を装着すると共に、横側から側部屋根枠16を被着して外観体裁を良好なものにしている。この側部屋根枠16は、長さが異なるパネルユニットPU同士の段差部分にも設けてある。
さらに、屋根体3の勾配の上位側の端部においては、図6に示すように、上部屋根枠17を被着して外観体裁を良好なものにしている。なお、側部屋根枠16と上部屋根枠17との間には、図示しないコーナー部材を設けて各屋根枠16,17を一体化することにより、外観体裁や機械的強度を高めている。
ここで、図7及び図8に基づいて、カーポート1の組み立て要領を説明する。
まず、図7(a)に示すように、支柱2,2を立設すると共に、各支柱2に梁4の一端部を連結する。また、梁4の下側に各吊り材12の上端部を連結してから、各吊り材12の下端部に各野縁5を連結する。なお、各吊り材12の下端部に野縁5を連結してから、各吊り材12の上端部を梁4の下側に連結しても良い。さらに、両支柱2,2に桁6を架設する。
次に、図7(b)に示すように、各パネルユニットPUを組み立てる。すなわちパネルP及び側部パネル枠7C,Cの長さ調整をして、パネルP及び各パネル枠7A〜7Cを組み立てる。そして、図7(c)及び先に説明した図4に示すように、桁6の回動受け部6cにパネルユニットPUの回動係止部9を係止した後、パネルユニットPUの下端部を持ち上げて回動させ、同パネルユニットPUを野縁5の下面に連結する。
上記のパネルユニットPUの連結作業では、図8(a)(b)に示すようなフックHの使用がより効果的である。つまり、パネルユニットPUの取り付けに際して、図8(a)に示すように、梁4の張り出し先端側の野縁5に一対のフックH,Hを掛止しておき、次いで、図8(b)に示すように、桁6に係止してから上方に回動させたパネルユニットPUをフックH,Hに掛止する。
そして、図8(c)に示すように、パネルユニットPUの側部パネル枠7Cに貫通させたねじ20で同パネルユニットPUを野縁5に連結する。その後、フックHを取り外す。この際、梁4の張り出し先端側の野縁5においては、予めボルトを植設し、このボルトでパネルユニットPUを位置決めしてからナットで固定するようにしても良い。
上記の要領で各パネルユニットPUを連結して屋根体3を構成した後には、図7(d)及び先に説明した図5及び図6に示すように、目隠しカバー14、端部用目隠しカバー15、側部屋根枠16及び上部屋根枠17を装着する。
上記実施形態の屋根体3は、一方向に配列した複数枚のパネルユニットPUで構成すると共に、各パネルユニットPUのうちの少なくとも一枚のパネルユニットPUの間口方向の長さが短いものであるから、パネルユニットの配列方向の枚数を選択することや、配列方向に交差する方向におけるパネルユニットの長さを選択することが可能になる。
これにより、屋根体3は、土地の形状や周囲の環境などに合わせて形態を自由に設定することができ、バリエーションの増加を実現することができると共に、カーポート、サイクルポート及び通路等に設置する各種簡易建物の屋根に適用することができる。また、屋根体3は、目隠しカバー14の採用により、外観体裁が良好であって、複数枚のパネルユニットPUから成るものでありながら雨漏りを確実に阻止し得る。
さらに、上記の屋根体3を備えたカーポート1は、駐車スペースの形状、建築物や樹木などの周囲の環境、駐車及びそれ以外の使用目的などに応じて、屋根体3の形態を自由に設定することができ、バリエーションに非常に富んだものとなる。
さらに、上記実施形態のカーポート1は、複数のパネルユニットPUから成る屋根体3に加えて、少なくとも二本の支柱2、梁4、野縁5及び桁6等で構成したことで、組み立て作業の殆どを屋根体の大きさの範囲内で行うことができ、狭小地での施工に極めて有用なものとなる。つまり、必要に応じて脚立等を使用して、野縁5に対して各パネルユニットPUを下方から取り付けるので、隣接地に足場などを設置する必要がなく、周囲に迷惑をかける心配が無い。
さらに、上記実施形態のカーポート1は、パネルユニットPU同士の接合部に目隠しカバー14を装着すると共に、目隠しカバー14の排水路14bと桁6の排水路6aとで排水経路を構成しているので、外観体裁が良好であって、複数枚のパネルユニットPUから成る屋根体3でありながら雨漏りを確実に阻止して、雨水に対する充分な排水機能を得ることができる。なお、桁6の排水路6aに流入した雨水は、周知の竪樋を通して地面側に排出する。
さらに、上記実施形態のカーポート1は、各パネルユニットPUが、桁6に対してその長手方向に沿う軸線回りに回動可能に係止する構成になっているので、先述したように
狭小地での施工に極めて有用であるうえに、少ない人員でパネルユニットPUの取り付けを容易に行うことができ、施工費用の節減や施工時間の短縮などを実現する。また、パネルユニットPUの取り付けに際して、野縁5に掛止するフックHを用いれば、一人の作業者であってもパネルユニットPUを容易に取り付けること充分に可能であり、施工費用や施工時間のさらなる節減に貢献することができる。
図9は、本発明に係わる簡易建物の他の実施形態としてのカーポートを説明する図である。先の実施形態では、屋根体を吊り下げ状態に保持する構造であったのに対して、この実施形態では、屋根体を下側から保持する構造になっている。なお、先の実施形態と共通する構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図示のカーポート1は、支柱2と、支柱2により支持する屋根体3を備えている。屋根体3は、一方向(奥行方向:X方向)に配列した複数枚のパネルユニットPUで構成してあり、各パネルユニットPUのうちの少なくとも一枚のパネルユニットPUの配列方向に交差する方向(間口方向:Y方向)の長さが短いものとなっている。
より具体的には、図示例のカーポート1は、奥行方向に配列した二本の支柱2,2で屋根体3を片持ち支持したものであって、長手方向を間口方向として各支柱2,2に夫々の一端部を連結した4,4梁と、長手方向を奥行方向として各梁4の上側に所定間隔で連結した複数の野縁5と、長手方向を奥行方向として両支柱2,2に架設した桁6を備え、各野縁5の上側に屋根体3が設けてある。
そして、図示例のカーポート1の屋根体3は、複数枚のパネルユニットPUのうちの半分以上のパネルユニットPUが短いものであると共に、排水性を確保するために支柱側2側に緩やかな下り勾配を成している。各パネルユニットPUは、先の実施形態で説明したもの(図2参照)と同等であって、共通の部品から成ると共に、切断に容易に対処し得るように簡素な構造を有している。
各野縁5は、梁4の長手方向に対して、所定間隔で互いに平行に配置してあり、図10にも示すように、支持材22を介して梁4の上側に連結してある。また、当該カーポート1では、梁4がほぼ水平であるのに対して、先述の如く屋根体3が支柱2側に下り勾配を成しているので、梁4の基端側(支柱2側)から先端側に向けて、支持材22の長さが次第に短くなっている。
屋根体3を構成するパネルユニットPUは、野縁5の上側に載置して固定した後、隣接するパネルユニット同士の接合部に、その長手方向にわたって、目隠しカバー14を上側から装着する。すなわち、この実施形態では、野縁5の上側にパネルユニットPUを設けているので、上側から装着した目隠しカバー14により、外観体裁を良好にすると共に、複数枚のパネルユニットPUから成る屋根体3でありながら雨漏りを確実に阻止する構造になっている。
上記実施形態の屋根体3は、先の実施形態と同様に、パネルユニットPUの配列方向の枚数を選択することや、配列方向に交差する方向におけるパネルユニットPUの長さを選択することが可能であり、土地の形状や周囲の環境などに合わせて形態を自由に設定することができ、バリエーションの増加を実現することができる。
また、上記の屋根体3を備えたカーポート1は、先の実施形態と同様に、駐車スペースの形状、建築物や樹木などの周囲の環境、駐車及びそれ以外の使用目的などに応じて、屋根体3の形態を自由に設定することができ、バリエーションに非常に富んだものとなる。
なお、本発明の屋根体及び簡易建物は、その構成が上記実施形態のみに限定されるものではなく、各構成部材の数や形状などを適宜変更することができる。また、簡易建物は、上記実施形態のように屋根体を片持ち支持した構造だけではなく、屋根体を両側を支柱で支持する構造や、屋根体の一方側を支柱で支持し且つ他方側を建築物の壁部等で支持する構造であっても良い。
さらに、上記実施形態の屋根体及び簡易建物では、パネルユニット配列方向に交差する方向である間口方向の長さが異なる二種類のパネルユニットを例示したが、二種類以上のパネルユニットを備えた構成でも良い。さらに、屋根体及び簡易建物は、カーポートのほか、サイクルポートや通路の屋根といった各種簡易建物に適用することができる。
1 カーポート(簡易建物)
2 支柱
3 屋根体
4 梁
5 野縁
6 桁
6a 桁の排水路
7A 上部パネル枠
7B 下部パネル枠
7C 側部パネル枠
9 回動係止部
14 目隠しカバー
14b 目隠しカバーの排水路
P パネル
PU パネルユニット

Claims (4)

  1. 奥行方向に配列した複数の支柱と、各支柱に夫々の一端部を連結した梁と、長手方向を奥行方向として各梁の下側に所定間隔で連結した複数の野縁と、支柱間に架設した桁と、奥行方向に配列した複数枚の矩形状パネルユニットを備え、
    各パネルユニットが、パネルとその周囲を保持するパネル枠を備えており、
    少なくとも一枚のパネルユニットの間口方向の長さが短いと共に、
    各パネルユニットのパネル枠を野縁に下方から取り付けてあることを特徴とする簡易建物。
  2. パネルユニット同士の接合部に、その長手方向にわたって目隠しカバーを下側から装着したことを特徴とする請求項1に記載の簡易建物。
  3. 各パネルユニットが、桁側の端部に、桁に対してその長手方向に沿う軸線回りに回動可能に係止する回動係止部を有しており、少なくとも垂直姿勢から野縁への連結姿勢に至る範囲で回動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の簡易建物。
  4. 各パネルユニットが、桁側に下り勾配を成しており、
    各目隠しカバーの内側に設けた排水路と桁の内側に設けた排水路とで排水経路を構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の簡易建物。
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