JPS636349Y2 - - Google Patents

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JPS636349Y2
JPS636349Y2 JP2234081U JP2234081U JPS636349Y2 JP S636349 Y2 JPS636349 Y2 JP S636349Y2 JP 2234081 U JP2234081 U JP 2234081U JP 2234081 U JP2234081 U JP 2234081U JP S636349 Y2 JPS636349 Y2 JP S636349Y2
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は出隅入隅用テラス用屋根に関する。
従来この種のテラス用屋根は構造が複雑化する
欠点があり隣設される2枚の屋根部の突き合わせ
部の強度が不足する等の欠点があつた。
本考案はこのような欠点を解消し、柱支持部の
構造が簡素で丈夫であり、全体の強度と耐久性に
優れたテラス用屋根の提供を目的とする。そこ
で、本考案の特徴とする処は、屋根部の金属製前
枠に、相互平行な前後鉛直壁部を有する下方凸隆
部を形成し、平面的に見てL字型に隣設連結され
る2枚の屋根部の突き合わせ部において、上記前
枠の凸隆部を相互に突き合わせると共に、平面的
に見て90度方向に柱の上端面を切欠き嵌込凹部を
形成し、突き合わされてL字状に形成された上記
凸隆部の端部を、上方から該嵌込凹部に嵌込んで
支持するように構成された点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図乃至第5図に於て、建物外壁面1の出隅
2に付設されるテラス用屋根を示し、該テラス用
屋根は平面的に見てL字型に隣設連結される2枚
の屋根部3,3を有し、夫々の屋根部3は、金属
製型材からなる屋根枠体4と、これに張設される
屋根板5等から構成される。そして第1図は屋根
板を省略した平面図であり、図より明らかな如
く、建物外壁面1に軒付6が取付けられ、該軒付
6と平行に前枠7が配設され、さらに該軒付6と
前枠7の間に適数本の母屋8…が平行に所定間隔
で配設され、さらに該母屋8を受けると共に、軒
付6と前枠7とを連結する母屋受け9…が複数本
配設されて、前記屋根枠体4が構成される。そし
て、出隅2には柱10が配設されるが、該出隅2
から離れた位置に於ては、母屋受け9…は、母屋
8、軒付6、前枠7と直交状に配設されて格子状
に枠組みされるが、出隅2乃至その近傍では、母
屋受け9a,9bは放射状として前端拡大状に配
設されている。
即ち、平面的に見てL字型に隣設連結される2
枚の屋根部の突き合わせ部Aは、夫々の屋根部
3,3の側端縁を形成するように配設された母屋
受け9a,9aを側面にて当接し、母屋8…は該
母屋受け9aに於て切断されると共に、上記突き
合わせ部Aに於て前枠7,7は45度の夫々の端面
を切断形成して相互に突き合わされ、該前枠7,
7の突き合わせ角部11に柱12が1本配設さ
れ、共通の該柱12をもつて隣り合う2枚の屋根
部3,3が支持される。
次に、第2図と第3図と第4図に示す如く、前
枠7は、相互に平行な前後鉛直壁部13,13を
有する下方凸隆部14を有し、横断面U型の梁部
15とされ、さらに上半部には上方開口樋部16
と、母屋部17を一体的に有する金属型材であ
る。そして、母屋部17の上面部は屋根板5を有
する当接部18を有すると共にこの当接部18に
はタツピング溝19を有し、屋根板5固定用タツ
ピングネジが螺着されるようにされ、かつ該タツ
ピング溝19の奥部には横方向から螺進されるネ
ジ20の螺進される孔部を有する。さらに、梁部
15と母屋部17とは連続状中空部21を有し、
両者の屋内壁面には段付部22が形成され、母屋
受け9の前端上面が該段付部22に当接し、ボル
ト・ナツト結合にて連結される。また、梁部15
の内部にもタツピングホール23が付設される。
しかして、前記突き合わせ部Aにおいて、第3
図のように前枠7,7の凸隆部14,14を相互
に突き合わせ、勿論、第2図のように樋部16,
16も、母屋部17,17も、夫々相互に突き合
わせ、平面的に見て90度に交わらせる。他方、第
3図と第4図のように平面的に見て90度方向に柱
12の上端面12aを矩形状に切欠き、嵌込凹部
24,24を形成する。具体的には略正方形筒状
の柱12の隣り合う2辺に、嵌込凹部24,24
を切欠形成する。そして、突き合わされてL字状
に形成された凸隆部14,14の端部近傍を、上
方から嵌込凹部24,24に嵌込み、柱12が前
枠7,7の突き合わせ角部を支持するように、構
成されている。
なお、25,26は夫々上下に僅かに位置をづ
らせ、平面的に見て直交方向として、柱12と凸
隆部14に串挿状に挿通されて両者を連結固着す
るボルト・ナツト結合である。また、ネジ20,
27,28が、前枠7に適宜配設されたタツピン
グホール29,23,30に螺着され、45度に端
面が切断された前枠7,7を相互に強固に連結状
とする。
また、第5図に示す如く、屋根部突き合わせ部
Aにおいて、波板等の屋根板5,5の端縁部5
a,5aは、下目板31と上目板32にて形成さ
れた凹溝部33,33に挿嵌され上下から挾着さ
れる。そして該下目板31は第5図に於て左右に
延伸する浅い受皿状の受舌片部34,34と、中
央から立設された平行な2本の突条35,35か
らなり、受舌片部34はネジ36にて母屋8に固
着され、また所定間隔の突条35,35にて長手
方向任意位置にネジ37が螺着自在な上方開口溝
38が形成されており、他方、上目板32は、所
定間隔にてネジ孔が開設された横断面への字型帯
材であつて、ネジ37を下目板31の溝38に螺
進して、屋根板5を挾着する。しかもこの挾着部
には、防水剤39が充填され、端縁部5aから裏
面へ雨水が廻り、屋根部裏面に滴下するのを防止
してなる。さらに前記受舌片部34は浅い受皿状
横断面であり、万一雨水が防水剤39を通過滴下
しても、これを先端(屋外方)に導き、第2図と
第4図のように目板31,32の先端は前枠7の
樋部16に配設されているから、該樋部16内に
雨水を矢印Bのように落下させる。
次に、第6図乃至第9図に示す他の実施例に於
て、建物外壁部1の入隅40に付設されるテラス
用屋根を示し、平面的に見てL字型に2枚の屋根
部3,3が連結される。夫々の屋根部3は同様の
屋根枠体4と屋根板5を有し、軒付6は外壁面1
に取付けられ、かつ入隅40から離れた位置では
母屋受け9…は母屋8、軒付6、前枠7と直交状
として屋根枠体4は格子状とされ、他方入隅40
乃至その近傍では、母屋受け9a,9bは後端拡
大放射状に配設される。即ち、突き合わせ部A
は、夫々の屋根部3,3の側端縁を形成するよう
に配設された母屋受け9a,9aを相互に当接
し、かつ前枠7,7は突き合わせ部Aにて45度端
面切断部を突き合わして、テラス用屋根の入隅部
41とし、該テラス用屋根の入隅部41に柱12
が1本配設され、共通の該柱12をもつて屋根部
3,3が共に支持されている。
しかして、第8図に示すように前枠7は前実施
例と同様の横断面形状であり、下方凸隆部14等
を有する。しかし、入隅であるため前実施例にお
けるネジ20,27,28にて直接に隣設する前
枠7と7を連結出来ず、代りに、アングル材42
を中空部21側から当てて、ネジ43…にて連結
してなる。そして、突き合わせ部Aにおいて、樋
部16,16、母屋部17,17、及び凸隆部1
4,14を、夫々相互に突き合わせて、直交状に
連結する。他方、第8図及び第3図に示すよう
に、柱12の上端面12aから嵌込凹部24,2
4を切欠形成し、上記連結状の凸隆部14,14
を上方から嵌込み、ボルト・ナツト結合25,2
6にて連結固着する。
また、第9図に示す如く、突き合わせ部Aにお
いて屋根板5,5の端縁部5a,5aは、下目板
31と上目板32にて形成された凹溝部33に挿
嵌され挾着され、防水剤39が充填される点は前
実施例と同様であるが、同図の如く、入隅では谷
状となるため、下目板31の受舌片部34,34
はやや上方に傾斜して屋根板5と平行となるよう
に配設される。その他、上下目板32,31の符
号で前実施例と同一のものは同一構成であり説明
を略す。
本考案の図示の実施例の効果によれば、屋根枠
体4は、母屋受け9a,9b…を、出隅2又は入
隅40の近傍にて、軒付6から前枠7を連結橋絡
した放射状に配設したから、この部分の強度と剛
性が大でかつ簡素な構造となる。また母屋受け9
a,9b,9…は同一金属型材を使用出来る。ま
た柱12にて屋根部3の最前端縁を支持するか
ら、積雪地方にて使用した場合に屋根部の積雪荷
重に耐える強度は非常に大である。また、ボルト
25,26にて柱12と、前枠7の下方凸隆部1
4とを串挿状として締着すれば、別途の連結具を
不要として、直接的な強固な連結が出来る利点が
ある。さらに、屋根板5の端縁部5a,5aの接
続は、上下目板32,31にて挾着するから、屋
根板5の強度が増大し、風圧や積雪荷重に十分に
耐えることが出来、さらに防水剤39の充填にて
雨水のテラス用屋根裏面からの滴下を防止出来
た。あるいは、仮に防水剤39を通過しても、下
目板31の受舌片部34の浅溝にて、有効に屋外
方に排出される利点があると共に、幅広の下目板
31は、積雪荷重強度を増大する。
本考案は上述の構成にて所期目的を有効達成し
た。特に、前枠7の凸隆部14は相互平行な前後
鉛直壁部13,13を有する形状であるから、柱
上端面12aの切欠き嵌込凹部24,24に簡単
に上方から嵌込むことが出来る。さらに、該凸隆
部14はL字型に連結され、その部位を、柱上端
面12aの切欠き嵌込凹部24,24に嵌込んで
支持させるから、1本の柱を共通化して使用出
来、柱の本数の減少、及び柱支持強度の増大とい
う相反する効果を共に達成出来た。このようにテ
ラス用屋根の構造簡素化と美感向上を図ることが
出来た。しかも、柱上端部が、前枠7,7相互の
連結具の役目をなして、前枠7,7の端部連結強
度の増大の効果もあり、全体として、本考案の実
用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は第1図のD部詳細図、第3図は断面平面図、
第4図は第1図のE−E矢視図、第5図は第1図
のF−F断面拡大図、第6図は例の実施例の平面
図、第7図は第6図のG部詳細図、第8図は第6
図のH−H断面矢視図、第9図は第6図のJ−J
断面拡大図、第10図は分解斜視図である。 3……屋根部、7……前枠、12……柱、12
a……上端面、13……鉛直壁部、14……下方
凸隆部、24……嵌込凹部、A……突き合わせ
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根部3の金属製前枠7に、相互平行な前後鉛
    直壁部13,13を有する下方凸隆部14を形成
    し、平面的に見てL字型に隣設連結される2枚の
    屋根部3,3の突き合わせ部Aにおいて、上記前
    枠7,7の凸隆部14,14を相互に突き合わせ
    ると共に、平面的に見て90度方向に柱12の上端
    面12aを切欠き嵌込凹部24,24を形成し、
    突き合わされてL字状に形成された上記凸隆部1
    4,14の端部を、上方から該嵌込凹部24,2
    4に嵌込んで支持するように構成されたことを特
    徴とするテラス用屋根。
JP2234081U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS636349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2234081U JPS636349Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2234081U JPS636349Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57135605U JPS57135605U (ja) 1982-08-24
JPS636349Y2 true JPS636349Y2 (ja) 1988-02-23

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ID=29820143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2234081U Expired JPS636349Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544069Y2 (ja) * 1990-05-10 1997-08-13 三和シャッター工業株式会社 テラスルーフ
JP6823489B2 (ja) * 2017-02-20 2021-02-03 Ykk Ap株式会社 屋外構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57135605U (ja) 1982-08-24

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