JP2588013Y2 - 防音機能付き暖房床 - Google Patents

防音機能付き暖房床

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JP2588013Y2
JP2588013Y2 JP1991014969U JP1496991U JP2588013Y2 JP 2588013 Y2 JP2588013 Y2 JP 2588013Y2 JP 1991014969 U JP1991014969 U JP 1991014969U JP 1496991 U JP1496991 U JP 1496991U JP 2588013 Y2 JP2588013 Y2 JP 2588013Y2
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JP
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一廣 徳田
文也 竹中
純一 荒川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マンション等の床材と
して用いられる高い防音性能を有する防音機能付き暖房
床に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床面に敷設された床材に暖房機能
を持たせ、これによって室内を足元から温めることがで
きるようになった暖房床が提供されている。これらのも
のとしては、例えば、面状発熱体のような暖房部材が内
装された暖房床材をコンクリートスラブのような床下地
材上に直接敷設することでマンション等の床に配置され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、マンション
等の床材としては高い防音性が要求されているものであ
るが、上述のような従来例にあっては、暖房床材は直接
コンクリートスラブのような床面に敷設施工されている
ため、暖房床材上に加わる衝撃はそのまま床下地材を介
して階下に伝播することとなるものであり、防音性能が
十分満足できるものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、基板1の下面より下方に向けて衝撃吸
収力を有する支持脚2を突設した置き床ユニット3と、
内部に面状発熱体4を内装して上記置き床ユニット3の
上面に敷設される暖房床材5とからなるものとし、相互
に独立した複数の置き床ユニット3を並べて暖房床材5
の敷設面を形成し、暖房床材5は複数の置き床ユニット
3の基板2にまたがるように敷設している。
【0005】
【作用】しかして、置き床ユニット3の持つ防音機能と
暖房床材5の持つ暖房機能とを得ることができる上に、
床下地を相互に独立した複数の置き床ユニットを並べて
構成しているために横方向への振動伝播が防止されるた
めに、高い防音機能を得ることができる。
【0006】
【実施例】防音機能付き暖房床は、高い防音性能と暖房
性能とが求められるマンション等の床材として用いられ
るものであり、図2に示されるような置き床ユニット3
を並べた上に、図3に示されるような暖房床材5を敷設
して構成されている。置き床ユニット3はパーチクルボ
ードのような基板1の下面複数箇所より衝撃吸収力を有
する支持脚2が突設されて形成されており、基板1の厚
み寸法としては例えば25mm、支持脚2の高さ寸法と
しては100mmとされている。各支持脚2は高さ調整
自在となっており、下部には弾力性を有するゴム製の受
け台2aが設けられており、この受け台2aによって衝
撃吸収力を具備するものとなっている。
【0007】 暖房床材5は図3に示されるように基材合
板6と表面板7との間に面状発熱体4を内装して構成さ
れており、厚み寸法としては例えば15mmに形成され
ており、通電によって面状発熱体4を発熱させることで
暖房を行うことができるようになっている。図中8は面
状発熱体4の上面に敷設された均熱板9は面状発熱体
4の下面に敷設された保護シートである。また6aは基
材合板6の上面に設けられて電線10が挿通される凹溝
である。この暖房床材5は、図2に示すように並べられ
た複数の置き床ユニット3にまたがるように敷設されて
図1に示すように施工される。複数の置き床ユニット3
間がつながっていないが、複数の置き床ユニット3にま
たがるように暖房床材5が敷設されるために、大面積の
床を一連 のものとして構成することができるとともに段
差が生じたりすることもないものである。
【0008】しかして、置き床ユニット3は衝撃吸収力
を持つ支持脚2によって置き床ユニット3上に衝撃が加
わったとしても支持脚2によって衝撃を緩和することで
衝撃が階下に伝わったりするようなことがなく、また隣
接する置き床ユニット3間では振動が伝わらないため
に、防音性能が高いものである。そして暖房床材5によ
って足元から暖房を行うことが出来るものである。つま
り、置き床3上に暖房床材5を敷設して床面が構成され
ていることによりL値50(JIS A 1419に
準ずる遮音等級であり、軽量床衝撃音・遮音性能を示
す。)という高い防音性能を有する暖房床とすることが
できるものであり、高い防音性能を有しながら暖房を行
うことができる床構成とすることができるものである。
【0009】
【考案の効果】本考案は上述のように、暖房床材が有す
る暖房機能に加えて置き床の防音機能を得ることができ
るものであり、しかも相互に独立した複数の置き床ユニ
ットを並べて暖房床材の敷設面を構成することから、横
方向への振動伝搬が防止されることになり、このために
高い防音機能を得ることができるものであり、また、床
下地を複数の置き床ユニットのみで構成しているにもか
かわらず、暖房床材は複数の置き床ユニットにまたがる
ように敷設していることから、全体として大面積の床表
を一連のものとして構成することができる上に床表面
に段差が生じることもないものであり、特に上記のよう
に全体として大面積の床表面を一連のものとして構成す
ることができるようにしたにもかかわらず、大面積の一
連の床表面を構成する暖房床材の熱的影響が床下地であ
る置き床ユニット側に生じたとしても、個々の置き床ユ
ニットによりそれぞれの熱的影響による横方向の伸縮を
吸収できて、大面積の床下地が全体として熱的影響によ
り横方向に伸縮して床全体を大きく反らせるというよう
なことがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】置き床ユニットの斜視図である
【図3】暖房床材の破断斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支持脚 3 置き床ユニット 4 面状発熱体 5 暖房床材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−17348(JP,A) 特開 昭63−277362(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/00 101 E04F 15/18 E04F 15/18 601

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の下面より下方に向けて衝撃吸収力
    を有する支持脚を突設した置き床ユニットと、内部に面
    状発熱体を内装して上記置き床ユニットの上面に敷設さ
    れる暖房床材とからなり、相互に独立した複数の置き床
    ユニットが並べられて暖房床材の敷設面が形成され、暖
    房床材は複数の置き床ユニットの基板にまたがるように
    敷設されている防音機能付き暖房床。
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US4605434A (en) * 1983-07-20 1986-08-12 Ciba-Geigy Corporation Herbicidal and plant-growth-regulating (2-nitro-5-aryloxy-phenylamino)-alkylphosphine oxide derivatives and compositions
JPS63277362A (ja) * 1987-05-06 1988-11-15 株式会社 応用企画 床板
JP2842632B2 (ja) * 1988-11-29 1999-01-06 有限会社泰成電機工業 乾式置床工法及び根太ユニット

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