JP2586641B2 - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置

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JP2586641B2 JP1100112A JP10011289A JP2586641B2 JP 2586641 B2 JP2586641 B2 JP 2586641B2 JP 1100112 A JP1100112 A JP 1100112A JP 10011289 A JP10011289 A JP 10011289A JP 2586641 B2 JP2586641 B2 JP 2586641B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光を用いて情報の記録再生を行う情報入出力
装置に用いる光ヘッド装置に関するものである。
〔従来の技術〕
現在、光を利用して情報を記録再生する光ヘッド装置
において、再生信号の転送速度の高速化を目的として、
複数の光ビームを記録媒体の異なるトラックに照射する
方式の光ヘッドの開発が進められている(例えば、吉
原,片山他;マルチビーム光ヘッドによる光磁気ディス
クの並列記録再生、'88秋応物4p−ZD−2参照)。
第7図に光源にアレイレーザを用いた従来のマルチビ
ーム光ヘッドの構成の概略を示す。独立駆動可能な、半
導体レーザアレイ1より出射した複数の光ビームは、コ
リメートレンズ2および集光レンズ4を経て、第8図に
示すように、記録媒体5面上の異なったトラック81,82,
83,84に照射される。記録時においては、各光ビーム強
度を独立に変調することにより、各トラック独立に記録
を行う。図中、記録ピットを86で示す。再生時において
は、記録媒体面からの各反射光ビームをビームスプリッ
タ3によって分離し、集光レンズ10を経て光検出器アレ
イ11上の異なる光検出器に入射させる。各検出器からの
出力信号を信号処理回路13に入力する。また、誤差検出
系においては、記録媒体面からの各反射光ビームをビー
ムスプリッタ6によって分離し、集光レンズ7を経て誤
差信号検出用光検出器アレイ8上の異なる光検出器に入
射させる。各検出器からの出力信号を誤差信号処理回路
9に入力する。
以上の構成によって、各トラックの情報信号の独立再
生、および誤差信号の独立検出を可能としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べた従来の光ヘッド装置の構成においては、情
報再生系において、隣接光ビームからの回り込みや隣接
ピットからの干渉が発生した場合、再生信号特性が劣化
するという課題がある。
本発明の目的は、このような光ビーム間で生ずるクロ
ストークおよび隣接ピットからの干渉を除去し、再生信
号特性を改善できる光ヘッド装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の光束を記録媒体の異なるトラック上
に照射し、各トラックからの反射光から独立に信号を再
生する光検出手段を有する光ヘッド装置において、 前記光検出手段から出力された各トラック毎の再生信
号をそれぞれ入力する、周波数特性を可変とすることが
できる複数の周波数変換器と、 前記複数の周波数変換器のうち所定の周波数変換器の
出力信号から、前記所定の周波数変換器とは異なる残り
の周波数変換器の周波数特性を調整して残りの周波数変
換器からの出力信号を減ずる信号処理手段とを有するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、クロストークおよび符号間干渉を含んだ
複数の光検出器出力をそれぞれ独立に周波数特性可変の
周波数変換器に入力し、再生すべき情報によって変調さ
れた光ビームの信号を検出する光検出器に接続された周
波数変換器出力から、他の光検出器に接続された周波数
変換器の出力信号を減じている。このような構成をとる
ことによって、再生すべき情報によって変調された光ビ
ームの信号を検出する光検出器に接続された周波数変換
器では主として、隣接ピットからの符号間干渉を除去
し、他の光検出器に接続された周波数変換器の出力信号
を用いて主にクロストークを除去することができる。
これらの周波数変換器の周波数特性は、例えば、予め
定められたプリアンブル信号をリファレンス信号とし
て、再生すべき情報によって変調された光ビームの信号
を検出する光検出器に接続された周波数変換器出力とこ
のリファレンス信号との誤差信号のパワーが最小になる
ように各周波数変換器の周波数特性を制御することによ
って、定めることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は3つの光源を持つ半導体レーザアレイ1を用
いた場合の実施例であり、信号再生系において、再生信
号検出用光検出器アレイ11と情報再生用信号処理回路13
との間に、周波数変換器群12が設けられている。信号再
生回路13は第7図の従来のものと同じであり、また、誤
差検出系は従来と同様の構成である。第1図では、第7
図の構成要素と同等の構成要素には同一の参照番号を付
して示している。
第2図は、再生信号検出用光検出器アレイ11と周波数
変換器群12の構成の一例を示す。光検出器アレイ11は、
信号再生用光検出器300、干渉信号検出用光検出器301,3
02から構成されており、周波数変換器群12は、周波数特
性可変フィルタ310〜312、加算器320、リファレンス信
号発生回路321、誤差信号検出回路322、周波数特性可変
フィルタ制御回路323から構成されている。
以上のような構成の光ヘッド装置において、半導体レ
ーザアレイ1を出射した光はコリメートレンズ2によっ
てコリメートされ、集光レンズ4によって記録媒体5に
照射される。この時の記録媒体面上における集光スポッ
トとトラックとの位置関係の模式図を第3図に示す。各
ビーム24a,24b,24cは各々別々のトラック21,22,23に照
射される。中央のスポット24bは信号再生用であり、両
端のスポット24a,24cは中央のビームへの回り込み信号
検出用である。なお図中、25は記録ピットを示してい
る。
書き込み時には、光強度を変調することにより各トラ
ック毎に記録が可能である。また、再生時には記録媒体
面からの反射光をビームスプリッタ3によって分離し、
集光レンズ10によって光検出器アレイ11上の各ビーム別
々の検出器300,301,302に集光する。
信号再生用光検出器300は、主として第3図の中央の
トラック22からの反射光を検出する。干渉信号検出用光
検出器301,302は、主として第3図の両端のトラック21,
23からの反射光を検出する。これら光検出器300〜302か
らは、クロストークおよび隣接ピットからの符号間干渉
を含んだ信号が出力され、それぞれ周波数特性可変フィ
ルタ310〜312に入力される。周波数特性可変フィルタ31
0〜312の出力信号は、加算器320に入力されそれぞれの
信号は加算される。この加算された信号は、リファレン
ス信号発生回路321から発生されたリファレンス信号と
ともに誤差信号検出回路322に入力される。誤差信号検
出回路322では、これらの信号の誤差信号を検出し、検
出した誤差信号を周波数特性可変フィルタ制御回路323
に出力する。周波数特性可変フィルタ制御回路323で
は、入力された誤差信号を用いて、例えば、グラーディ
エント法により、誤差信号電力が最小になるように周波
数特性可変フィルタ310〜312の周波数特性を独立に制御
する。
一方、加算器320の出力は、次段の情報再生用信号処
理回路13に入力され、光ビーム間で生ずるクロストーク
および隣接ピットからの干渉を除去した再生信号が得ら
れる。
第4図は単一の光源を有する半導体レーザと回折格子
を用いた場合の実施例であり、第1図の構成要素と同等
の構成要素は同一の参照番号を付して示している。半導
体レーザ1からの一本の出射光束は回折格子41を通過
後、複数の光束(本例においては0次、±1次の計3本
の回折光)とされ、記録媒体面上に第3図と同様の集光
スポットを形成する。すなわち、中央のスポットが信号
再生用、両端のスポットが中央のビームへの回り込み信
号検出用である。そして、信号再生系の動作は、第1図
の実施例と同じであり、本実施例においても、光ビーム
間で生ずるクロストークおよび隣接ピットからの干渉を
除去し、再生信号特性を改善できる。
第5図(a)は4つの光源を持つ半導体レーザアレイ
を用いた場合の実施例である。第1図の実施例と同等の
構成要素には同一の参照番号を付して示している。集光
スポットとトラックとの位置関係は第8図と同様であ
る。集光スポット852と853を信号再生に用いることがで
きる。集光スポット852からの再生のために集光スポッ
ト851,853からの信号を干渉除去用に用い、集光スポッ
ト853からの再生のために集光スポット852,854からの信
号を干渉除去に用いる。
第5図(b)に本実施例における信号再生系における
信号の流れを示す。信号再生用集光スポットが2つある
ため、第2図に示した構成の周波数変換器群を2つ用い
る。520,521はこれら周波数変換器群である。トラック8
1,82,83,84上の集光スポット851,852,853,854からの反
射光は、信号検出用光検出器アレイ11の4つの光検出器
にそれぞれ入射し、光検出信号500,501,502,503が出力
される。周波数変換器群520には信号501が信号再生用と
して、信号500,502が干渉除去用として入力される。ま
た、周波数変換器群521には信号502が信号再生信号用と
して、信号501,503が干渉除去用として入力される。各
周波数変換器群からの出力は後段の情報再生用信号処理
回路13へ入力される。信号処理回路13からは、クロスト
ークおよび干渉の除去された2つの再生情報が得られ
る。
第6図は、3つの光源を有する半導体レーザアレイ1
を用い、光検出手段として、光検出器アレイを用いずに
単一の光検出器8′,11′を用い、かつ、各トラックか
らの再生信号を一時的に保存する回路14を周波数変換器
群12の直前に設けたものである。集光スポットと記録媒
体面上のトラックとの位置関係は第3図と同様である。
信号再生に当たっては、一周毎に発光する光源を切り替
え、再生すべきトラックからの信号および符号干渉除去
用の信号を別々に再生する。信号再生および干渉除去に
必要な信号をすべて得るために、ディスク3回転分の時
間を要する。従って、各トラックからの再生信号は一時
的に回路14に保存される。本実施例の構成は光検出器ア
レイを用いる場合に比して、光学系が小型になるという
利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によって、複数の光ビームを記録媒体面に照射
する方式の光ヘッド装置の信号再生系において、隣接光
ビーム間で生ずる回り込みおよび隣接ピット間で生ずる
干渉を除去し、良好な再生信号を得ることが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は3つの光源を持つ半導体レーザアレイを用いた
場合の実施例を示す図、 第2図は周波数変換器群の一構成例を示す図、 第3図は記録媒体面上の集光スポットとトラックとの位
置関係を示す図、 第4図は回折格子を用いて複数の光束を得る場合の実施
例を示す図、 第5図は4つの光源を持つ半導体レーザアレイを用いた
場合の実施例を示す図、 第6図は光検出手段として光検出器アレイを用いずに単
一の光検出器を用いた場合の実施例を示す図、 第7図は半導体レーザアレイを用いた従来の光ヘッド装
置の構成例を示す図、 第8図は4つの集光スポットを照射したときの集光スポ
ットとトラックの関係を示す図である。 1……半導体レーザアレイ 2……コリメートレンズ 3……ビームスプリッタ 4……集光レンズ 5……記録媒体 6……ビームスプリッタ 7……集光レンズ 8……誤差信号検出用光検出器アレイ 9……誤差信号処理回路 10……集光レンズ 11……再生信号検出用光検出器アレイ 12……周波数変換器群 13……情報再生用信号処理回路 14……再生信号を一時的に保存する機能を持つ回路 21〜23……トラック 24……集光スポット 25……記録ピット 300……信号再生用光検出器 301,302……干渉除去用光検出器 310〜312……周波数特性可変フィルタ 320……加算器 321……リファレンス信号発生回路 322……誤差信号検出回路 323……周波数特性可変フィルタ制御回路 41……回折格子 500〜503……光検出信号 520,521……周波数特性変換器群 81〜84……トラック 851〜854……集光スポット 86……記録ピット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光束を記録媒体の異なるトラック上
    に照射し、各トラックからの反射光から独立に信号を再
    生する光検出手段を有する光ヘッド装置において、 前記光検出手段から出力された各トラック毎の再生信号
    をそれぞれ入力する、周波数特性を可変とすることがで
    きる複数の周波数変換器と、 前記複数の周波数変換器のうち所定の周波数変換器の出
    力信号から、前記所定の周波数変換器とは異なる残りの
    周波数変換器の周波数特性を調整して残りの周波数変換
    器からの出力信号を減ずる信号処理手段とを有すること
    を特徴とする光ヘッド装置。
JP1100112A 1989-04-21 1989-04-21 光ヘッド装置 Expired - Lifetime JP2586641B2 (ja)

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DE69020624T DE69020624T2 (de) 1989-04-21 1990-04-23 Signalwiedergabegerät für optische Aufzeichnungs- und Wiedergabeapparatur und Methode für dasselbe.
EP90107616A EP0393719B1 (en) 1989-04-21 1990-04-23 Signal reproducing apparatus for optical recording and reproducing equipment and method for the same

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