JP2584119Y2 - 車輌補助ランプの開閉装置 - Google Patents

車輌補助ランプの開閉装置

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JP2584119Y2
JP2584119Y2 JP693293U JP693293U JP2584119Y2 JP 2584119 Y2 JP2584119 Y2 JP 2584119Y2 JP 693293 U JP693293 U JP 693293U JP 693293 U JP693293 U JP 693293U JP 2584119 Y2 JP2584119 Y2 JP 2584119Y2
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lamp
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lamp body
flat plate
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JP693293U
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正史 釜谷
玄 可児
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PIA Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【考案の分野】この考案は、車輌の屋根やバンバに取付
けられるフォグランプのような車輌補助ランプの開閉装
置に関する。
【0002】
【この考案が成された背景と従来装置の欠点】近頃特に
若者の間ではアクセサリも兼ねて比較的大きな補助ラン
プを車輌の屋根やバンバに搭載することが流行してい
る。一方この補助ランプのバルブは切れた時は勿論、フ
ォグランプや照度の強いものとするなど屡々交換するこ
とがある。
【0003】通常この種車輌補助ランプの開閉装置は、
図1及び2に示したように適宜のバルブが収納されたラ
ンプ本体(A)と、前面にガラス部材を持ったカバー本
体(B)とを有し上記ランプ本体(A)の前端部にカバ
ー本体(B)を嵌合させ、ビス(F)で両者を固着する
ものである。
【0004】而して従来は上記ランプ本体(A)の前端
部適宜位置に内側に、該前端部から突出させて取付け部
材(C)を設けると共に、この取付け部材に雌ネジを持
った孔(D)を穿つ。またカバー本体(B)の後端部の
適宜位置には孔(G)を設けて両孔(D)(G)を合致
させ、ランプ本体(A)側からビス(F)を挿通しラン
プ本体(A)とカバー本体(B)を連結するものであっ
た。
【0005】しかし、通常のバルブからフォグバルブに
交換したい時は薄暗い濃霧の状態であり、バルブが切れ
た時は夜間の場合が多く、上記両孔(D)(G)を合致
させビス(F)を挿通し螺合する作業が困難である。ま
た、この事は多量の補助ランプを組み立てる生産工場で
も両孔(D)(G)を合致させる作業に長時間を費やす
欠点があった。
【0006】
【本考案の目的】そこで、本案車輌補助ランプの開閉装
置は上記ランプ本体とカバー本体の取付け位置がすぐ発
見でき夜間や、濃霧の場合でもあるいは工場に於いて大
量に組み立てする場合でも迅速にバルブの取付けあるい
は交換が出来るようにした事にある。
【0007】
【本考案の概要】而して本案車輌補助ランプの開閉装置
は、適宜のバルブが収納されたランプ本体と、前面にガ
ラス部材を持ったカバー本体とを有し上記ランプ本体の
前端部にカバー本体を嵌合させ、ビスで両者を固着する
補助ランプの開閉手段にあって、上記ランプ本体の前端
部の適宜位置に該前端面から後方に向て設けた切込み部
と、この切込み部の対向面の内側に固着した一対の案内
片と、この案内片の間に配置されかつ該両案内片の対向
面にその両側部がほぼ接する平鈑と、上記ランプ本体の
前端部に設けた孔に貫通させ末端部を上記平鈑に螺合さ
せたビス部材と、一端を上記カバー本体の後端部の適宜
位置に固定し他端をカバー本体から後方に突出させたバ
ネ部材と、このバネ部材の中心線に沿ってその突出端か
らランプ本体側に向う案内溝とよりなり、この案内溝の
両側に位置する突出片をバネ力を持たせる波状に構成し
たものである。
【0008】
【本案の作用効果】1、而して上記ランプ本体とカバー
本体との係合時は、上記バネ部材を上記両案内片間に挿
通させその案内溝内に上記ビス部材を位置させるもので
ある。この時上記案内片はランプ本体の前端部に設けた
切込み部とこの切込み部の対向面の内側に固着した一対
の案内片内に挿通させるものであるが、この切込みや案
内片は夜間など暗い場所でも容易に発見できしかも、上
記バネ部材の挿入操作は上記一対の案内片間に案内され
るので、カバー本体の取付け位置の所謂「位置決め」が
容易且つ確実にできるのである。
【0009】2、またバルブを交換する時従来はビスを
取り外し、バルブを交換してから再びビス]を取付ける
ものであった為、このビスが紛失したり再度取付けする
際のカバー本体の孔が発見出来ないなどの欠点があっ
た。この点本案のビス部材はランプ本体の前端部に設け
た孔に貫通させ、その末端部は上記案内片の間に配置さ
れ平鈑に常時螺合させたものであるから、バルブの交換
時ビス部材を取り外す必要はなく単に弛めればよいから
ビス部材を紛失する虞は全く無くしかも、交換時間を著
しく短縮できるのである。
【0010】3、さらに従来はカバー本体の上記のビス
を挿通する孔を設けるもので、夜間などこの孔の存在を
発見するのが甚だ面倒であったが、本案ではカバー本体
に係る孔を設ける必要はない。
【0011】4、また上記バネ部材はその中心線に沿っ
てその突出端からランプ本体側に向う案内溝があり、こ
の案内溝は上記バネ部材の挿入時にランプ本体のビス部
材を挿通するもので、この場合上記のビス部材が案内と
なってバネ部材の挿入位置決めが確実に行われるのであ
る。
【0012】5、更に上記バネ部材はその案内溝の両側
に位置する突出片を波状に構成したから、係るバネ部材
をビス部材で締めつける際、該波状部がバネ力を発揮し
て所謂ワッシャとしての作用を成すので、車輌の激しい
振動でもランプ本体とカバー本体の連結が外れるなどの
不祥事を招く虞がないのである。
【0013】6、なお、上記ランプ本体に取付けたビス
部材は一対の案内片の間に、該案内片の対向面にほぼ接
して設けた平鈑に通常は螺合している。これは該ビス部
材を締めつける際ナットの役目を持つ平鈑が回転運動を
するのを阻止するもので、ビス部材を確実強固に固着さ
せることが出来るのである。なおこの手段は図示のよう
に平鈑の他にナット部材を設ける所謂ダブルナットとし
ても、平鈑にはビスを単に挿通させナット部材のみで締
めつけても差し支えない。
【0014】
【実施例の説明】図で(1)は図示しない適宜のバルブ
が収納されたランプ本体で、(2)は前面にガラス部材
を持ったカバー本体である。上記ランプ本体(1)の前
端部適宜位置に、該前端面から後方に向て設けた切込み
部(3)を設ける。この切込み部(3)の対向面の内側
には一対の案内片(4)(5)を固着する。案内片
(4)(5)の間にには矩形状の平鈑(6)を配置す
る。
【0015】この場合該平鈑(6)の両側部が案内片
(4)(5)の対向面とほぼ接するようにする。上記ラ
ンプ本体(1)の前端部の適宜位置には孔(7)を設
け、該孔(7)に挿通させ末端部を上記平鈑(6)に螺
合させたビス部材(8)を設ける。また一端を上記カバ
ー本体(2)の後端部の適宜位置に固定し、他端をカバ
ー本体(2)から後方に突出させたバネ部材(9)を設
ける。このバネ部材(9)は薄いバネ材料で作られその
中心線に沿って、突出端からランプ本体側に向う案内溝
(10)を有し、この案内溝(10)の両側に位置する
突出片(11)(12)をバネ力を持たせた波状(1
3)としたものである。
【0016】而して例えば上記ランプ本体(1)内のバ
ルブを交換し、カバー本体(2)を被冠させる時は上記
カバー本体(2)のバネ部材(9)を、上記ランプ本体
(1)に設けた両案内片(4)(5)間に挿通させ、バ
ネ部材(9)のその案内溝(10)内に上記ランプ本体
(1)のビス部材(8)の下方を位置させる。次いでこ
のビス部材(8)をドライバ等の工具で回転させると、
上記バネ部材(9)は平鈑(6)とランプ本体(1)の
裏面間に強固に挟まれ、ランプ本体(1)とカバー本体
(2)は確実に連結されるのである。
【0017】なお、この実施例では上記ビス部材(8)
による両本体(1)(2)の固着を1箇所のみ示したが
通常3箇所位が適当で、他の2箇所は単に両本体(1)
(2)に夫々合致するビスの固定用の孔を設けるような
ものでもよい。
【0018】而して、本案実施例でカバー本体(2)を
ランプ本体(1)に被冠させる時、上記のようにランプ
本体(2)のバネ部材(9)をランプ本体(1)の両案
内片(4)(5)間に誘導する。この場合ランプ本体
(1)の前端部に設けた切込み部(3)とこの切込み部
(3)に固着した一対の案内片(4)(5)などの存在
は夜間暗い場所でも容易に発見できしかも、上記バネ部
材(9)の挿入操作は上記一対の案内片(4)(5)に
よって案内されるので、カバー本体(2)の取付け位置
の所謂「位置決め」が容易且つ確実にできるのである。
【0019】また上記バネ部材(9)はその中心線に沿
ってその突出端からカバー本体(2)側に向う案内溝
(10)があり、この案内溝(10)は上記バネ部材
(9)の挿入時にランプ本体(1)のビス部材(8)を
挿通するもので、このビス部材(8)が案内となりバネ
部材(9)の挿入位置決めが確実に行われるのである。
更に上記バネ部材(9)はその案内溝(10)の両側に
位置する突出片(11)(12)を波状(13)に構成
したから、係るバネ部材(9)をビス部材(8)で締め
つける際、該波状部(13)がバネ力を発揮し所謂ワッ
シャとしての作用を成すので、車輌の激しい振動でもラ
ンプ本体(1)とカバー本体(2)の連結が外れるなど
の不祥事を招く虞がないのである。
【0020】なお、上記ランプ本体(1)に取付けたビ
ス部材(8)は一対の案内片(4)(5)の間に、該案
内片(4)(5)の対向面にほぼ接して設けた平鈑
(6)に通常は螺合している。これはビス部材(8)を
締めつける際ナットの役目を持つ平鈑(6)が回転運動
をするのを阻止するもので、ビス部材(8)を確実強固
に固着させることが出来るのである。なおこの手段は図
示のように平鈑(6)の他にナット部材(14)を設け
る所謂ダブルナットとしても、平鈑(6)は単にビスを
挿通させる孔のみでナット部材(14)のみで締めつけ
ても差し支えない。
【0021】また、従来バルブを交換する時などはビス
を取り外し、バルブを交換してから再びビスを取付ける
ものであった為、このビスが紛失したり再度取付けする
際のカバー本体の孔が発見出来ないなどの欠点があっ
た。この点この実施例のビス部材(8)はランプ本体
(1)の前端部に設けた孔(2)に貫通させ、その末端
部は上記案内片(4)(5)の間に配置され平鈑(6)
に常時螺合させたものであるから、バルブの交換時等ビ
ス部材(8)を取り外す必要はなく単に弛めればよいか
ら、ビス部材(8)を紛失する虞は全く無くしかも交換
時間を著しく短縮できるのである。さらに従来はカバー
本体(2)の上記のビスを挿通する孔を設けるもので、
夜間などこの孔の存在を発見するのが甚だ面倒であった
が、この実施例ではカバー本体(2)に係る孔を設ける
必要はない。
【0022】次に、上記平鈑(6)の他の実施例を図6
と図7で説明した。それは平鈑(6)をその両側部即ち
カバー本体(2)をランプ本体(1)側に嵌合させる方
向と同一方向を、下方に向う傾斜面としたものである。
而してこの傾斜面によって、図6のようにバネ部材
(9)は挿入箇所に案内され、図7の嵌合時は波状部
(13)がバネ力を発揮し平鈑(6)に力が働くから、
その嵌合が確実であると共に波状部(13)と平鈑
(6)の先端の傾斜部との係合で、カバー本体(2)が
激しい自動車の振動でもランプ本体(1)から抜出する
虞がないように工夫したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置のカバー本体を外した斜面説明図
【図2】従来装置の主要部分の拡大斜面説明図
【図3】本案実施例の主要部分の拡大斜面説明図
【図4】本案実施例のランプ本体の主要部分の拡大断面
【図5】本案実施例のランプ本体とカバー本体の連結部
分拡大断面図
【図6】他の実施例のランプ本体とカバー本体の連結部
分拡大断面図で両者が離れた状態から嵌合される状態を
示したもの
【図7】同両者が嵌合状態の拡大断面図を示したもので
ある。
【符合の説明】
1 ランプ本体 2 カバー本体 4,5 案内片 6 平鈑 8 ビス部材 9 バネ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜のバルブが収納されたランプ本体と、
    前面にガラス部材を持ったカバー本体とを有し上記ラン
    プ本体の前端部のカバー本体を嵌合させ、ビスで両者を
    固着する補助ランプの開閉手段にあって、上記ランプ本
    体の前端部の適宜位置に該前端面から後方に向て設けた
    切込み部と、この切込み部の対向面の内側に固着した一
    対の案内片と、この案内片の間に配置されかつ該両案内
    片の対向面にその両側部がほぼ接する平鈑と、上記ラン
    プ本体の前端部に設けた孔に貫通させ末端部を上記平鈑
    に螺合させたビス部材と、一端を上記カバー本体の後端
    部の適宜位置に固定し他端をカバー本体から後方に突出
    させたバネ部材と、このバネ部材の中心線に沿ってその
    突出端からランプ本体側に向う案内溝とよりなり、この
    案内溝の両側に位置する突出片をバネ力を持たせる波状
    に構成したもので、上記ランプ本体とカバー本体との係
    合時は上記バネ部材を上記両案内片間に挿通させその案
    内溝内に上記ビス部材を位置させるようにした車輌補助
    ランプの開閉装置。 【0001】
JP693293U 1993-01-14 1993-01-14 車輌補助ランプの開閉装置 Expired - Lifetime JP2584119Y2 (ja)

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JPH0672102U JPH0672102U (ja) 1994-10-07
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