JP2583884B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2583884B2
JP2583884B2 JP62099459A JP9945987A JP2583884B2 JP 2583884 B2 JP2583884 B2 JP 2583884B2 JP 62099459 A JP62099459 A JP 62099459A JP 9945987 A JP9945987 A JP 9945987A JP 2583884 B2 JP2583884 B2 JP 2583884B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学像と超音波像とを得ることができる内
視鏡装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子内視鏡が種々提案されている。
また、超音波を利用して、体内の組織や臓器等の診断
を行う超音波診断装置も急速に進歩してきた。最近で
は、内視鏡的に、体腔内に探触子を挿入して、体腔内か
ら観察できる超音波内視鏡も利用されている。この超音
波内視鏡は、体内に振動子を挿入するため、皮膚や脂肪
等の超音波を減衰させる組織が介在しないので、超音波
の透過性が良好で、分解能の良い鮮明な画像が得られる
という利点がある。
また、例えば、特開昭58−133232号公報に示されるよ
うに、挿入部先端部に、固体撮像素子等の光学像を得る
手段と、超音波像を得る手段とを設けると共に、光学像
と超音波像との相対的位置関係を明確にして、光学像と
超音波像とを対応づけられるようにした超音波内視鏡が
提案されている。
ところで、内視鏡に、光学像を得る手段としての固体
撮像素子と、超音波像を得る手段としての探触子とを設
けた場合、前記固体撮像素子に対する信号処理を行うビ
デオプロセッサと、前記探触子に対する信号処理を行う
超音波観測装置と、固体撮像素子に対する照明光を供給
する光源装置とが必要になる。しかしながら、従来は、
これらの各装置が別々に構成されているため、内視鏡装
置全体が大型化し、コストが高くなり、また、操作が煩
雑になるという問題点がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光
学像と超音波像とを得ることができ、しかも、装置の小
型化とコスト低減を可能する内視鏡装置を提供すること
を目的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による内視鏡装置は、被写体に挿入可能にして
被写体の体腔内の光学像を形成する撮像信号を出力する
撮像手段と前記被写体の超音波像を形成する超音波信号
を出力する超音波探触子とを内蔵した内視鏡スコープ
と、この内視鏡スコープから出力される前記撮像信号と
前記超音波信号とを合成して単一の映像信号となし前記
光学像と前記超音波像を単一のモニタに同時表示可能に
する混合回路を含む信号処理手段とを有するものであ
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第2図は内
視鏡装置の全体を示す説明図、第3図はビデオ超音波ス
コープの先端部を示す断面図である。
第2図に示すように、内視鏡装置1は、ビデオ超音波
スコープ2と、このビデオ超音波スコープ2が接続され
るビデオ超音波観測装置3と、このビデオ超音波観測装
置3に接続される表示装置としての観察モニタ4とを備
えている。
前記ビデオ超音波スコープ2は、細長で例えば可撓性
の挿入部6を備え、この挿入部6の後端に太径の操作部
7が連設されている。前記操作部7の後端部からは、側
方に可撓性のユニバーサルコード8が延設され、このユ
ニバーサルコード8の先端部にコネクタ9が設けられて
いる。このコネクタ9は、前記ビデオ超音波観測装置3
の例えば側部に設けられたコネクタ受け10に接続できる
ようになっている。
前記挿入部6は、操作部7側に設けられた軟性部12
と、この軟性部12の先端に連設された湾曲可能な湾曲部
13と、この湾曲部13の先端に連設された硬性の先端部14
とで構成されている。また、前記操作部7には、湾曲操
作ノブ16が設けられ、この湾曲操作ノブ16を回動操作す
ることによって、前記湾曲部13を上下/左右方向に湾曲
できるようになっている。また、前記操作部7の後端部
には、例えば、観察画像の静止等を行うためのリモート
スイッチ17が設けられている。
また、前記コネクタ9は、照明系コネクタ21と、送気
系コネクタ22と、電気系コネクタ23とが一体化されたも
のになっている。また、このコネクタ9の側部には、送
水口金24と、吸引口金25とが設けられている。このコネ
クタ9から、ユニバーサルコード8内,操作部7内,挿
入部6内を経由して、先端部14まで、前記送気系コネク
タ22及び送水口金24に連通する送気・送水チャンネル
と、前記吸引口金25に連通する吸引チャンネルとが設け
られている。また、前記操作部7には、送気・送水を行
うための送気・送水ボタン26と、吸引を行うための吸引
ボタン27とが設けられている。
前記先端部14は、第3図に示すように構成されてい
る。
すなわち、先端部14は、金属等の硬性の材料からなる
略円柱状の先端部本体31を備えている。この先端部本体
31には、中心軸近傍に、挿入部6の軸方向に平行に貫通
する観察用透孔32が形成され、この観察用透孔32の片側
に、照明用透孔33と、吸引チャンネル用透孔34とが形成
され、前記観察用透孔32の他の片側に、この観察用透孔
32に近接して送気・送水チャンネル用透孔35が形成され
ている。また、この送気・送水チャンネル用透孔35の外
周側には、先端部14の側部に露呈する超音波像を得る手
段としての超音波探触子50が配設されている。
前記観察用透孔32には、先端側に、対物レンズ系38が
装着され、この対物レンズ系38の結像位置に、光学像を
得るための撮像手段としての固体撮像素子、例えばCCD4
0が配設されている。このCCD40には、信号ケーブル41が
接続されており、この信号ケーブル41は、前記挿入部6
及びユニバーサルコード8内に挿通され、前記コネクタ
9の電気系コネクタ23に接続されている。また、前記照
明用透孔33には、先端側に、配光レンズ43が装着され、
この配光レンズ43の後端側に、ライトガイドファイバ44
が配設されている。このライトガイドファイバ44は、前
記挿入部6及びユニバーサルコード8内に挿通され、前
記コネクタ9の照明系コネクタ21に接続されている。ま
た、前記吸引チャンネル用透孔34には、吸引チャンネル
45を形成する図示しない吸引チャンネルチューブが接続
され、この吸引チャンネルチューブは、前記挿入部6及
びユニバーサルコード8内に挿通され、前記コネクタ9
の吸引口金25に接続されている。また、前記送気・送水
チャンネル用透孔35には、前記対物レンズ系38の先端面
側に開口する送気・送水ノズル47が装着されている。こ
の送気・送水ノズル47には送気・送水チャンネル48を形
成する図示しない送気・送水チャンネルチューブが接続
され、この送気・送水チャンネルチューブは、前記挿入
部6及びユニバーサルコード8内に挿通され、前記コネ
クタ9の送気・送水口金24に接続されている。
前記超音波探触子50は、フレキシブル基板51上に装着
された超音波パルスを発生する振動子52を備え、この振
動子52上に、第1整合層53,第2整合層54を介して、音
響レンズ55が設けられ、この音響レンズ55が先端部14の
外周部に露呈している。前記音響レンズ55は、人体への
絶縁保護や、振動子52の保護の機能を有し、また、材質
と形状を適切にすることで、音の屈折を利用し、超音波
の集束を行うことも可能である。前記第1整合層53,第
2整合層54は、人体内部に超音波がスムーズに入り込め
るように整合させるために設けられている。前記フレキ
シブル基板51の背面側には、ダンパー層56が設けられて
いる。このダンパー層56は、振動素子52内に閉じ込めら
れた振動エネルギを早く消散させ、超音波パルスの幅が
長くなるのを防止する機能を有する。また、前記フレキ
シブル基板51には、信号ケーブル58が接続され、この信
号ケーブル58は、前記挿入部6及びユニバーサルコード
8内に挿通され、前記コネクタ9の電気系コネクタ23に
接続されている。
尚、本実施例では、前記コネクタ9内に、前記超音波
探触子50とこの超音波探触子50に対する信号処理回路と
の電気的整合を行う超音波マッチング回路と、スコープ
の種別を示すスコープ認識回路とが内蔵されている。こ
のスコープ認識回路は、ビデオ超音波スコープ2等のス
コープをビデオ超音波観測装置3に接続すると、このビ
デオ超音波観測装置3内に設けられた図示しない識別回
路に接続され、この識別回路によって接続されたスコー
プの種類が識別されるようになっている。
一方、前記ビデオ超音波観測装置3は、前記CCD40に
対する信号処理を行う信号処理手段と、前記超音波探触
子50に対する信号処理を行う信号処理手段と、光学像を
得るための照明光を供給する光源装置とが、一つの筐体
61内に一体的に収納されたものである。そして、前記筐
体61の例えば側部に設けられたコネクタ受け10に、前記
ビデオ超音波スコープ2のコネクタ9を接続することに
より、このビデオ超音波スコープ2内のCCD40、超音波
探触子50が、それぞれの信号処理手段に接続されると共
に、ライトガイドファイバ44が光源装置に接続されるよ
うになっている。
前記筐体61の例えば前面には、前記CCD40による光学
像に対する操作を行うためのビデオコントローラ62と、
前記超音波探触子50による超音波像に対する操作を行う
超音波コントローラ63とが左右に併設され、これらの下
側に、光学像に対する操作と超音波像に対する操作とを
行うことができる共通のキーボード64が設けられてい
る。また、前記キーボード64の下側には、ビデオテープ
レコーダ等の外部記憶装置65が収納可能になっている。
また、前記筐体61の側部には、ポラロイドカメラ(商品
名)やプリンタ等の外部記録装置66を取付けられるよう
になっている。尚、前記筐体61は、キャスタ68が設けら
れ、移動できるようになっている。
前記ビデオ超音波観測装置3の内部構成は、第1図に
示すようになっている。尚、この図において、超音波像
の信号の流れは実線で示し、光学像の信号の流れは一点
鎖線で示している。
尚、本実施例では、超音波像を得るための信号処理手
段として、走査方式にセクタ電子走査を用いた場合の例
が示されている。
前記セクタ電子走査の場合、超音波探触子50の振動子
52として、多数個、例えばN個の振動素子群が設けら
れ、ビデオ超音波スコープ2とビデオ超音波観測装置3
とを接続した場合、前記振動素子群の各振動素子には、
それぞれ、振動素子を励振動作させる送信駆動回路71が
接続されるようになっている。この送信駆動回路71は、
前記振動素子の数に対応して、例えばN個設けられてい
る。各送信駆動回路71は、超音波コントロール回路73に
よって制御される送信遅延コントロール回路72によっ
て、所定間隔の時間差を持って動作されるようになって
いる。そして、前記時間差を順次変化させることによっ
て、超音波探触子50から発生する超音波ビームが扇形に
走査されるようになっている。尚、前記超音波コントロ
ール回路73は、前記筐体61前面に設けられた超音波コン
トローラ63によって操作可能になっている。
前記超音波探触子50から発生された超音波ビームは、
生体内に伝わり、体内組織の境界等で反射され、エコー
として再び超音波探触子50へ戻り、振動子52で電気信号
に変換される。前記振動子52の各振動素子からの電気信
号は、それぞれ、プリアンプ75で増幅された後、受信遅
延回路76に入力されるようになっている。尚、前記プリ
アンプ75は、前記振動素子の数に対応して、例えばN個
設けられている。体内の同一部位からの超音波エコー
は、前記各振動素子に異なった時刻に到達する。前記受
信遅延回路76は、前記超音波コントロール回路73によっ
て制御される受信遅延コントロール回路77によって遅延
量が制御され、各振動素子からの超音波エコー信号をそ
れぞれ異なった遅延量で遅延して、同一部位に対応する
超音波エコー信号の位相を合せるようになっている。前
記受信遅延回路76からの超音波エコー信号は、対数増幅
器78に入力されるようになっている。この対数増幅器78
は、超音波エコー信号のダイナミックレンジを対数圧縮
して、広範囲の超音波エコー信号を歪なく増幅できるよ
うになっている。また、前記超音波エコー信号は、前記
対数増幅器78によって対数圧縮されると共に、STC(sen
sitivity time contorol)回路79で、感度が補正される
ようになっている。すなわち、超音波は、生体内を伝搬
する際に減衰するため、前記STC回路79は、この減衰に
よるエコーの大小の差をなくし、一定の明るさの像とし
て表示されるように、超音波の伝搬距離に対し感度を補
正するものである。前記対数増幅器78で対数圧縮された
超音波エコー信号は、検波回路80に入力され、この検波
回路80で検波され包絡線信号(Aモード信号とも呼
ぶ。)となる。このAモード信号は、A/Dコンバータ81
でデシタル信号に変換され、前記超音波コントロール回
路73によって制御されるデジタルスキャンコンバータ
(以下、DSCと記す。)83に入力されるようになってい
る。このDSC83は、前記Aモード信号をデジタル量とし
て記憶し、例えばBモード表示するためのテレビ映像信
号として読出される。前記DSC回路83から読出されたデ
ジタルの映像信号は、フリーズメモリ85に入力されるよ
うになっている。そして、このフリーズメモリ85によっ
て、超音波像を静止させることができるようになってい
る。このフリーズメモリ85の出力信号は、D/Aコンバー
タ86でアナログの映像信号に変換され、混合回路87を経
て、観察モニタ4に出力され、この観察モニタ4に超音
波像が例えばBモード表示されるようになっている。
一方、光学像を得るためには、前記ビデオ超音波観測
装置3内には、光源装置91が設けられている。この光源
装置91は、カラー撮像方式として面順次方式を用いた場
合であれば、例えば、光源ランプ92と、この光源ランプ
92の前面側に配設され、赤(R),緑(G),青(B)
等の各色の色透過フィルタを有しモータ93によって回転
される回転カラーフィルタ94とを備えている。そして、
前記光源ランプ92から出射された照明光は、前記回転カ
ラーフィルタ94を経て、順次R,G,Bの各波長の光にさ
れ、集光レンズ95によって集光されて、ビデオ超音波観
測装置3に接続されたビデオ超音波スコープ2のライト
ガイドファイバ44の入射端に入射するようになってい
る。この照明光は、前記ライトガイドファイバ44によっ
て先端部14に導かれ、出射端から出射され、配光レンズ
43を経て、被写体に照射されるようになっている。
このR,G,Bの各色光に応じた被写体像は、対物レンズ
系38によって、CCD40に結像される。このCCD40は、前記
ビデオ超音波観測装置内3内に設けられたCCD駆動回路9
7によって駆動されるようになっている。前記CCD駆動回
路97は、ビデオコントロール回路100によって制御され
るCCD駆動コントロール回路98によってタンミングが制
御されている。前記CCD40から読出された信号は、プリ
アンプ101で増幅されるようになっている。
本実施例では、前記プリアンプ101と、前記超音波探
触子50からの超音波エコー信号を増幅するプリアンプ75
とで、回路の一部を共用するプリアンプ部102が構成さ
れている。また、前記プリアンプ101で増幅された信号
は、検波後の超音波エコー信号をA/D変換するA/Dコンバ
ータ81に入力され、デジタル信号に変換されるようにな
っている。すなわち、超音波像の信号と光学像の信号と
で、前記A/Dコンバータ81を共用している。前記A/Dコン
バータ81から出力されるデジタル信号は、例えば、図示
しないマルチプレクサによって、色面順次の照明に同期
して切換えられて、順次R,G,Bの各色に対応したフレー
ムメモリ103R,103G,103Bに記憶されるようになってい
る。このフレームメモリ103R,103G,103Bから読出された
デジタルのR,G,B信号は、超音波像を静止させるために
用いられると共に、光学像を静止させためにも用いられ
る共通のフリーズメモリ85を経て、共通のD/Aコンバー
タ86でデジタル信号に変換されるようになっている。す
なわち、超音波像の信号と光学像の信号とで、前記フリ
ーズメモリ85及びD/Aコンバータ86を共用している。前
記D/Aコンバータ86からのアナログR,G,B信号は、それぞ
れ、例えばD/A変換時に生じる信号の不連続性を解消す
るためのローパスフィルタ105R,105G,105Bを通った後、
前記観察モニタ4に入力されるようになっていると共
に、マトリクス回路106に入力されるようになってい
る。そして、このマトリクス回路106で、輝度信号Y
と、色差信号R−Y,B−Yに変換され、エンコーダ107
で、例えば複合カラー映像信号(コンポジット信号)に
変換されるようになっている。前記エンコーダ107から
の映像信号は、前記混合回路87に入力され、超音波像の
映像信号と合成されて、前記観察モニタ4に出力される
ようになっている。そして、この観察モニタ4に、第1
図及び第2図に示すように、超音波像111と、光学像112
とが例えば横に並べて表示されるようになっている。
また、光学像に対する操作と超音波像に対する操作と
を行うことができる共通のキーボード64は、超音波像側
では、送信遅延コントロール回路72、受信遅延コントロ
ール回路77、及びDSC83に対する操作を行うことがで
き、光学像側では、CCD駆動コントロール回路98に対す
る操作を行うことができるようになっている。また、前
記キーボード64は、前記ビデオ超音波観測装置3内に設
けられたスーパインポーズ回路114に、患者データ等を
入力できるようになっている。また、前記混合回路87と
観察モニタ4間には、前記スーパインポーズ回路114の
出力と、前記混合回路87からの出力を混合する混合器11
5が介装され、前記キーボード64で入力した患者データ
等は、前記スーパインポーズ回路114及び混合器115によ
って、観察モニタ4の画像中にスーパインポーズによっ
て表示されるようになっている。尚、第1図及び第2図
において、符号116は、観察モニタ4に表示された患者
データ等を示している。
このように、本実施例では、超音波像を得る信号処理
手段と、光学像を得る信号処理手段とが一つの筐体61内
に収納されていると共に、両信号処理手段で、同様の機
能を有する回路、例えば、プリアンプ部102、A/Dコンバ
ータ81、フリーズメモリ85、D/Aコンバータ86、混合回
路87、スーパインポーズ回路114、キーボード64、及び
観察モニタ4が共通になっている。第1図において、符
号121は超音波像を得るための専用部分、122は光学像を
得るための専用部分、123は超音波像を得る手段と光学
像を得る手段とで共用する部分を示している。
従って、本実施例によれば、装置の小型化と、コスト
の低減が可能になる。
また、一つの筐体61にビデオコントローラ62と超音波
コントローラ63とが設けられ、更に、光学像及び超音波
像に対する操作が可能な共通のキーボード64が設けられ
ているので、操作が容易になる。
第4図は本発明の第2実施例に係る内視鏡装置の全体
を示す説明図である。
本実施例では、ビデオ超音波スコープ131のユニバー
サルコード132の先端側が2本に分岐され、一方の先端
部に、ビデオスコープコネクタ135が設けられ、他方の
先端部に、超音波コネクタ136が設けられている。前記
ビデオスコープコネクタ135は、照明系コネクタ21と、
送気系コネクタ22と、CCD40との信号の送受を行うため
の電気系コネクタ137とが一体化されたものになってい
る。また、このコネクタ135の側部には、送水口金24
と、吸引口金25とが設けられている。一方、前記超音波
コネクタ136は、超音波探触子50との信号の送受を行う
ための信号用のコネクタになっている。
また、ビデオ超音波観測装置138には、例えば筐体61
の側部に、前記ビデオスコープコネクタ135が接続され
るビデオスコープコネクタ受け139と、超音波コネクタ1
36が接続される超音波コネクタ受け140とが設けられて
いる。
尚、本実施例では、共通の観察モニタ4に、超音波像
111と、光学像112とが横に並べて表示されるようになっ
ている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例によれば、前記ビデオスコープコネクタ受け
139に、超音波探触子50を備えないビデオスコープを接
続して光学像のみの観察を行ったり、前記超音波コネク
タ受け140に、例えば、体表面に接触させるタイプの探
触子を接続して、超音波像のみの観察を行ったりするこ
とが可能になる。
第5図は本発明の第3実施例に係る内視鏡装置の全体
を示す説明図である。
本実施例では、ビデオ超音波スコープ141のユニバー
サルコード142の先端部に、内視鏡コネクタ143が設けら
れ、この内視鏡コネクタ143の基部から信号ケーブル144
が延設され、この信号ケーブル144の先端部に、電気系
コネクタ145が設けられている。前記内視鏡コネクタ143
は、照明系コネクタ21と、送気系コネクタ22とが一体化
されたものになっている。一方、前記電気系コネクタ14
5は、CCD40との信号の送受と、超音波探触子50との信号
の送受を行うための信号用のコネクタになっている。
また、ビデオ超音波観測装置146には、例えば筐体61
の側部に、前記内視鏡コネクタ143が接続される内視鏡
コネクタ受け147と、電気系コネクタ145が接続される電
気系コネクタ受け148とが設けられている。
尚、本実施例では、共通の観察モニタ149は、画面が
縦長のものが用いられ、この観察モニタ149に、超音波
像111と、光学像112とが例えば超音波像111が上になる
ように縦に並べて表示されるようになっている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例によれば、前記内視鏡コネクタ受け147に、
ファイバスコープ等の肉眼観察が可能な内視鏡を接続し
て肉眼観察することが可能になる。
第6図は本発明の第4実施例に係る内視鏡装置の全体
を示す説明図である。
本実施例では、ビデオ超音波観測装置161は、例えば
第1図における、超音波像を得るための専用部分121、
光学像を得るための専用部分122、超音波像を得る手段
と光学像を得る手段とで共用する部分123が、それぞ
れ、別個の筐体内に収納され、超音波ユニット162と、
カメラコントロールユニット163と、共通ユニット164と
にユニット化されている。各ユニット162,163,164は、
互いに例えばBNCコネクタ165で接続されている。また、
各ユニット162,163,164の例えば前面側には、それぞ
れ、コネクタ受け166,167,168が設けられている。ま
た、各ユニット162,163,164は、筐体171の棚部172,173,
174に、例えば下からこの順に、着脱自在に収納される
ようになっている。
一方、ビデオ超音波スコープ151は、ユニバーサルコ
ード152の先端部に、前記共通ユニット164のコネクタ受
け168に接続可能な共通コネクタ153が設けられ、この共
通コネクタ153の基部から信号ケーブル154と信号ケーブ
ル155が延設され、信号ケーブル154の先端部に、前記カ
メラコントロールユニット163のコネクタ受け167に接続
可能なビデオスコープコネクタ156が設けられ、信号ケ
ーブル155の先端部に、前記超音波ユニット162のコネク
タ受け166に接続可能な超音波コネクタ157が設けられて
いる。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
本実施例によれば、ビデオ超音波スコープ151のCCD40
等の固体撮像素子の違いや、超音波探触子50の違いに応
じて、共通ユニット164以外のカメラコントロールユニ
ット163や、超音波ユニット162を交換することができ
る。例えば、カメラコントロールユニット163として
は、消化管用の画素数の多いCCDに対応するユニット、
気管支用の画素数の少ないCCDに対応するユニット等を
設け、使用するCCDに応じて、選択的に使用しても良
い。また、超音波ユニット162としては、ラジアル機械
(メカラジアル)走査方式の探触子に対応するユニッ
ト、リニア電子走査方式の探触子に対応するユニット、
セクタ電子走査方式の探触子に対応するユニット等を設
け、使用する探触子に応じて選択的に使用しても良い。
また、共通ユニット164も、複数種設け交換可能にす
ることにより、例えば共通の機能の拡張が可能になる。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、
超音波探触子50の走査方式は、セクタ電子走査に限ら
ず、リニア電子走査、コンベックス型セクタ電子走査、
リニア機械走査、アーク機械走査、セクタ機械走査、ラ
ジアル機械走査等であっても良い。これらの走査方式の
場合も、光学像の信号処理手段との共用部分は、略第1
図と同様に構成することができる。
また、カラー撮像方式は、面順次方式に限らず、固体
撮像素子の前面に、R,G,B等の各色光をそれぞれ透過す
る色フィルタをモザイク状等に配列したカラーフィルタ
アレイを設けた同時方式であっても良い。また、撮像手
段としては、ファイバスコープ等の肉眼観察が可能なス
コープの接眼部に取付けたテレビカメラであっても良
い。
尚、光学像を得るための撮像手段に対する信号処理を
行う信号処理手段と、超音波像を得るための探触子に対
する信号処理を行う信号処理手段とで、共通化する部分
は、同様の機能を有する部分のうち少なくとも一部であ
っても良く、第1図における共用部分123内の少なくと
も一つの回路,装置や、また、ビデオテープレコーダ等
の外部記憶装置、カメラ,プリンタ等の外部記憶装置等
であっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、光学像を得るた
めの撮像手段に対する信号処理を行う信号処理手段と、
超音波像を得るための探触子に対する信号処理を行う信
号処理手段の同様の機能を有する部分の少なくとも一部
を共通にしたので、光学像と超音波像とを得ることがで
きると共に、装置の小型化とコスト低減が可能になると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡装置の構成を示すブロック図、第2図は内視
鏡装置の全体を示す説明図、第3図はビデオ超音波スコ
ープの先端部を示す断面図、第4図は本発明の第2実施
例に係る内視鏡装置の全体を示す説明図、第5図は本発
明の第3実施例に係る内視鏡装置の全体を示す説明図、
第6図は本発明の第4実施例に係る内視鏡装置の全体を
示す説明図である。 1…内視鏡装置 2…ビデオ超音波スコープ 3…ビデオ超音波観測装置 4…観察モニタ、40…CCD 50…超音波探触子、64…キーボード 81…A/Dコンバータ 85…フリーズメモリ 86…D/Aコンバータ 102…プリアンプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 純 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大関 和彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 東條 由和 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 博雅 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−104618(JP,A) 特開 昭52−139484(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体に挿入可能にして、被写体の体腔内
    の光学像を形成する撮像信号を出力する撮像手段と、前
    記被写体の超音波像を形成する超音波信号を出力する超
    音波探触子とを内蔵した内視鏡スコープと、 この内視鏡スコープから出力される前記撮像信号と前記
    超音波信号とを合成して単一の映像信号となし、前記光
    学像と前記超音波像を単一のモニタに同時表示可能にす
    る混合回路を含む信号処理手段と、 を有することを特徴とする内視鏡装置。
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