JPH08131443A - 超音波内視鏡システム - Google Patents

超音波内視鏡システム

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JPH08131443A
JPH08131443A JP6272637A JP27263794A JPH08131443A JP H08131443 A JPH08131443 A JP H08131443A JP 6272637 A JP6272637 A JP 6272637A JP 27263794 A JP27263794 A JP 27263794A JP H08131443 A JPH08131443 A JP H08131443A
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JP
Japan
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ultrasonic
ultrasonic endoscope
video
signal
endoscope
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JP6272637A
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English (en)
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Takahiro Echizenya
孝博 越前谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波内視鏡の接続手段を増やすことなく、
かつ拡張性の高い超音波内視鏡システムを提供するこ
と。 【構成】ビデオ超音波内視鏡1から得られる超音波振動
子14の出力する反射エコー信号が、超音波内視鏡1と
接続する超音波観測装置2に伝達される一方、CCD1
5の出力信号は、超音波内視鏡1と接続された一つのス
コープコード9から超音波観測装置2を経由してビデオ
プロセッサ4へ伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿入部先端に超音波探
触子と光学像の撮像手段を持つ超音波内視鏡を接続可能
な超音波内視鏡システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の先端部に、光学像を得る手段と
してCCD等の固体撮像素子と、超音波像を得る手段と
して超音波探触子を設けたビデオ超音波内視鏡が製品化
されている。
【0003】図6に従来のビデオ超音波内視鏡システム
の構成を示す。ビデオ超音波内視鏡81は、超音波観測
装置82と光源装置83とビデオプロセッサ84に接続
されている。超音波観測装置82により超音波探触子で
得た反射エコーを基に構築した超音波画像、及びビデオ
プロセッサ84により処理された固体撮像素子で得た光
学像がCRT85に表示される。ビデオ超音波内視鏡8
1と超音波観測装置82は、ビデオ超音波内視鏡81の
超音波コード86により接続されている。同様にビデオ
超音波内視鏡81と光源装置83は、ライトガイドコー
ド87で接続され、ビデオ超音波内視鏡81とビデオプ
ロセッサ84は、ビデオ信号コード88で接続されてい
る。
【0004】図6のように従来のビデオ超音波内視鏡シ
ステムでは、ビデオ内視鏡と各装置(超音波観測装置、
ビデオプロセッサ、光源装置)を接続する複数の接続ケ
ーブルが必要であった。
【0005】また、ビデオ超音波内視鏡システムとし
て、特開昭63−264046号公報では、固体撮像素
子に対する信号処理手段と、超音波探触子に対する信号
処理手段と、固体撮像素子に照明光を供給する手段とを
一体にして、ビデオ超音波内視鏡と接続されるビデオ超
音波観測装置が開示されている。この装置は、ノイズの
少ない光学像と超音波像とを得ると共に、一方の画像の
観察時にも他方の画像が観察できようにすることを目的
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すビデオ超音
波内視鏡システムのように、超音波観測装置とビデオプ
ロセッサと光源装置が別体の場合、ビデオ超音波内視鏡
の複数の接続ケーブルが前記各装置に接続されることか
ら、診断時に接続ケーブルが邪魔になるという欠点があ
った。
【0007】特願昭63−264046号公報に開示さ
れているように、超音波観測装置とビデオプロセッサと
光源装置を一体化した構成では、一台の装置が大型化し
高価になり、各装置の機能が固定してしまうことからシ
ステムの拡張性が制限されてしまうという欠点があっ
た。
【0008】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、超音波内視鏡の接続手段を増やすことなく、かつ
拡張性の高い超音波内視鏡システムを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波内視鏡シ
ステムは、超音波像を得るための超音波振動子と光学像
を得るための撮像手段とを有する超音波内視鏡と、前記
超音波内視鏡の超音波振動子及び撮像手段とが出力する
信号を基に、それぞれ映像化を図る複数の映像化装置と
を有する超音波内視鏡システムにおいて、前記超音波内
視鏡との間で信号の伝送がなされる前記複数の映像化装
置のうちいずれか一つの装置と、前記超音波内視鏡とを
一つの接続手段で接続すると共に、この超音波内視鏡と
接続されない他の装置と前記超音波内視鏡との間で前記
超音波内視鏡と接続される前記一つの装置を経由して信
号が伝送されるように構成している。
【0010】
【作用】本発明の構成では、超音波内視鏡から得られる
超音波振動子の出力または撮像手段の出力のいずれか一
方の信号が、超音波内視鏡と接続する一つの映像化装置
に伝達される一方、他方の信号は、前記超音波内視鏡と
接続された一つの接続手段から一つの映像化装置を経由
して他の映像化装置へ伝送される。
【0011】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1本発明の第1実施例に係り、図1
(a)は超音波内視鏡システムの全体的な構成図、図1
(b)はビデオ超音波内視鏡の概略構成図である。
【0012】図1(a)において超音波内視鏡システム
31は、挿入部先端に超音波像を得るための超音波探触
子と光学像を得るための撮像手段とを有するビデオ超音
波内視鏡1と、超音波探触子が受信した反射エコー信号
を基に超音波画像を構築する超音波観測装置2と、超音
波内視鏡1に照明光を供給する光源装置3と、撮像手段
の出力を処理するビデオプロセッサ4と、超音波観測装
置2の出力とビデオプロセッサ4の出力を表示するCR
T5とを有している。
【0013】ビデオ超音波内視鏡1のスコープコード9
は、超音波観測装置2のスコープコネクタ10に接続さ
れるようになっている。
【0014】前記ビデオ超音波内視鏡1の挿入部先端に
は、図1(b)に示すように、超音波振動子(探触子)
14と、固体撮像素子としての例えばCCD(Charge Co
upled Device)15とが設けられている。ビデオ超音波
内視鏡1のスコープコード9の内部には、超音波振動子
送受信信号線9a、CCD用信号線9b、照明光を伝達
するライトガイド7とが挿通・配置されている。
【0015】超音波観測装置2と光源装置3は、ライト
ガイドを内蔵した光源ケーブル11により接続されてお
り、超音波観測装置2とビデオプロセッサ4とは、CC
D用信号線9bを挿通したCCD信号ケーブル12によ
り接続されている。
【0016】また、超音波観測装置2は、第1のCRT
ケーブル16によりCRT5と接続されており、ビデオ
プロセッサ4は、第2のCRTケーブル17によりCR
T5と接続されている。
【0017】前記超音波観測装置2は、超音波振動子1
4に駆動信号を送る送信回路18と、超音波振動子14
が受信した反射エコー信号を受取る受信回路19と、送
信回路18及び受信回路19のタイミング等を制御する
制御回路20と、受信回路19の出力を基に例えば超音
波断層画像を構築するDSC(デジタル・スキャニング
・コンバータ)21とを有している。
【0018】前記光源装置3は、超音波内視鏡1の挿入
部先端より出射するためライトガイド7に入射させる照
明光を発する照明ランプ22を内蔵している。
【0019】前記ビデオプロセッサ4は、CCD15を
駆動するCCD駆動信号発生回路23と、CCD15の
出力を標準的な映像信号に変換処理するビデオプロセス
回路24と、CCD駆動信号発生回路23及びビデオプ
ロセス回路24を制御するコントロール回路25とを有
している。
【0020】前記構成において、ビデオ超音波内視鏡1
の超音波振動子14を駆動する信号は、超音波観測装置
2の送信回路18により作成される。送信回路18は、
制御回路20により、信号を発するタイミング及びパル
ス幅等が制御されている。
【0021】ビデオ超音波内視鏡1の超音波振動子14
は駆動信号を受けて超音波を出射し、対象より反射され
たエコー信号を受け取る。超音波振動子14により受信
されたエコー信号は、超音波観測装置2の受信回路19
に入力される。
【0022】受信回路19では、入力したエコー信号に
対して増幅、フィルタリング、A/D変換等の処理を行
う。この受信回路19の出力はDSC21に入力され、
DSC21では、A/D変換されたデータをメモリに記
憶し、超音波走査をTV走査に変換して読み出し、超音
波断層像をTV信号としてCRT5に出力する。
【0023】一方、診断時部位を照明する照明光は、光
源装置3の照明ランプ22で発生する。照明ランプ22
の発した光は、光源ケーブル11を介して超音波観測装
置2に供給され、超音波観測装置2を経由してスコープ
コネクタ10及びスコープコード9を経てビデオ超音波
内視鏡1のライトガイド7の出射端より出射され、被写
体を照明する。
【0024】ビデオ超音波内視鏡1のCCD15を駆動
する信号は、ビデオプロセッサ4のCCD駆動信号発生
回路23で作成される。CCD駆動信号発生回路23で
作成されたCCD駆動信号は、CCD信号ケーブル12
を介して超音波観測装置2に入力され、超音波観測装置
2のスコープコネクタ10及びスコープコード9により
ビデオ超音波内視鏡1のCCD15に供給される。
【0025】CCD15が被写体像を光電変換して得た
電気信号は、超音波観測装置2のスコープコネクタ10
に入力され、超音波観測装置2を経由して、CCD信号
ケーブル12を介してビデオプロセッサ4のビデオプロ
セス回路24に入力される。ビデオプロセス回路24で
は、CCD15の出力信号を各種映像処理をし、TV信
号としてCRT5に出力する。
【0026】本実施例では、ビデオ超音波内視鏡から装
置に接続されるケーブルが1本で済み、従来の3本のケ
ーブルに比べ、検査の邪魔になることは少なくなる。
【0027】また、本実施例は、従来例と異なり一台の
装置が大型化し高価にならず、何れかの装置のバージョ
ンアップ時も装置毎に改良を行えるためシステムの拡張
が容易に行える。
【0028】図2は本発明の第2実施例に係る超音波内
視鏡システムの全体的な構成図である。
【0029】図2に示す第2実施例の超音波内視鏡シス
テムは、ビデオ超音波内視鏡1のスコープコード9を介
してビデオプロセッサ4に設けられたコネクタ10に接
続されている点で、第1実施例と異なっている。その
他、第1実施例と同様の構成及び作用については、同じ
符号を付して説明を省略する。
【0030】ビデオプロセッサ4と超音波観測装置2と
は、超音波振動子送受信信号線9aを挿通した超音波信
号ケーブル26により接続されている。ビデオプロセッ
サ4と光源装置3とは、ライトガイドを内蔵した光源ケ
ーブル11により接続されている。
【0031】超音波観測装置2は、第1のCRTケーブ
ル16によりCRT5と接続されている。ビデオプロセ
ッサ4は、第2のCRTケーブル17によりCRT5と
接続されている。
【0032】前記構成で、ビデオ超音波内視鏡1の超音
波振動子14を駆動する信号は、超音波観測装置2の送
信回路18により作成される。生成された超音波振動子
駆動信号は、超音波信号ケーブル26を介してビデオプ
ロセッサ4側に入力され、ビデオプロセッサ4のスコー
プコネクタ10及びスコープコード9を介してビデオ超
音波内視鏡1の超音波振動子14に供給される。
【0033】ビデオ超音波内視鏡1の超音波振動子によ
り受信されたエコー信号は、スコープコード9を介して
ビデオプロセッサ4のスコープコネクタ10に入力さ
れ、ビデオプロセッサ4を経由し、超音波観測装置2の
受信回路19に入力される。
【0034】受信回路19では、受信したエコー信号に
対して増幅、フィルタリング、A/D変換等が行われた
後、受信回路19の出力はDSC21に入力される。
【0035】DSC21では、A/D変換されたデータ
をメモリに記憶し、超音波走査をTV走査に変換して読
み出し、超音波断層像をTV信号としてCRT5に出力
する。
【0036】ビデオ超音波内視鏡1のCCD15を駆動
するCCD駆動信号は、ビデオプロセッサ4のCCD駆
動信号発生回路23で作成され、この信号は、スコープ
コネクタ10及びスコープコード9を介してビデオ超音
波内視鏡1のCCD15に供給される。
【0037】一方、診断時、被写体を照明する照明光
は、光源装置3の照明ランプ22で発生した後、光源ケ
ーブル11を介してビデオプロセッサ4側に供給され、
ビデオプロセッサ4を経由してスコープコネクタ10及
びスコープコード9によりビデオ超音波内視鏡1のライ
トガイドに供給される。
【0038】この照明光の下で、CCD15からの出力
信号は、スコープコード9及びスコープコネクタ10を
介してビデオプロセス回路24に入力される。ビデオプ
ロセス回路24では、CCD15の出力信号を映像処理
し、TV信号としてCRT5に出力する。
【0039】本実施例では、ビデオ超音波内視鏡から装
置に接続されるケーブルが1本で済み、従来の3本のケ
ーブルに比べ、検査の邪魔になることは少なくなる。ま
た、本実施例は、何れかの装置のバージョンアップ時も
装置毎に改良を行えるためシステムの拡張が容易に行え
る。
【0040】図3は本発明の第3実施例に係る超音波内
視鏡システムの全体的な構成図である。
【0041】図3に示す本第3実施例は、第1実施例の
構成に加えて、超音波観測装置2とビデオプロセッサ4
とを接続するCCD信号ケーブル12のルート上であっ
て、超音波観測装置2側にフィルタを介装・接続してい
る。その他、第1実施例と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略すると共に、異なる点
についてのみ説明する。
【0042】前記超音波観測装置2は、送信回路18と
受信回路19と制御回路20とDSC21とに加えて、
第1のフィルタ27及び第2のフィルタ28とを有して
いる。この第1のフィルタ27は、CCD用信号線9b
のうちCCD駆動信号発生回路23と接続される側に介
装されている。一方、第2のフィルタ28は、CCD用
信号線9bのうちビデオプロセス回路24と接続される
側に、介装されている。
【0043】前記構成で、超音波の送受波に関する信号
の流れ、及び照明光の伝達については第1実施例と同様
である。
【0044】ビデオ超音波内視鏡1のCCD15を駆動
する信号は、ビデオプロセッサ4のCCD駆動信号発生
回路23で作成される。CCD駆動信号発生回路23で
作成されたCCD駆動信号は、CCD信号ケーブル12
により超音波観測装置2に入力され、超音波観測装置2
の第1のフィルタ27に入力され、スコープコネクタ1
0及びスコープコード9を介して、ビデオ超音波内視鏡
1のCCD15に供給される。
【0045】CCD15からの出力信号は、超音波観測
装置2の入力されたスコープコード9及びスコープコネ
クタ10に入力され、超音波観測装置2の第2のフィル
タ28に入力されて、CCD信号ケーブル12によりビ
デオプロセッサ4のビデオプロセス回路24に入力され
る。
【0046】ビデオプロセス回路24では、CCD15
の出力信号を映像処理し、TV信号としてCRT5に出
力する。
【0047】本実施例では、ビデオ超音波内視鏡から装
置に接続されるケーブルが1本で済み、従来の3本のケ
ーブルに比べ、検査の邪魔になることは少なくなる。
【0048】また、超音波画像上のノイズ源であるCC
D信号に対してフィルタをかけられるので放射ノイズを
低下でき、ノイズの少ない良好な超音波画像を得て表示
することが可能となる。また、光学像もノイズの少ない
画像を表示できる。
【0049】さらに、何れかの装置のバージョンアップ
時も装置毎に改良を行えるためシステムの拡張が容易に
行える。
【0050】図4及び図5は本発明の第4実施例に係
り、図4は超音波内視鏡システムの全体的な構成図、図
5(a)は超音波診断像と光学像との並列表示を示す
図、図5(b)は重畳した表示を示す図である。
【0051】図4に示す本第4実施例の超音波内視鏡シ
ステムは、第1実施例の構成に加えて、超音波観測装置
2の出力と、ビデオプロセッサ4の出力とを選択的にC
RT5に供給する切換え回路30を有している。超音波
観測装置2とビデオプロセッサ4とは、CCD・映像信
号ケーブル12Aを介して接続されている。超音波観測
装置2とCRT5とは、CRTケーブル13を介して接
続されている。
【0052】その他、第1実施例と同様の構成及び作用
については、同じ符号を付して説明を省略すると共に、
異なる点についてのみ説明する。
【0053】超音波観測装置2は、送信回路18と制御
回路20と受信回路19とDSC21とに加えて、切換
え回路30を有している。この切換え回路30には、D
SC21の出力と、CCD・映像信号ケーブル12Aを
介してビデオプロセス回路24の出力とが供給されてい
る。切換え回路30は、制御回路20の制御の基で、入
力した両信号の少なくとも一方をCRTケーブル13を
介してCRT5に出力するようになっている。
【0054】前記構成で、超音波診断装置2のDSC2
1では、A/D変換された受信回路19からのデータを
メモリに記憶し、超音波走査をTV走査に変換して読み
出し、超音波断層像をTV信号として切換え回路30に
出力する。
【0055】ビデオ超音波内視鏡1のCCD15を駆動
する信号は、ビデオプロセッサ4のCCD駆動信号発生
回路23で作成される。CCD駆動信号発生回路23で
作成されたCCD駆動信号は、CCD・映像信号ケーブ
ル12Aにより超音波観測装置2に入力され、超音波観
測装置2のスコープコネクタ10及びスコープコード9
を介してビデオ超音波内視鏡1のCCD15に供給され
る。
【0056】CCD15からの出力信号は、超音波観測
装置2のスコープコネクタ10に入力され、超音波観測
装置2を経由し、CCD・映像信号ケーブル12Aによ
りビデオプロセッサ4のビデオプロセス回路24に入力
される。ビデオプロセス回路24では、CCD15の出
力信号を映像処理し、TV信号としてケーブル12Aを
介して切換え回路30に出力する。
【0057】超音波観測装置2の切換え回路30では、
超音波観測装置2の制御回路20からの信号により、D
SC21から出力される超音波断層像とビデオプロセス
回路24から出力される光学像とを切換えて表示し、あ
るいは図5(b)に示す重畳して表示もしくは図5
(a)に示す並列表示を行う。
【0058】本実施例では、第1実施例と同様な効果に
加え、CRTの出力ケーブルも減らすことができる。ま
た、本実施例は、超音波断層像と光学像を選択表示ある
いは同時表示することができるので、超音波断層像と光
学像の対比を行うことができ診断が容易に行える。
【0059】なお、本発明は、ビデオ超音波内視鏡1と
光源装置3とを直接接続し、超音波振動子14及びCC
D15の出力を光源装置3経由で超音波観測装置2とビ
デオプロセッサ4に供給するようにしてもよい。
【0060】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1)超音波像を得るための超音波振動子と光学像を得
るための撮像手段とを有する超音波内視鏡と、前記超音
波内視鏡の超音波振動子及び撮像手段とが出力する信号
を基に、それぞれ映像化を図る複数の映像化装置とを有
する超音波内視鏡システムにおいて、前記超音波内視鏡
との間で信号の伝送がなされる前記複数の映像化装置の
うちいずれか一つの装置と、前記超音波内視鏡とを一つ
の接続手段で接続すると共に、この超音波内視鏡と接続
されない他の装置と前記超音波内視鏡との間で前記超音
波内視鏡と接続される前記一つの装置を経由して信号が
伝送されるように構成している超音波内視鏡システム。
【0061】(2)超音波像を得るための超音波振動子
と光学像を得るための撮像手段とを有する超音波内視鏡
と、前記超音波内視鏡の超音波振動子及び撮像手段とが
出力する信号を基に、それぞれ映像化を図る複数の映像
化装置とを有する超音波内視鏡システムにおいて、複数
の映像化装置のうち一つの映像化装置と前記超音波内視
鏡とを接続する第1の接続手段と、前記超音波内視鏡と
接続された一つの映像化装置と、前記超音波内視鏡が接
続されない他の映像化装置と第1の接続手段とを接続す
る第2の接続手段とを有し、前記超音波内視鏡と前記他
の映像化装置との接続が前記第1の接続手段及び前記一
つの映像化装置を経由し、前記第2の接続手段を介して
接続される構成となっている超音波内視鏡システム。
【0062】付記2に記載の構成では、超音波内視鏡か
ら得られる超音波振動子の出力または撮像手段の出力の
いずれか一方の信号が、第1の接続手段を介して超音波
内視鏡と接続する映像化装置に伝達される一方、他方の
信号は、第1の接続手段、超音波内視鏡に接続された映
像化装置から第2の接続手段を介して他の映像化装置へ
伝送される。
【0063】(3)前記映像化処理装置は、前記超音波
振動子を駆動し、かつこの超音波振動子が受信した反射
エコー信号を基に超音波画像を構築する超音波観測装置
と、前記固体撮像素子を駆動し、かつこの固体撮像素子
が出力する信号を所定規格の映像信号に変換処理して光
学像として出力する映像信号処理装置である付記1に記
載の超音波内視鏡システム。
【0064】(4)挿入部の先端に超音波像を得るため
の超音波振動子と光学像を得るための撮像手段とを有す
る超音波内視鏡と、前記超音波振動子を駆動し、かつこ
の超音波振動子が受信した反射エコー信号を基に超音波
画像を構築する超音波観測装置と、前記固体撮像素子を
駆動し、かつこの固体撮像素子が出力する信号を所定規
格の映像信号に変換処理して光学像を構成する信号を出
力する映像信号処理装置と、前記光学像を得るために被
写体を照明する照明手段を有する光源装置と、を有する
超音波内視鏡システムにおいて、前記超音波内視鏡との
間で入力または出力の少なくとも一方がなされる超音波
観測装置、超音波内視鏡装置または光源装置のいずれか
一つの装置と、前記超音波内視鏡とが接続されると共
に、この超音波内視鏡と接続されない他の装置と前記超
音波内視鏡との間で入力または出力の少なくとも一方が
前記一つの装置を経由して伝送されるように構成される
超音波内視鏡システム。
【0065】付記4に記載の構成で、超音波内視鏡を超
音波観測装置、映像信号処理装置または光源装置のいず
れか一つの装置と接続し、例えば超音波送受信信号、C
CD駆動信号、照明光等の超音波内視鏡との間でやりと
りされる信号を超音波内視鏡に接続された前記一つの装
置を経由して残りの他の装置へ伝送するよにしたので、
超音波内視鏡との間で接続する接続手段としてのケーブ
ルを増やすことなくシステムを構成することができ、拡
張性を高くすることができる。
【0066】(5)超音波内視鏡から前記一つの装置を
経由して前記他の装置に供給する信号に対するノイズ低
下手段を一つの他装置に設けた付記4に記載の超音波内
視鏡システム。
【0067】付記5に記載の構成では、超音波内視鏡と
の間を結ぶ接続ケーブルを増やすことなく、拡張性の高
い超音波内視鏡システムを提供すると共に、ノイズを低
下させて一つの装置のS/N比を改良し、かつ外部に放
射するノイズの対策を図って他の装置のS/N比の悪化
を防止する。従って、付記5に記載の構成では、診断画
像上のノイズ源である信号に対して例えばフィルタリン
グ等のノイズ対策を行えるので、さらに表示手段を設け
ることでノイズの少ない良好な診断画像を表示すること
が可能となる。
【0068】(6)前記一つの装置は超音波観測装置で
あり、前記超音波内視鏡と他の装置である映像信号処理
装置との間を結ぶ信号ラインにノイズを除去する前記ノ
イズ低下手段としてのフィルタを前記超音波観測装置に
おいて介装・接続した付記6に記載の超音波内視鏡シス
テム。
【0069】付記6記載の構成では、超音波内視鏡との
間を結ぶ接続ケーブルを増やすことなく、拡張性の高い
超音波内視鏡システムを提供すると共に、超音波画像上
に影響を及ぼす撮像手段例えば固体撮像素子からのノイ
ズや外部に放射するノイズの対策ができる。
【0070】(7)超音波像と光学像とを表示する表示
装置を有し、超音波観測装置の出力と映像信号処理装置
の出力との少なくとも一方を前記表示手段に出力する表
示構成選択手段を前記一つの装置または前記他の装置の
いずれかに設けた付記4に記載の超音波内視鏡システ
ム。
【0071】付記7記載の構成では、超音波観測装置及
び映像信号処理装置から得られる診断画像を一つの装置
または他の装置に設けた表示構成選択手段を経由して表
示装置へ出力するようになっており、この表示構成選択
手段により、種々の診断画像の表示パターン例えば超音
波像または光学像の単独表示、あるいは超音波像及び光
学像の並列または合成表示を提供することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波内視鏡から装置に接続される接続手段が一つで済
み、検査等の邪魔になることは少なくなり、さらに、何
れかの装置のバージョンアップ時にも装置毎に改良を行
えるためシステムの拡張が容易に行うことができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係り、図1(a)は超音波
内視鏡システムの全体的な構成図、図1(b)はビデオ
超音波内視鏡の概略構成図である。
【図2】図2は本発明の第2実施例に係る超音波内視鏡
システムの全体的な構成図である。
【図3】図3は本発明の第3実施例に係る超音波内視鏡
システムの全体的な構成図である。
【図4】図4及び図5は本発明の第4実施例に係り、図
4は超音波内視鏡システムの全体的な構成図。
【図5】図5(a)は超音波診断像と光学像との並列表
示を示す説明図、図5(b)は重畳した表示を示す説明
図。
【図6】図6は従来例に係るビデオ超音波内視鏡システ
ムの構成図。
【符号の説明】
31…超音波内視鏡システム 1…ビデオ超音波内視鏡 2…超音波観測装置 3…光源装置 4…ビデオプロセッサ 5…CRT 9…スコープコード 10…スコープコネクタ 11…光源ケーブル 12…CCD信号ケーブル 16,17…第1,第2のCRTケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波像を得るための超音波振動子と光
    学像を得るための撮像手段とを有する超音波内視鏡と、
    前記超音波内視鏡の超音波振動子及び撮像手段とが出力
    する信号を基に、それぞれ映像化を図る複数の映像化装
    置とを有する超音波内視鏡システムにおいて、 前記超音波内視鏡との間で信号の伝送がなされる前記複
    数の映像化装置のうちいずれか一つの装置と、前記超音
    波内視鏡とを一つの接続手段で接続すると共に、この超
    音波内視鏡と接続されない他の装置と前記超音波内視鏡
    との間で前記超音波内視鏡と接続される前記一つの装置
    を経由して信号が伝送されるように構成している、 ことを特徴とする超音波内視鏡システム。
JP6272637A 1994-11-07 1994-11-07 超音波内視鏡システム Pending JPH08131443A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015013995A1 (zh) * 2013-07-31 2015-02-05 深圳先进技术研究院 内窥式鼻咽癌超声成像装置及方法

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Effective date: 20040113