JP2583823Y2 - バッテリーホルダ - Google Patents
バッテリーホルダInfo
- Publication number
- JP2583823Y2 JP2583823Y2 JP1992033155U JP3315592U JP2583823Y2 JP 2583823 Y2 JP2583823 Y2 JP 2583823Y2 JP 1992033155 U JP1992033155 U JP 1992033155U JP 3315592 U JP3315592 U JP 3315592U JP 2583823 Y2 JP2583823 Y2 JP 2583823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- circuit board
- printed circuit
- opening
- battery holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はバッテリーホルダに関す
るものであり、詳しくは、プリント基板に着脱可能な構
造に関するものである。
るものであり、詳しくは、プリント基板に着脱可能な構
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、半導体メモリを用いた電子機器
では、電源オフ時でもデータを保持しておくために、バ
ッテリーでメモリをバックアップすることが行われてい
る。従来、このようなメモリバックアップ用バッテリー
の取り付けにあたっては、プリント基板上に直接ハンダ
付けしたり、束線用のベルトで縛り付けたり、ブラケッ
トを介してネジ止めすることなどが行われている。
では、電源オフ時でもデータを保持しておくために、バ
ッテリーでメモリをバックアップすることが行われてい
る。従来、このようなメモリバックアップ用バッテリー
の取り付けにあたっては、プリント基板上に直接ハンダ
付けしたり、束線用のベルトで縛り付けたり、ブラケッ
トを介してネジ止めすることなどが行われている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の取り付け構造では、バッテリーの交換にあたってそ
れぞれの取り付け構造に応じた適切な工具を準備しなけ
ればならず、作業性が悪い。また、プリント基板にバッ
テリーを取り付けるためのスペースを確保しておかなけ
ればならず、プリント基板の部品実装スペースが削減さ
れることになる。
来の取り付け構造では、バッテリーの交換にあたってそ
れぞれの取り付け構造に応じた適切な工具を準備しなけ
ればならず、作業性が悪い。また、プリント基板にバッ
テリーを取り付けるためのスペースを確保しておかなけ
ればならず、プリント基板の部品実装スペースが削減さ
れることになる。
【０００４】本考案は、このような問題点に着目したも
のであり、その目的は、特別な工具を用いることなくバ
ッテリーを交換でき、バッテリーの取り付けによるプリ
ント基板の部品実装スペースの削減を改善できるバッテ
リーホルダを提供することにある。
のであり、その目的は、特別な工具を用いることなくバ
ッテリーを交換でき、バッテリーの取り付けによるプリ
ント基板の部品実装スペースの削減を改善できるバッテ
リーホルダを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
する本考案は、位置決め穴を有するプリント基板に着脱
されるバッテリーホルダであって、棒状のバッテリーを
着脱可能に保持するように半円筒形に形成され矩形開口
を形成する開口辺の一部にバッテリーの脱落を防止する
ための係止爪が設けられたバッテリー保持部と、このバ
ッテリー保持部の矩形開口を形成する平行な開口辺の一
方の開口辺の一部にプリント基板の実装面と対向するよ
うに一体化された突起体よりなるスペーサと、プリント
基板の端面に嵌め合うように前記バッテリー保持部の矩
形開口を形成する平行な開口辺の他方の開口辺の両端に
Ｌ字形に形成され、さらに両端近傍がプリント基板の位
置決め穴に嵌め合って前記スペーサとともにプリント基
板を挟持するようにＬ字形に形成された腕部、とで構成
されたことを特徴とする。
する本考案は、位置決め穴を有するプリント基板に着脱
されるバッテリーホルダであって、棒状のバッテリーを
着脱可能に保持するように半円筒形に形成され矩形開口
を形成する開口辺の一部にバッテリーの脱落を防止する
ための係止爪が設けられたバッテリー保持部と、このバ
ッテリー保持部の矩形開口を形成する平行な開口辺の一
方の開口辺の一部にプリント基板の実装面と対向するよ
うに一体化された突起体よりなるスペーサと、プリント
基板の端面に嵌め合うように前記バッテリー保持部の矩
形開口を形成する平行な開口辺の他方の開口辺の両端に
Ｌ字形に形成され、さらに両端近傍がプリント基板の位
置決め穴に嵌め合って前記スペーサとともにプリント基
板を挟持するようにＬ字形に形成された腕部、とで構成
されたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】バッテリーの交換にあたっては、腕部の端部と
プリント基板の位置決め穴との嵌合を解除してバッテリ
ーホルダをプリント基板から取り外す。また、バッテリ
ーホルダをプリント基板に取り付けた状態では、バッテ
リー保持部とプリント基板に実装された部品との間には
スペーサによる空間が形成されるので、バッテリーホル
ダの装着がプリント基板の部品実装密度を大きく低下さ
せることもない。
プリント基板の位置決め穴との嵌合を解除してバッテリ
ーホルダをプリント基板から取り外す。また、バッテリ
ーホルダをプリント基板に取り付けた状態では、バッテ
リー保持部とプリント基板に実装された部品との間には
スペーサによる空間が形成されるので、バッテリーホル
ダの装着がプリント基板の部品実装密度を大きく低下さ
せることもない。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図１は本考案の一実施例を示す構成説明図、
図２は図１の取付け状態の説明図である。図において、
１０はバッテリーホルダ、２０はプリント基板であり、
バッテリーホルダ１０はプリント基板２０に着脱可能に
形成され、プリント基板２０の端面近傍には位置決め穴
２１，２２が設けられている。
説明する。図１は本考案の一実施例を示す構成説明図、
図２は図１の取付け状態の説明図である。図において、
１０はバッテリーホルダ、２０はプリント基板であり、
バッテリーホルダ１０はプリント基板２０に着脱可能に
形成され、プリント基板２０の端面近傍には位置決め穴
２１，２２が設けられている。
【０００８】すなわち、バッテリーホルダ１０には、図
示しない棒状のバッテリーを着脱可能に保持するように
半円筒形のバッテリー保持部１１が形成されている。な
おこのバッテリーは円柱形で両端電極にはそれぞれリー
ド線の端部が接続固着されているものとする。このバッ
テリー保持部１１の矩形開口を形成する開口辺の一部に
はバッテリーの脱落を防止するための係止爪が設けられ
ている。バッテリー保持部１１の矩形開口を形成する平
行な開口辺の一方の開口辺の一部には、プリント基板２
０の実装面と対向するように突起体よりなるスペーサ１
２，１３が一体化されている。バッテリー保持部１１の
矩形開口を形成する平行な開口辺の他方の開口辺の両端
１４，１５は腕部としてＬ字形に形成され、腕部１４，
１５の両端近傍１６，１７はプリント基板２０の位置決
め穴２１，２２と対向するようにＬ字形に形成され、腕
部１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲げ面１６，１
７にはプリント基板２０の位置決め穴２１，２２に嵌め
合うように突起１８，１９が設けられている。
示しない棒状のバッテリーを着脱可能に保持するように
半円筒形のバッテリー保持部１１が形成されている。な
おこのバッテリーは円柱形で両端電極にはそれぞれリー
ド線の端部が接続固着されているものとする。このバッ
テリー保持部１１の矩形開口を形成する開口辺の一部に
はバッテリーの脱落を防止するための係止爪が設けられ
ている。バッテリー保持部１１の矩形開口を形成する平
行な開口辺の一方の開口辺の一部には、プリント基板２
０の実装面と対向するように突起体よりなるスペーサ１
２，１３が一体化されている。バッテリー保持部１１の
矩形開口を形成する平行な開口辺の他方の開口辺の両端
１４，１５は腕部としてＬ字形に形成され、腕部１４，
１５の両端近傍１６，１７はプリント基板２０の位置決
め穴２１，２２と対向するようにＬ字形に形成され、腕
部１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲げ面１６，１
７にはプリント基板２０の位置決め穴２１，２２に嵌め
合うように突起１８，１９が設けられている。
【０００９】このような構成において、バッテリーホル
ダ１０は、腕部１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲
げ面１６，１７に設けられた突起１８，１９がプリント
基板２０の位置決め穴２１，２２に嵌め合ってスペーサ
１２，１３とともに弾性によってプリント基板２０を挾
持するようにプリント基板２０に取り付けられる。バッ
テリーホルダ１０をプリント基板２０に取り付けた状態
では、プリント基板２０に実装された部品とバッテリー
保持部１１との間にはスペーサ１２，１３による空間が
形成されるので、バッテリー保持部１１の下部のプリン
ト基板２０の表面にも部品を実装でき、バッテリーホル
ダ１０の取付けによってプリント基板２０の部品実装ス
ペースが大きな影響を受けることはない。また、バッテ
リーホルダ１０をプリント基板２０に取り付けた状態で
バッテリー保持部１１の背面が図示しないシャーシなど
の構造物と接するように構成することにより、さらに安
定した取付け状態が得られる。
ダ１０は、腕部１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲
げ面１６，１７に設けられた突起１８，１９がプリント
基板２０の位置決め穴２１，２２に嵌め合ってスペーサ
１２，１３とともに弾性によってプリント基板２０を挾
持するようにプリント基板２０に取り付けられる。バッ
テリーホルダ１０をプリント基板２０に取り付けた状態
では、プリント基板２０に実装された部品とバッテリー
保持部１１との間にはスペーサ１２，１３による空間が
形成されるので、バッテリー保持部１１の下部のプリン
ト基板２０の表面にも部品を実装でき、バッテリーホル
ダ１０の取付けによってプリント基板２０の部品実装ス
ペースが大きな影響を受けることはない。また、バッテ
リーホルダ１０をプリント基板２０に取り付けた状態で
バッテリー保持部１１の背面が図示しないシャーシなど
の構造物と接するように構成することにより、さらに安
定した取付け状態が得られる。
【００１０】一方、プリント基板２０に取り付けられた
バッテリーホルダ１０を取り外すのにあたっては、腕部
１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲げ面１６，１７
を変形させて突起１８，１９とプリント基板２０の位置
決め穴２１，２２との嵌合を解除する。このように構成
することにより、バッテリーホルダ１０の着脱にあたっ
てはバッテリーホルダ１０の腕部１４，１５の両端近傍
のＬ字形の折り曲げ面１６，１７を変形させるだけでよ
いので特別な工具は不要であり、バッテリーの交換作業
が簡単になる。
バッテリーホルダ１０を取り外すのにあたっては、腕部
１４，１５の両端近傍のＬ字形の折り曲げ面１６，１７
を変形させて突起１８，１９とプリント基板２０の位置
決め穴２１，２２との嵌合を解除する。このように構成
することにより、バッテリーホルダ１０の着脱にあたっ
てはバッテリーホルダ１０の腕部１４，１５の両端近傍
のＬ字形の折り曲げ面１６，１７を変形させるだけでよ
いので特別な工具は不要であり、バッテリーの交換作業
が簡単になる。
【００１１】なお、上記実施例ではメモリバックアップ
に用いるバッテリーのホルダの例について説明したが、
各種の棒状のバッテリーのホルダにも有効である。
に用いるバッテリーのホルダの例について説明したが、
各種の棒状のバッテリーのホルダにも有効である。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
特別な工具を用いることなくバッテリーを交換でき、バ
ッテリーの取り付けによるプリント基板の部品実装スペ
ースの削減を改善できるバッテリーホルダが実現でき
る。
特別な工具を用いることなくバッテリーを交換でき、バ
ッテリーの取り付けによるプリント基板の部品実装スペ
ースの削減を改善できるバッテリーホルダが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】図１の取付け状態の説明図である。
１０ バッテリーホルダ １１ バッテリー保持部 １２，１３ スペーサ １４，１５ 腕部 １６，１７ Ｌ字形折り曲げ面 １８，１９ 突起 ２０ プリント基板 ２１，２２ 位置決め穴
Claims (1)
- 【請求項１】位置決め穴を有するプリント基板に着脱さ
れるバッテリーホルダであって、 棒状のバッテリーを着脱可能に保持するように半円筒形
に形成され矩形開口を形成する開口辺の一部にバッテリ
ーの脱落を防止するための係止爪が設けられたバッテリ
ー保持部と、 このバッテリー保持部の矩形開口を形成する平行な開口
辺の一方の開口辺の一部にプリント基板の実装面と対向
するように一体化された突起体よりなるスペーサと、 プリント基板の端面に嵌め合うように前記バッテリー保
持部の矩形開口を形成する平行な開口辺の他方の開口辺
の両端にＬ字形に形成され、さらに両端近傍がプリント
基板の位置決め穴に嵌め合って前記スペーサとともにプ
リント基板を挟持するようにＬ字形に形成された腕部、 とで構成されたことを特徴とするバッテリーホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033155U JP2583823Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | バッテリーホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992033155U JP2583823Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | バッテリーホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590805U JPH0590805U (ja) | 1993-12-10 |
| JP2583823Y2 true JP2583823Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=12378685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992033155U Expired - Lifetime JP2583823Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | バッテリーホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583823Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4587751B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2010-11-24 | 株式会社コンテック | 基板取付け用部材およびプリント基板への電池の実装方法 |
| JP6239939B2 (ja) * | 2013-11-05 | 2017-11-29 | ヤマハ発動機株式会社 | コントローラ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5789268U (ja) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | ||
| JPS63127069U (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-19 | ||
| JPH03147250A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池取付け装置 |
| JP3057860U (ja) * | 1998-09-21 | 1999-06-08 | 表特殊自動車有限会社 | アタッチメント及びこのアタッチメントを連結した荷役車両 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP1992033155U patent/JP2583823Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0590805U (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980721 |