JP2559559B2 - 鋼板入出庫装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、立体収容棚に対して鋼
板素材を出し入れする鋼板入出庫装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、段ボール詰めされた物品やコンテ
ナ入りの物品など、比較的取扱やすい荷については、入
出庫および格納システムが確立されつつあるが、大重量
で広い格納面積を必要とする鋼板素材などについては、
その入出庫および格納システムが未完成であり、トラッ
クなどで搬入された鋼板素材をクレーンなどを使用して
複数段の棚に搬入し、必要に応じてクレーンにより棚か
ら取り出し、加工ラインに入荷していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】素材鋼板などにおいて
も自動化が要請されているが、たとえば従来の立体倉庫
等で使用されるスタッカークレーンは、移動台車に昇降
台を配置し、この昇降台に出退自在なフォークなどの出
し入れ具を設けた構造であり、このスタッカークレーン
を使用して、重量があり面積の大きい素材鋼板を安定し
て安全確実に取り出すのは極めて困難である。

【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、重量が
あり面積の大きい素材鋼板を、棚の収納空間に安定して
安全確実に出し入れすることができる鋼板入出庫装置を
提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は鋼板入出庫装置は、鋼板収容棚に、鋼板を
水平載置して前後方向にスライド自在に支持する鋼板支
持具をそれぞれ備えた複数の区画収納空間を設け、この
棚の前面に沿って移動自在な走行台車に、鋼板を水平に
載置可能な昇降台を昇降自在に設け、この昇降台に、鋼
板を前後方向に移動自在に支持する複数のガイドローラ
ーを備えた鋼板案内支持具を設けるとともに、前記ガイ
ドローラー間に前後方向にわたって配設されたガイドレ
ール上を移動自在なクランプ台車に、鋼板を把持可能な
クランプ装置を備えた鋼板出入装置を配置し、さらにこ
の昇降台に、左右両側に配置したセンタリングブロック
を互いに接近移動して鋼板をセンタリングする鋼板セン
タリング装置を設け、前記クランプ装置は、クランプ台
車にそれぞれ中間部が水平方向の支持ピンを介して上下
回動自在に支持された上下一対のクランプアームと、こ
れらクランプアームの後端部間に連結されたクランプシ
リンダーと、前記クランプアームの前端部にそれぞれ取
り付けられた把持具とで構成したものである。

【０００６】

【作用】上記構成において、鋼板を棚に入庫する場合に
は、クレーン等により昇降台の鋼板案内支持具上に載置
された鋼板を、鋼板センタリング装置によりセンタリン
グブロックを移動して鋼板をセンタリングした後、鋼板
出入装置のクランプ台車を鋼板に接近させてクランプ装
置により鋼板を把持固定する。この時、下のクランプア
ームは鋼板の重量で常に一定位置に規制されることか
ら、厚みが異なっても鋼板を浮き上がることなく鋼板の
支持レベルで確実に把持される。そして走行台車を移動
させるとともに昇降台を昇降して棚の所定空間前方に昇
降台を停止させる。そして、クランプ台車を棚側に移動
し、鋼板を昇降台のガイドローラー上でから棚の空間部
に搬入する。そしてクランプ装置を開放後、クランプ台
車を後退させて入庫作業を完了する。出庫作業は入庫作
業と逆の手順で行ない、加工ラインの始端部や作業台、
搬送台車上に搬入すればよい。

【０００７】したがって、昇降台に水平状態で移動自在
に支持する鋼板案内支持具を設けるとともに、鋼板を把
持して固定するとともに、鋼板を移動させる鋼板出入装
置を設けたので、鋼板のように重量物で広い面積を有す
る搬送物であっても、昇降台上に安定して載置し、安全
に移送することができる。また、昇降台に鋼板センタリ
ング装置を設けたので、鋼板を棚の収納空間に対して正
確に出し入れすることができる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明に係る鋼板入出庫装置を備えた
鋼板の格納および入出庫設備の一実施例を図面に基づい
て説明する。

【０００９】この鋼板の格納および入出庫設備は、図２
に示すように、搬送用トラック６が素材鋼板Ｔを入荷す
る入荷エリア１と、切断機や溶接機により素材鋼板Ｔを
加工する４本の切断加工ライン２Ａ〜２Ｄと、この切断
加工ライン２Ａ〜２Ｃの始端部上に配置されて素材鋼板
Ｔを１枚ずつ収納可能な複数の区画収納空間３を有する
鋼板収容棚４と、この鋼板収容棚４の入荷エリア１側に
鋼板収容棚４の前面に沿って移動自在に配置され鋼板収
容棚４の区画収納空間３に対して素材鋼板Ｔを出し入れ
可能な本発明に係る鋼板入出庫装置５と、入荷エリア１
の搬送用トラック６から素材鋼板Ｔを鋼板入出庫装置５
に移載する天井クレーン７とを備え、前記鋼板収容棚４
の最下部に切断加工ライン２Ａ〜２Ｃにそれぞれ接続さ
れるライン搬入コンベヤ（ライン搬入装置）８が配置さ
れている。

【００１０】以下詳細を説明する。鋼板収容棚４は、図
３に示すように、支柱１１と前後に連結された縦梁材１
２と左右に連結された横梁材１３とで高さの低い区画収
納空間４が複数段に複数列形成され、各区画収納空間４
には、前後の横梁材１３間に掛け渡された左右一対の支
持材１４ａにチェーンローラー１４ｂを取り付けた３組
の鋼板支持具１４がそれぞれ配設され、素材鋼板Ｔを前
後方向に移動自在に載置格納することができる。１５は
チェーンローラー１４ｂの入口に配置された鋼板案内用
スチールローラーである。

【００１１】また、鋼板収容棚４の最下部は、図２に示
すように、切断加工ライン２Ａ〜２Ｃに対応して３つの
ライン搬入空間１６に区画され、これらのライン搬入空
間１６には、入荷された素材鋼板Ｔを切断加工ライン２
Ａ〜２Ｃにそれぞれ移送可能な駆動ローラーを備えたラ
イン搬入コンベヤ８が配置されている。

【００１２】前記鋼板入出庫装置５は、図１に示すよう
に、鋼板収容棚４の前面に沿って敷設された左右一対の
走行レール２１上を移動自在な走行台車２２と、この走
行台車２２に昇降自在に配置されて素材鋼板Ｔを水平に
載置可能な昇降台２３と、走行台車２２と昇降台２３に
配置された鋼板センタリング装置２４と、昇降台２３に
前後方向移動自在に配置された鋼板出入装置２５とで構
成されている。

【００１３】すなわち、走行台車２２には、四隅位置に
走行モーター２６に駆動されて鋼板収容棚４の前部に敷
設された走行レール２１上を走行する走行車輪２７が設
けられている。また、走行台車２２の四隅に立設された
昇降フレーム２８に、昇降駆動装置２９を介して昇降台
２３が昇降自在に支持されている。この昇降駆動装置２
９は、各昇降フレーム２８の上部および下部に配置され
たスプロケット２９ａ，２９ｂに巻き掛けられて昇降台
２３に連結された昇降チェーン２９ｃと、前後の下部ス
プロケット２９ｂを連結する連動軸２９ｄを減速用ギヤ
機構２９ｅを介して回転駆動する昇降モーター２９ｆと
で構成され、昇降モーター２９ｆにより昇降チェーン２
９ｃを駆動して昇降台２３を昇降移動させることができ
る。

【００１４】また昇降台２３には、図４に示すように、
ガイドローラー３１を前後方向に一定間隔ごとに配置し
たローラー列を４列配置した鋼板案内支持具３２が設け
られて、素材鋼板Ｔを前後方向に移動自在に支持すると
ともに、ローラー列の中央部に鋼板センタリング装置２
４が配置されて素材鋼板Ｔをセンタリング可能に構成さ
れている。

【００１５】この鋼板センタリング装置２４は、図６に
示すように、左右一対で前後２組のセンタリングブロッ
ク２４Ｒ，２４Ｌを、左右方向に配置された前後一対の
ねじ軸２４ａにそれぞれ雌ねじ部材２４ｂを介して互い
に接近離間自在に設け、センタリングモーター２４ｃで
スプロケット２４ｄ，２４ｅおよびチェーン２４ｆを介
してねじ軸２４ａを同期回転させることにより、センタ
リングブロック２４Ｒ，２４Ｌを互いに接近離間させ、
素材鋼板Ｔの両側縁にセンタリングブロック２４Ｒ，２
４Ｌを当接させて素材鋼板Ｔを昇降台２３のセンターＣ
に移動させるように構成されている。

【００１６】しかし、重量物である素材鋼板Ｔをガイド
ローラー３１の搬送方向と直交する方向に摺動するため
には、大きい駆動力を要するとともに、摺動面が傷付く
おそれがある。これを防止して素材鋼板Ｔを容易に左右
方向にスライドさせるために、このセンタリング装置２
４では、図７，図８に示すように、走行台車２３上でガ
イドローラー３１に干渉しない位置に支持ポスト２４ｇ
を複数本立設し、各支持ポスト２４ｇ上端部に素材鋼板
Ｔを左右方向に搬送可能なセンタリング用ローラー２４
ｈをそれぞれ配置している。したがって、図７に示すよ
うに、昇降台２３を下降して素材鋼板Ｔをガイドローラ
ー３１からセンタリング用ローラー２４ｈに受渡した
後、センタリングブロック２４Ｒ，２４Ｌを接近移動す
ることにより、素材鋼板Ｔを容易にセンタリングするこ
とができる。

【００１７】前記鋼板出入装置２５は、図９，図１０に
示すように、昇降台２３上に前後方向に移動自在に配置
されたクランプ台車４１と、クランプ台車４１を前後方
向に駆動する出入駆動装置４２と、クランプ台車４１に
搭載された鋼板クランプ装置４３とで構成されている。

【００１８】前記クランプ台車４１は、昇降台２３の中
央部に前後方向にわたって配置された左右一対のガイド
レール４４に走行車輪４１ａを介して移動自在に配置さ
れている。前記出入駆動装置４２は、昇降台２３の前部
でガイドレール４４間に配置されて出入駆動モーター４
２ａにより回転駆動される駆動スプロケット４２ｂと、
昇降台２３の後部でガイドレール４４間に配置された受
動スプロケット４２ｃとの間に、無端状の駆動チェーン
４２ｄが巻張され、この駆動チェーン４２ｄの一端が連
結具４２ｅによりクランプ台車４１に固定されており、
出入駆動モーター４２ａによりスプロケット４２ｂ，４
２ｃを介して駆動チェーン４２ｄを移動させ、クランプ
台車４１をガイドレール４４に沿って往復移動させるよ
うに構成されている。

【００１９】さらにクランプ装置４３は、中間部が支持
ピン４３ａを介して上下方向に回動自在にクランプフレ
ーム４３ｂに支持された上下一対のクランプアーム４３
ｃ，４３ｄが左右２組配置され、クランプアーム４３
ｃ，４３ｄの後端部に連結されたクランプシリンダー４
３ｅを伸縮することにより、クランプアーム４３ｃ，４
３ｄの前端部に設けた把持具４３ｆ，４３ｇで素材鋼板
Ｔの上面および下面をクランプするように構成されてい
る。

【００２０】上記構成の鋼板格納および入出庫設備の入
庫動作を説明する。 （１）搬送用トラック６により入荷エリア１に素材鋼板
Ｔが搬入されると、一枚ずつ天井クレーン７で鋼板入出
庫装置５の昇降台２３上に移載する。

【００２１】（２）鋼板入出庫装置５では、昇降台２３
はセンタリングローラー２４ｈが走行台車２２のガイド
ローラー３１より下位となるセンタリング位置に停止さ
れており、鋼板センタリング装置２４によりセンタリン
グブロック２４Ｒ，２４Ｌを接近させて素材鋼板Ｔのセ
ンタリングを行う。

【００２２】（３）鋼板出入装置２５の出入駆動装置４
２によりクランプ台車４１を素材鋼板Ｔの手前まで前進
させて停止させ、鋼板クランプ装置４３のクランプシリ
ンダー４３ｅを進展してクランクアーム４３ｃ，４３ｄ
を閉動させ、把持具４３ｆ，４３ｇにより素材鋼板Ｔの
前部上下面を把持し素材鋼板Ｔを固定する。この時、ク
ランプシリンダー４３ｅが収縮されると、上下クランプ
アーム４３ｃ，４３ｄが支持ピン４３ａ，４３ａを中心
に閉動され、一定角度閉動されると、先ず下の把持具４
３ｇが素材鋼板Ｔに当接する。これにより、素材鋼板Ｔ
の重量によりしたのクランプアーム４３ｄの回動が規制
され、上のクランプアーム４３ｃのみがさらに閉動され
て上の把持具４３ｆが素材鋼板Ｔの上面に当接される。
したがって、素材鋼板Ｔの厚みが異なっても、上下の把
持具４３ｆ，４３ｇにより素材鋼板Ｔを浮き上がらせる
ことなく、素材鋼板Ｔの支持レベルで確実に把持するこ
とができる。

【００２３】（４）走行モーター２６を駆動して走行台
車２２を移動させるとともに、昇降駆動装置２９により
昇降台２３を上昇して、昇降台２３を目的とする鋼板収
納棚４の区画収納空間５の前方に対向して停止する。

【００２４】（５）出入駆動装置４２によりクランプ台
車４１を前方に移動して素材鋼板Ｔを区画収納空間５側
に押出し、昇降台２３のガイドローラー３１上からチェ
ーンローラー１４ｂ上に移載する。

【００２５】（６）鋼板クランプ装置４３によりクラン
プアーム４３ｃ，４３ｄを開動させ、把持具４３ｆ，４
３ｇを素材鋼板Ｔから離間させる。出入駆動装置４２に
よりクランプ台車４１を後退させる。

【００２６】つぎに素材鋼板Ｔの出庫動作を説明する。 （１）走行モーター２６を駆動して走行台車２２を移動
させるとともに、昇降駆動装置２９により昇降台２３を
上昇して、昇降台２３を目的とする鋼板収納棚４の区画
収納空間５に対向して停止させる。

【００２７】（２）出入駆動装置４２によりクランプ台
車４１を前方に移動して、区画収納空間５の素材鋼板Ｔ
の手前で停止させ、鋼板クランプ装置４３によりクラン
クアーム４３ｃ，４３ｄを閉動させ、把持具４３ｆ，４
３ｇにより素材鋼板Ｔの前部上下面を把持する。

【００２８】（３）出入駆動装置４２によりクランプ台
車４１を後退させ、素材鋼板Ｔを区画収納空間５のチェ
ーンローラー１４ｂ上から昇降台２３のガイドローラー
３１上に移載する。

【００２９】（４）走行モーター２６を駆動して走行台
車２２を移動させるとともに、昇降駆動装置２９により
昇降台２３を下降して、目的とするライン搬入空間１６
の対応位置に停止する。

【００３０】（５）出入駆動装置４２によりクランプ台
車４１を前方に移動して素材鋼板Ｔをライン搬入空間１
６側に移送し、昇降台２３のガイドローラー３１上から
ライン搬入コンベヤ８上に移載する。

【００３１】（６）鋼板クランプ装置４３によりクラン
プアーム４３ｃ，４３ｄを開動させ、把持具４３ｆ，４
３ｇを素材鋼板Ｔから離間させる。出入駆動装置４２に
よりクランプ台車４１を後退させる。

【００３２】上記実施例によれば、走行台車２２に昇降
自在に配置した昇降台２３に、素材鋼板Ｔを水平状態で
移動自在に支持する多数のガイドローラー３１を備えた
鋼板案内支持具３２を設けるとともに、素材鋼板Ｔを鋼
板クランプ装置４３により把持して固定移送可能な鋼板
出入装置２５を設けたので、重量物で広い面積を有する
素材鋼板Ｔであっても昇降台上に安定して載置して安全
に移送することができる。また、この昇降台２３に鋼板
センタリング装置２４を設けたので、鋼素材鋼板Ｔを鋼
板収容棚４の区画収納空間３に対して正確に出し入れす
ることができる。さらに、クランプ装置４３を、支持ピ
ン４３ａ，４３ａを介して上下回動自在に支持された上
下一対のクランプアーム４３ｃ，４３ｄを、その後端部
に互いに連結されたクランプシリンダー４３ｅにより開
閉するように構成したので、素材鋼板Ｔの自重を利用し
て浮き上がらせることなく、厚みの異なる素材鋼板Ｔを
支持レベルで確実に把持することができる。

【００３３】

【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の鋼板入出庫
装置によれば、昇降台に水平状態で移動自在に支持する
鋼板案内支持具を設けるとともに、鋼板を把持して固定
するとともに、鋼板を移動させる鋼板出入装置を設けた
ので、鋼板のように重量物で広い面積を有する搬送物で
あっても、昇降台上に安定して載置し、安全に移送する
ことができる。また、昇降台に鋼板センタリング装置を
設けたので、鋼板を棚の収納空間に対して正確に出し入
れすることができる。さらに、上下一対のクランプアー
ムを後端部に連結されたクランプシリンダーにより開閉
するクランプ装置を設けたので、鋼板の自重を利用して
厚みの異なる鋼板を浮き上がらせることなく鋼板の支持
レベルで確実に把持することができ、スムーズに出し入
れすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る鋼板入出庫装置の一実施例を示す
全体斜視図である。

【図２】同鋼板入出庫装置を備えた鋼板格納および入出
庫設備を示す斜視図である。

【図３】同鋼板収納棚の区画収納空間を示す切欠き斜視
図である。

【図４】同鋼板入出庫装置の昇降台を示す平面図であ
る。

【図５】同鋼板入出庫装置の昇降台を示す側面図であ
る。

【図６】同鋼板センタリング装置を示す斜視図である。

【図７】同鋼板センタリング装置のセンタリング用ロー
ラーを示す正面図である。

【図８】同鋼板センタリング装置のセンタリング用ロー
ラーを示す平面図である。

【図９】同鋼板クランプ装置を示す部分側面図である。

【図１０】同鋼板クランプ装置を示す部分平面図であ
る。

【符号の説明】

Ｔ 素材鋼板 2A〜2D 切断加工ライン ３ 区画収納空間 ４ 鋼板収容棚 ５ 鋼板入出庫装置 ７ 天井クレーン ８ ライン搬入コンベヤ 14 鋼板支持具 14ｂ チェーンローラー 16 ライン搬入空間 21 走行レール 22 走行台車 23 昇降台 24 鋼板センタリング装置 25 鋼板出入装置 29 昇降駆動装置 31 ガイドローラー 32 鋼板案内支持具 41 クランプ台車 42 出入駆動装置 43 鋼板クランプ装置 43ａ 支持ピン 43ｃ クランプアーム 43ｄ クランプアーム 43ｅ クランプシリンダー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−111703（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−184802（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】鋼板収容棚に、鋼板を水平載置して前後方
   向にスライド自在に支持する鋼板支持具をそれぞれ備え
   た複数の区画収納空間を設け、 この 棚の前面に沿って移動自在な走行台車に、鋼板を水
   平載置可能な昇降台を昇降自在に設け、 この昇降台に、鋼板を前後方向に移動自在に支持する複
   数のガイドローラーを備えた鋼板案内支持具を設けると
   ともに、前記ガイドローラー間に前後方向にわたって配
   設されたガイドレール上を移動自在なクランプ台車に、
   鋼板を把持可能なクランプ装置を備えた鋼板出入装置を
   配置し、 さらにこの昇降台に、左右両側に配置したセンタリング
   ブロックを互いに接近移動して鋼板をセンタリングする
   鋼板センタリング装置を設け、前記クランプ装置は、クランプ台車にそれぞれ中間部が
   水平方向の支持ピンを介して上下回動自在に支持された
   上下一対のクランプアームと、これらクランプアームの
   後端部間に連結されたクランプシリンダーと、前記クラ
   ンプアームの前端部に取り付けられた把持具とで構成し
   た ことを特徴とする鋼板入出庫装置。