JP2579737Y2 - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

Info

Publication number
JP2579737Y2
JP2579737Y2 JP1992013636U JP1363692U JP2579737Y2 JP 2579737 Y2 JP2579737 Y2 JP 2579737Y2 JP 1992013636 U JP1992013636 U JP 1992013636U JP 1363692 U JP1363692 U JP 1363692U JP 2579737 Y2 JP2579737 Y2 JP 2579737Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
motor
board
motor body
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992013636U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0578170U (ja
Inventor
敏夫 田中
道雄 山本
淳一 日沼
Original Assignee
株式会社東富士製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東富士製作所 filed Critical 株式会社東富士製作所
Priority to JP1992013636U priority Critical patent/JP2579737Y2/ja
Publication of JPH0578170U publication Critical patent/JPH0578170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579737Y2 publication Critical patent/JP2579737Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、エアコンディ
ショナーの空気吹き出し口に設けられた風向板を回転さ
せるためのステッピングモータ等の小型モータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小型モータにおいては、
モータ本体のボビンに巻かれている巻線と外部電源とを
接続するために、図9に示すように、モータ本体1から
引き出された端子2を接続した基板3に、コネクタ4付
きのリード線5を半田付けによって接続したものや、図
10に示すように、上記端子2に、直接、コネクタ4付
きのリード線5を半田付けしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようにリード線5を小型モータ側に接続した構造に
あっては、一旦接続したリード線の長さは変更がきかな
いために、利用者の要望に沿って、各種の長さのリード
線5を接続した小型モータを用意しておかなければなら
ないという問題があると共に、当該小型モータを取り扱
う際にリード線が邪魔になり易く、リード線に誤って無
理な力がかかる等のおそれがあった。そこで、上記問題
を解決するために、図11に示すように、基板3にコネ
クタ6を立設して、このコネクタ6に、両端にコネクタ
4を接続したリード線5を着脱自在に連結するものが考
えられるが、この場合には、立設しているコネクタ6と
モータ本体1の中心との距離Lが大きくなるため、全体
としての小型モータが占めるスペースが増大するという
問題があると共に、図11に示す基板3は、端子2とコ
ネクタ6の突き出す方向が逆になるために、スルーホー
ルを有する両面基板を使用する必要があり、製造費が嵩
むという問題がある。
【0004】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、リード線じか付けによる
問題、すなわち、モータのハンドリングの際にリード線
が邪魔になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる
等の問題を解消することができると共に、コネクタとモ
ータ本体の中心との距離を小さくすることができ、モー
タを小型化することができる上に、片面基板を使用する
ことができて、安価に製作することができる小型モータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、モータ本体と、このモータ本体を収納す
る容器と、この容器に形成された開口部において上記モ
ータ本体から引き出された端子に接続された基板とを具
備した小型モータであって、上記基板に、上記端子と接
続されるコネクタが、相対する外部コネクタとの連結口
を上記モータ本体の回転軸に沿った方向に向けて設けら
れ、上記基板に、上記端子が、上記基板の内側から挿し
込まれてこの基板の外面側において半田付けされ、かつ
上記コネクタのピンが上記基板の外面側において半田付
けされたものである。
【0006】
【作用】本考案の小型モータにあっては、モータ本体の
回転軸に沿った方向に向けた状態で基板に設けられたコ
ネクタの連結口によって、容易に外部コネクタが該連結
口に連結されると共に、コネクタとモータ本体の中心と
の距離が小さくなり、かつ基板の外面側にそれぞれ半田
付けされたモータ本体からの端子とコネクタのピンとに
よって、基板への端子及びコネクタの接続が一方の面だ
けですむ。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図8に基づいて本考案の実
施例を説明する。
【0008】図1ないし図6は、本考案の第1実施例を
示すもので、これらの図において符号10は、有底円筒
状のカップ100とこのカップ100を閉塞する取付板
101とからなる容器であり、この容器10の内部に
は、回転自在に設けられたロータとこのロータの外周に
設けられたステータ110とから構成されたモータ本体
11及び上記ロータの回転軸に連結された減速歯車群1
2が収納されている。そして、上記容器10の取付板1
01の両端にはU字状の耳部102が形成されており、
これらの耳部102に挿し込まれた取付ネジ13が、エ
アコンディショナーの取付突起14にねじ込まれて固定
されている(図3参照)。また、上記減速歯車群12
の、上記取付板101から突出した出力軸120が、カ
ップリング15に介して、エアコンディショナーの風向
板に連結されている。さらに、上記ステータ110は、
多数の磁極となる歯を有する複数のヨーク111と上記
カップ100の底部に形成されかつ磁極となる歯と一対
のボビン112とから構成されており、各ボビン112
にはそれぞれコイル巻線113が巻回され、そこから引
き出されたコイル巻線113の末端はそれぞれ所定の端
子114に接続されている。そして、これらの各端子1
14は、基板115に挿し込まれて基板115の外面側
において半田付けされており、この基板115は、上記
容器10のカップ100の上面に形成されている開口部
116に露出されている。
【0009】上記基板115には、コネクタ16に挿通
された複数のL字状のピン160が、基板115に挿し
込まれて基板115の外面側において半田付けされてお
り、上記コネクタ16の連結口161には、外部コネク
タ17が着脱自在に装着されるようになっている。そし
て、この外部コネクタ17に接続されたリード線18の
先端は電源(図示せず)へと接続されている。また、上
記コネクタ16の裏面には、係止突起162が形成され
ており、この係止突起162の裏面163は、上記ボビ
ン112に巻回されたコイル巻線113を避けるため
に、円周面状に形成されている。そして、上記コネクタ
16の係止突起162は、上記両ボビン112のフラン
ジ部112a及びこれらの間の一対のヨーク111(ヨ
ーク部Yと称する)に係合されている。さらに、上記基
板115とコネクタ16のまわりには、カバー19の3
つの側壁からなるカバー本体190が設けられており、
このカバー本体190は、上記モータ本体11のボビン
112とカップ100とに挟持されている。そして、上
記カバー本体190の対向する一対の側壁には、それぞ
れ、係合溝191と係合孔192と係止凸部193が形
成されると共に、該対向する一対の側壁間を連結する側
壁には一対の係合孔194が形成されている。さらにま
た、上記カバー本体190の両係合溝191には、L字
状のフタ195の一対の係合突条196が嵌め込まれ、
かつ上記カバー本体190の各係合孔192,194に
は、上記フタ195の4つの係合爪197,198が係
止されて、上記カバー本体190に上記フタ195が着
脱自在に装着されるようになっており、上記カバー19
によって、上記容器10のカップ100の開口部116
に露出している基板115及びコネクタ16が被覆され
るようになっている。そして、上記カバー本体190の
両係止凸部193には、上記コネクタ16が係合されて
いると共に、上記カバー本体190は上記容器10の取
付板101に支持されている。
【0010】上記のように構成された小型モータにあっ
ては、まず、上記容器10の取付板101の両端に形成
された耳部102に挿し込んだ取付ネジ13を、エアコ
ンディショナーの取付突起14にねじ込んで固定すると
共に、カバー19のフタ195を外した状態で、基板1
15に取り付けられたコネクタ16の連結口161に外
部コネクタ17を挿し込んで、両者を連結する。この
際、外部コネクタ17が、コネクタ16をモータ本体1
1の軸線に沿って押圧するが、コネクタ16が係止凸部
193を介してカバー本体190に支持され、かつこの
カバー本体190が上記取付板101に支持されている
ために、コネクタ16に加わる力が基板115にかかる
ことがなく、従って、基板115及び端子114に大き
な負担が加わることがない。また、上記コネクタ16か
ら外部コネクタ17を外す必要が生じた場合にも、コネ
クタ16に加わる力を、コネクタ16の係止突起162
に係合している上記ヨーク部Yが受けるから、コネクタ
16に加わる力が基板115にかかることがない。次い
で、カバー本体190の両係合溝191に、L字状のフ
タ195の一対の係合突条196を嵌め込んで摺動さ
せ、上記カバー本体190の各係合孔192,194
に、上記フタ195の4つの係合爪197,198を係
止して、上記カバー本体190に上記フタ195を装着
する。これにより、上記カバー19によって、上記容器
10のカップ100の開口部116に露出している基板
115及びコネクタ16が被覆されるから、結露によっ
て上方から滴下する水滴やエアコンディショナー組立時
に誤って加わる外力に対して確実にカバー19の内部の
基板115、端子114及びコネクタ16等を保護する
ことができる。このようにして、必要に応じて小型モー
タ側のコネクタ16に外部コネクタ17を連結するよう
にしたから、小型モータを取り付けた後、所望の長さの
リード線18を有する外部コネクタ18を接続すること
ができるので、モータ取付時にリード線18に無理な力
がかかることがないと共に、モータの取付場所に柔軟に
対応できる。また、基板115に取り付ける端子114
及びコネクタ16のピン160が、何れも基板115の
外面側において半田付けされているから、基板115を
片面基板にすることができ、安価に製作することができ
る。さらに、上記コネクタ16に対して、外部コネクタ
17を上記モータ本体11の軸線に沿って挿脱するよう
に構成したから、操作性が良好な上に、コネクタ16と
モータ本体11の軸線との距離を小さくすることがで
き、モータを小型化することができる。
【0011】なお、コネクタ16に対して、外部コネク
タ17を上記モータ本体11の軸線に沿って挿脱するよ
うに構成するという点からみると、図7に示すように、
2ヶ所で直角に折り曲げられたピン160を基板115
上に半田付けすると共に、コネクタ16の固定突起16
4を基板115の貫通孔に装着し、かつこの基板115
をヨーク部Yに設けた支持部材20に当接するようにし
てもよい。また、図8に示すように、直棒状のピン16
0を基板115上に半田付けすると共に、コネクタ16
の裏面をヨーク部Yに当接するようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、モータ
本体と、このモータ本体を収納する容器と、この容器に
形成された開口部において上記モータ本体から引き出さ
れた端子に接続された基板とを具備した小型モータであ
って、上記基板に、上記端子と接続されるコネクタが、
相対する外部コネクタとの連結口を上記モータ本体の回
転軸に沿った方向に向けて設けられ、上記基板に、上記
端子が、上記基板の内側から挿し込まれてこの基板の外
面側において半田付けされ、かつ上記コネクタのピンが
上記基板の外面側において半田付けされたものであるか
ら、モータ本体の回転軸に沿った方向に向けた状態で基
板に設けられたコネクタの連結口に容易に外部コネクタ
が連結されると共に、コネクタとモータ本体の中心との
距離が小さくなり、かつ基板の外面側にそれぞれ半田付
けされたモータ本体からの端子とコネクタのピンとによ
って、基板への端子及びコネクタの接続が一方の面だけ
ですむことにより、リード線じか付けによる問題、すな
わち、モータのハンドリングの際にリード線が邪魔にな
り易く、リード線に誤って無理な力がかかる等の問題を
解消することができると共に、外部コネクタに接続する
リード線の長さを適宜選択することで、モータの取付場
所に柔軟に対応できる一方、コネクタとモータ本体の中
心との距離を小さくすることができ、モータを小型化す
ることができる上に、片面基板を使用することができ
て、安価に製作することができ、しかも片面基板の外面
側に半田付けされていることから、組み立てた後であっ
ても基板上の半田付けの状態を外部から円滑にかつ確実
に目視確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】カバー部を示す分解斜視図である。
【図3】モータの取付部を示す斜視図である。
【図4】コネクタの一例を示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の下面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図8】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図9】従来の基板にリード線を半田付けによって接続
した状態の説明図である。
【図10】従来の端子に直接リード線を半田付けした状
態の説明図である。
【図11】基板に立設されたコネクタに外部コネクタを
連結する状態の説明図である。
【符号の説明】
10 容器 11 モータ本体 16 コネクタ 17 外部コネクタ 114 端子 115 基板 116 開口部160 ピン 161 連結口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−49202(JP,A) 実開 平3−48347(JP,U) 実開 平2−179240(JP,U) 実開 昭64−16166(JP,U) 実開 昭64−4897(JP,U) 実開 平2−146965(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 5/22 H02K 3/50

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ本体と、このモータ本体を収納す
    る容器と、この容器に形成された開口部において上記モ
    ータ本体から引き出された端子に接続された基板とを具
    備した小型モータであって、上記基板に、上記端子と接
    続されるコネクタが、相対する外部コネクタとの連結口
    を上記モータ本体の回転軸に沿った方向に向けて設けら
    れ、上記基板に、上記端子が、上記基板の内側から挿し
    込まれてこの基板の外面側において半田付けされ、かつ
    上記コネクタのピンが上記基板の外面側において半田付
    けされたことを特徴とする小型モータ。
JP1992013636U 1992-03-16 1992-03-16 小型モータ Expired - Lifetime JP2579737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013636U JP2579737Y2 (ja) 1992-03-16 1992-03-16 小型モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013636U JP2579737Y2 (ja) 1992-03-16 1992-03-16 小型モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0578170U JPH0578170U (ja) 1993-10-22
JP2579737Y2 true JP2579737Y2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=11838726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992013636U Expired - Lifetime JP2579737Y2 (ja) 1992-03-16 1992-03-16 小型モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579737Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2794403B2 (ja) * 1995-09-22 1998-09-03 川崎重工業株式会社 モータ用ケーブルの接続構造および接続方法
JP6668043B2 (ja) * 2015-11-09 2020-03-18 株式会社デンソー モータ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055277Y2 (ja) * 1987-06-23 1993-02-10
JP2531122Y2 (ja) * 1987-07-15 1997-04-02 松下電器産業株式会社 整流子電動機
JP3048347U (ja) * 1997-10-24 1998-05-06 株式会社ジャパンテレホン ボイス機能付きの携帯可能な電話機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0578170U (ja) 1993-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000014112A (ja) 無刷子電動機
JPH0828956B2 (ja) 電子整流子を備える直流モータの構造体
US20030117029A1 (en) Electric power connections structure of a direct current motor
JP2579737Y2 (ja) 小型モータ
JP3264573B2 (ja) 小型モータ
JP2568618Y2 (ja) 小型モータ
JP2582491Y2 (ja) 小型モータ
JP2570117Y2 (ja) 小型モータ
JP2569274Y2 (ja) 小型モータ
JP2570131Y2 (ja) 小型モータ
JP3218171B2 (ja) 小型モータ
US6672915B2 (en) Connector for motor
JP2934135B2 (ja) 小型モータのリード線接続装置
JP3235950B2 (ja) モーター
JP2001028859A (ja) 小型モータ
JP2020137312A (ja) モータ
JP2603136Y2 (ja) Acインレットフィルタコネクタ
JPH0956111A (ja) 小型モータ
JP2571672Y2 (ja) ステッピングモータのコイルボビン
JP3432290B2 (ja) 表面実装コイル
JP2752583B2 (ja) フィールドコア
JP3423837B2 (ja) ステッピングモータ
JP2849527B2 (ja) 薄型コイルを用いたモータ
JP2598727Y2 (ja) ステータ構造体
JPH0817565B2 (ja) 無刷子電動機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term