JP2578318Y2 - 車両電子制御システムの故障診断装置 - Google Patents

車両電子制御システムの故障診断装置

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JP2578318Y2
JP2578318Y2 JP1992001460U JP146092U JP2578318Y2 JP 2578318 Y2 JP2578318 Y2 JP 2578318Y2 JP 1992001460 U JP1992001460 U JP 1992001460U JP 146092 U JP146092 U JP 146092U JP 2578318 Y2 JP2578318 Y2 JP 2578318Y2
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JP
Japan
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program
control unit
diagnostic device
diagnostic
failure diagnosis
Prior art date
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JP1992001460U
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JPH0559282U (ja
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利栄 蛭田
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両電子制御システム
のコントロールユニットにデータ通信手段を介して故障
診断器を接続した車両電子制御システムの故障診断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置に関し本出願人は、実願平2
−46711号及び実願平2−62330号において提
案している。
【0003】これらの装置においては、故障診断を行う
手段として、コントロールユニットと故障診断器とは、
データ通信手段、診断実行手段等を双方が定めて診断を
実行するようになっている。
【0004】したがって、電気的に接続可能であって
も、上記の手段が異なれば診断は実行出来ない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、コントロー
ルユニットの専用意外の診断器にも対応可能な車両電子
システムの故障診断装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両電
子制御システムのコントロールユニットにデータ通信手
段を介して故障診断器を接続した車両電子制御システム
の故障診断装置において、前記コントロールユニットに
より車両が停止中であると判定された場合、該コントロ
ールユニットは、RAMに診断器からのプログラムを受
信し、プログラムのヘッダ部分に書かれているコードに
より標準規格と非標準規格の何れで処理するかを判定す
る判定手段と、該判定手段が非標準規格と判定した故障
診断プログラムを実行する実行手段が前記RAM内に設
けられている。
【0007】
【作用】上記のように構成された車両電子制御システム
の故障診断装置においては、診断器からコントロールユ
ニットに故障診断プログラムを送信する。すると、コン
トロールユニットは、自己の専用診断器以外のプログラ
ムであることを判定したら、そのプログラムをRAM上
に配置する。そこで、コントロールユニットは、RAM
に配置された故障診断プログラムにより診断を行う。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
【0009】全体を符号Aで示す車両側コントロールユ
ニットは、データ通信手段2により、全体を符合Bで示
す故障診断装置本体すなわち診断器のデータ通信11を
介して診断器Bに接続されている。
【0010】このコントロールユニットAには、データ
通信手段2が接続された中央処理部(CPU)1が設け
られ、その中央演算部1には、診断器Bから送信された
故障診断プログラムのデータコードを解釈するデータコ
ード解釈手段3、前記故障診断プログラムが自己の専用
診断器以外のプログラムか否か、すなわち標準規格外か
否かを判定する標準規格、非標準規格判定手段4、この
判定手段4が標準規格外と判定した故障診断プログラム
を実行する標準規格外診断実行手段5を備えたラム(R
AM)5、ロム(ROM)7及び入出力装置(I/O)
8とが接続され、その入出力装置8には、センサS1〜
Snと、被出力部D1〜Dnとがそれぞれ接続されてい
る。
【0011】他方、診断器Bには、データ通信手段11
が接続された中央処理部(CPU)10が設けられ、そ
の中央処理部10には、ラム(RAM)12、故障診断
プログラム等を記憶したロム(ROM)13、診断指示
データ保管手段14、通信用手順データ保管手段15、
データコード交換解釈手段16及び画面タッチキーボー
ド17が接続されたキーボード解釈手段18とが接続さ
れている。
【0012】図2には、診断器Bからコントロールユニ
ットAに送信される診断プログラムファイルFが示さ
れ、このファイルFは、図3に示す第1送信フォーマッ
トF1である図4の診断実行時に使用されるコマンドを
解釈するプログラム部分で、診断器からコマンドを受け
取ったとき、図4の実行プログラムの実行、或は停止処
理部分を起動できるフォーマットF1と、図4に示す第
2送信フォーマットF2とからなっている。そして、そ
のフォーマットF2は複数の独立したプログラム群で、
図3のコマンドを解釈するプログラムの指示により選択
されたプログラムの起動・停止を行なう。そのプログラ
ム本体は図3の診断実行コマンドの解釈部分と、図4の
通信制御部分及び及び診断実行部分で構成されている。
【0013】そして図5に示すように、診断器Bからコ
ントロールユニットAに、ファイルNO.00からファ
イルNO.nまでの故障診断プログラムを送信する。コ
ントロールユニットAは、通信エラーを検出した場合、
16進数の20hをエコーバックし、通信エラーを検出
しない場合、送信された実行コマンドの反転値をエコー
バックする。すると診断器Bは、通信エラーすなわち再
送信のエコーバックに対し、プログラムを再送信し、実
行コマンド反転値のエコーバックに対し、診断実行開始
コマンドを送信する。この際、車速が0km/h以外の
場合は、エコーバックが戻らないので、再送信する。
【0014】次に、診断制御の態様を、図6に示す診断
器B側の制御フローと、図7に示すコントロールユニッ
トA側の制御フローを参照して説明する。
【0015】診断器Bは、プログラムファイルFを送信
し、残りファイルがないのを確認すると(ステップS
1、S2)、コントロールユニットAからのエコーバッ
クがあるか否かを判定する(ステップS3)。NOの場
合は、500ミリ秒経過後に(ステップS10)、実行
中止コマンドを送信し(ステップS11)、エコーバッ
クがあるか否かを判定する(ステップS12)、NOの
場合は500ミリ秒経過後に(ステップS13)、診断
中止の処理を行って(ステップS14)、制御を終る。
【0016】また、ステップS3がYESだったら、す
なわちエコーバックがあったら、そのエコーバックが実
行コマンド反転値か否かを判定する(ステップS4)。
YESだったら、実行開始コマンドを送信して(ステッ
プS5)、診断を実行する(ステップS6)。そして、
診断中止になったら(ステップS7)、ステップS11
に移る。
【0017】また、ステップS4がNOの場合、すなわ
ちエコーバックが実行コマンド反転値でない場合は、1
6進数20hの通信エラーエコーバックか否かを判定す
る(ステップS8)。NOの場合は、ステップS11に
移り、YESだったら、そのエコーバックが2回目まで
は、ステップS1に戻り、3回連続したらステップS1
1に移る(ステップS9)。
【0018】コントロールユニットAは車両が走行中か
否かを判定し(ステップS20)、YESだったら、ノ
ーアンサーで、NOの場合、即ち車速が0km/hの場
合は、診断器Bからプログラムを受信する(ステップS
21)。この場合、最初に受信するのは第1送信フォー
マット(図3)であり(図示の例ではこのフォーマット
のヘッダーは8Fh)、続いて送信されてくるプログラ
ム本体(図4)のヘッダーが8Fhであるか否か判定す
る(ステップS22)。
【0019】NOの場合、即ちヘッダーが8Fh(この
例では8Fhは非標準規格のヘッダーを示している)で
ない場合は受信データをクリアして(ステップS2
3)、ステップS20に戻り、YESだったら、受信プ
ログラムデータをチェックする(ステップS24)。つ
いで、受信エラーがあるか否かを判断し(ステップS2
5)、YESだったら、500ミリ秒以内に16進数の
20hをエコーバックし(ステップS26)、受信プロ
グラムデータをクリアして(ステップS27)、ステッ
プS20に戻る。即ち、非標準規格(この例ではヘッダ
が8Fhの場合)であってもヘッダで判定することでそ
のプログラムを用いて故障診断が出来る。
【0020】ステップS25がNOの場合、すなわち受
信エラーがない場合は、実行コマンド反転値を診断器B
にエコーバックする(ステップS28)。次いで、診断
器Bから診断実行指示コマンドを受信したら(ステップ
S29)、診断を実行したら(ステップS30)、中止
指示コマンドを受信したら(ステップS31)、診断中
止の処理を行って(ステップS32)、制御を終る。
【0021】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏することができる。 (A) 異なる機種の診断器にそれぞれ対応する診断プ
ログラムを備える必要がない。 (B) 診断プログラムは、診断器よりコントロールユ
ニットに判定された転送先に転送されるため、診断項
目、診断内容等のプログラム変更がコントロールユニッ
トの改造なしで出来る。 (C) したがって、メモリの増大等の必要がなく、コ
ストアップにならない。
【0022】(1) メモリの増大等の必要がなく、コ
ストアップにならない。
【0023】(2) 診断プログラムは、診断器よりコ
ントロールユニットに転送されるので、診断項目、診断
内容等のプログラム変更をコントロールユニットの改造
なしで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す制御ブロック図。
【図2】診断プログラムファイルを示す図面。
【図3】第1送信フォーマットを示す図面。
【図4】第2送信フォーマットを示す図面。
【図5】故障診断プログラムの送信を示すブロック図。
【図6】診断器の制御フローチャート図。
【図7】コントロールユニットの制御フローチャート
図。
【符号の説明】
A・・・車両側コントロールユニット B・・・診断器 D1〜Dn・・・被出力部 S1〜Sn・・・センサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両電子制御システムのコントロールユ
    ニットにデータ通信手段を介して故障診断器を接続した
    車両電子制御システムの故障診断装置において、前記コ
    ントロールユニットにより車両が停止中であると判定さ
    れた場合、該コントロールユニットは、RAMに診断器
    からのプログラムを受信し、プログラムのヘッダ部分に
    書かれているコードにより標準規格と非標準規格の何れ
    で処理するかを判定する判定手段と、該判定手段が非標
    準規格と判定した故障診断プログラムを実行する実行手
    段が前記RAM内に設けられていることを特徴とする車
    両電子制御システムの故障診断装置。
JP1992001460U 1992-01-20 1992-01-20 車両電子制御システムの故障診断装置 Expired - Lifetime JP2578318Y2 (ja)

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JPH0559282U JPH0559282U (ja) 1993-08-06
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