JP2577632B2 - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JP2577632B2 JP6977589A JP6977589A JP2577632B2 JP 2577632 B2 JP2577632 B2 JP 2577632B2 JP 6977589 A JP6977589 A JP 6977589A JP 6977589 A JP6977589 A JP 6977589A JP 2577632 B2 JP2577632 B2 JP 2577632B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、駐車場の自動車乗込場の乗込面を入出庫
時に拡張する移動式の車路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のターン装置内蔵型の駐車場にあっては、第8図
に示す様に乗込面E内の前後に設けられた自動車の乗込
台27があり、その乗込台27の左右にガイドレール8が配
設されており、昇降ホーク部材2は左右に分割してガイ
ドレール8に案内され上下動し、乗込面E内で回転台4
のホーク5と昇降ホーク部材2のホーク3で噛合い乗込
台27と同じ高さで車路を形成しているが、回転台4は床
面28上に設けた回転台レール7上を自動車の方向転換の
為に回転しなければならず、乗込台27と床面28とに段差
を設けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年の自動車は、大型化して旋回半径が大きくなり、
第8図のような左右の昇降ホーク部材2間の車路への乗
り入れには、車路外への脱輪を防ぐ為に高度の運転技術
を要し、且つ時間を費やしていた。
また、駐車場を前後方向へ重ねて立設した場合には、
駐車場内の車路が長くなるため、乗り入れ又は乗り出し
時の運転において、昇降ホーク部材2に沿って真っ直ぐ
走行するには更に高度な運転技術を要していた。
しかるに、自動車の乗込用の車路を広くする為に、左
右の昇降ホーク部材2間を広げホークを長く設けること
も考えられるが、部品剛性等を強固にする必要があり建
設費もかさみ、更に駐車場入口前にターンテーブルを設
置しても良いがコストアップとなる。また、人の乗り降
りもホーク上では容易ではなかった。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、昇降ホーク部材が上下動する空間
を備え、その空間に隣接して複数階の収納室を設け、そ
の収納室には昇降ホーク部材と受け渡し可能な横行トレ
イを配設した駐車装置において、収納室に入庫するに
は、自動車を駐車場の乗込面の車路である回転台に乗り
入れ、昇降ホーク部材で自動車を受け取り空間を上下動
して、収納室の横行トレイに受け渡すことで行う。ま
た、収納室から出庫するには、自動車を収納室の横行ト
レイより昇降ホーク部材が受け取り空間を上下動して、
駐車場の乗込面の車路である回転台に受け渡すことで行
う。乗込面には昇降ホーク部材と受け渡し可能な床面上
を回転する回転台が配設してあり、その回転台と昇降ホ
ーク部材が一体の車路となるときに、補助車路となる路
面部材が車路幅を広く形成するように接近移動し、回転
台が回転するときに、前記路面部材が回転台に干渉しな
いように離間移動する構成とする。
請求項2の発明は、路面部材が床面上を水平に移動し
て車路を形成する構成とする。
請求項3の発明は、路面部材を上下動させる車路を形
成する構成とする。
〔作用〕
請求項1の発明では、乗込面で回転台と昇降ホーク部
材とが重なり一体的な車路を形成するときに、昇降ホー
ク部材と路面部材を一体となるように接近移動して車路
幅をさらに広げることができる。車路幅が広がると自動
車を乗り入れたり乗り出したりすることが容易に行える
作用がある。
また、回転台が回転するときは、路面部材が離間移動
して回転可能な空間をつくるため回転することができる
作用がある。
請求項2の発明は、路面部材が床面上を水平に移動す
るため、乗り入れ又は乗り出し時には車路幅を広げるこ
とができ、回転台を回転させるときには空間をつくるこ
とができる作用がある。
請求項3の発明は、路面部材が上下動して床面上に車
路幅を形成し、回転台の回転空間を形成する作用があ
る。
〔実施例〕
本発明を図面で示し説明すると、1はホークとホーク
で交差し自動車を受け渡し又は受け取るエレベーター方
式の駐車場であって、左右に分割した昇降ホーク部材2
を上下動させる空間に自動車が乗り入れ乗り出しする乗
込面Eを設け、その乗込面E内に回転台4を配設してい
る。昇降ホーク部材2の上下動する空間の左右には、自
動車を収納する収納室X,Yを乗込面Eを除く複数階に設
けている。収納室X,Yには、自動車を搭載することがで
きると共に、昇降ホーク部材2と受け渡し可能にした横
行トレイTが配置され、収納室X,Yと昇降ホーク部材2
が上下動する空間を往復動可能にしている。昇降ホーク
部材2は、自動車を乗込面Eから収納室X,Yに入庫した
り、収納室X,Yから乗込面Eに出庫したりする。
3は昇降ホーク部材2に嵌着されているホークであり
自動車の前輪と後輪を支持するものである。
4は回転台で、左右にホーク5を嵌着しホーク3と噛
み合って一体の車路を形成しているが、自動車を搭載し
て方向転換する為にターンテーブルとして使用される。
6は回転台4を支持して回転台レール7上を回転する
様に、複数個で支承されている回転台ローラである。
8はガイドレールで、左右に分割した昇降ホーク部材
2の両端を吊上部材9により支持し、ガイドレール8内
をチェン11で吊り下げ上下動させる為の案内用レールで
ある。
12は路面部材にして、第1図に示す様の右の昇降ホー
ク部材2には右側へ接するような位置で停止して、自動
車の乗込台27と同じ高さにあり、回転台4とほぼ同じ長
さで、床面28上を回転自在なローラ13により路面部材12
の両端を支承され、車路の作用をする補助車路である。
尚、左の昇降ホーク部材2(図示略)も左側へ接する
ように路面部材12が停止している。
路面部材12の駆動源は、第4図に示す駆動モータ26の
回転力により出力軸スプロケット25と第4スプロケット
23をチェン24により巻回しカウンターシャフト21へ伝達
する。
ピローユニット22で支承されたカウンターシャフト21
は左右両端を第3スプロケット19で同軸回転させ、チェ
ン20を介して左右の第2スプロケット17へ伝達する。
第2スプロケット17は、スプロケット軸18で第1スプ
ロケット16を嵌着させ、同軸回転する様にしてある。
第1図で第1スプロケット16は、床面28上の路面部材
12が昇降ホーク部材2の隣接位置から回転台4を回転可
能な位置まで移動させる為に、もう1ケの第1スプロケ
ット16が軸着されている。路面部材12は、2ケの第1ス
プロケット16間をチェン14で巻回し両端をチェン取付金
具15に止着させて、回転台4を回転させる時、駆動モー
タ26の駆動力により昇降ホーク部材2から回転台4の回
転可能な位置まで第2図より第3図に示す様に移動さ
せ、昇降ホーク部材2も降下して回転台4との接触を避
けている。
そして回転台4は180゜回転すると、昇降ホーク部材
2が上昇しホーク3とホーク5とを噛合わせ間隙の少な
い車路を形成し、路面部材12も昇降ホーク部材2に接す
る様に移動して一体の車路を形成する。
又、カウンターシャフト21は駐車場1のピットP内に
設けられていたが、第5図の様に路面部材12内へ駆動モ
ータ26を搭載して、カウンターシャフト29を出力軸スプ
ロケット25から第4スプロケット23へチェン24を介して
伝達させ直接左右のローラ13を回転させてもよい。
又、第6図の様に路面部材12は、ローラ部材31により
支持され、そのローラ部材31に支持ローラ30を回転可能
に支承し、案内レール32の案内により昇降ホーク部材2
へ接する位置で同一高さになる様に油圧装置(エアーシ
リンダでもよい)33で押上げている。
尚、回転台4の回転操作時は、第6図の想像線に示す
ように昇降ホーク部材2と路面部材12が降下し回転台4
を円滑に回転させる様になっている。更に、油圧装置で
無くてもリンク機構(図示略)を採用してもよい。
以上の様に本発明は、構成されているが実際に自動車
Cを入庫してみると、まず自動車Cを乗込台27より乗り
入れ左右に配設されているガイドレール8間を通過し、
互いに噛合っているホーク3,5上をタイヤが位置するよ
うに進行して、全車輪ホーク上に停止するように第2図
のごとく乗り入れる。
又、駐車場1の入口が道路に沿ってしかも前面空地が
ない場合で、運転操作を誤った自動車が昇降ホーク部材
2より車輪をはみ出しても、第2図の2点鎖線に示すよ
うに路面部材12上を走行して、再び昇降ホーク部材2上
の正規の車路へ戻ることができる。
そして入庫操作指令により、乗込面Eの中央部に位置
する左右の昇降ホーク部材2は、ホーク3で自動車Cを
受け取り上昇し収納室X又はYへ格納し、元の乗込面E
まで下降して回転台4のホーク5と噛合い次の入出庫を
待つことになる。
出庫の場合は、左右の昇降ホーク部材2が上昇して収
納室の自動車Cをホーク3で受け取ると同時に、第7図
の様に路面部材12も左右方向へ拡がり、回転台4の回転
可能な位置で停止する。そして自動車Cを搭載した昇降
ホーク部材2は、乗込面Eまで降下しホーク5と交差し
てホーク5上へ自動車Cを受け渡し、さらに降下して自
動車Cを方向転換させる為に回転台4を回転させる。回
転台4の回転が停止すれば昇降ホーク部材2は、上昇し
てホーク3,5と噛合って停止し、路面部材12も昇降ホー
ク部材2に接する様に移動してきて幅広い車路を形成す
る。
更に駐車場1の前後方向に数基建て並べた重列方式の
駐車場にあっては、最前端の駐車場1より自動車Cをバ
ックで車路を走行させて後端の乗込台27への出庫も容易
となる。
〔発明の効果〕
本発明は、上述した様に路面部材の設置により乗込面
内の車路幅を広く出来た為に、自動車の乗り入れが容易
に出来る様になり、小回りのきかない自動車及び運転未
熟者でも脱輪することなく安心して乗り入れできる。
しかも、駐車場入口前にターンテーブルを設置しなく
ても、容易に乗り入れ出来コストダウンにつながるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は駐車場の乗込面右側の部分破断平面図。 第2図は路面部材の駆動系統の正面図。 第3図は回転台と路面部材の正面図。 第4図は路面部材とピット内の駆動系統の側面図。 第5図は路面部材に駆動モータを搭載した側面図。 第6図は路面部材を油圧装置で作動させる正面図。 第7図は出庫中を示す駐車場の縦断面図。 第8図は従来の乗込面を表す斜視図。 〔主な部分の符号の説明〕 2……昇降ホーク部材、4……回転台 12……路面部材、14……ローラチェン 15……チェン取付金具 16……第1スプロケット 28……床面 29……カウンターシャフト 33……油圧装置 E……乗込面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動可能に昇降ホーク部材(2)を設
    け、昇降ホーク部材(2)が上下動する空間に隣接して
    複数階の収納室(X,Y)を設け、その収納室(X,Y)に昇
    降ホーク部材(2)と受け渡し可能な横行トレイ(T)
    を配設し、昇降ホーク部材(2)の上下動で入出庫可能
    にした駐車装置において、 昇降ホーク部材(2)と受け渡し可能にして床面(28)
    上を回転可能にすると共に、駐車場(1)の乗込面
    (E)の車路となる回転台(4)を配設し、 回転台(4)と昇降ホーク部材(2)が一体の車路にな
    るとき車路幅を広く形成するように接近移動し、 回転台(4)が回転するとき回転台(4)に干渉しない
    ように離間移動する、 補助車路となる路面部材(12)を設けることを特徴とす
    る駐車装置。
  2. 【請求項2】第1請求項において、路面部材(12)は床
    面(28)上を水平に移動することを特徴とする駐車装
    置。
  3. 【請求項3】第1請求項において、路面部材(12)は上
    下動することを特徴とする駐車装置。
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