JP2576492Y2 - チューブ状容器収納箱 - Google Patents

チューブ状容器収納箱

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JP2576492Y2
JP2576492Y2 JP1988148681U JP14868188U JP2576492Y2 JP 2576492 Y2 JP2576492 Y2 JP 2576492Y2 JP 1988148681 U JP1988148681 U JP 1988148681U JP 14868188 U JP14868188 U JP 14868188U JP 2576492 Y2 JP2576492 Y2 JP 2576492Y2
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plate
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holding
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久美子 阿部
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はチューブ状容器を収納する箱であって、特に
収納状態及び展示効果に優れているチューブ状容器収納
箱に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の収納箱としては例えば第4図に示す様
なものが知られていた。すなわち、単なる直方体状の箱
Bであって、その箱の一端の対角線方向にチューブ状容
器Tの尾部が位置するようにして収納するものである。
また、第5図に示す様に、直方体状の箱Bの内部に断面
菱形状に形成された保持板Sを設け、この保持板S内に
チューブ状容器Tを挿入して収納するものも知られてい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第4図に示す様な収納箱では、チュー
ブ状容器の保持機能はなく、チューブ状容器が中で移動
してしまい、破損等の危険性がある。さらに、箱を開け
て中身を取り出さなければ、内容物を見ることが出来な
いので、展示機能に劣っている。また、第5図に示す様
な収納箱では、中に保持板を有しているため、内容物の
保持機能はある程度あるものの充分ではない。これもま
た、箱を開けなければ内容物は見られず、展示機能に劣
っている。窓を設けて内容物を目視出来るようにするこ
とも可能ではあるが、単に箱だけでなく、保持板にも工
夫を必要とし、構成が複雑になる欠点がある。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、チューブ状容器を収納した状態で、そのチ
ューブ状容器を目視することが出来、しかもチューブ状
容器が箱内で動くことなくしっかりと保持されて常に適
正な状態で収納することが出来、又、窓部を設けた場合
には内容物を正面から目視することができ、販売、展示
等の効果の優れたチューブ状容器収納箱を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係るチューブ状
容器収納箱は、少なくとも表板、裏板、両側板及び蓋板
から構成されるチューブ状容器を収納する箱であって、
該箱内部の一端部に容器の尾部を保持する尾部保持部を
設け、該尾部保持部は前記両側板の一端縁にそれぞれ連
設される2枚の係止板と、該2枚の係止板にそれぞれ連
設され箱内部へ突出する如く折り曲げられる2枚の押え
板とから成る構成としたものである。
[作用] このように本考案にあっては、箱内部にチューブ状容
器の尾部のみを保持する首部保持部を、あるいは首部と
尾部をそれぞれ保持する首部保持部と尾部保持部をそれ
ぞれ設けているので、チューブ状容器はしっかりと固
定、保持され、移動による破損等もなく、常に適正な状
態で収納され、しかも箱表面に商品展示用の窓を設けた
場合は、チューブ状容器を収納した状態でチューブ状容
器を正面から目視することが出来、店頭等での商品展示
効果に優れる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施例を詳
述する。
第1図は本考案のチューブ状容器収納箱の一実施例を
示す一部切欠斜視図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は本考案のチューブ状容器収納箱の一実施例
を示す展開平面図である。
第3図より明らかなように、表板1の左右両側縁には
各々側板2,3が罫線15,16を介して連設されると共に、該
右側の側板3の右側端縁には裏板4が罫線17を介して連
設され、さらに該裏板4の右側端縁には貼着板5が罫線
18を介して連設されている。なお、表板1には、表板1
からこれと連設される両側板2,3の側縁近傍にかけて窓
部aが設けられている。この窓部aの大きさ、形状等は
任意に設定できる。
さらに、表板1の上縁及び下縁にはそれぞれ蓋板7,10
が罫線21,25を介して連設され、該蓋板7の上縁には罫
線21′を介して差込片7′が、また蓋板10の下縁には罫
線25′を介して差込片10′が各々連設されている。蓋板
7と差込片7′との間の罫線21′の両側には所定長さの
切込みc,c′が、同様に蓋板10と差込片10′との間の罫
線25′の両側にも切込みf,f′が設けられている。ま
た、左右両側板2,3の上縁には内フラップ6,6′が罫線1
9,20を介してそれぞれ連設され、前記蓋板7の両側縁と
内フラップ6,6′との間には切込みb,b′が設けられてい
る。さらに、左右両側板2,3の下縁には該下縁より蓋板1
0及び差込片10′の側縁にかけて延設された形状を有す
る尾部係止板8,8′が罫線22,23を介してそれぞれ連設さ
れており、該尾部係止板8,8′の側縁と蓋板10及び差込
片10′の両側縁との間には切込みe,e′が設けられ、尾
部係止板8,8′は蓋板10及び差込片10′に対して遊離し
た状態となっている。また、尾部係止板8,8′はそのほ
ぼ中央の罫線24,24′を介して一側縁が連設され、かつ
上縁が切込みd,d′によって尾部係止板8,8′とは遊離さ
れている押え板9,9′を有している。
一方、裏板4の上縁には折込板11、首部係止板12及び
止め板14が罫線26〜28を介して順次連設され、折込板11
の左側端縁と前記内フラップ6′との間には切込みgが
設けられている。また、首部係止板12はその中央部にほ
ぼ円形状の係止突片13を有し、該係止突片13はその両端
の一部分を残してその周辺及び中央経線上に切込みhが
設けられ、左右に押し開ける様構成されている。
以上のような構成にあって、側板2、表板1、側板
3、裏板4及び貼着板5を罫線15〜18を介して所定方向
に次々と折り曲げた後、貼着板5を側板2の内面側に貼
着する。次に裏板4上縁の折込板11を罫線26を介して箱
内部に折り込むと同時に首部係止板12を裏板4に対して
ほぼ直角に立ち上がる様折り曲げ、さらに止め板14を折
り曲げて表板1の裏側に貼着する。続いて、側板2,3上
縁の内フラップ6,6′を内側に折り込み、さらに、蓋板
7を折り曲げ、その差込片7′を裏板4上縁の内側に係
入する。
一方、側板2,3下縁の尾部係止板8,8′は相重なるよう
に内側へ折り曲げ、さらに、その押え板9,9′を箱内部
へ突出する様尾部係止板8,8′に対してほぼ直角に内側
へ折り曲げる。従って、この時、2枚の押え板9,9′は
ほぼ相重なる状態で内側に折り曲げられる。
以上のようにして、第1図の如き収納箱の組立てが完
了する。内容物なるチューブ状容器は、収納箱の組立て
完了前に収納するようにした方が容易であり望ましい。
本考案の実施例の収納箱において、チューブ状容器P
は第2図に示す様に、その首部は首部係止板12の係止突
片13(円形孔)内へ挿入され、同じく尾部は尾部係止板
8,8′の2枚の押え板9,9′間に差し込まれ、これに挾持
されるようにして収納される。従って、収納状態におい
て、チューブ状容器Pの首部及び尾部はそれぞれ移動し
ない様にしっかりと保持されており、移動による破損等
の心配は要らない。なお、チューブ状容器の首部が箱本
体の壁内面に支持される程度に大きい場合は、首部係止
板12や係止突片13はなくてもよい。また、収納箱表面の
窓部aによって内容物のチューブ状容器Pを収納したま
まで目視することが出来るので、展示機能に優れてい
る。
なお、上述した様に、前記の2枚の押え板9,9′は組
立時にはほぼ相重なる状態となっているが、チューブ状
容器の尾部を挾持する上で、特に尾部の厚みがあるよう
なチューブ状容器では2枚の押え板9,9′間にスリット
状に若干の間隙を持たせた方が好ましい場合もあり、こ
のような場合には一方の尾部係止板8における罫線24と
右側端縁との間の長さW1ともう一方の尾部係止板8′に
おける罫線24′と左側端縁との間の長さW2の大小関係を
適宜調整すれば良い。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案のチューブ状容器
収納箱によれば、箱内部にチューブ状容器の尾部のみを
保持する手段を、あるいは首部と尾部をそれぞれ保持す
る手段を設けているので、チューブ状容器をその正面を
表板に向けた状態でしっかりと保持固定することが出
来、移動の度ごとに、箱内でチューブ状容器が動いた
り、がたついたりすることはなく、移動によるチューブ
状容器の破損等は起こらない。さらに、本考案のチュー
ブ状容器収納箱は、箱表面に窓部を設けた場合は、中身
のチューブ状容器を収納した状態のままでチューブ状容
器の正面を目視することが出来、中身が一見してわか
り、かつチューブ状容器の絵柄、商標等をそのまま展示
用としても利用できるという展示効果に優れており、特
に店頭等での展示販売に向いている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチューブ状容器収納箱の一実施例を示
す一部切欠斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、
第3図は本考案のチューブ状容器収納箱の一実施例を示
す展開平面図、第4図及び第5図はそれぞれ従来例を示
す斜視図である。 1…表板、2,3…側板 4…裏板、5…貼着板 6,6′…内フラップ、7,10…蓋板 7′,10′…差込片、8,8′…尾部係止板 9,9′…押え板、11…折込板 12…首部係止板、13…係止突片 14…止め板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表板、裏板、両側板及び蓋板か
    ら構成されるチューブ状容器を収納する箱であって、該
    箱内部の一端部に容器の尾部を保持する尾部保持部を設
    け、該尾部保持部は前記両側板の一端縁にそれぞれ連設
    される2枚の係止板と、該2枚の係止板にそれぞれ連設
    され箱内部へ突出する如く折り曲げられる2枚の押え板
    とから構成されることを特徴とするチューブ状容器収納
    箱。
JP1988148681U 1988-11-15 1988-11-15 チューブ状容器収納箱 Expired - Lifetime JP2576492Y2 (ja)

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JPH0269824U JPH0269824U (ja) 1990-05-28
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