JPH0742980Y2 - クッション付仕切区画を備えた包装箱 - Google Patents

クッション付仕切区画を備えた包装箱

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JPH0742980Y2
JPH0742980Y2 JP1990042284U JP4228490U JPH0742980Y2 JP H0742980 Y2 JPH0742980 Y2 JP H0742980Y2 JP 1990042284 U JP1990042284 U JP 1990042284U JP 4228490 U JP4228490 U JP 4228490U JP H0742980 Y2 JPH0742980 Y2 JP H0742980Y2
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partition
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partition plate
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JP1990042284U
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JPH041125U (ja
Inventor
万巧 村岡
Original Assignee
相互印刷紙器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、混合する2種の薬液または薬液と薬剤を分離
充填したアンプルとバイアル瓶、及びアンプルのくびれ
部を切断するアンプルスナップとを収納する、アンプル
の破損防止のためのクッション付仕切区画を備えた包装
箱に関するものである。
(従来の技術) 従来、アンプルとバイアル瓶を収納する包装箱について
は、今迄数多く提案されているが、その代表的なものと
して実公昭53−22183号公報がある。
この提案された紙箱は、内部の上部・下部係合部a・b
に設けられた穿設部23,24・11,12に、アンプルとバイア
ル瓶を横にして夫々の頭部及び底部を差し込み、宙に浮
かした状態で上部・下部係合部a・bに係合させた内箱
Xを、上部開放型の外箱Yに嵌挿させたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記の提案において、アンプルとバイアル瓶を宙に浮か
した状態で上部・下部係合部a・bに係止するために
は、穿設部23,24・11,12への差し込みを適当にきつくし
ておかなければならないが、余りきついと包装作業のさ
い作業能率が悪くなり、作業中アンプルを破損させたり
することが発生し、逆に緩いと輸送中などにアンプルが
遊びになり破損する事故を起す恐れがあり、その形成が
非常に難しい欠点がある。そのため、アンプルとバイア
ル瓶の上に適当なクッション材を入れて使用されること
が多い。
さらに、この紙箱は内箱Xと外箱Yの二重構造になって
いるので、箱の原価が高くなり、包装作業も面倒になる
欠点もある。
そのうえ、この紙箱には本考案におけるアンプルスナッ
プを収納する余地が全くない。この提案以外のアンプル
とバイアル瓶を収納する紙箱も同様である。
(課題を解決するための手段) 本考案は、従来のこのような問題点に着目してなされた
ものであって、アンプルを収納してその破損を防止する
ためのクッシヨン付仕切区画を設け、さらにバイアル瓶
に簡単なクッションを設けると共に、アンプルスナップ
を収納する区画を形成した包装箱を提供することによ
り、上記問題点を解決することを目的としている。
本考案は、後板、右側板、前板、左側板、内後板、連結
板、仕切区画板を折線介して横一方向に順次連設し、さ
らに後板の上・下端に折線介して、夫々先端に差込片を
有する上蓋・下蓋を連設し、また左・右側板の上・下端
に折線介して、夫々上・下内蓋を連設し、また仕切区画
板には、該連結板側下方側端部に舌状突片を突設し、さ
らに中央附近に刻設された縦折線に直交する同一間隔で
且つ両側が同一長さの複数の切込みを切設して、該縦折
線の両側夫々に継続し且つ互違いになった2本の縦折線
を刻設して後仕切板、複数のクッション片及び横仕切板
を形成すると共に、横仕切板に中仕切板を連設し、各構
成部分を折線に従って折曲し且つ各糊着部を固着して箱
状にしたものにおいて;該内後板、連結板及び仕切区画
板で、小区画、クッション付仕切区画及び底部に舌状突
片を突出させた大区画を夫々形成したことを特徴とする
クッション付仕切区画を備えた包装箱である。
(作用) 包装箱は、連結板と中仕切板とで揺動可能に保持され
た、後仕切板、複数のクッション片及び横仕切板とでク
ッション付仕切区画を設けて、その中にアンプルを収納
するようにしているので、外部からの多少の衝撃が加え
られても破損などの事故を発生させない。
又包装箱は、中仕切板で区切られて形成された大区画
に、その底部に、舌状突片を突出させて、クッション機
能を附与しているので、その上に収納されたバイアル瓶
が衝撃による破損から保護される。
又包装箱は、主要部の構成部分を横一方向に連設し、そ
のうえ構造が比較的簡単なので、製作が容易なうえ自動
機による組立てが可能である。
又包装箱は、連結板及び後仕切板で区切られて小区画を
形成しているので、アンプルスナップの収納も可能とな
り、使用上重宝である。
又包装箱は、形成された各区画に夫々異種の物品を挿入
するだけなので、包装作業が極めて容易である。
(実施例) 本考案を第1図〜第4図に示す一実施例に基づいて以下
詳述する。クッション付仕切区画を備えた包装箱1の展
開図を示す第1図において、箱用板紙などを用いて、縦
折線a,b,c,d,e,fを介して後板2、後板2より狭幅の右
側板3、後板2と同幅の前板4、右側板3と同幅の左側
板5、前板4の半分より広幅で、縦折線eの上下を左側
板5より若干短くした台形状の内後板6、左側板5の半
分以下の幅で、下端を若干長さ延展させた連結板7、上
端が連結板7上端の延長線上で、下端が略左側板5下端
の延長線附近迄延展された仕切区画板8を順次横一方向
に連設し、さらに後板2の上・下端に、横折線g・hを
介して差込片9・9を先端に夫々連設された上蓋10・下
蓋11を、横折線i・jを介して連設し、また右・左側板
3・5には、その上端に横折線i・i′を介して上内蓋
12・12′を連設し、その下端に横折線j・j′を介して
折曲したとき先端が互いに重合するよう長くした下内蓋
13・13′を連設している。
仕切区画板8には、連結板7側下方側端部に内後板6の
中央附近に至る舌状突片14を突設し、また中央附近に設
けられた縦折線kに直交する同一間隔で且つ両側が同一
長さの4本の所要長の切込み15を切設して、連結板7側
で継続して上下で隣接した2本の切込線15の左端同士を
結ぶ左縦折線lと、縦折線lより若干縦折線k側へ片寄
った内側の左縦折線lのない位置で、上・下端及び切込
み15の間を結ぶ内縦折線mを、また中仕切板側で断続し
て縦折線kに対して縦折線mに対称な位置で、縦折線l
のある切込線15の間を結ぶ、中縦折線nと、内縦折線m
のある上・下端及び切込み15の間で、上・下端及び切込
み15の右端を結ぶ右縦折線qとを刻設して、後仕切板16
と交互に配置された複数のクッション片17・17′と横仕
切板18とを形成し、また横仕切板18を介して下端部を方
形状に切欠した中仕切板19を連設している。尚、20は連
結板7に設けられた適当な糊を貼付する糊付部である。
包装箱1の組立方法を第2図により以下説明する。先
ず、糊付部20に適当な糊を貼付したのち、縦折線kに従
って仕切区画板8を内側に折曲して、連結板7に中仕切
板19を重合し両者を固着させる(第2図−イ)。
次に、内後板6及び連結板7に中仕切板19を固着した仕
切区画板8を、縦折線dに従って内側に折曲して左側板
5及び前板4に重合し(第2図−ロ)たのち、内後板6
裏面の糊着部20′に同様な糊を貼付してから、後板2及
び右側板3を、縦折線bに従って内側に折曲して仕切区
画板8及び内後板6に重合させ、後板2を内後板6の裏
面に固着して(第2図−ハ)、偏平状の包装箱本体21を
組立てる。
この包装箱本体21を両側から斜方向に力を加えて立方体
にしたのち、両下内蓋13,13′を横折線j・j′に従っ
て内側に折曲して両者の先端を重合したのち、横折線j
に従って下蓋11を内側に折曲して両下内蓋13,13′の上
に重合すると共に、横折線hに従って内側に折曲した差
込片9を両下内蓋13,13′と前板4との間隙に差込んで
底部22を形成する。
連結板7及び仕切区画板8の後仕切板16と、後板2及び
右側板3とで形成された小区画23にアンプルスナップA
を挿入し、また連結板7と中仕切板19とで揺動可能に保
持された、後仕切板16と両クッション片17・17′と横仕
切板18とで形成されたクッション付仕切区画24にアンプ
ルBを挿入し、また左側板5及び前板4と内後板6及び
中仕切板19で形成された、底部22に舌状突片14が突出し
ている大区画25にバイアル瓶Cを挿入したのち、底部22
を形成すると同様にして横折線i,i′に従って内側に折
曲された両上内蓋12,12′の上に、横折線iに従って内
側に折曲した上蓋10を重合させると共に、横折線gに従
って内側に折曲された差込片9を前板4と両上内蓋12,1
2′との間隙に差込んで頭部26を形成して包装箱1を組
立てる。
この場合、包装箱1は、連結板7と中仕切板19とで揺動
可能に保持された、後仕切板16と複数のクッション片1
7,17′と横仕切板18とでクッション付仕切区画24を設け
て、その中にアンプルBを収納するようにしているの
で、外部から多少の衝撃が加えられても破損などの事故
を発生せさない。
又包装箱1は、左側板5及び前板4と内後板6及び中仕
切板19で形成された大区画25に、その底部に舌状突片14
を突出させて、クッション機能を附与しているので、そ
の上に収納されたバイアル瓶Cが衝撃による破損から保
護される。
又包装箱1は、包装箱本体21の構成部分の主要部を横一
方向に連設し、そのうえ構造が比較的簡単なので、製作
が容易なうえ自動機による組立てが可能である。
又包装箱1は、連結板7及び後仕切板16と、後板2及び
右側板3とで小区画23を形成しているので、アンプルス
ナップAの収納が可納となり、使用上重宝である。
又包装箱1は、形成された各区画23,24,25に夫々異種の
物品を挿入するだけなので、包装作業が極めて容易であ
る。
上記の一実施例において、仕切区画板8に縦折線kに直
交する同一間隔で且つ両側が同一長さ4本の所要長の切
込み15を切設したが、使用目的によって5本以上設けて
も良く、本数が多くなるとクッション機能が向上する
が、製作が困難になる。
又仕切区画板8に設けられたクッション片17,17′が、
縦折線m,oを備えたクッション片17と縦折線l,nを備えた
クッション片17′とが交互に配置されているが、この逆
の配置即ち上から17′,17,17′,17,17′になっても同一
目的を達成することができる。
(考案の効果) 本考案は上記の構成なので次の効果を奏する。
(1)揺動可能なクッション付仕切区画の中にアンプル
を収納するので、外部から多少の衝撃が加えられても破
損事故を確実に防止して、極めて高い安全性を保有して
いる。
(2)底部に舌状突片を突出せしめて大区画にクッショ
ン機能を付与しているので、中に収容されたバイアル瓶
の衝撃による破損を防止して、安全に対する信頼性の高
いものである。
(3)簡単な構造で3個の区画を設けて、異種の品目を
収納可能にしたので、使用上極めて重宝である。
(4)構造が比較的簡単で製作が容易なため、需要家に
安価で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図明は本考案の一実施例を示すもので、第1図は展開
図、第2図は組立方法を説明するための平面図、第3図
は包装箱の頭部を開いた平面図、第4図は前板を切欠し
た正面図である。 1……包装箱、2……後板 3……右側板、4……前板 5……左側板、6……内後板 7……連結板、8……仕切区画板 9……差込片、10……上蓋 11……下蓋、12,12′……上内蓋 13,13′……下内蓋、14……舌状突片 15……切込み、16……後仕切板 17,17′……クッション片 18……横仕切板、19……中仕切板 20,20′……糊着部、21……包装箱本体 22……底部、23……小区画 24……クッション付仕切区画 25……大区画、26……頭部 A……アンプルスナップ B……アンプル、C……バイアル瓶 a,b,……f,k……縦折線 g,h,i,i′,j,j′……横折線 l……左縦折線、m……内縦折線 n……中縦折線、q……右縦折線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後板、右側板、前板、左側板、内後板、連
    結板、仕切区画板を折線介して横一方向に順次連設し、
    さらに後板の上・下端に折線介して、夫々先端に差込片
    を有する上蓋・下蓋を連設し、また左・右側板の上・下
    端に折線介して、夫々上・下内蓋を連設し、また仕切区
    画板には、該連結板側下方側端部に舌状突片を突設し、
    さらに中央附近に刻設された縦折線に直交する同一間隔
    で且つ両側が同一長さの複数の切込みを切設して、該縦
    折線の両側夫々に断続し且つ互違いになった2本の縦折
    線を刻設して後仕切板、複数のクッション片及び横仕切
    板を形成すると共に、横仕切板に中仕切板を連設し、各
    構成部分を折線に従って折曲し且つ各糊着部を固定して
    箱状にしたものにおいて;該内後板、連結板及び仕切区
    画板で、小区画、クッション付仕切区画及び底部に舌状
    突片を突出させた大区画を夫々形成したことを特徴とす
    るクッション付仕切区画を備えた包装箱。
  2. 【請求項2】中央附近に刻設された縦折線に直交する同
    一間隔で且つ両側が同一長さの4本の切込みを切設し、
    連結板側で断続して、隣接する切込みの先端を結ぶ左縦
    折線と、該左縦折線の内側で且つない上下端部及び切込
    みを結ぶ内縦折線を、また中仕切板側で断続して、内縦
    折線のある上下端及び切込みの先端を結ぶ右縦折線と、
    該右縦折線のない切込み線間を内縦折線の対称位置を結
    ぶ中縦折線を夫々刻設して複数のクッション片を形成し
    た仕切区画板を備えたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の包装箱。
JP1990042284U 1990-04-20 1990-04-20 クッション付仕切区画を備えた包装箱 Expired - Lifetime JPH0742980Y2 (ja)

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JPH041125U JPH041125U (ja) 1992-01-07
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JPS6136307Y2 (ja) * 1980-07-26 1986-10-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59138578U (ja) * 1983-03-04 1984-09-17 朝日印刷紙器株式会社 瓶類保持ホルダー付紙器の型紙
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JPS6128784U (ja) * 1984-07-27 1986-02-20 株式会社日立製作所 クレ−ンの可動ブ−ムの歩道
JPH0312692Y2 (ja) * 1985-06-14 1991-03-25

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