JPH0734821Y2 - 表示可能な包装用箱 - Google Patents

表示可能な包装用箱

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JPH0734821Y2
JPH0734821Y2 JP1990094831U JP9483190U JPH0734821Y2 JP H0734821 Y2 JPH0734821 Y2 JP H0734821Y2 JP 1990094831 U JP1990094831 U JP 1990094831U JP 9483190 U JP9483190 U JP 9483190U JP H0734821 Y2 JPH0734821 Y2 JP H0734821Y2
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JP
Japan
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display
plate
display portion
convex
notch
Prior art date
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JP1990094831U
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JPH0453616U (ja
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壮 金戸
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は店頭陳列時の宣伝効果ないしはアイキャッチ効
果を高めるべく商品に関する表示を行える表示部を有す
る包装用箱に関し、特に立体的な表示を可能にした包装
用箱に関するものである。
[従来の技術] 従来から、胴部背面板に連設された蓋板内部に両側に横
折線を有する凸状の切込みを設けて表示部を形成し、蓋
板をこの横折線で2つ折りにして先端部分を背面板に係
止することにより、表示部を背面板上方に立設するよう
にした表示機能付カートンが広く知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この種の従来カートンは、その表示面が
1枚しかなく平面的であるため、今一つ宣伝効果ないし
はアイキャッチ効果に欠けていた。
そこで本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、
その目的は、立体的な表示部を形成して宣伝効果ないし
はアイキャッチ効果を高めるようにした表示可能な包装
用箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る包装用箱は、
箱の胴部を構成する背面板の上辺に連設された蓋板内部
に両側に横折線を有する凸状の切込みを設けて該切込み
より下方側に第1の表示部を形成し、前記蓋板を前記横
折線を介して2つ折りにして前記第1の表示部を前記背
面板上方に立設すると共に、前記第1の表示部下部に差
込みフラップを連設し該差込みフラップに設けた複数の
平行横折線を介して所定方向に折り曲げて前記第1の表
示部下部に前方に突出する段部を形成し、該段部の上面
に凸状の切込みを設け、前記段部から上方に突出する第
2の表示部を形成する構成としたものである。
[作用] このような本考案にあっては、蓋板を2つ折りにして表
示部を立設すると共に、表示部下部に連設した差込みフ
ラップを所定方向に折り曲げて組み立てれば立体的な段
部を形成することができる。この段部は表面に印刷表示
をしたり、段部の上に商品や販促物を載せれば優れた宣
伝効果ないしはアイキャッチ効果を奏する。
また、さらにこの段部から上方に突出する第2の表示部
を形成することにより、2重の表示効果を奏することが
できる。
[実施例] 以下、図面に従い、本考案の実施例を詳述する。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は展示状態の斜視図、第2図は開蓋時の斜視図、第3
図は閉蓋時の斜視図、第4図は展開平面図である。
本考案の包装用箱は、第4図から明らかなように、箱の
胴部を構成する側面板1、正面板2、側面板3、背面板
4及び糊代片5が順次連設され、これら側面板1、正面
板2、側面板3及び背面板4の下縁には互いに係合して
底部を構成する底部構成板6〜9がそれぞれ連設され、
また側面板1、3の上縁にはそれぞれ折込片10、11が連
設され、さらに前記背面板4の上縁には蓋板12及び差込
みフラップ13が連設されている。前記蓋板12の中央より
やゝ下方側には両側に横折線15、15を有する凸状(第4
図では下向きの凸状)の切込み16が設けられ、この凸状
切込み16の中央にこれと相接するようにして小さな凸状
切込み17が設けられている。また蓋板12の中央よりやや
上方側には1本の横折線18が設けられ、蓋板12と差込み
フラップ13との間の横折線14上の2点を始点として下方
部分が前記横折線18上に一致する凸状(第4図では下向
きの凸状)の切込み19が設けられている。一方、前記差
込みフラップ13には平行は横折線20、21が設けられてお
り、また前記背面板4には組立時に差込みフラップ13の
先端を係止するための凸状切込み4aが設けられている。
次に組み立て方法を説明すると、まず側面板1、正面板
2、側面板3を順に折り曲げ、糊代片5を側面板1の内
面に貼着して箱の胴部を形成し、次いで底部構成板6〜
9を互いに係合させて底部を形成して第2図に示す状態
に組み立てる。所定の内容物(商品)を収納した後、両
側の折込片10、11を内側に折り込み、蓋板12を折り曲げ
差込みフラップ13を箱内に差し込んで閉蓋する(第3図
参照)。このように通常の箱と同様にして商品を収納、
保管することができる。
一方、店頭での陳列にあたっては、蓋板12を開けてか
ら、まず横折線15を介して蓋板12を内側に2つ折りにし
て、正面側に現われる第1の表示部22を背面板4の上方
に立設させると同時に、その下方部分を横折線18、14、
20及び21を介してそれぞれ所定方向へ順に直角に折り曲
げていき前方(正面側)に突出する段部23を形成して、
最後に差込みフラップ13の先端を背面板4の凸状切込み
4aに係止させ、また凸状切込み19を介して第2の表示部
24を起立させて陳列時の組立てが完了する(第1図参
照)。なお、第1の表示部22の下端を丁度裏側に位置す
る凸状切込み17に係止させておけば、この組立状態はさ
らに強固になる。
このようにして、従来のような第1の表示部22だけでな
く、段部23及び第2の表示部24を形成するので、全体と
して表示が立体的になり、宣伝効果ないしはアイキャッ
チ効果を高めることができる。なお、本実施例の如き第
2の表示部24を設けない構成としてもよいが、第2の表
示部24を設けることによって、第1の表示部22との2重
の表示効果を奏することができるので、より望ましい態
様である。
本実施例では、段部は一段で形成されているが、これに
限らず、例えば差込みフラップ13の長さを変えたり、折
り曲げ位置を種々変更することによって複数段の段部を
形成するようにしてもよく、これとあわせて第1、第2
の表示部の如き表示部もさらに設けることができる。ま
た、第1、第2の表示部を形成するための凸状切込みの
形状は本実施例の形状に限らず、任意に変更できること
は勿論である。
また、本実施例では、差込みフラップの先端はその中央
部を背面板に設けた凸状切込みに係止させて固定するよ
うにしているが、差込みフラップ先端の両側部分を両側
面板上部の折込片に係止させて固定するようにしてもよ
い。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案の表示可能な包装用
箱は、蓋板を2つ折りにして表示部を立設すると共に、
表示部下部に連設した差込みフラップを所定方向に折り
曲げて段部を形成するようにしたので、全体として表示
が立体的になり、例えば前記表示部や段部表面に商品宣
伝用の印刷表示をしたり、段部の上に実物商品や販促物
を載せたりすることができて優れた宣伝効果ないしはア
イキャッチ効果を奏する。
また、さらにこの段部から上方に突出する表示部を形成
することにより、2重の表示効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は展示状態の斜視図、第2図は開蓋時の斜視図、第3
図は閉蓋時の斜視図、第4図は展開平面図である。 1……側面板 2……正面板 3……側面板 4……背面板 5……糊代片 6〜9……底部構成板 10,11……折込片 12……蓋板 13……差込みフラップ 4a,16,17,19……凸状切込み 22……第1表示部 23……段部 24……第2表示部 14,15,18,20,21……横折線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱の胴部を構成する背面板の上辺に連設さ
    れた蓋板内部に両側に横折線を有する凸状の切込みを設
    けて該切込みより下方側に第1の表示部を形成し、前記
    蓋板を前記横折線を介して2つ折りにして前記第1の表
    示部を前記背面板上方に立設すると共に、前記第1の表
    示部下部に差込みフラップを連設し該差込みフラップに
    設けた複数の平行横折線を介して所定方向に折り曲げて
    前記第1の表示部下部に前方に突出する段部を形成し、
    該段部の上面に凸部の切込みを設け、前記段部から上方
    に突出する第2の表示部を形成したことを特徴とする表
    示可能な包装用箱。
JP1990094831U 1990-09-10 1990-09-10 表示可能な包装用箱 Expired - Lifetime JPH0734821Y2 (ja)

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JP1990094831U JPH0734821Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 表示可能な包装用箱

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JP1990094831U JPH0734821Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 表示可能な包装用箱

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JPH0453616U JPH0453616U (ja) 1992-05-07
JPH0734821Y2 true JPH0734821Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=31833084

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JP1990094831U Expired - Lifetime JPH0734821Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 表示可能な包装用箱

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JPS6129615U (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 株式会社 國際テクニカルズ 携帯用定期券カ−ドホルダ−
JPH067409B2 (ja) * 1984-12-06 1994-01-26 松下電器産業株式会社 磁気記録媒体

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JPH0453616U (ja) 1992-05-07

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