JP2575054B2 - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2575054B2 JP63503654A JP50365488A JP2575054B2 JP 2575054 B2 JP2575054 B2 JP 2575054B2 JP 63503654 A JP63503654 A JP 63503654A JP 50365488 A JP50365488 A JP 50365488A JP 2575054 B2 JP2575054 B2 JP 2575054B2
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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒形ピストン・ボア内で往復動し、連接
棒を介して回転自在に支持されたクランクシャフトに作
用する少なくとも一つのピストンを有し、ロータがピス
トン・ボア内に収納され、該ロータがハウジング内に回
転自在に支持されていて、ロータとクランクシャフトが
互いに逆方向に回転するよう歯車装置によってクランク
シャフトに運動自在に結合され、ロータ内に設けられた
ピストン・ボアがロータの外面に形成された開口と連通
してロータの回転の際にハウジングに設けられた入口開
口と出口開口の前を通り過ぎるように構成された内燃機
関に関する。
この種の内燃機関は米国特許第1,498,518号で知られ
ている。この公知の内燃機関では、冷却は、スパークプ
ラグの近傍に配設された水室により外部から行われると
共にロータの一方の端面に組み込まれたファンホィール
により行われる。この米国特許には可動部品に対する潤
滑方法が示されていない。
本発明の目的は、種々の軸受を潤滑すると共にピスト
ン領域を冷却するよう働く油の送出と送入が組み合わさ
れたシステムを有する上述の形式の内燃機関を提供する
ことにある。
この目的達成のため、連接棒用軸受及び/又はクラン
クシャフト用軸受及び/又はクランクシャフト構成要素
の近傍に出口開口を備えた油運搬手段がクランクシャフ
トを貫通し、油排出導管が少なくとも一つのピストン・
ボアから遠ざかるように延び、該油排出導管はピストン
・ボアの冷却のためピストン・ボアと平行に半径方向外
方へ延び、ピストン・ボア内における油排出導管の起点
が上死点に在るピストンによって覆われないよう位置す
ることを特徴とする上述の形式の内燃機関を提供する。
本発明による油導管手段により、さらに、ロータに生
じる遠心力の利用により、単一の油送出・送入手段で軸
受の潤滑とピストン領域の油冷却が同時に可能になる。
軸受の潤滑についての油導管手段の構造的に簡単な変
形例が請求の範囲第2項の特徴部分によって特定されて
いる。
ピストン領域における冷却の改良型構成が請求の範囲
第3項及び/又は第4項の特徴部分により特定されてい
る。
請求の範囲第5項の特徴部分により特定されている実
施例の利点は、互いに逆動作するピストンをこのように
構成すると、円滑で且つ静かな作動状態が得られると共
に構造が簡単になることにある。
米国特許第1,598,518号では、互いに反対側に位置し
たピストン又はシリンダはクランクシャフトの軸線の方
向にずれた状態で位置している。請求の範囲第6項の特
徴部分に記載の構成を備えた実施例では、ピストン又は
シリンダを同軸状に配置され、その結果、一層平らで且
つコンパクトな設計が得られ、これにより重量が軽くな
ると共に一層静かな作動状態が得られる。この実施例の
有用な変形例が請求の範囲第7項及び/又は第8項の特
徴部分に特定されている。
ロータ、クランクシャフト及び歯車装置又はこれらの
動作を互いに連結する好ましい構成が請求の範囲第9項
〜第13項のうちの一又は二以上の項の特徴部分によって
特定されている。
請求の範囲第14項〜第16項のうち一又は二以上の項の
特徴部分によれば、入口開口及び出口開口の位置及び構
成を適当に定めることにより、弁及び/又はスライドが
無い状態で吸入段階及び排気段階を制御できる。
請求の範囲第17項の特徴部分によれば、内燃機関の部
分負荷時において、燃料を節約する状態の作動モードが
得られる。
本発明の実施例及びこれらの一層有利な特徴を添付の
図面を参照して以下に詳細に説明する。
第1図は、第1の実施例の断面図である。
第2図は、第1図のII−II線における第1の実施例の
断面図である。
第2a図は、ロータの動作とクランクシャフトの動作を
結合する構成の略図である。
第3図は、第2の実施例を示す、第1図と類似した断
面図である。
第4図は、第1及び第2の実施例の両方の変形例を概
略的に示す、第2図に相当する図である。
第5図は、部分負荷作動のための制御スライドの概略
展開立面図である。
第1図、第2図及び第2a図に示す本発明の実施例で
は、この内燃機関のハウジング1は、円筒形の壁2、上
側の平らなカバー・ディスク3及びこれと同様、実質的
に丸い下側のベース・プレート4で構成されている。か
くしてハウジング1は基本的には丸いディスクの形をし
ており、その高さは円筒壁2の高さに等しい。このハウ
ジングは不動である。ロータ10がハウジング1内で回転
する。このロータは、互いに軸方向にずれた2つのシリ
ンダ11,12と、ディスク35と、レース(軌道輪)17とを
有する。
シリンダ11,12はそれぞれ、ピストン15,16が往復動可
能に収納された円筒形のピストン・ボア13,14を備えて
いる。インサートの形態のシリンダ11,12は内レース17
にしっかりと接合されている。リブ18,19(第1図には
簡単化のために示さず)がロータ10全体にユニットとし
ての充分な剛性を付与するよう働く。レース17は、ピス
トン・ボア13,14の隣接場所に開口20,21を備えている。
連接棒24,25がピストン・ボルト22,23によってピストン
15,16に枢着されていると共に、180゜互いにずれた状態
でクランクシャフト30に設けられた連接棒用軸受36,37
で支持されていて、ピストンが同時期に互いに逆の動き
をするようになっている。クランクシャフト30はその下
部軸受ジャーナル31がベース・プレート4を貫通した状
態で支持されている。クランクシャフト30の上部軸受ジ
ャーナル32はディスク35に設けられた盲穴33内で回転自
在に支持されている。ディスク35はロータ10の固定構成
要素であってロータと一緒に回転する。また、動力取出
しシャフト34が、ハウジング1の上側カバー・ディスク
3内で支持された状態でディスク35にしっかりと接合さ
れている。したがって、クランクシャフト30とロータ10
は互いに反対方向に回転可能である。クランクシャフト
30は又、ハウジング1に対しても回転可能である。
ロータ10(シリンダ11,12、レース17、リブ18,19、デ
ィスク35及び動力取出しシャフト34を含む)の回転動作
とクランクシャフト30の回転動作は遊星歯車により結合
される。遊星歯車は、ロータ10の(第1図において)下
側に取付けられた内側歯車リング40(第1図参照)と、
クランクシャフト30に取付けられた歯車41と、さらに2
つの歯車42,43とで構成される。歯車42,43はハウジング
1のベース・プレート4を貫通した状態で支持されてい
る。これら歯車は2段式のものであり、即ち、歯車42,4
3は、ロータ10の内側歯車リング40と噛み合う第1組の
歯421,431を有している。また、歯車42,43は、クランク
シャフト30の構成要素であり、或いはクランクシャフト
30にしっかりと取付けられた歯車41と噛み合う幾分小径
の第2組の歯422,432を有する。このようにすると、ピ
ストンの往復動によりロータ10が回転し、これによりハ
ウジング1内でのロータ10の限定された回転が確実に得
られ、ロータ10とクランクシャフト30の回転方向は互い
に逆になる。この状態は第2a図に概略的に示されてい
る。
第2図から分かるように、円筒壁2にはその円周部に
沿って入口スリット50及び出口スリット51が設けてあ
る。入口スリット50は約70゜の円弧の状態で延びてい
る。入口スリット50は入口室52で覆われており、この入
口室52の入口開口53は例えば気化器(図示せず)に連通
している。出口スリット51も同様に約70゜にわたって延
びている。出口スリット51は出口室54と連通し、この出
口室54は出口開口55を経て例えば排気管(図示せず}に
連通している。もしレース17の開口20,21がロータ10の
回転中にスリット50,51の前を通り過ぎると、ピストン1
5,16の半径方向外方に位置したシリンダ11,12のピスト
ン・ボア13,14の領域もそれに対応してスリット50,51の
前を通り過ぎるが、その通過中にこれらスリットと連通
する。
スリット50とスリット51の相対的な位置関係は次の通
りである。レース17を構成要素とするロータ10の横断面
が円形の場合、入口スリット50及び出口スリット51は同
一の半円上に次のように、即ち、入口スリット50が270
゜〜360゜の角度範囲、出口スリット51が180゜〜270゜
の角度範囲に位置するよう隣合わせの状態で配置されて
いる。
例示として示した2シリンダ4行程内燃機関の動作経
過の説明上、ピストン16の最初又は開始位置は第2図に
示すような位置であるとする。もしロータ10がその開始
位置に対して矢印60で示すように時計回りに回転する
と、開口21は入口スリット50の前を通り過ぎる。それと
同時に、クランクシャフト30が矢印61で示すように反時
計回りに回転する。これによりピストン16(及びピスト
ン15)は半径方向内方へ移動する。ピストン16は入口ス
リット50を介して燃料と空気の混合物(ディーゼル・エ
ンジンの場合は新鮮な空気)を吸い込む。ピストン16は
ロータ10が第2図に示す開始位置から90゜だけ先へ回転
すると下死点に達する。その際、ピストン16は破線で示
す位置16′に在る。その時点において吸入段階が終わ
る。開口21は、入口スリット50と完全に又は部分的に重
なり合う領域から離れている。次に圧縮段階が始まる
が、この圧縮段階では、ピストン16は、クランクシャフ
ト30及びロータ10が指示した方向に先へ回転するため半
径方向外方へ押し出される。ピストン16が開始位置から
180゜ずれた位置に来ると上死点に達する。ピストン16
がこの上死点に達したときにはピストン15は第2図に示
す位置に来ている。この位置でスパークプラグ71により
点火が行われる。すると爆発又は膨張段階が始まる。ピ
ストンは再び半径方向内方へ移動し始める。このプロセ
スにおいて、ロータ10は矢印60の方向に先へ回転し、つ
いには第2の下死点に達する。この第2の下死点では、
ピストン16は第2図に示す開始位置から見て270゜回転
している。その際、ピストンは破線で示す位置16″に在
る。引き続き回転すると、ピストン16がもう一度半径方
向内方へ移動して排気ガスの排気段階が始まり、それと
同時に開口21が出口スパークプラグ50の前を通り過ぎて
排気ガスを追い出すようにする。したがって、ロータ10
が一回転するだけで完全な4行程サイクルが達成され
る。このようになる要因はとりわけ、ロータ10及びクラ
ンクシャフト30が互いに逆方向に回転し、ピストン16が
ロータ10又はクランクシャフト30の一回転中だけで2つ
の行程を行い、第1の行程では吸入及び圧縮段階、第2
の行程では爆発及び排気段階を行うことにある。
ピストン15についてのサイクルは、ロータ10の半回転
だけずれていることを除けばピストン16についての上述
のサイクルと同様に得られる。換言すると、ピストン16
が吸入段階にあるときはピストン15は膨張段階にある。
ピストン16が圧縮段階にあるときはピストン15は排気段
階にある。逆に、ピストン16が膨張段階にあるときはピ
ストン15は吸入段階、ピストン16が排気段階にあるとき
はピストン15は圧縮段階にある。ピストン15の点火は、
スパークプラグ71から両シリンダの軸線の離隔長さだけ
上方に位置したスパークプラグ70によって行われる。ス
リット50,51はピストン15,16の両方と関連している。な
お、スパークプラグを一つだけ用いることも出来る。こ
のためには、このスパークプラグを中間面内に位置さ
せ、即ち、両方の燃焼室に対面させる。
潤滑を次のようにして、即ち、油ポンプ(図示せず)
により油を圧力下でクランクシャフト30に設けたボア75
に送り込むことにより行う。ボア75は横方向ボア76,7
6′,78,77と連通しており、これらボアを介して連接棒
用軸受36,37及び軸受32,33が潤滑され、他方、油はハウ
ジング1の内部(ボア77)に自由に流入でき、これから
遠心力の作用で油は半径方向に流れてピストン15,16の
下面に当たり、したがってシリンダ/ピストン・ボア1
3,14にも当たる。油は油導管80,81を通って流出する。
また、油の移送は遠心力によっても行われる。その理由
は、油導管80,81は回転ロータ10内に配設されているか
らである。油導管80,81は、ピストン15,16の上死点にお
いてピストン15,16の下面の真下の位置でシリンダ/ピ
ストン・ボア13,14に開口している。油はここから油受
け90内に戻る。油導管80はシリンダ/ピストン・ボア13
の壁から比較的僅かに間隔を置いた状態でレース17まで
半径方向に延びており、シリンダ11の壁の冷却はこのよ
うにして行われるようになる。油導管80は次にレース17
に沿って回転軸線と平行に延びてレース17も冷却される
ようになる。油導管81を油導管80と同様な態様で構成し
ても良い。
4行程サイクル全体はロータ10が一回転すれば各ピス
トンによりすでに得られているので、エンジンは、低速
回転で大きな動力を生ぜしめると共に固定型シリンダを
有するエンジンと比べて驚くほど静かな作動が可能にな
る。クランクシャフトとロータが互いに逆方向に回転す
るので作動の円滑さが一段と増し、従って、クランクシ
ャフト及びロータの質量を適当に選択すれば、これらに
より生じる振動は部分的に補償されて防振効果が得られ
る。さらに、ロータは入口スリット50及び出口スリット
51の前を通り過ぎるので、吸気弁の無いエンジン、換言
すると、極めて簡単且つ安価な構成のエンジンが得られ
る。封止の問題は非常に容易に解決できる。その理由
は、レース17の外面に設けられてレースをハウジング1
の円筒壁2から封止する密封体は全て、ロータ10の回転
中は遠心力を受けて封止位置になるからである。ディー
ゼル・エンジンの場合は密封体又は封止ストリップを更
に設ける。
冷却作用も適量の油で比較的簡単に得られる。という
のは、油はクランクシャフトの油導管から出ると遠心力
により潤滑又は冷却が必要な全ての場所に達するように
なるからである。さらに、エンジンは極めてコンパクト
な構造になり、従って比較的軽量になる。
第3図に第2の実施例として示す内燃機関では、ハウ
ジング101はこれ又、円筒壁102、上側の平らなカバー・
ディスク103及びこれと同様に実質的に丸い下側のベー
ス・プレート104で構成されている。ロータ110が不動の
ハウジング101内で回転する。このロータ110はこれ又、
2つのシリンダ111,112を有しているが、第1の実施例
とは異なり、同軸状に配置されており、即ち、それらの
長さ方向軸線は整列状態にある。2つのシリンダ111,11
2はインサートとして構成されており、ロータ110の構成
要素である上側ディスク135と下側ディスク135′との間
に位置した状態で保持されている。シリンダ111,112も
同様に、それぞれのピストン115,116が互いに逆方向に
往復動するよう収納された円筒形のピストン・ボア113,
114を備えている。シリンダ111,112はディスク135,13
5′にしっかりと接合されており、これらシリンダを壁1
02から封止する環状の密封ストリップ107,108を有して
いる。この第2の実施例においても、レースをシリンダ
の前に設けるのが良いことは理解されよう。この場合に
は密封ストリップはレースに設けられる。連接棒124,12
5がピストン・ボルト122,123(これらは図面に示唆され
ているに過ぎない)によってピストン115,116に枢動自
在に取付けられ、これら連接棒の流さ方向軸線はピスト
ンの上死点では整列状態になる。
この第2の実施例では、第1図の実施例とは異なり、
二本の連接棒124,125は構成が互いに異なっている。連
接棒124は実質的にU字形であり、「U」の二本の脚を
繋ぐ横棒の中間部に長さ方向延長部を有しており、この
延長部がピストン・ボルト122を介してピストン115に枢
動自在に連結されている。U字形連接棒124の平行な長
さ方向に延びる脚のそれぞれの自由端は、同軸状に配設
された連接棒用軸受136,136′で支持され、これら軸受
は、クランクシャフト30の円周部の或る位置において互
いに向かい合う2つの横方向クランク・ディスク138,13
9内に設けられている。二本の平行な棒状の中間部材12
6,126′が、クランク・ディスク138,139から見て遠くに
位置したU字形連接棒124の内側に設けられている連接
棒用軸受136,136′を中心として連接棒124に対して枢動
できるが、2つのクランク・ディスク138,139に対して
は相対回転しないよう連結された状態で保持されてい
る。中間部材126,126′の端部はこのために或る角度で
曲げられており、軸受137により他の連接棒125に枢動自
在に連結されている。中間部材126,126′の長さはクラ
ンク・ディスク138,139の直径と同じである。連接棒125
は2つの中間部材126,126′の間に位置している。この
ようにすると、ピストン116内に設けられたピストン・
ボルト123で構成される連接棒125の枢動点は、ピストン
115のピストン・ボルト122で構成されるU字形連接棒12
4の枢動点と同軸状態になる。連接棒用軸受136,136′の
間及びU字形連接棒124の脚の間の内側の間隔は中間部
材126,126′の厚さよりも幾分大きく、従って、クラン
クシャフト130の回転動作の際に中間部材126,126′はU
字形連接棒124に入り込むことが可能になり、換言する
と連接棒124の脚の間を通ることが出来るようになる。
クランクシャフト130は、第1の実施例とは異なり、
動力取出しシャフト134に対し相対回転しないような関
係で連結され、クランクシャフトの上側軸受ジャーナル
132はディスク135,135′に設けられた穴133,133′に嵌
入すると共にこれらのディスクで支持されている。この
第2の実施例においても、クランクシャフト130とロー
タ110は互いに逆方向に回転でき、クランクシャフト130
はハウジング101に対して逆方向に回転できる。
ロータ110の回転動作とクランクシャフト130の回転動
作の結合は遊星歯車を用いて行うが、この遊星歯車は、
第1図、第2図及び第2a図に示す遊星歯車と同様な構成
及び機能を有する。したがって、この遊星歯車について
はここではもう説明しない。かくして第3図では、第1
図で用いた参照番号と同一の参照番号の前に1を付けた
状態で示してある。
第3図の第2の実施例による内燃機関の潤滑及び冷却
は第1の実施例と構造的に類似した態様で行われる。油
ポンプ(図示せず)によって油が軸方向ボア175及びク
ランクシャフト130内へ圧送される。ボア175はクランク
・ディスク138,139、軸受136,136′,137及び中間部材12
6,126′の内部を連続して延び、支承穴133′内で半径方
向外方へ開口した横方向チャンネル178で終端してい
る。シリンダ/ピストン・ボア113,114の内部へのボア1
75の出口を得るには次の様にする。すなわち、溝又はチ
ャンネル177を軸受136,136′,137の付近で連接棒124,12
5、中間部材126,126′又はクランク・ディスク138,139
の対向した表面に配設する。
第2の実施例においてもこのボア系175,177から出た
油は遠心力の作用でピストン115,116の下面に当たり、
そしてシリンダ/ピストン・ボア113,114の内面にも当
たる。油は、好ましくはピストン・ボア113,114の内周
に沿って一定間隔で設けられた油導管180,180′を経て
送り出され、これら油導管はシリンダ111,112の外周部
に設けられた幅の広い円周方向溝181,181′に通じてい
る。溝181,181′はシリンダ111,112の長さの大部分に沿
って延びているのでシリンダの領域の冷却様導管として
適当である。排出導管182,182′が溝181,181′の油導管
180,180′から見て遠い方のディスク135′の端部領域に
設けられ、幅の狭い内側環状溝183が排出導管と対向し
てベース・プレート104に形成され、それ自体は2つの
ボア184,184′を経て例えば油受け190内へ通じている。
この第2の実施例では、入口開口及び出口開口には第1
の実施例の入口室及び出口室に相当するような関連の室
を設けるのが良い。これはスパークプラグ170について
も当てはまる。このスパークプラグ170は、シリンダ又
はピストンが同軸状に配置され、従って燃焼室が同軸状
に配設されているのでハウジング101の中間でその外周
部の或る位置に設けられる。
しかしながら、本発明の第1の実施例と第2の実施例
の両方において、4行程の動作の種々の段階を第4図に
概略的に示すように進行させることも可能である。この
第4図における記号の次のように規定する。OTは上死
点、ASは出口の閉鎖、UTは下死点、ESは入口の閉鎖、ZZ
は点火時期、AOは出口の開放、Eは入口の開放である。
期間Sの間に吸入、期間Pの間に圧縮が行われ、期間C
の間に混合物が燃焼され、期間Eの間で燃焼ガスが排気
される。この概略的な図面から分かるように、実線で示
す2つのピストンが上死点に位置する状態から始めて、
クランクシャフト130が時計周りの方向とは逆の矢印161
の方向に回転するとロータ110は逆方向、即ち、矢印160
の方向に回転する。入口スリット150及び出口スリット1
51はテーパした状態で互いにオーバーラップしているの
で、ピストン116により燃焼室からの燃焼混合物の残り
の排気と同時に新鮮な空気の吸入が行われる。入口スリ
ット150と出口スリット151のオーバラップの範囲を好ま
しくは5゜〜15゜の角度範囲にする。このようにオーバ
ラップさせるのが有利な理由は、負圧が残りの燃焼混合
物の排気の間に生じるからであり、この負圧は同時に始
まる吸入にとって有利である。吸入段階は慣性を考慮し
て下死点UT(破線で示すピストンの位置116′)を30゜
〜60゜の角度範囲を越えるまで続く。それに続いて、ES
の時点において圧縮が生じるが、スパークプラグ170が
上死点OT(図面に示すピストン115の位置)の直前位置
に設けられている。圧縮混合物が点火される。かくし
て、OTからは混合物の燃焼段階、換言すると、膨張段階
が実施され、この段階は下死点の位置UTよりも約30゜〜
60゜の角度範囲前まで続く。その時点において、出口ス
リット151が開放し、換言すると、シリンダ室が出口ス
リット151と連通し、燃焼混合物の排気が始まり、その
終了時点においてこの排気段階又は混合物の吐き出し段
階は再び吸入段階とオーバーラップする。このようなプ
ロセスは他方のピストンについても時間及び位置が180
゜だけずれた状態で行われる。これは、出口開口151が1
20゜〜150゜から275゜〜185゜の角度範囲にわたって延
び、入口開口150が255゜〜265゜から390゜〜420゜の角
度範囲にわたって延びていることを意味する。
第5図は、入口スリット150を有する円筒壁102の部分
を示す展開図である。第1図の実施例及び第4図の変形
例の両方に使用できるこの態様では、入口スリット150
についてはスライド192、出口スリットについても図示
していないが同様にスライドが設けられており、スライ
ドは、エンジンの部分負荷作動の際に入口スリット150
を部分的に覆うよう働く。この目的のため、スライド19
2は特定の湾曲形状の対称的な凹部193及びトリガ機構19
4を備え、このトリガ機構のレバー195は位置V(全負
荷)と位置T(部分負荷)との間で駆動自在に移動で
き、入口スリット150は全負荷時には実質的に完全に開
く。スライド192は円周部に配設され、従って、壁102に
従って湾曲しており壁102に沿って片側から移動でき
る。そのような構成にしないで、互いに向かって移動で
きる2つの対向したスライドを使用しても良いことは理
解されよう。
上述の実施例に関し、2つの対向したピストン/シリ
ンダ・ユニットを有する構成を説明したが、3つ以上、
例えば4つ、6つ又は8つのピストン/シリンダ・ユニ
ットを有する構成を用いても良く、この場合、ユニット
の各対をユニットの個数に応じて角度的にずらすと共に
ハウジングに対してシリンダの外径よりも短い距離だけ
軸方向にずらせば良いことは理解されよう。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形ピストン・ボア(13,14,113,114)
    内で往復動し、連接棒(24,25,124,125)を介して回転
    自在に支持されたクランクシャフト(30,130)に作用す
    る少なくとも一つのピストンを有し、ロータ(10,100)
    がピストン・ボア(13,14,113,114)内に収納され、該
    ロータがハウジング(1,101)内に回転自在に支持され
    ていて、ロータとクランクシャフトが互いに逆方向(そ
    れぞれ、60,160と61,161)に回転するよう歯車装置(4
    0,41,42,43,140,141,142,143)によってクランクシャフ
    ト(30,130)に運動自在に結合され、ロータ(10,110)
    内に設けられたピストン・ボア(13,14,113,114)がロ
    ータ(10,17,100,117)の外面に形成された開口(20,2
    1)と連通して、ロータ(10,110)の回転の際、ハウジ
    ングに設けられた入口開口(50)と出口開口(51)の前
    を通り過ぎるよう構成された内燃機関において、連接棒
    用軸受(36,37,136,137)及び/又はクランクシャフト
    用軸受(32,132)及び/又はクランクシャフト・ディス
    ク(138,139)の近傍に出口開口を備えた油導管手段(7
    5,175)がクランクシャフト(30,130)を貫通し、油排
    出導管(80,180)が少なくとも一つのピストン・ボア
    (13,113)から遠ざかるように延び、油排出導管(80,1
    80)はピストン・ボア(13,113)の冷却のため、ピスト
    ン・ボア(13,113)と平行に半径方向外方へ延び、ピス
    トン・ボア(13,113)内における油排出導管(80,180)
    の起点は、上死点に在るピストン(15,115)によって覆
    われないよう位置することを特徴とする内燃機関。
  2. 【請求項2】連接棒用軸受(136)の近傍の出口開口
    は、クランクシャフト・ディスク(138,139)と連接棒
    (124,125)の両方、又は何れか一方の外面に形成され
    た軸方向溝又はチャンネル(117)で構成されることを
    特徴とする請求の範囲第1項記載の内燃機関。
  3. 【請求項3】油排出導管(180)は、ピストン・ボア(1
    13,114)の内周部及びシリンダの外部に分布した状態で
    配設されて、ピストン・ボアの外周部に形成された溝
    (181)に通じ、該溝(181)はロータ(110)のディス
    ク(135)に形成された排出ボア(184)と連通している
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】互いに180゜だけずれて形成された2つの
    ピストン・ボア(13,14,113,114)はロータ(10,110)
    内に設けられ、クランクシャフト(30,130)の連接棒
    (24,124,125)は互いに180゜だけずれた2つの連接棒
    用軸受(36,37,136,136′,137)に係合することを特徴
    とする請求の範囲第1項記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】ピストン・ボア(113,114)の長さ方向軸
    線は互いに整列状態にあり、連接棒用軸受(136,136′,
    137)はそれに対応した関係でピストン・ボアの長さ方
    向軸線に関し対称的に配置されていることを特徴とする
    請求の範囲第1項又は第4項記載の内燃機関。
  6. 【請求項6】2つの連接棒(124,125)のうち少なくと
    も一方は実質的にU字形のものとして構成され、枢動自
    在な中間部材(126,126′)を介して他方の連接棒(12
    5,124)に枢動自在に連結されていることを特徴とする
    請求の範囲第5項記載の内燃機関。
  7. 【請求項7】一方の連接棒(124)はU字形状、他方の
    連接棒(125)は平らな棒状であり、2つの平行な棒状
    中間部材(126,126′)の両端がクランクシャフト(13
    0)に剛結された状態で2つの連接棒(124,125)にこれ
    らの間で枢動自在に連結されていることを特徴とする請
    求の範囲第6項記載の内燃機関。
  8. 【請求項8】連接棒用軸受(136)の近傍の出口開口
    は、棒状中間部材(126,126′)と連接棒(124,125)の
    両方、又は何れか一方の外面に形成された軸方向溝又は
    チャンネル(177)で構成されることを特徴とする請求
    の範囲第1項、第2項又は第7項記載の内燃機関。
  9. 【請求項9】ロータ(10)はハウジング(1)に回転自
    在に取付けられた円筒形のレース(17)を有し、前記開
    口(20,21)はレース(17)に設けられた状態でピスト
    ン・ボア(13,14)と半径方向内方で連通し、レース(1
    7)の内部に設けられたシリンダ(11,12)はリブ(18,1
    9)により互いに且つレース(17)に対して補強され、
    冷却のための油排出導管(80)はレース(17)に沿って
    延びていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項
    のうちいずれか一つの項に記載の内燃機関。
  10. 【請求項10】クランクシャフト(30)は一端(31)
    が、ハウジング(1)のキャップ及び底部をそれぞれ形
    成する2つのプレート(3,4)のうちの一方の中に回転
    自在に支持され、クランクシャフト(30)の他端(32)
    はロータ(10)の一部であるディスク(35)内に支持さ
    れ、動力取出しシャフト(34)がロータ(10)にしっか
    りと連結されていることを特徴とする請求の範囲第1項
    〜第9項のうちいずれか一つの項に記載の内燃機関。
  11. 【請求項11】クランクシャフト(130)は両端(131,1
    32)が、ハウジング(101)のキャップ及び底部をそれ
    ぞれ形成するプレート(103,104)内で回転自在に支持
    されると共にディスク(155)を貫通しており、クラン
    クシャフト(130)の一端は動力取出しシャフト(134)
    に相対回転しないよう連結されていることを特徴とする
    請求の範囲第1項〜第10項のうちいずれか一つの項に記
    載の内燃機関。
  12. 【請求項12】歯車装置は、ロータ(10,110)に取付け
    られた歯車リング(40,140)、ハウジングで支持される
    と共に歯車装置と噛み合った2つの歯車(42,43,142,14
    3)及び2つの歯車(42,43,142,143)と噛み合った状態
    でクランクシャフト(30,130)に連結された一つの歯車
    (41,141)を有することを特徴とする請求の範囲第1項
    〜第11項のうちいずれか一つの項に記載の内燃機関。
  13. 【請求項13】2つの歯車(42,43,142,143)はそれぞ
    れ、一方が他方の上に位置した2組の歯(421,422,431,
    432,1421,1422,1431,1432)を有し、歯の組は異なる直
    径を有し、一方の歯の組(421,431,1421,1431)はロー
    タ(10,110)の歯車リング(40,140)と噛み合い、他方
    の歯の組(422,432,1422,1432)はクランクシャフト(3
    0,130)の歯車(41,141)と噛み合っていることを特徴
    とする請求の範囲第12項記載の内燃機関。
  14. 【請求項14】入口開口(50)と出口開口(51)の両
    方、又は何れか一方は、約70゜の角度に亙りハウジング
    (1)の円筒壁(2)内に延びていることを特徴とする
    請求の範囲第1項〜第13項のうちいずれか一つの項に記
    載の内燃機関。
  15. 【請求項15】入口開口(150)と出口開口(151)の両
    方、又は何れか一方は約125゜〜165゜の角度範囲に亙り
    ハウジング(101)の円筒壁(102)内に延びていること
    を特徴とする請求の範囲第1項〜第13項のうちいずれか
    一つの項に記載の内燃機関。
  16. 【請求項16】入口開口(50,150)及び出口開口(51)
    はハウジング(1,101)の円筒壁(2,102)に沿って互い
    に隣接すると共にオーバーラップした状態で配置されて
    いることを特徴とする請求の範囲第1項〜第15項のうち
    いずれか一つの項に記載の内燃機関。
  17. 【請求項17】入口開口(50,150)及び出口開口(51)
    はスライダ手段(192)により完全に又は部分的に覆わ
    れることを特徴とする請求の範囲第1項〜第16項のうち
    いずれか一つの項に記載の内燃機関。
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