JP4457480B2 - 電子部品実装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品をサイズの異なる複数種類の基板に実装する電子部品実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装装置では、基板を搬送するコンベアなどの搬送路上において基板を位置決めすることが行われる。この基板位置決め部では、基板の下面を下受けピンによって支持する基板下受け部が設けられ、この基板下受け部によって支持された状態の基板に対して電子部品の実装が行われる。電子部品実装装置が実装対象とする基板のサイズは一般に大小異なっているため、基板下受け部においても種々の異なるサイズの基板に応じた下受けが可能なようになっている。
【0003】
この基板下受け部の構成として、下受けピンが立設された複数の下受けユニットをそれぞれ個別に昇降可能に配置した形式が知られている。この構成では、対象の基板のサイズに応じて使用する下受けユニット数を変えるようにしていた。すなわち小サイズ基板の場合には、1つの下受けユニットのみを上昇させて基板を支持し、また大サイズ基板の場合には2つもしくはそれ以上の数の下受けユニットを上昇させて基板を支持することが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の基板下受け部の構成では、サイズの異なる基板に対応するために、下受けユニットの昇降機構を重複して備える必要があり、基板下受け機構が複雑化して設備コスト上昇を招く結果となっていた。
【0005】
そこで本発明は、簡略化された機構でサイズの異なる基板に対応することができる基板下受け機構を備えた電子部品実装方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品実装方法は、電子部品の供給部から実装ヘッドによって電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装方法であって、前記基板を位置決めする基板位置決め部において基板の下面を下受けピンによって支持する際に、単一の昇降手段によって昇降可能に配設された基部に着脱自在に装着され前記下受けピンが立設された複数の下受けユニットを、基板のサイズに応じて着脱するようにした。
【0008】
本発明によれば、基板を位置決めする基板位置決め部において基板の下面を下受けピンによって支持する際に、単一の昇降手段によって昇降可能に配設された基部に着脱自在に装着され前記下受けピンが立設された複数の下受けユニットを、基板のサイズに応じて着脱することにより、基板下受け機構を簡略化することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の断面図、図2、図3は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置による基板下受け方法の説明図である。
【0010】
まず図1を参照して電子部品実装装置の構造を説明する。図1において、基板位置決め部1は2つの位置決めコンベア1A,1Bを備えており、位置決めコンベア1A,1Bはそれぞれベルト2によって基板3を搬送し、位置決めする。上流側の図示しない搬入コンベアによって搬入された基板3は、位置決めコンベア1A,1Bに乗り移り、ここで電子部品実装位置に位置決めされる。
【0011】
位置決めコンベア1A,1B上は、実装ヘッド4による実装エリアAとなっており、図示しない電子部品の供給部から電子部品をピックアップした実装ヘッド4によって、位置決めされた基板3に対して電子部品が実装される。実装後の基板3は、図示しない搬出コンベアによって下流側へ搬出される。
【0012】
基板位置決め部1の下方には、基板下受け部5が設けられている。基板下受け部5は、シリンダ7によって昇降可能な基部6上に、2つの下受けユニット8A,8Bを装着した構成となっている。下受けユニット8A,8Bは、クランパ10によって基部6に対して着脱自在に装着できるようになっており、下受けユニット8A,8Bの上面には、複数の下受けピン9が立設されている。これらの下受けピン9は、下受け対象となる基板3下面の、下受け可能部位に対応した位置に立設されている。
【0013】
シリンダ7を駆動して基部6を上昇させることにより、下受けピン9は基板位置決め部1に位置決めされた基板3の下面に当接し、基板3を下面から支持する。基板3への電子部品の実装は、この状態で行われる。この基板下受けにおいて、シリンダ7を駆動することにより、基部6とともに2つの下受けユニット8A,8Bを昇降させることができるようになっており、シリンダ7は基部6を昇降させる単一の昇降手段となっている。なお昇降手段としては、シリンダ以外にもモータ駆動による直動機構などの各種の駆動機構を用いることができる。
【0014】
この電子部品実装装置は上記のように構成されており、以下、図2、図3を参照して基板下受け方法について説明する。この基板下受け方法は、サイズの異なる2種類の基板3A,3Bを、同一の基板下受け部5によって下受けするものである。
【0015】
まず図2を参照して、大型の基板3Aを下受けする例について説明する。図2(a)において、基板位置決め部1の位置決めコンベア1A,1Bには、上流側より基板3Aが搬入される。基板位置決め部1の下方に設けられた基板下受け部5の基部6には、それぞれ下受けピン9が立設された2つの下受けユニット8A,8Bが装着されている。基板3Aが位置決めコンベア1A,1B上に完全に乗り移り位置決めされると、図2(b)に示すように、シリンダ7を駆動して基部6を上昇させる。これにより2つの下受けユニット8A,8Bがともに上昇し、下受けピン9は基板3Aの下面に当接する。
【0016】
これにより、基板3Aは下面を支持され、この状態で、実装ヘッド4による基板3Aに対しての電子部品実装が行われる。すなわち、大型の基板3Aに対する実装作業時には、2つの下受けユニット8A,8Bによって基板3Aが下受けされる。基板3Aに対する実装作業が終了したならば、図2(c)に示すようにシリンダ7を駆動して基部6を下降させる。これにより、基板3Aの下受け状態が解除され、この後基板3Aは位置決めコンベア1A,1B上から下流側へ搬出される。
【0017】
次に図3を参照して、小型の基板3Bを下受けする例について説明する。図3(a)に示すようにこの場合には、基部6上には下流側の下受けユニット8Bのみが装着されており、上流側の下受けユニット8Aは予め取り外されている。この状態で、上流側から基板3Bが搬入され、下流側の位置決めコンベアIB上に位置決めされる。次いで図3(b)に示すように、シリンダ7を駆動して基部6を上昇させる。これにより下受けユニット8Bの下受けピン9が基板3Bの下面に当接し、基板3Bは下面を支持され、この状態で実装ヘッド4による基板3Bへの電子部品の実装が行われる。すなわち、小型の基板3Bに対する実装作業時には、1つの下受けユニット8Bのみによって基板3Bが下受けされる。
【0018】
そしてこの実装作業と平行して、新たな基板3Bの搬入が行われる。すなわち、位置決めコンベア1Aの下方には下受けユニットが装着されておらず、したがって位置決めコンベア1Aに基板3Bを搬入する際の障害が存在せず、隣接する基板3Bへの実装作業中に、新たな基板3Bを搬入し、待機させることができる。
【0019】
次に基板3Bへの実装作業が完了したならば、図3(c)に示すようにシリンダ7を駆動して基部6を下降させる。これにより、実装後の基板3Bの下受け状態が解除され、次いで図3(d)に示すように実装後の基板3Bが位置決めコンベア1Bから下流側へ搬出されるとともに、位置決めコンベア1A上で待機状態にあった新たな基板3Bが、下流側の位置決めコンベア1B上に乗り移る。そしてこの基板3Bが位置決めコンベア1B上で位置決めされ、図3(a)に示す状態に戻って同様の工程が反復される。
【0020】
上記説明したように、この基板下受け方法は、単一の昇降手段であるシリンダ7によって昇降可能に配設された基部6に着脱自在に装着される下受けユニット8A,8Bを、下受け対象の基板3のサイズによって着脱するようにしたものである。このような方法を採用することにより、基板下受け部5の機構を簡略化し、設備費用の削減を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、基板を搬送する搬送部の搬送経路に設けられた基板位置決め部において基板の下面を下受けピンによって支持する際に、単一の昇降手段によって昇降可能に配設された基部に着脱自在に装着され前記下受けピンが立設された複数の下受けユニットを、基板のサイズに応じて着脱することにより、基板下受け機構を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の断面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置による基板下受け方法の説明図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置による基板下受け方法の説明図
【符号の説明】
1 基板位置決め部
1A,1B 位置決めコンベア
3,3A,3B 基板
5 基板下受け部
6 基部
7 シリンダ
8A,8B 下受けユニット
9 下受けピン
Claims (1)
- 電子部品の供給部から実装ヘッドによって電子部品をピックアップして基板に実装する電子部品実装方法であって、前記基板を位置決めする基板位置決め部において基板の下面を下受けピンによって支持する際に、単一の昇降手段によって昇降可能に配設された基部に着脱自在に装着され前記下受けピンが立設された複数の下受けユニットを、基板のサイズに応じて着脱することを特徴とする電子部品実装方法。
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---|---|---|---|
JP2000303359A JP4457480B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 電子部品実装方法 |
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JP2000303359A JP4457480B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 電子部品実装方法 |
Publications (2)
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JP4457480B2 true JP4457480B2 (ja) | 2010-04-28 |
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ID=18784567
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Families Citing this family (1)
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2000
- 2000-10-03 JP JP2000303359A patent/JP4457480B2/ja not_active Expired - Lifetime
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