JP2573034B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2573034B2
JP2573034B2 JP63200855A JP20085588A JP2573034B2 JP 2573034 B2 JP2573034 B2 JP 2573034B2 JP 63200855 A JP63200855 A JP 63200855A JP 20085588 A JP20085588 A JP 20085588A JP 2573034 B2 JP2573034 B2 JP 2573034B2
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邦夫 山本
幸一 杉山
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置に関し、特に被記録媒体の記録後に
被記録媒体の送り方向と平行に被記録媒体を切断するス
リッターを備えた記録装置に関する。
[従来の技術] 従来より、被記録媒体をロール状にて供給し記録後に
所定のサイズに切断するように構成された記録装置は、
多数実用化されている。被記録媒体切断機構というと、
一般的には、被記録媒体をその幅方向に切断するカッタ
ーを備えた記録装置を示すものであるが、近年被記録媒
体をその長手方向に切断する、いわゆるスリッター機構
についても提案がなされており、被記録媒体を大サイズ
まで適用可能とした大型の記録装置においてわずかに実
用化されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような記録装置にあっては、次の
ような問題点が提起されている。
被記録媒体を大サイズまで搭載可能とした大型の記録
装置は、非常に高価であり、加えて内蔵するスリッター
機構も複雑である。加えてその切断位置は固定されてい
るため、一定の幅で切断することしか行うことができ
ず、その使い勝手は良好とはいえなかった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、安価な構成で、かつ切断位置も任意に設定で
きるように構成したスリッター機構を備えた記録装置を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述と目的を達成するためになされたもの
で、記録信号に基づき駆動制御される記録ヘッドと、該
記録ヘッドを搭載するキャリッジと、被記録媒体を支持
するプラテンと、前記被記録媒体を移送するための被記
録媒体送り機構と、前記キャリッジを前記被記録媒体の
移送方向に対して直交方向に往復運動させるキャリッジ
制御機構とを具備する記録装置において、前記被記録媒
体上に前記記録ヘッドによって記録された切断マークを
検出するセンサーと、前記被記録媒体を移送方向と直交
する方向に切断するためのカッター機構と、前記被記録
媒体の移送方向に対して直交方向に往復運動させるスラ
イダーに前記センサーとカッターとを搭載し前記被記録
媒体を移送方向と同方向に切断するための複数のスリッ
ター機構とを備えたことを特徴とする。
[作用] 上述の手段は以下のように作用する。
被記録媒体に記録された切断位置を示すマークをスラ
イダーに搭載されたセンサーにより検知し、そのマーク
位置でスライダーを停止させた後、該スライダーに設け
たカッターを被記録媒体に圧接させて被記録媒体の切断
動作を行うように機能する。
[実施例] 以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明における記録装置の主要機構を示す
斜視図である。
記録装置のフレームは、ベースフレーム1、左側板
2、右側板3より構成される。
キャリッジ機構部は、記録ヘッド50、記録ヘッド50を
搭載したキャリッジ20、メインシャフト30、キャリッジ
20の駆動を行うCRモータ31、駆動ベルト32、記録ヘッド
50に記録信号を供給するためのFPC33、駆動プーリ34、
従動プーリ35等の部品より構成されている。記録ヘッド
50は、キャリッジ20に取り付けられ、キャリッジ20の移
動とともに前期左側板2と右側板3の間を移動可能にな
っている。キャリッジ20は、一体的に構成された摺動性
の高い軸受を介し、メインシャフト30上を摺動運動す
る。このときの動力源は、CRモータ31であり、該CRモー
タ31はその軸に圧入嵌合で取り付けられた駆動プーリ34
と該駆動プーリ34と係合する歯付駆動ベルト32を介し、
前期キャリッジ20へと動力伝達を行なうものである。従
動プーリ35は、駆動プーリ34と対峙する位置に設けら
れ、ベルト張力付勢手段36によって駆動ベルト32に適正
張力を与えている。尚、本実施例では動力伝達部材とし
て、歯付ベルトを用いた場合を説明したが、歯付ベルト
に代えて動力伝達が可能なワイヤーまたはラック・ピニ
オン等の伝達系を用いても何ら支障はない。
次に、被記録媒体送り機構部は、ロール状被記録媒体
60、プラテン70、被記録媒体押え71、LFモータ80、LF動
力伝達系81等の部品より構成されている。プラテン70
は、アルミ等で形成された円筒パイプ形状をしており、
その支持は、前記ベースフレーム1上に設けられた両端
2個ずつのリング73aと、バネ等の付勢手段を介しプラ
テン70をベースフレーム側に押しつける両端1個ずつの
リング73bにより、その外径を保持されることによって
実現している。動力伝達機構は、ステッピングモータ等
よりなるLFモータ80の動力をLF動力伝達系81の減速機構
を介し、トルクアップ、送りステップの細分化をはかっ
た上で、図示しないLF駆動プーリへ伝達する構成となっ
ている。この後、該LF駆動プーリと係合する複数のLFベ
ルト(歯付)74へ動力が伝達され、LFベルト74は、前記
プラテン70の外周に設けられた溝に収まった状態で駆動
されることにより、被記録媒体60の所定量送りが行なわ
れる。被記録媒体60としては、紙、布、フィルムシート
等の多彩な媒体が、搭載できるようになっている。被記
録媒体押え71は、例えばステンレス等の薄板鋼板で形成
され、保持部材72によって、右側板3とLF側板4間に保
持されるとともに、図示しない付勢手段によって、被記
録媒体60aをプラテン70に押し付ける方向に付勢されて
おり、被記録媒体60aの記録位置近傍での浮きを抑える
役割を果たしている。図中75は、前記被記録媒体押え71
の延長上に敷設される回転ローラ接触部材であって、該
回転ローラ接触部材75は、剛性の高い鋼材により形成さ
れ、左側板2とLF側板4とで固定保持される。100は印
画領域外に設けられた記録ヘッド50の回復機構であっ
て、回復機構100を必要に応じて動作させることによっ
て、記録ヘッド50のノズル面クリーニング、インク供
給、不吐出回復、ノズル乾燥防止等がなされる。
また、この記録装置には、印画を終えた被記録媒体を
その幅方向に切断するカッター(不図示)と、その長手
方向に切断するスリッター機構(不図示)とが、装置の
下面側に設けられている。
以上の構成よりなる記録装置は、以下のように動作す
る。所望の文字、画像を得ようとする場合前記記録ヘッ
ド50にFPC33を介し、記録信号を送信し、同時にCRモー
タ31を駆動しキャリッジ20を往復運動させる。この時、
該キャリッジの往復運動に同期させ被記録媒体60aを所
定ピッチ送りする事により、被記録媒体へ文字、画像等
がドットの集合として形成されていく。そして、印画が
終了した被記録媒体は、カッター及びスリッター機構に
より所定の位置で切断され、一枚の画像記録が完了す
る。
第2図は本発明によるスリッター機構を示す側面図で
あり、第2図(a)はスリッターの位置検出動作を、第
2図(b)はスリッターの切断動作を示したものであ
る。図において、プラテン70に支持された被記録媒体60
aは駆動ローラ105、小ローラ106とで挟持され、ローラ
の回転に伴い搬送される。被記録媒体60aと対峙するス
ライダー110は、軸115に軸支され被記録媒体60aの幅全
体を走査できるように保持される。小判軸145に嵌合す
る軸受け150には、丸刃カッター120が取り付けられ、小
判軸145の長手方向へ前記スライダー110の突起部110aと
係合することによりスライダー110に伝達される動力を
利用して移動でき、かつモータ125の動力をモータギア1
30と係合し、小判軸145に固定された動力ギア135の回転
により回転可能にも保持される。被記録媒体60aを挟ん
でスライダー110と対向する位置には、支点175を中心と
して回動可能に保持されるレバー155と、該レバー155の
一端に固定された支軸160を回転中心とするゴム製ロー
ラ170が取り付けられている。レバー155は、スライダー
110に設けられたセンサー140が被記録媒体60aの切断マ
ークを検知するまでは、図示する被記録媒体60aとゴム
製ローラ170の間に空隙を維持して保持される。この状
態からセンサー140が、被記録媒体60aに設けられた切断
マークを検出すると、スライダー110はその位置に停止
し、レバー155は第2図(b)に示すようにゴム製ロー
ラ170を被記録媒体60aに押し付ける位置へと変化する。
モータ125の動力が丸刃カッター120へ伝達され、丸刃カ
ッター120が回転運動するとともに、被記録媒体60aが、
駆動ローラ105、小ローラ106によって搬送されると被記
録媒体60aは切断状態となる。
第3図は本発明によるスリッターと被記録媒体の関係
位置を示す説明図であり、第3図(a)は平面図、第3
図(b)は側面図である。センサー140はスライダー110
の被記録媒体60aと対向する前面に取り付けられ、被記
録媒体60aに図示しない記録ヘッドにより記録される切
断マーク65を検出するように機能する。図において被記
録媒体60aに設けた破線65aは、丸刃カッター120による
被記録媒体60a上の切断予想線である。丸刃カッター120
は軸受け150に固定されているが、このユニット自体は
駆動源を持たず、スライダー110に伝達される動力によ
り被記録媒体の幅方向への移動を可能としている。ま
た、小判軸145と軸受け150とは形状嵌合しており、小判
軸145の回転に伴い丸刃カッター120も同期して回転動作
するように構成されている。
第4図〜第6図は、スリッター機構の制御動作を示す
説明図である。説明の便宜上スリッターは、3個に限定
し図示しているが、必要に応じ何個でも取り付けること
は一向に差し支えない。
第4図は、スリッター機構が待機状態にある様子を示
しており、スリッター機構200、210、220は被記録媒体6
0aの幅より逃げた位置に静止している。この状態から被
記録媒体60aに設けられた切断マーク65、及び66を検出
する様子を第5図及び第6図を用いて説明する。
第5図はスリッター機構200、210、220の3個が同時
に、被記録媒体60aの切断マーク65、66を検出すべく、
不図示の駆動手段により軸115上を右に移動する場合を
示しており、3個のスリッター機構の一番左に位置する
スリッター機構200が切断マーク65を検知して停止し、
3個のスリッター機構の中央に位置するスリッター機構
210が切断マーク66を検知して停止する。残りのスリッ
ター機構220は、切断マークが2個であれば右の側板位
置まで移動し、被記録媒体60aの幅を外れる位置に停止
する。この状態でモータ125が駆動されると、その動力
はモータギア130、動力ギア135を介し小判軸145へと伝
達され、丸刃カッター120を回転させ、被記録媒体60aを
その切断予想線65a、66aの位置で切断する。
第6図は、第5図にて説明したスリッターの制御を変
えてスリッターの移動範囲を狭くするように改良した制
御方法を示し、3個のスリッター機構の一番右のスリッ
ター機構220のみ、被記録媒体60aの全幅を走査させて、
切断マークの個数を検出させるものである。この後、ス
リッター機構220は、被記録媒体60aの一番右の切断マー
ク66の位置で停止し、次のスリッター機構210が切断マ
ーク65の位置で停止するようにコントロールされる。切
断マークが2個であれば、一番右のスリッター200は、
初期の位置を動かず停止したままである。被記録媒体60
aの切断動作は、第5図にて説明したのと同様の駆動機
構を用いてなされる。
第7図は本発明のスリッター機構を用いたときの被記
録媒体の切断サイズの例を示し、被記録媒体の幅方向を
切断するカッター機構との組合せにより、無限の非定型
サイズに被記録媒体を仕上げられることが理解できる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、記録ヘッ
ドによって記録された切断マークをセンサーによって検
出し、その切断マークに合わせて被記録媒体の移送方向
と直交する方向に切断するカッター機構と、被記録媒体
の移送方向と同方向に切断する複数のスリッター機構を
設けたので、簡単な機構で任意の位置でどのような大き
さにも切断することができるようになり使い勝手の良い
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録装置の主要構成斜視図、第2図は
本発明の記録装置におけるスリッター機構の側面図であ
り、第2図(a)はセンサー動作状態、第2図(b)は
切断状態を示す。第3図はスリッターと被記録媒体との
関係図であり、第3図(a)は平面図、第3図(b)は
側面図である。第4図はスリッター機構の待機状態図、
第5図はスリッター機構の制御の一例を示す説明図、第
6図は同じくスリッター機構の制御の他の一例を示す説
明図、第7図は被記録媒体の切断サイズを示す説明図で
ある。 20……キャリッジ 50……記録ヘッド 60、60a……被記録媒体 65、66……切断マーク 110……スライダー 120……丸刃カッター 140……センサー 170……ゴム製ローラ 200、210、220……スリッター機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録信号に基づき駆動制御される記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドを搭載するキャリッジと、被記録媒
    体を支持するプラテンと、前記被記録媒体を移送するた
    めの被記録媒体送り機構と、前記キャリッジを前記被記
    録媒体の移送方向に対して直交方向に往復運動させるキ
    ャリッジ制御機構とを具備する記録装置において、前記
    被記録媒体上に前記記録ヘッドによって記録された切断
    マークを検出するセンサーと、前記被記録媒体を移送方
    向と直交する方向に切断するためのカッター機構と、前
    記被記録媒体の移送方向に対して直交方向に往復運動さ
    せるスライダーに前記センサーとカッターとを搭載し前
    記被記録媒体を移送方向と同方向に切断するための複数
    のスリッター機構とを備えたことを特徴とする記録装
    置。
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