JP2571791Y2 - 明り取り窓の構造 - Google Patents

明り取り窓の構造

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JP2571791Y2
JP2571791Y2 JP1989035240U JP3524089U JP2571791Y2 JP 2571791 Y2 JP2571791 Y2 JP 2571791Y2 JP 1989035240 U JP1989035240 U JP 1989035240U JP 3524089 U JP3524089 U JP 3524089U JP 2571791 Y2 JP2571791 Y2 JP 2571791Y2
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健司 田崎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パネルシャッタ、ドア、天井等に設けられ
る明り取りの窓の窓構造に関するものである。
[従来の技術] パネルシャッタ、ドア、天井にはしばしば採光の為に
明り取り窓が設けられる。
第13図〜第17図は従来の明り取り窓がパネルシャッタ
に設けられた場合を示している。
先ず第13図〜第15図でパネルシャッタについて略述す
ると、各パネル1の両側上端がピンを介して開閉チェー
ン2に係着され、該チェーン2はモータ3によって駆動
される巻上下げスプロケット8に掛回されている。尚、
図中4,6はスプロケット、5,7はチェーンを示す。
シャッタを開く場合、第15図中巻上下げスプロケット
8を時計方向に駆動すると、開閉チェーン2が巻上げら
れ、各パネル1も上昇する。巻上下げスプロケット8を
越えたパネル1は傾斜ガイド9に沿って移動し、該傾斜
ガイド9から吊下げられた姿勢で格納される。
シャッタを閉じる場合は巻上下げスプロケット8を反
時計方向に駆動すると開閉チェーン2が繰出され、該開
閉チェーン2の動きに追従して下降し、シャッタが閉じ
られる。
上記したパネルシャッタで採光の為に明り取り窓が設
けられる場合、シャッタの大きさ等が勘案され所要の位
置、所要枚数のパネルに第16図、第17図に示す構造の明
り取り窓10が設けられていた。
アクリル、ガラス等の透明、半透明の透光板11の周り
にシールの為のビード13を巻付け、ビード13を巻いた透
光板11の4辺に窓枠14を嵌込む。この窓枠14を嵌込んだ
透光板11をパネルに予め穿設しておいた窓孔に嵌合させ
る。該窓枠14は外周側に鍔部15を有し、該鍔部15と皿小
螺子16によって窓枠14に取付けられるパネル押え12とに
より、パネル1が挾持されるようになっている。又、図
中28はシールを示す。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記した従来の窓構造では、窓枠14,14同
士の合せは角を45°に落として行なっており、この合わ
せ作業も煩雑で手間の掛かるものであった。更にパネル
押え12を取付ける場合、パネル押えの部品の誤差、作業
上の取付け誤差等によりパネル押え同士の合わせ部で隙
間を生じたり、パネル押さえがパネルに対して傾斜する
ことがあり美観を損なうことがある。更に、近年ではパ
ネルシャッタの意匠的改善が進められ、窓形状について
も例えば、第9図に示す如く種々の提案がなされる様に
なっている。然し、前記した従来のものでは、透光板11
に窓枠14を組込んだものを窓孔10に嵌込むものであるか
ら、窓の形状、窓孔の形状は前記窓枠14で形成できる範
囲の形状に限られる。前記窓枠14は引抜き材であり、直
線材である。従って、明り取りの形状、窓孔は直線によ
り形成できる形状、一般には長方形状に限られる。前記
窓枠14端部の切落とし部角度45°以外の角度に調整する
ことで第9図の窓形状も可能であるが、窓枠、窓板、窓
孔それぞれを特別に加工する必要があり、部品の共通化
が難しい。更に、窓孔が曲線を有する場合には実施例が
できないという問題があった。
[課題を解決する為の手段] 本考案は、上記実情に鑑み、明り取り用の窓の組立作
業性を向上させると共に窓形の変更を可能にし、美観を
向上させようとしてなしたものであり、所望の形状の窓
孔が穿設されたパネル本体と、前記窓孔より大きな外径
形状を有する窓ユニットとを有し、該窓ユニットが前記
窓孔より大きな形状の透光板の周縁にビードを介して構
成され、前記窓ユニットを前記パネル本体の裏面に当接
させ、螺子等の所要の固着手段により前記窓枠材をパネ
ル本体側に固着したことを特徴とし、窓枠材が中空部を
有し、窓枠材の端部にコーナ金具を嵌合し、隣接する窓
枠材をコーナ金具を介して連結したことを特徴とするも
のである。
[作用] 窓ユニットはパネル本体とは無関係に組立てられ、又
窓ユニットのパネル本体への組付けは窓孔との関連がな
い。従って、窓孔の形状に拘わらず窓ユニットの形状は
長方形等矩形形状にできるので、窓ユニットを構成する
窓枠材等の部品の共通化が図れる。更に、透光板は窓孔
の形状に合わせることなく矩形でよく、コーナ金具を介
して隣接する窓枠部材を連結するので窓枠部材は端部を
斜めに加工する必要がなく直角に切落とすだけでよい等
部材の加工が著しく簡略化される。又窓孔の形状に拘わ
らず窓ユニットを取付けることができるので窓孔も曲線
を含む形状等が自在に選択できる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の一実施例について説明す
る。
本考案では、パネル本体に例えば第9図に示す様な所
望形状の窓孔を穿設し、パネル本体の裏面側に該窓孔よ
り大きい透明板を有する窓ユニットを組付けるものであ
る。
先ず、第1図〜第8図に於いて第1の実施例を説明す
る。
第1図は、パネル1の裏面を示している。
該パネル1のパネル本体18には第9図で示される様な
所望形状の窓孔19、該窓孔19の左右両側部に取付けフレ
ーム20を固着し、該取付けフレーム20に予め組上げた窓
ユニット21を螺子22等の固着手段によって取付ける。
尚、図中23は前記チェーン2に係着されるピン、24は前
記傾斜ガイド9に移行する案内をするガイドピンであ
る。
第4図〜第8図に於いて、窓ユニット14を説明する。
透光板11の4周縁にそれぞれビード13を嵌込み、更に
上周縁のビード13に上窓枠材25を、下周縁のビード13に
下窓枠材26を、又左右周縁のビード13に横窓枠材27をそ
れぞれ嵌込む。
前記した上窓枠材25、下窓枠材26、横窓枠材27の共通
した断面形状としてはビード13が嵌込む溝28と矩形の中
空部29がある。該矩形の中空部29には第8図に示す様に
L字状のコーナ金具30が嵌合する様になっている。
又、前記上窓枠材25及び、下窓枠材26にはそれぞれ上
方及び下方に延びて連設されたフランジ25a,26aがあ
り、パネル1内部の目隠しをすると共に上窓枠材25、下
窓枠材26の強度補強部となっている。
前記横窓枠材27には側方へ延出する鍔部27aが設けら
れており、該鍔部27aが前記取付けフレーム20の段差部2
0aと合致する。上記した窓ユニット21の組立、該窓ユニ
ット21のパネル本体18への取付けは、概ね以下の如く行
う。
パネル本体18側の準備としては、パネル本体18に取付
フレーム20を予め固着しておく。
窓ユニツト21については前述した様に透光板11にビー
ド13、更に上窓枠材25、下窓枠材26、横窓枠材27を嵌込
むが、各枠材の端部はコーナ金具30によって連結する。
即ち、コーナ金具30の両辺部を枠材の中空部29にそれぞ
れ嵌合させる。このコーナ金具30によって上窓枠材25と
横窓枠材27、下窓枠材26と横窓枠材27との連結が簡単に
行えると共に連結部の直角がコーナ金具30によって正確
に保証される。更に、第8図に示す様にコーナ金具30に
ラッチ31、枠材側にラッチ31と嵌合する孔を穿設すれ
ば、ラッチ31と孔との係合によってコーナ金具30の固定
がワンタッチで行える。
窓ユニット21をパネル本体18に取付ける場合は、横窓
枠材27の鍔部27aと取付けフレーム20の段差部20aを合致
させ螺子22によって固着する。尚、螺子22の取付部は横
窓枠材27と取付フレーム20とで溝が形成されるが、この
溝には化粧板を嵌込んでもよい。
尚、窓孔19の周縁には隙間を塞ぐ為のシール材32を取
付ける。
次に、第9図〜第12図に於いて他の実施例を説明す
る。
第9図は該他の実施例の表面を示し、又第10図は裏面
を示している。
該他の実施例では窓ユニット21を前記取付フレーム20
を介することなく直接パネル本体18に固定する様にした
ものである。
上窓枠材33、下窓枠材34、横窓枠材35を透光板11の周
りに井桁状に組付ける。横窓枠材35の上端部、下端部を
突出させ、上端面、下端面がパネル本体18の上端面18
a、下端面18bと当接する様にする。
斯かる窓ユニット21の組付けは、パネル本体18の横開
口部よりスライドさせて嵌込み、横窓枠材35の上下両端
面にパネル本体18の上下両端面18a,18bより、螺子22を
螺入固着する。
尚、窓ユニットの固定方法については上記実施例に限
定されることなく種々変更し得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、窓孔の形状に拘わら
ず窓ユニットの形状は長方形等矩形形状にできるので、
窓ユニットを構成する窓枠材等の部品の共通化が図れ
る。更に、透光板は窓孔の形状に合わせることなく矩形
でよく、コーナ金具を介して隣接する窓枠部材を連結す
るので窓枠部材は端部を斜めに加工する必要がなく直角
に切落とすだけでよい等部材の加工が著しく簡略化され
る。又窓孔の形状に拘わらず窓ユニットを取付けること
がきるので窓孔も曲線を含む形状等が自在に選択でき、
適正な窓孔形状の選択により意匠的価値を著しく向上し
得るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の裏面部分図、第2図は第1
図のA−A矢視図、第3図は第1図のB−B矢視図、第
4図は窓ユニットの裏面図、第5図は同前側面図、第6
図は第4図のC−C矢視図、第7図は第4図のD−D矢
視図、第8図は第4図E部の断面図、第9図は他の実施
例の表面斜視図、第10図は同前裏面斜視図、第11図は該
実施例の組立前の斜視図、第12図は同前組立後の斜視
図、第13図〜第15図はパネルシャッタの説明図であり、
第13図は正面図、第14図は側面図、第15図はパネル格納
部分の拡大図、第16図は従来例の説明図、第17図は第16
図のF−F矢視図である。 1はパネル、10は明り取り窓、11は透光板、18はパネル
本体、19は窓孔、21は窓ユニット、25,33は上窓枠材、2
6,34は下窓枠材、27,35は横窓枠材を示す。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の形状の窓孔が穿設されたパネル本体
    と、前記窓孔より大きな外径形状を有する窓ユニットと
    を有し、該窓ユニットが前記窓孔より大きな形状の透光
    板の周縁にビードを介して窓枠材を嵌合して構成され、
    前記窓ユニットを前記パネル本体の裏面に当接させ、螺
    子等の所要の固着手段により前記窓枠材をパネル本体側
    に固着したことを特徴とする明り取り窓の構造。
  2. 【請求項2】窓枠材が中空部を有し、窓枠材の端部にコ
    ーナ金具を嵌合し、隣接する窓枠材をコーナ金具を介し
    て連結した請求項1の明り取り窓の構造。
JP1989035240U 1989-03-28 1989-03-28 明り取り窓の構造 Expired - Lifetime JP2571791Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5825119Y2 (ja) * 1978-04-21 1983-05-30 文化シヤツタ−株式会社 シヤツタのスラツト
JPS5519773U (ja) * 1978-07-27 1980-02-07
JPS5654705U (ja) * 1979-10-04 1981-05-13
JPH083668Y2 (ja) * 1987-07-16 1996-01-31 文化シヤツタ−株式会社 シヤツタ−装置

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