JP2570932B2 - 空気調和ユニット - Google Patents

空気調和ユニット

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JP2570932B2 JP3288542A JP28854291A JP2570932B2 JP 2570932 B2 JP2570932 B2 JP 2570932B2 JP 3288542 A JP3288542 A JP 3288542A JP 28854291 A JP28854291 A JP 28854291A JP 2570932 B2 JP2570932 B2 JP 2570932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和ユニットに関
するものであり、特に、家屋内の各部屋を個別に空気調
和ができるダクト式空気調和システムに使用される空気
調和ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和ユニットとし
て、実開平2−30824号公報に掲載の技術を挙げる
ことができる。図8は上記公報に掲載の従来の空気調和
ユニットの前面パネルを解放した状態を示す斜視図であ
り、これは、上部ユニットと下部ユニットとを一体に組
付けた空気調和ユニットである。
【0003】図において、Aは上部ユニット、Bは上部
ユニットAを載置する下部ユニットである。41は上部
ユニットAに内蔵されている送風機、42は下部ユニッ
トBに内蔵されている熱交換器、43は上部ユニットA
の前面に位置する開閉可能な前面パネル、44は下部ユ
ニットBの前面に位置する開閉可能な前面パネル、45
は上部ユニットAの前面パネル43に配設されたユニッ
ト吹出口、46は下部ユニットBの前面パネル44に配
設されたユニット吸引口、47は熱交換器42に接続さ
れた冷媒配管、48は熱交換器42の下部に位置する露
受皿であるドレンパン、49はドレンパン48に溜った
ドレンを排出するためのドレン配管である。
【0004】この構成の空気調和ユニットは上部ユニッ
トAと下部ユニットBとに分割されており、送風機41
が内蔵された上部ユニットAと熱交換器42が内蔵され
た下部ユニットBとが一体となって空気調和ユニットを
構成している。そして、ユニット吸引口46から吸引さ
れた空気が熱交換器42で熱交換され、送風機41によ
ってユニット吹出口45から温風または冷風として吹出
され、この温風または冷風を利用して室内が所望の温度
になるように空気調和を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和ユニットでは、熱交換器42の表面に生成付着す
る結露が水滴(以下、ドレンという)となって滴下する
ために、このドレンを処理するドレンパン48及びドレ
ン配管49からなるドレン機構を有していた。
【0006】したがって、従来の空気調和ユニットで
は、熱交換器42をドレン機構を含めて循環風路内に密
封することができず、そこから循環空気が漏れるので、
循環風路の気密性がよくなく、空気の循環効率もよくな
かった。
【0007】また、ドレン機構を含めて熱交換器42を
循環風路内に気密状態で密封した場合にも、熱交換器4
2の取付、冷媒配管、ドレン機構等の関係から、熱交換
器42全体を完全に循環風路内に密封することはできな
かった。しかも、熱交換器42部を通過する空気の圧力
は循環風路の内外で相違し、熱交換器3から滴下するド
レンを一律で処理するのは困難であった。即ち、ユニッ
ト吸引口46から熱交換器42を通って送風機41の吸
込口へと流れる空気の風路内と、その風路の周縁部とで
は空気圧に差があり、この空気圧の差に応じてドレンの
滴下量が相違するとともに、ドレンパン48内に溜った
ドレンの流れも影響を受けていた。したがって、単に、
ドレンパン48にドレン配管49を接続しただけでは、
熱交換器42全体に発生するドレンを円滑に排水処理す
るのは極めて困難であり、ドレンパン48からドレンが
溢れ出ることもあった。特に、送風機41を熱交換器4
2の下方に配置し、送風機41の吹出空気が熱交換器4
2の中央を通過する気密構造の空気調和ユニットにおい
ては、ユニット吸引口46からの吸込空気が熱交換器4
2を通って送風機41の吸込口へと流れる構造の空気調
和ユニットに比べて、熱交換器42部の空気圧も大きく
なるために、上記のような圧力差による現象が著しく、
下方に位置する送風機41を保護する観点からも、円滑
なドレン処理が望まれていた。
【0008】なお、空気調和ユニットのドレン処理に関
する技術は、実開昭54−114336号や、実開平3
−6227号公報にも掲載されているが、これらの技術
によっても上記の不具合は未解決のままであった。
【0009】そこで、この発明は、循環風路の気密性が
よく、熱交換器部を通過する空気の圧力差に応じて円滑
で確実なドレン処理ができる空気調和ユニットの提供を
課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる空気調和
ユニットは、熱交換器及び送風機を内蔵する外置きの空
気調和ユニット部と、前記熱交換器の下方に位置し、前
記熱交換器から滴下するドレンを受けるドレンパンと、
前記熱交換器及びドレンパンを循環風路に沿って高圧側
と低圧側とに仕切る仕切板と、前記ドレンパンの高圧側
に溜ったドレンを排出する高圧ドレン配管と、前記ドレ
ンパンの低圧側に溜ったドレンを排出する低圧ドレン配
管とを具備するものである。
【0011】
【作用】本発明の空気調和ユニットにおいては、熱交換
器及び送風機を内蔵する外置きの空気調和ユニット部の
熱交換器の下方にドレンパンを位置させ、前記熱交換器
及びドレンパンを循環風路に沿って高圧側と低圧側とに
仕切板で仕切り、前記ドレンパンの高圧側に溜ったドレ
ンを高圧ドレン配管で排出し、前記ドレンパンの低圧側
に溜ったドレンを低圧ドレン配管で排出するものである
から、熱交換器及びドレン機構が循環風路の内外に仕切
られ、熱交換器に発生するドレンを循環風路に沿って高
圧側と低圧側とに分けて各々別個に処理ができ、ドレン
パンからドレンが溢れ出ることもない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
【0013】図1は本発明の一実施例である空気調和ユ
ニットが使用されているダクト式空気調和システムの全
体構成を示す斜視図、図2は本発明の一実施例である空
気調和ユニットが使用されているダクト式空気調和シス
テムの運転系統を示す斜視図である。
【0014】図において、1は屋外に配設された室外
機、2は同じく屋外に配設された空気調和ユニットであ
り、この室外機1と空気調和ユニット2とが一体となっ
てヒートポンプ式の空気調和機を構成している。3は空
気調和ユニット2に内蔵されている熱交換器、4は空気
調和ユニット2に内蔵されている送風機であり、この送
風機4は空気調和用の空気の循環源として機能する。5
は空気調和ユニット2に立設され建物の外壁に沿って配
設された外置きの立上ダクトであり、この立上ダクト5
を介して熱交換された空気が送風される。6は立上ダク
ト5に接続された蛸足状の天井ダクト、7は天井ダクト
6の端部に形成された天井吹出口、8は同じく天井ダク
ト6の端部に形成された床吹出口、9は天井吹出口7及
び床吹出口8に各々組込まれたVAV(可変流量バル
ブ)ダンパユニットであり、ダンパの開閉度合を適宜変
化させることにより吹出風量の調整ができる。10は床
下等に配設された吸引ダクトであり、この吸引ダクト1
0を通って室内空気は屋外の空気調和ユニット2に導か
れる。11は室内空気の温度を利用して熱交換しながら
室内と屋外との換気を行なう換気空気調和機であり、三
菱電機製のロスナイ(登録商標)が使用されている。1
2は室外機1と空気調和ユニット2の熱交換器3とを連
結する冷媒配管、13はこのダクト式空気調和システム
全体の制御を行なうセンターコントローラであり、VA
Vダンパユニット9による風量調整、温度設定、運転モ
ードの切換等を行なう。14は各VAVダンパユニット
9による風量調整、温度設定を部屋毎に行なうルームコ
ントローラである。
【0015】この構成のダクト式空気調和システムで
は、室外機1及び空気調和ユニット2が共に屋外に配設
されている。そして、空気調和ユニット2から送風され
る熱交換後の温気または冷気は、立上ダクト5及び天井
ダクト6を通り、天井吹出口7及び床吹出口8から各部
屋に吹出され、屋内の各部屋の空気調和が行なわれる。
室内を空気調和した空気は吸引ダクト10を通り、再び
空気調和ユニット2に戻り、熱交換されて立上ダクト5
に吹出される。即ち、本実施例のダクト式空気調和シス
テム装置では、空気調和ユニット2(送風機4→熱交換
器3)→立上ダクト5→天井ダクト6→天井吹出口7及
び床吹出口8→室内→吸引ダクト10→空気調和ユニッ
ト2の順に空気が循環する。また、天井吹出口7及び床
吹出口8から各部屋に空気調和用の温風または冷風が吹
出されるとき、天井吹出口7及び床吹出口8に各々配設
されたVAVダンパユニット9によって吹出風量が適宜
調整され、部屋毎に室温の調整がされる。更に、ロスナ
イ等の換気空気調和機11によって、室内の空気温度を
利用して熱交換しながら屋外の新鮮な空気が室内に供給
されるとともに、室内の汚れた空気が屋外に排出され
て、室内と屋外との換気が行なわれる。
【0016】なお、本実施例の空気調和ユニット2及び
室外機1は共に屋外に配設されているが、その据付位置
は図3のように適宜選択できる。図3は本発明の一実施
例である空気調和ユニット及び室外機の据付位置を示す
平面図である。
【0017】図において、15は建物の外壁であり、こ
の外壁15に沿って空気調和ユニット2が配設されてい
る。そして、この空気調和ユニット2の近傍に室外機1
が設置される。この空気調和ユニット2と室外機1との
位置関係は据付スペースの形状等を考慮して適宜変化さ
せることができ、空気調和ユニット2の前側に室外機1
を配したり、或いは、空気調和ユニット2の右側や左側
に室外機1を並べて設置することもできる。したがっ
て、例えば、隣家との隙間が狭い場所であっても、空気
調和ユニット2に対する室外機1の配置を適宜変化させ
ることによって据付けが可能になる。なお、この場合、
空気調和ユニット2の熱交換器と室外機1の熱交換器と
を接続し、所定の冷媒サイクルを構成する冷媒配管は、
空気調和ユニット2及び室外機1の据付位置関係に応じ
て、その都度、最適な冷媒配管が施工される。
【0018】次に、本実施例の空気調和ユニットについ
て詳細に説明する。まず、空気調和ユニットの内部構造
について述べる。図4は本発明の一実施例である空気調
和ユニットの内部構造を示す正面図、図5は本発明の一
実施例である空気調和ユニットの内部構造を示す側面図
である。
【0019】図において、21は空気調和ユニット2の
背面下部に配設されたユニット吸引口であり、このユニ
ット吸引口21は送風機4の吸込口に直結されている。
また、このユニット吸引口21には吸引ダクト10が接
続される(図1参照)。22は空気調和ユニット2の上
面に配設されたユニット吹出口であり、このユニット吹
出口22には立上ダクト5が接続される(図1参照)。
23は床下等に配管される吸引ダクト10を通って吸引
される吸込空気であり、この吸込空気23はユニット吸
引口21から送風機4の吸込口に直接吸込まれる。24
は断熱材で構成された内部ダクトであり、この内部ダク
ト24を通って送風機4の吹出空気は熱交換器3に送風
される。25は送風機4を空気調和ユニット2に密着固
定する断熱部材である。26は熱交換器3の下方に位置
するドレンパンであり、このドレンパン26は熱交換器
3から滴下するドレンを受ける。27はドレンパン26
の高圧側に溜ったドレンを排出する高圧ドレン配管、2
8はドレンパン26の低圧側に溜ったドレンを排出する
低圧ドレン配管である。
【0020】この構成の空気調和ユニットは上部に熱交
換器3が内蔵され、その下部に送風機4が内蔵されてお
り、熱交換器3と送風機4との間には内部ダクト24に
よって空気の流路が形成されている。しかも、ユニット
吸引口21と送風機4の吸込口とが直結されており、こ
の空気調和ユニット2をダクト式空気調和システムに使
用する場合には、床下等に配管される吸引ダクト10か
らの吸込空気23を送風機4で直接吸引することができ
る。そして、内部ダクト24を通って熱交換器3に層流
として送風され、熱交換器3で熱交換後された温気また
は冷気がユニット吹出口22から立上ダクト5に吹出さ
れる。したがって、熱交換器3がドレン機構を含めて循
環風路内に比較的気密状態で密封されており、風路内か
ら循環空気が大量に漏れない。また、本実施例の空気調
和ユニットにおいても、熱交換器3の中心部、即ち循環
風路内部では空気圧が高く、熱交換器3の両側部、即ち
循環風路周縁部では、空気圧が低く、熱交換器3の循環
風路内部と循環風路周縁部とでは、空気圧にかなりの差
がある。このために、この空気圧の差に応じてドレンの
滴下量が相違するとともに、ドレンパン26内に溜った
ドレンの流れも影響を受けるが、この実施例では、空気
圧の差に応じて高圧ドレン配管27及び低圧ドレン配管
28によって円滑なドレン処理がされる。
【0021】ここで、本実施例の空気調和ユニットのド
レン処理について説明する。図6は本発明の一実施例で
ある空気調和ユニットのドレンパン及びドレン配管部を
示す正面図、図7は本発明の一実施例である空気調和ユ
ニットのドレンパン及びドレン配管部を示す側面図であ
る。
【0022】図において、29は熱交換器3及びドレン
パン26を循環風路に沿って空気圧の高い高圧側と空気
圧の低い低圧側とに仕切る仕切板であり、高圧側の熱交
換器3から滴下するドレンはドレンパン26の中央部の
高圧側26aに溜まり、低圧側の熱交換器3から滴下す
るドレンはドレンパン26の周囲部の低圧側26bに溜
まる。31は冷媒が通るUベント、32はヘアピンチュ
ーブ、33は冷媒配管12に接続されるヘッダ、34は
複数のフィンであり、これらによりプレートフィンコイ
ル形の熱交換器3を構成している。この熱交換器3のフ
ィン34部は循環風路内に位置し高圧部に属する。ま
た、Uベント31、ヘアピンチューブ32、及びヘッダ
33は循環風路の周囲に位置し低圧部に属する。
【0023】この空気調和ユニット2の熱交換器3及び
ドレンパン26は、上記のように仕切板29によって循
環風路に沿って高圧側と低圧側とに仕切られている。し
たがって、熱交換器3及びドレン機構が循環風路内に比
較的気密状態で密封されており、風路内から循環空気が
大量に漏れない。また、ドレンパン26の高圧側26a
には高圧ドレン配管27が接続され、ドレンパン26の
低圧側26bには低圧ドレン配管28が接続されてい
る。そして、前記ドレンパン26の高圧側26aに溜っ
たドレンは高圧ドレン配管27で排出され、前記ドレン
パン26の低圧側26bに溜ったドレンは低圧ドレン配
管28で排出される。こうして、熱交換器3に発生する
ドレンを高圧側と低圧側とに分けて各々別個に処理され
る。
【0024】このように、本実施例の空気調和ユニット
は、熱交換器3を上部に内蔵し、送風機4を下部に内蔵
し、前記熱交換器3と送風機4との中間部に送風用の内
部ダクト24を内蔵する外置きの空気調和ユニット部
と、前記熱交換器3の下方に位置し、前記熱交換器3か
ら滴下するドレンを受けるドレンパン26と、前記熱交
換器3及びドレンパン26を循環風路に沿って高圧側と
低圧側とに仕切る仕切板29と、前記ドレンパン26の
高圧側26aに溜ったドレンを排出する高圧ドレン配管
27と、前記ドレンパン26の低圧側26bに溜ったド
レンを排出する低圧ドレン配管28とを備えている。
【0025】即ち、本実施例の空気調和ユニットは、外
置きの空気調和ユニット部の熱交換器3の下方にドレン
パン26を位置させ、前記熱交換器3及びドレンパン2
6を循環風路に沿って高圧側と低圧側とに仕切板29で
仕切り、前記ドレンパン26の高圧側26aに溜ったド
レンを高圧ドレン配管27で排出し、前記ドレンパン2
6の低圧側26bに溜ったドレンを低圧ドレン配管28
で排出するものである。
【0026】したがって、本実施例の空気調和ユニット
では、熱交換器3に発生するドレンを循環風路に沿って
高圧側と低圧側とに分けて各々別個に処理でき、ドレン
パン26からドレンが溢れ出ることもないので、熱交換
器3のフィン34部を通過する循環風路と、その風路の
周縁部とで空気圧に差があっても、この空気圧の差によ
る影響を受けることなく、円滑にドレンの処理ができ
る。また、熱交換器3及びドレン機構が循環風路の内外
に仕切られ、熱交換器3がドレン機構を含めて循環風路
内に比較的気密状態で密封されており、風路内から循環
空気が大量に漏れないので、送風機4による吸引が円滑
に行なわれ、空気の循環効率がよい。このため、特に、
本実施例のように送風機4を熱交換器3の下方に配置
し、送風機4の吹出空気が熱交換器3を通過する構造の
空気調和ユニットにおいては効果が著しく、下方に位置
する送風機4を保護する観点からも、好ましいドレン処
理が行なえる。
【0027】ところで、上記実施例では、送風機を熱交
換器の下方に配置し、送風機の吹出空気が熱交換器を通
過する構造の空気調和ユニットについて説明したが、従
来例で述べたように、送風機の下方に熱交換器を配置
し、ユニット吸引口からの吸込空気が熱交換器を通って
送風機の吸込口へと流れる構造の空気調和ユニットにも
当然応用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
ユニットは、空気調和ユニット部と、ドレンパンと、仕
切板と、高圧ドレン配管と、低圧ドレン配管とを備え、
熱交換器及び送風機を内蔵する外置きの空気調和ユニッ
ト部の熱交換器の下方にドレンパンを位置させ、前記熱
交換器及びドレンパンを循環風路に沿って高圧側と低圧
側とに仕切板で仕切り、前記ドレンパンの高圧側に溜っ
たドレンを高圧ドレン配管で排出し、前記ドレンパンの
低圧側に溜ったドレンを低圧ドレン配管で排出すること
により、熱交換器及びドレン機構が循環風路の内外に仕
切られているので、風路内から循環空気が大量に漏れ
ず、空気の循環効率がよいとともに、熱交換器に発生す
るドレンを循環風路に沿って高圧側と低圧側とに分けて
各々別個に処理ができるので、ドレンパンからドレンが
溢れ出ることもなく、熱交換器を通過する循環風路と、
その風路の周縁部とで空気圧に差があっても、この空気
圧の差による影響を受けることなく、円滑にドレンの処
理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トが使用されているダクト式空気調和システムの全体構
成を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トが使用されているダクト式空気調和システムの運転系
統を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
ト及び室外機の据付位置を示す平面図である。
【図4】図4は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トの内部構造を示す正面図である。
【図5】図5は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トの内部構造を示す側面図である。
【図6】図6は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トのドレンパン及びドレン配管部を示す正面図である。
【図7】図7は本発明の一実施例である空気調和ユニッ
トのドレンパン及びドレン配管部を示す側面図である。
【図8】図8は従来の空気調和ユニットの前面パネルを
解放した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 空気調和ユニット 3 熱交換器 4 送風機 12 冷媒配管 24 内部ダクト 26 ドレンパン 26a 高圧側 26b 低圧側 27 高圧ドレン配管 28 低圧ドレン配管 29 仕切板
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−36529(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器及び送風機を内蔵する外置きの
    空気調和ユニット部と、 前記熱交換器の下方に位置し、前記熱交換器から滴下す
    るドレンを受けるドレンパンと、 前記熱交換器及びドレンパンを循環風路に沿って高圧側
    と低圧側とに仕切る仕切板と、 前記ドレンパンの高圧側に溜ったドレンを排出する高圧
    ドレン配管と、 前記ドレンパンの低圧側に溜ったドレンを排出する低圧
    ドレン配管とを具備することを特徴とする空気調和ユニ
    ット。
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