JP2706383B2 - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
天井埋込形空気調和機Info
- Publication number
- JP2706383B2 JP2706383B2 JP3045414A JP4541491A JP2706383B2 JP 2706383 B2 JP2706383 B2 JP 2706383B2 JP 3045414 A JP3045414 A JP 3045414A JP 4541491 A JP4541491 A JP 4541491A JP 2706383 B2 JP2706383 B2 JP 2706383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- air
- suction port
- room
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は天井内に埋設される天井
埋込形空気調和機に関する。
埋込形空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の１例が図２に
示されている。図２に示すように、天井１内に埋設され
たケース本体２の内部には熱交換器７、ドレンパン10、
モータ５、送風機６、導風板12等が内蔵され、このケー
ス本体２の下部に室９に面する天井パネル８が装着され
ている。天井パネル８の中央部には吸込口３が形成さ
れ、この吸込口３に隣接して吹出口４が形成されてい
る。この空気調和機の運転時、図示しない室外ユニット
からの冷媒が熱交換器７を循環し、モータ５によって送
風機６が駆動される。すると、室９内の室内空気が吸込
口３から吸込グリル11、フイルタ13を通り、導風板12に
案内されて送風機６に吸入されて付勢される。そして、
熱交換器７を流過する過程で冷却又は加熱されることに
より調和空気となって吹出口４から室９内に吹き出され
る。
示されている。図２に示すように、天井１内に埋設され
たケース本体２の内部には熱交換器７、ドレンパン10、
モータ５、送風機６、導風板12等が内蔵され、このケー
ス本体２の下部に室９に面する天井パネル８が装着され
ている。天井パネル８の中央部には吸込口３が形成さ
れ、この吸込口３に隣接して吹出口４が形成されてい
る。この空気調和機の運転時、図示しない室外ユニット
からの冷媒が熱交換器７を循環し、モータ５によって送
風機６が駆動される。すると、室９内の室内空気が吸込
口３から吸込グリル11、フイルタ13を通り、導風板12に
案内されて送風機６に吸入されて付勢される。そして、
熱交換器７を流過する過程で冷却又は加熱されることに
より調和空気となって吹出口４から室９内に吹き出され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、天井パネル８の中央部に形成された吸込口
３から室内空気が吸い込まれ、この吸込口３に隣接する
吹出口４から調和空気が吹き出されるため、吹出口４か
ら吹き出された調和空気の一部が吸込口３に吸い込まれ
る空気の流れに巻き込まれる所謂ショートサーキット現
象が発生するという不具合があった。
においては、天井パネル８の中央部に形成された吸込口
３から室内空気が吸い込まれ、この吸込口３に隣接する
吹出口４から調和空気が吹き出されるため、吹出口４か
ら吹き出された調和空気の一部が吸込口３に吸い込まれ
る空気の流れに巻き込まれる所謂ショートサーキット現
象が発生するという不具合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はビル等において
は天井裏の空間が密閉されていることに着目して、上記
課題を解決するために発明されたものであって、その要
旨とするところは、熱交換器、送風機等を内蔵するケー
ス本体を天井内に埋設し、このケース本体の下部に室内
に面する天井パネルを装着してなる天井埋込形空気調和
機において、上記天井の上記ケース本体より離れた位置
に室内空気を天井裏空間に吸入する吸入口を設けるとと
もに上記ケース本体の側壁に吸込口を設け、この吸込口
から上記ケース本体内に吸い込まれ上記熱交換器を流過
した空気を室内に吹き出す吹出口を上記天井パネルに設
けたことを特徴とする天井埋込形空気調和機にある。
は天井裏の空間が密閉されていることに着目して、上記
課題を解決するために発明されたものであって、その要
旨とするところは、熱交換器、送風機等を内蔵するケー
ス本体を天井内に埋設し、このケース本体の下部に室内
に面する天井パネルを装着してなる天井埋込形空気調和
機において、上記天井の上記ケース本体より離れた位置
に室内空気を天井裏空間に吸入する吸入口を設けるとと
もに上記ケース本体の側壁に吸込口を設け、この吸込口
から上記ケース本体内に吸い込まれ上記熱交換器を流過
した空気を室内に吹き出す吹出口を上記天井パネルに設
けたことを特徴とする天井埋込形空気調和機にある。
【０００５】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、室内空気はケース本体より離れた位置に設けられた
吸入口から天井裏空間に吸入され、ケース本体の側壁に
設けられた吸込口からケース本体内に入り、この中に内
蔵された送風機に付勢され熱交換器を流過して調和空気
となり、天井パネルに設けられた吹出口から室内に吹き
出される。
め、室内空気はケース本体より離れた位置に設けられた
吸入口から天井裏空間に吸入され、ケース本体の側壁に
設けられた吸込口からケース本体内に入り、この中に内
蔵された送風機に付勢され熱交換器を流過して調和空気
となり、天井パネルに設けられた吹出口から室内に吹き
出される。
【０００６】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。天
井１にはケース本体２より離れた位置に室９内の室内空
気を天井裏空間20に吸入する吸入口21が設けられてい
る。そして、ケース本体２の側壁には吸込口22設けられ
ている。この吸込口22にはフイルタ23が配設され、この
吸込口22の背後にはこれと対向するように熱交換器７が
設置されている。そして、導風板12と天井パネル８によ
って囲まれるスペース内には送風機６が設置されてい
る。ケース本体２の下部に装着された天井パネル８には
吹出口４のみが設けられている。他の構成は図２に示す
従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が
付されている。
井１にはケース本体２より離れた位置に室９内の室内空
気を天井裏空間20に吸入する吸入口21が設けられてい
る。そして、ケース本体２の側壁には吸込口22設けられ
ている。この吸込口22にはフイルタ23が配設され、この
吸込口22の背後にはこれと対向するように熱交換器７が
設置されている。そして、導風板12と天井パネル８によ
って囲まれるスペース内には送風機６が設置されてい
る。ケース本体２の下部に装着された天井パネル８には
吹出口４のみが設けられている。他の構成は図２に示す
従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が
付されている。
【０００７】しかして、この空気調和機の運転時、モー
タ５によって送風機６が駆動されると、室９内の室内空
気が吸入口21から天井裏空間20内に入り、吸込口22、フ
イルタ23を経てケース本体２内に吸い込まれ、熱交換器
７を通過することによって冷却又は加熱された調和空気
となる。この調和空気は導風板12に案内されて送風機６
に吸い込まれて付勢され、吹出口４から室９内に吹き出
される。
タ５によって送風機６が駆動されると、室９内の室内空
気が吸入口21から天井裏空間20内に入り、吸込口22、フ
イルタ23を経てケース本体２内に吸い込まれ、熱交換器
７を通過することによって冷却又は加熱された調和空気
となる。この調和空気は導風板12に案内されて送風機６
に吸い込まれて付勢され、吹出口４から室９内に吹き出
される。
【０００８】室内空気の吸入口21と吹出口４とが離れて
いるので、吹出口４から室９内に吹き出された調和空気
の一部が吸入口21に吸い込まれる室内空気の流れに巻き
込まれる所謂ショートサーキット現象は生じない。そし
て、ケース本体２の側壁に吸込口22が設置されているの
でケース本体２内の吸込スペース又は吸込流路が小さく
なり、従って、ケース本体２を小型化できる。更に、ケ
ース本体２内の空気流れの屈折が少なくなるので、吸入
空気の流路抵抗も少なくなる。また、大きな天井裏空間
20を吸入空気の流路として利用しているので、空気ダク
トが不要となり、従って、設備費及び工事費が少なくな
るとともに流路抵抗も少なくなる。更に、吸入口21を間
隔を隔てて複数個設置すれば、室９内の空気の澱みが少
なくなり、室温分布を均一化できる。また、吸込口22は
ケース本体２の全周に亘って設けることができ、この場
合には熱交換器７も環状としうるのでその熱交換面積を
増大できる。また、図示の遠心送風機６に代えて求心フ
ァンを用いれば、これを熱交換器７に囲まれるスぺース
に設置できるとともに導風板12を省略しうるのでケース
本体２をより小型化できる。
いるので、吹出口４から室９内に吹き出された調和空気
の一部が吸入口21に吸い込まれる室内空気の流れに巻き
込まれる所謂ショートサーキット現象は生じない。そし
て、ケース本体２の側壁に吸込口22が設置されているの
でケース本体２内の吸込スペース又は吸込流路が小さく
なり、従って、ケース本体２を小型化できる。更に、ケ
ース本体２内の空気流れの屈折が少なくなるので、吸入
空気の流路抵抗も少なくなる。また、大きな天井裏空間
20を吸入空気の流路として利用しているので、空気ダク
トが不要となり、従って、設備費及び工事費が少なくな
るとともに流路抵抗も少なくなる。更に、吸入口21を間
隔を隔てて複数個設置すれば、室９内の空気の澱みが少
なくなり、室温分布を均一化できる。また、吸込口22は
ケース本体２の全周に亘って設けることができ、この場
合には熱交換器７も環状としうるのでその熱交換面積を
増大できる。また、図示の遠心送風機６に代えて求心フ
ァンを用いれば、これを熱交換器７に囲まれるスぺース
に設置できるとともに導風板12を省略しうるのでケース
本体２をより小型化できる。
【０００９】
【発明の効果】本発明においては、天井のケース本体よ
り離れた位置に吸入口を設けるとともにケース本体の側
壁に吸込口を設け、かつ、吹出口を天井パネルに設けた
ため、吹出口から室内に吹き出された空気の一部が吸入
口に吸い込まれる室内空気の流れに巻き込まれる所謂シ
ョートサーキットを防止できるとともにケース本体を小
型、軽量化することができ、また、吸入空気の流れ損失
を低減できる。
り離れた位置に吸入口を設けるとともにケース本体の側
壁に吸込口を設け、かつ、吹出口を天井パネルに設けた
ため、吹出口から室内に吹き出された空気の一部が吸入
口に吸い込まれる室内空気の流れに巻き込まれる所謂シ
ョートサーキットを防止できるとともにケース本体を小
型、軽量化することができ、また、吸入空気の流れ損失
を低減できる。
【図１】本発明の１実施例を示す縦断面図である。
【図２】従来の天井埋込形空気調和機の縦断面図であ
る。
る。
７ 熱交換器 ６ 送風機 ２ ケース本体 １ 天井 ８ 天井パネル 20 天井裏空間 21 吸入口 22 吸込口 ４ 吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−152836（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−156944（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−85121（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−85124（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−187223（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 熱交換器、送風機等を内蔵するケース本
体を天井内に埋設し、このケース本体の下部に室内に面
する天井パネルを装着してなる天井埋込形空気調和機に
おいて、上記天井の上記ケース本体より離れた位置に室
内空気を天井裏空間に吸入する吸入口を設けるとともに
上記ケース本体の側壁に吸込口を設け、この吸込口から
上記ケース本体内に吸い込まれ上記熱交換器を流過した
空気を室内に吹き出す吹出口を上記天井パネルに設けた
ことを特徴とする天井埋込形空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045414A JP2706383B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 天井埋込形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3045414A JP2706383B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 天井埋込形空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04263710A JPH04263710A (ja) | 1992-09-18 |
| JP2706383B2 true JP2706383B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12718604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3045414A Expired - Fee Related JP2706383B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 天井埋込形空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706383B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078085A (ja) * | 2007-03-14 | 2012-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2378207B2 (es) | 2007-03-14 | 2013-02-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Acondicionador de aire de ventilador centrífugo. |
| JP6878909B2 (ja) * | 2017-01-24 | 2021-06-02 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5785121U (ja) * | 1980-11-12 | 1982-05-26 | ||
| JPS6138018Y2 (ja) * | 1980-11-14 | 1986-11-04 | ||
| JPS62187223U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-28 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3045414A patent/JP2706383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078085A (ja) * | 2007-03-14 | 2012-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| US8256241B2 (en) | 2007-03-14 | 2012-09-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
| US8499580B2 (en) | 2007-03-14 | 2013-08-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
| CN102563758B (zh) * | 2007-03-14 | 2015-03-25 | 三菱电机株式会社 | 空气调节器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04263710A (ja) | 1992-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
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