JP2570678B2 - プリント基板のシールドケースへの取付方法 - Google Patents

プリント基板のシールドケースへの取付方法

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JP2570678B2
JP2570678B2 JP2319380A JP31938090A JP2570678B2 JP 2570678 B2 JP2570678 B2 JP 2570678B2 JP 2319380 A JP2319380 A JP 2319380A JP 31938090 A JP31938090 A JP 31938090A JP 2570678 B2 JP2570678 B2 JP 2570678B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はシールドケースのフレーム内に挿入したプ
リント基板をシールドケースに対して固定する取付方法
に関するものである。
〈従来の技術〉 例えばテレビやVTR等のチューナにおけるシールドケ
ースへのプリント基板の取付けは、シールドケースのフ
レームにアース爪を設けておき、フレーム内にプリント
基板を挿入した後アース爪でプリント基板を仮固定し、
この後ディップ半田法によりプリント基板のアースラン
ドとアース爪を半田で固定するようになっている。
従来のアース爪は、例えば第11図に示すように、フレ
ーム1に上向コ字状の切欠2を設け、この切欠2で囲ん
だ部分をアース爪3に形成されている。
上記のようなアース爪3を用いてシールドケースのフ
レーム内にプリント基板4を取付けるには、第12図に示
すように、フレーム1内にプリント基板4を挿入し、フ
レーム1に設けた基板受け5で支持した状態で爪押し治
具6でアース爪3をフレーム1の内側に向けて押圧し、
このアース爪3をプリント基板4のアースランド7上に
突出するようフレーム1の内側に屈曲させ、プリント基
板4を基板受け5とで仮固定する。
上記の仮固定後に、ディップ半田法でプリント基板4
の回路パターンと電子部品の半田付けと同時に第13図の
如くプリント基板4のアースランド7とアース爪3を半
田8によって接続固定する。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来の取付方法は、第12図の如くフレーム
1内に対するプリント基板4の挿入方向と爪押し治具6
のアース爪3の突き出し方向が異なるため、プリント基
板の取付けを自動化する場合、複雑な機構が必要になる
という問題がある。
また、アース爪3は、フレーム1に設けたコ字状の切
欠2で囲んで形成したので、フレーム1の内側に突き出
してプリント基板4を仮固定すると、第14図に示すよう
に、フレーム1のコ字状切欠は矩形状の孔2aとなり、こ
のため、半田ディップ法によるアース爪3とアースラン
ド7の半田付時に、フレーム1の孔2aから半田が流出
し、アースランド7とアース爪3の間に十分な半田量が
付きにくく、従って強度が弱く電気的な信頼性も低いと
いう問題がある。
そこで、この発明は上記のような問題点を解決するた
め、アース爪を押し出す方向とプリント基板の挿入方向
を同方向にしてプリント基板取付けの自動化が簡単な機
構で実施できると共に、アースランドとアース爪の接続
固定に十分に半田量を確保することができるプリント基
板のシールドケースへの取付方法を提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するため、この発明はシール
ドケースのフレームに外側へ向けて屈曲する突出部と、
この突出部の先端からフレームの内側に向けて屈曲する
爪先とからなるアース爪をフレームと一体に設けてお
き、フレーム内にプリント基板を挿入した後、前記アー
ス爪の突出部を起して爪先でプリント基板を仮固定し、
この後プリント基板のアースランドとアース爪の爪先を
半田付けする方法を採用したものである。
〈作用〉 シールドケースにプリント基板を取付けるには、シー
ルドケースのフレーム内にプリント基板を挿入した後、
フレームに設けたアース爪の突出部を起して爪先をフレ
ームの内側に進入させ、この爪先でプリント基板のアー
スランドの部分を押えて仮固定する。
この後、半田ディップ法でアースランドとアース爪の
爪先を半田付けによって接続固定すれば、半田は起した
突出部と爪先の間に溜まり、十分な半田量を確保するこ
とができる。
〈実施例〉 以下、この発明の実施例を添付図面の第1図乃至第10
図に基づいて説明する。
第1図乃至第4図において、シールドケースのフレー
ム11には、内部に挿入したプリント基板12を支持する基
板受け13と、この基板受け13で支持されたプリント基板
12を仮固定するアース爪14とが各々複数個所に設けられ
ている。
上記アース爪14は、第2図乃至第4図のように、フレ
ーム11の両側に所定の間隔をおいて設けた切目15と15間
の部分を折曲げ、フレーム11の外側に向けて略直角に屈
曲する突出部16と、この突出部16の先端からフレーム11
の内側に向けて斜上向きに屈曲する爪先17とで、フレー
ム11を構成する金属板から一体に形成されている。
このアース爪14の爪先17は第3図の如く、その先端は
フレーム11の内部に突出せず、フレーム11内に挿入する
プリント基板12に対してストレスをかけることのないよ
うになっている。
上記のようなシールドケースにプリント基板12を取付
けるには、第3図の如く、フレーム11内にプリント基板
12を挿入して基板受け13でプリント基板12を支持した
後、爪押し治具31をフレーム11の外面に沿ってプリント
基板12の挿入方向と反対側から移動させ、この爪押し治
具31でアース爪14の突出部16を起して爪先17をフレーム
11の内側に突出させる。
フレーム11の内側に突出したアース爪14の爪先17はプ
リント基板12のアースランド18の部分に臨み、第4図の
如く基板受け13とでプリント基板12を挾んで仮固定し、
アース爪14の突出部16と爪先17の間に略閉空間となる三
角形状のポケット19が形成されることになる。
次に、半田ディップ法でアース爪14とアースランド18
の半田付けを行なうと、第4図の如く溶融半田がポケッ
ト19に溜まり、十分な量の半田20でアース爪14とアース
ランド18を接続することができ、強度及び信頼性の優れ
た固定が得られる。
次に、第5図と第6図は突出部16の起こし操作が円滑
に行なえるようにしたアース爪先14を示し、第5図
(a)と(b)に示す例は、アース爪14の根元部分に溶
融半田で埋まる程度の小孔21を穿設し、根元部分の曲げ
性を良くしている。
第6図の(a)と(b)に示す例は、アース爪14の根
元部分に幅方向全長にわたるV字状の凹溝22を設け、根
元部分の曲げ性を良くすると同時に突出部16の折曲げを
位置決めする。
また、第7図乃至第10図は、アース爪14における爪先
17の異なった形状を示している。
尚、何れのアース爪14も突出部16を起してプリント基
板12を仮固定した状態を図示している。
第7図(a)と(b)に示す例の爪先17は、第1図で
示した傾斜爪先の両側に、ポケット19の両端を閉鎖する
折曲片23を一体に設け、ポケット19内に流入した溶融半
田を確実に閉じ込め、十分な半田量を確保できるように
している。
第8図に示す爪先17は下向きL字状に折り曲げ突出部
16との間に角形のポケット19を形成している。
第9図に示す爪先17は、円弧状に折曲げ、突出部16と
の間に略半円形のポケット19を形成している。
第10図に示す爪先17は第1図で示した傾斜爪先の先端
に接地片24を折り曲げ連成し、アースランド18との半田
付け性を一段と良好にしている。
尚、爪の両側の切目の長さは、第1図、第2図に示さ
れているように屈曲部16の屈曲位置付近にとどめること
が望ましいが、これに限定されるものではなく、例え
ば、爪基部の弾性力を確保する目的で更に深く切り込む
ことも可能である。
〈効果〉 以上のようにこの発明によると、シールドケースのフ
レームに外側へ屈曲する突出部とこの突出部の先端から
フレームの内側に向けて屈曲する爪先とからなるアース
爪を設けておき、このアース爪の突出部を起して爪先で
プリント基板を仮固定するようにしたので、アース爪の
突出部をプリント基板の挿入と平行する方向から起すこ
とができ、従ってプリント基板4の挿入と仮固定の自動
化が簡単な機構で実施することができる。
又、アース爪はフレームの外側に突出しているので、
プリント基板の挿入時にプリント基板にストレスをかけ
ることがなく、プリント基板の割れや欠け等の発生がな
い。
更に、アース爪は屈曲部と爪先で形成されているの
で、半田ディップによるアース爪とアースランドの半田
付け時に屈曲部と爪先間に形成されたポケットに半田が
溜まり、このため十分な半田量を確保することができ、
アース爪の半田付け部分の耐ヒートショック性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る取付方法の実施例を示す分解斜
視図、第2図は同上におけるアース爪の正面図、第3図
はプリント基板仮固定の途中を示す断面図、第4図は同
上の半田付け状態を示す断面図、第5図と第6図はアー
ス爪の根元部分の異なった例を示す説明図、第7図乃至
第10図の各々はアース爪の爪先の異なっな例を示す説明
す、第11図は従来の取付方法を示す分解斜視図、第12図
は同上のプリント基板仮固定の途中を示す断面図、第13
図は同上の半田付け状態を示す断面図、第14図は同上の
斜視図である。 11……フレーム、12……プリント基板 13……基板受け、14……アース爪 15……切目、16……突出部 17……爪先、18……アースランド 19……ポケット、31……爪押し治具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドケースのフレームに、外側へ向け
    て屈曲する突出部と、この突出部の先端からフレームの
    内側に向けて屈曲する爪先とからなるアース爪をフレー
    ムと一体に設け、フレーム内にプリント基板を挿入した
    後、前記アース爪の突出部を起して爪先でプリント基板
    を仮固定し、この後プリント基板のアースランドとアー
    ス爪の爪先を半田付けすることを特徴とするプリント基
    板のシールドケースへの取付方法。
JP2319380A 1990-11-21 1990-11-21 プリント基板のシールドケースへの取付方法 Expired - Fee Related JP2570678B2 (ja)

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