JP2568773Y2 - 時計用バンド - Google Patents

時計用バンド

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JP2568773Y2
JP2568773Y2 JP2727791U JP2727791U JP2568773Y2 JP 2568773 Y2 JP2568773 Y2 JP 2568773Y2 JP 2727791 U JP2727791 U JP 2727791U JP 2727791 U JP2727791 U JP 2727791U JP 2568773 Y2 JP2568773 Y2 JP 2568773Y2
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band
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metal fitting
metal
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進 高橋
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Kyocera Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は時計用バンドに関し、特
にバックル部が時計用バンド内に収納される時計用バン
ドに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】時計用バンドは、時計
本体の一方側に取り付けられる第1のバンド部と、時計
本体の他方側に取り付けられる第2のバンド部と、第1
のバンド部と第2のバンド部とを連結するバックル部と
で構成されている。時計用バンドは、複数個の駒を連結
して構成するのが一般的である。また、バックルは、2
〜3枚の湾曲した金属板を重ねて交互に端部を回動自在
に連結したものや、湾曲した比較的長い金属板1枚と、
この金属板の半分の長さを有する2枚の金属板を長い金
属板の両端部に回動自在に連結して所謂観音開きにした
バックルなどで形成するのが一般的である。
【0003】この種バンドを、金や銀などの貴金属で構
成すると装飾効果も大きく、商品価値も高くなるが、人
体に接触する時計用バンドを貴金属で構成すると金属ア
レルギーの原因になるという問題があった。また、装飾
効果を高めたり、金属アレルギーを防止するために、時
計用バンドの駒をセラミック部材で構成することなども
提案されているが、バックル部は金属で構成しなければ
ならないことから、このバックル部を構成する金属部材
と駒を構成するセラミック部材とが不整合で装飾効果を
高めることができないという問題が依然としてあった。
【0004】
【考案の目的】本考案は、このような背景の元に案出さ
れたものであり、バックル部が人体に接触しないように
して金属アレルギーなどを防止するとともに、装飾効果
を高かめた時計用バンドを提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【考案の構成】本考案によれば、セラミック部材で被覆
した連結具を複数連結して時計本体の一方側に取りつけ
られる第1のバンド部と、セラミック部材で被覆した連
結具を複数連結して時計本体の他方側に取りつけられる
第2のバンド部と、第1のバンド部と第2のバンド部と
を相互に連結するバックル部とから成る時計用バンドに
おいて、前記バックル部を、一端部が前記第1のバンド
部に連結され、且つ第1のバンド部とは反対方向に開口
する空洞を有するとともに両側面に切り溝を有する内胴
と、この内胴を被覆するセラミック部材と、この内胴の
両側面に形成された切り溝内を摺動する突起部を一端部
近傍の両側面に有するとともに他の端部に第2の金具と
の連結部を有する第1の金具と、一端部が前記第1の金
具の連結部に回動自在に連結されるとともに他の端部に
第3の金具との連結部を有する第2の金具と、一端部が
前記第2の金具の他の端部の連結部に回動自在に連結さ
れるとともに他の端部が第2のバンド部に連結される第
3の金具とで構成し、前記第1の金具、第2の金具、お
よび第3の金具を折り畳んで前記内胴内に収納したとき
に前記内胴に固定される固定部を第3の金具に形成した
ことを特徴とする時計用バンドが提供され、そのことに
より上記目的が達成される。
【0006】上記のように構成することにより、バック
ルを内胴に収納した場合は、金属部材が時計用バンドの
表面に露出することは一切なく、もって時計用バンドに
よる金属アレルギーを有効に防止でき、しかも装飾効果
の高い時計用バンドを提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を添付図面に基づき詳細に説明
する。
【0008】図1は本考案に係る時計用バンドのバック
ル部を示す図であり、1は時計本体の一方側に取り付け
られる第1のバンド部、2は時計本体の他方側に取り付
けられる第2のバンド部である。
【0009】前記第1のバンド部1と第2のバンド部2
とは、それぞれ連結具1a、2aをセラミック部材1
b、2bで被覆して駒を構成した構造になっている。
【0010】前記第1のバンド部1と第2のバンド部2
とは、バックル部3で連結されている。
【0011】図2は、バックル部3の金具を示す分解斜
視図である。
【0012】バックル部3の金具は、内胴4、第1の金
具5、第2の金具6、第3の金具7とで主として構成さ
れている。
【0013】前記内胴4には、図1に示した第1のバン
ド部1の端部に連結される連結部4aと、この連結部4
aとは反対方向に開口する空洞部4bと、この空洞部4
bから両側に向かって開口する切り溝4cがそれぞれ形
成されている。また、開口部近傍の両側面には、後述す
るセラミック部材3fを固定するための突起4dと第3
の金具7を係止するための係止部4eがそれぞれ設けら
れている。
【0014】前記第1の金具5には、内胴4の両側に形
成された切り溝4c内を摺動する突起部5aが一端部近
傍の両側面に形成されているとともに、他の端部には、
後述する第2の金具との連結部5bが形成されている。
【0015】前記第2の金具6の一端部には、第1の金
具との連結部6aが形成されるとともに、他の端部には
後述する第3の金具7との連結部6bが形成されてい
る。なお、第2の金具6の切欠部6cは、第1の金具5
の突起部5cが弾性的に挿着される孔である。
【0016】前記第3の金具7の一端部には、第2の金
具6との連結部7aが形成されているとともに、他の端
部には、第2のバンド部2との連結部7bが形成されて
いる。また、この第3の金具7の連結部7b側には、係
止部7cと、この係止部7cを外方に向けて開くための
開閉用ボタン7dが設けられている。すなわち、この係
止部7cは、通常は内方に向けて付勢されている。
【0017】このバックル3の組立は、以下のような順
序で行う。
【0018】まず、第1の金具5の係止片5aが内胴4
の切り溝4cを摺動するように、第1の金具5を内胴4
の空洞4b内に開口部から挿入する。次に、内胴4の連
結部4aを第1のバンドの最終駒の連結部に連結する。
次に、内胴4の外周部を被覆する複数のセラミック部材
3a〜3f(図1参照)を挿入する。なお、最終のせら
みっく部材3fの内側には、内胴4の突起4aが係止す
る凹部が設けられており、セラミック部材3a〜3fを
内胴4の外周部に挿着した後には、これらのセラミック
部材が外れることはない。次に、第3の金具7を第2の
バンド2の最終駒の連結部に連結してボタン部7d部分
を被覆するセラミック部材3g(図1参照)を挿入す
る。このセラミック部材3gの側面には、ボタン部7d
がセラミック部材から若干突出するような開口部が設け
られている。最後に、内胴4の空洞4b内に挿着された
第1の金具5と第2のバンド2に連結された第3の金具
7とを第2の金具6を解して回動するように接続するこ
とにより連結が完了する。
【0019】図3は、バックル3の連結が完了した状態
を示す図であり、図4はバックル3を折り畳んだ状態を
示す図である。
【0020】図4に示すように、第1の金具5、第2の
金具6、および第3の金具7を折り畳んでセラミック部
材で被覆された内胴4内に収納する(図1に示す状
態)。第1の金具5、第2の金具6、および第3の金具
7を折り畳んで内胴4内に完全に収納した際には、図2
に示す第3の金具7の軽支部7cが内胴4の係止部4e
に係止して固定される。なお、第1の金具5、第2の金
具6、および第3の金具7を内胴から引き出す際には、
第3の金具7のボタン7dを両側から押して係止部7c
を両側面方向に開くことにより行われる。すなわち、こ
の時計用バンドのバックルでは、第3の金具7の係止部
7cとボタン部7dとで固定部が構成される。
【0021】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る時計用バン
ドによれば、バックル部を、一端部が前記第1のバンド
部に連結され、且つ第1のバンド部とは反対方向に開口
する空洞を有するとともに両側面に切り溝を有する内胴
と、この内胴を被覆するセラミック部材と、この内胴の
両側面に形成された切り溝内を摺動する突起部を一端部
近傍の両側面に有するとともに他の端部に第2の金具と
の連結部を有する第1の金具と、一端部が前記第1の金
具の連結部に回動自在に連結されるとともに他の端部に
第3の金具との連結部を有する第2の金具と、一端部が
前記第2の金具の他の端部の連結部に回動自在に連結さ
れるとともに他の端部が第2のバンド部に連結される第
3の金具とで構成し、前記第1の金具、第2の金具、お
よび第3の金具を折り畳んで前記内胴内に収納したとき
に前記内胴に固定される固定部を第3の金具に形成した
ことから、バックルの金属部材が人体に触れることがな
く、もって金属アレルギーなどを起こすことのない時計
用バンドを提供することができる。
【0022】また、時計を腕に装着した場合や腕から外
して保管する場合は、バックル部がセラミック部材で被
覆された内胴の中に完全に収納されることから、装飾効
果の極めて高い時計用バンドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックル部を閉じた状態を示す図
【図2】バックル部の金具を示す分解斜視図
【図3】バックル部の金具を開いた状態を示す図
【図4】バックル部の金具を折り畳んだ状態を示す図
【符号の説明】
1:第1のバンド部 2:第2のバンド部 3:バックル部 3a〜3g:セラミック部材 4:内胴 5:第1の金具 6:第2の金具 7:第3の金具 7c、7d:固定部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック部材で被覆した連結具を複数
    連結して時計本体の一方側に取りつける第1のバンド部
    と、セラミック部材で被覆した連結具を複数連結して時
    計本体の他方側に取りつける第2のバンド部と、第1の
    バンド部と第2のバンド部とを相互に連結するバックル
    部とから成る時計用バンドにおいて、前記バックル部
    を、一端部が前記第1のバンド部に連結され、且つ第1
    のバンド部とは反対方向に開口する空洞を有するととも
    に両側面に前記空洞に連続した切り溝を有する内胴と、
    この内胴を被覆するセラミック部材と、この内胴の両側
    面に形成された切り溝内を摺動する突起部を一端部近傍
    の両側面に有するとともに他の端部に第2の金具との連
    結部を有する第1の金具と、一端部が前記第1の金具の
    連結部に回動自在に連結されるとともに他の端 部に第
    3の金具との連結部を有する第2の金具と、一端部が前
    記第2の金具の他の端部の連結部に回動自在に連結され
    るとともに他の端部が第2のバンド部に連結される第3
    の金具とで構成し、前記第1の金具、第2の金具、およ
    び第3の金具を折り畳んで前記内胴内に収納したときに
    前記内胴に固定される固定部を第3の金具に形成したこ
    とを特徴とする時計用バンド。
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