JPH083289Y2 - 時計バンドのアジャスト部構造 - Google Patents

時計バンドのアジャスト部構造

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JPH083289Y2
JPH083289Y2 JP1990021862U JP2186290U JPH083289Y2 JP H083289 Y2 JPH083289 Y2 JP H083289Y2 JP 1990021862 U JP1990021862 U JP 1990021862U JP 2186290 U JP2186290 U JP 2186290U JP H083289 Y2 JPH083289 Y2 JP H083289Y2
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JP
Japan
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lower plate
upper lid
piece
holding
pins
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JP1990021862U
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JPH03113610U (ja
Inventor
弥太郎 木邑
Original Assignee
株式会社バンビ
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は時計バンドのアジャスト部構造、詳しくは
単位駒を簡単に抜き外し得るようにして時計バンド長を
アジャストすることのできる時計バンドのアジャスト部
構造に関するものである。
〈従来技術〉 この種の従来例としては実公昭48-4916号公報があ
る。該公報は互いに他と若干の間隔を保って1対の取付
軸を有するバンド本体を連結金具で多数連結するにあた
り、上記の連結金具をわん曲状をなす基板と、この基板
の一方の端縁部に自由回転可能に取付けられた係止板と
により構成し、この係止板にはその自由端部に上記基板
の他方の端縁に弾力性に抗して係止する係止部と取付部
に近接して上記の基板内方向へ突出する舌片を両側縁に
設け、かつこの係止板がバンドの裏面側に基板がバンド
の表面側となるようにしてバンド本体を連結してなる時
計バンドを記載している。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記公報は係止板10の係止部端12が段
面をなして上面より外視されてみにくいばかりでなく、
単に重なり合って係止するにとどまるため、衝撃等によ
り係止が解けて連結金具がバンド本体より抜け落ちて連
結機能をしなくなるという課題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は2個の側駒と該側駒間に間隔を置いて平行張
設する2本の連結用ピンと、該連結用ピンの一方に一端
を嵌着し、他端を連結方向に突出するつなぎ駒を有して
なる単位駒において、該つなぎ駒を上蓋と下板に分割形
成するとともに、該上蓋と下板の連結方向の一端内部に
前記連結用ピンの一方を挿通し保持する噛合形の保持筒
を設け、該上蓋と下板の連結方向の他端に回動開閉する
下向き曲縁と該下向き曲縁の内面に接する半円形の保持
部をそれぞれ設け、該下向き曲縁と半円形の保持部間に
掛止用の凹凸部を設け且つ該下板の中間部に掛止用の凹
凸部の掛止を押し解きするための細孔を設けて、隣接す
る単位駒の前記連結用ピンの他方を該半円形の保持部に
て抜き出し自在において保持するようにして構成して、
かかる課題を解決しようとするものである。
〈作用〉 本考案は下板の中間に設けた細孔より千枚通しなどの
細棒状の工具を挿し入れて上蓋を押して掛止用の凹凸部
の掛止を解いて上蓋を回動開閉して単位駒の一方の連結
用ピンを抜き外し、抜き外した連結用ピン間の単位駒を
取外して再連結することによりバンド長を手首廻りにフ
ィットするようにアジャスト調整するのである。
〈実施例〉 以下図面に基づいて実施例を説明する。
つなぎ駒10を上蓋3と下板5に分割形成し、上蓋3の
連結方向の両端に下向き曲縁1a,1bを設け、一方の下向
き曲縁1a内の中間部に保持筒2を取付け、下板5の連結
方向の一端両側に前記の保持筒2と噛合する保持筒2a,2
bを設け、下板5の連結方向の他端に上蓋3の下向き曲
縁1bの内面に接面する半円形の保持部4を形成する。6
a,6bは下向き曲縁1bと半円形の保持部4の接合面に相対
して設けた掛止用の凹凸部であり、7は下板5の中間に
設けた押し解き具挿入用の細孔である。
このように形成したつなぎ駒10を上蓋3の保持筒2に
下板5の保持筒2a,2bを噛合して、連結用ピン8aを挿通
し保持させ、下向き曲縁1aの外側に間隔を置いて平行す
る連結用ピン8bとともに両端に側駒9a,9bを打込み付け
して、下向き曲縁1bと半円形の保持部4を連結方向に突
出させてなる単位駒11を組立て形成する。
単位駒11間はつなぎ駒10の下向き曲縁1bと半円形の保
持部4間を連結用ピン8aをもとに回動開きして半円形の
保持部4にて隣接する単位駒11の連結用ピン8bを保持さ
せ、上蓋3を再被着して掛止用の凹凸部6a,6bを噛合掛
止して連結する要領にて所定長の時計バンドを編成する
のである。
しかしてバンド長が着用者の手首廻りとの間で長いと
きはつなぎ駒10の下板5の中間に設けた細孔7より千枚
通しなどの細棒状をした工具(図示してない)を挿入し
て上蓋3を展開回動して連結用ピン8bを半円形の保持部
4より抜き外し、もって単位駒11の1乃至数個を抜き取
った後、再連結してフィットするようにバンド長を調整
するのである。
〈考案の効果〉 本考案は以上のようにして、単位駒として側駒間の中
間に一部突出するように嵌着するつなぎ駒を上蓋と下板
に分割するとともに一端に噛合形の保持部を設けて挿通
し保持する連結用ピンをもとにつなぎ駒の突出側を回動
開閉するようにしたので、該回動開閉側に設けた下板の
半円形の保持部にて隣接する単位駒の連結用ピンを簡単
に保持または抜き外すことができて、単位駒の抜き外し
再連結による時計バンドの長さ調整を至極簡単に行うこ
とができるという効果を生ずる。
上蓋の連結方向の両側に下板の両側端を被覆する下向
き曲縁を設けたので、つなぎ駒は上面からは恰もムク体
のように外視されて美観とともに高級感を与えるという
効果を生ずる。
上蓋の突出側の下向き曲縁と半円形の保持部との間に
掛止用の凹凸部を設けて噛合掛止するようにしたので、
時計バンドを引張ったり衝撃等が加わってもみだりに開
蓋して連結用ピンが抜出することが生じないという効果
を生ずる。
下板の中間に細孔を設けたので、該細孔より工具を挿
入して上蓋を押すことにより掛止用の凹凸部の掛止を解
いて上蓋を回動開蓋することができるという効果を生ず
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案時計バンドのアジャスト部を連結状態に
て示す平面図、第2図は各部材を分離した状態にて示す
斜視図、第3図は単位駒を示す斜視図、第4図は作用例
を示す拡大縦断面図、1a,1bは下向き曲縁、2,2a,2bは保
持筒、3は上蓋、4は半円形の保持部、5は下板、6a,6
bは掛止用の凹凸部、7は細孔、8a,8bは連結用ピン、9
a,9bは駒部材、10はつなぎ駒、11は単位駒である。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−137312(JP,U) 特公 平4−41603(JP,B2) 実公 昭48−4916(JP,Y1) 実公 昭43−21106(JP,Y1) 実公 昭49−31897(JP,Y1) 実公 昭52−39973(JP,Y2) 実公 昭59−42911(JP,Y2) 実公 昭61−24089(JP,Y2) 実公 平6−33849(JP,Y2) 実公 昭54−40058(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個の側駒と該側駒間に間隔を置いて平行
    張設する2本の連結用ピンと、該連結用ピンの一方に一
    端を嵌着し、他端を連結方向に突出するつなぎ駒を有し
    てなる単位駒において、該つなぎ駒を上蓋と下板に分割
    形成するとともに、該上蓋と下板の連結方向の一端内部
    に前記連結用ピンの一方を挿通し保持する噛合形の保持
    筒を設け、該上蓋と下板の連結方向の他端に回動開閉す
    る下向き曲縁と該下向き曲縁の内面に接する半円形の保
    持部をそれぞれ設け、該下向き曲縁と半円形の保持部間
    に掛止用の凹凸部を設け且つ該下板の中間部に掛止用の
    凹凸部の掛止を押し解きするための細孔を設けて、隣接
    する単位駒の前記連結用ピンの他方を該半円形の保持部
    にて抜き出し自在において保持するようにしたことを特
    徴とする時計バンドのアジャスト部構造。
JP1990021862U 1990-03-06 1990-03-06 時計バンドのアジャスト部構造 Expired - Lifetime JPH083289Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03113610U JPH03113610U (ja) 1991-11-20
JPH083289Y2 true JPH083289Y2 (ja) 1996-01-31

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JPS5034258Y2 (ja) * 1971-06-05 1975-10-06

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