JP2568701Y2 - バッテリの充電回路 - Google Patents

バッテリの充電回路

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JP2568701Y2
JP2568701Y2 JP1992004687U JP468792U JP2568701Y2 JP 2568701 Y2 JP2568701 Y2 JP 2568701Y2 JP 1992004687 U JP1992004687 U JP 1992004687U JP 468792 U JP468792 U JP 468792U JP 2568701 Y2 JP2568701 Y2 JP 2568701Y2
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Japan
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switch
battery
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power
turning
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JPH0567153U (ja
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健 柏木
吉明 小出
優一 鈴木
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバッテリバックアップ回
路等に用いて好適な充電回路に係り、特に充電シーケン
スの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図は従来装置の構成ブロック図であ
る。図において、ACアダプタ10は商用の交流電源に
接続されて、直流電流を出力するものである。DC−D
Cコンバータ20はこのACアダプタ10から送られる
直流電力を入力し、安定化された直流電圧を負荷回路3
0に供給する。バッテリ40は停電時に交流電源に代わ
り電力を供給するとともに、通電時は交流電源よりトリ
クル充電をしている。負荷回路30は停電時にバッテリ
40より給電を受けるので、瞬停などがあっても動作に
支障を生じない。ダミー負荷50は充電前にバッテリ4
0の放電を行うための負荷で、バッテリ40の完全放電
のあとでバッテリ40の充電を確実に行っている。
【0003】図はバッテリ40の充電電流監視回路で
ある。充電回路22からバッテリ40に供給される電流
を電流検出抵抗R1で検出し、この抵抗R1に発生する
電圧をオペアンプと増幅抵抗R2,R3により増幅し
て、充電電流モニタ信号として出力している。図は充
電電流とバッテリ40の出力電圧の位相図である。充電
当初は、バッテリ40が空に近いところから、充電電流
は一定値で出力電圧が立ち上がり、しばらくし出力電圧
が一定となる。充電が進行すると、出力電圧は一定値を
保持するものの充電電流が徐々に減少してバッテリ40
が満電状態となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ポータ
ブルの装置ではダミー負荷50を専用に設けると、部品
コストが増大するとともに放熱の考慮をする必要が生じ
て設計上煩雑になる課題がある。また、バッテリ40の
充電終期の検出に充電電流を用いると、電流検出抵抗に
発生する電圧が微小であるため、バッテリ40が未接続
であるのか充電が完了しているのか判定が難しく、バッ
クアップが確実にできる状態か判定できないという課題
があった。
【0005】本考案はこのような課題を解決したもの
で、バッテリ充電前にバッテリを空にする為のダミー負
荷を簡単な構成で実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
考案は、商用電源より直流電圧を生成するACアダプタ
と、このACアダプタの出力する直流電圧を入力して安
定化された直流電圧を出力するDC−DCコンバータ
と、このDC−DCコンバータから電力の供給を受ける
負荷回路と、通電時は充電され停電時は当該負荷回路に
バックアップ電力を供給するバッテリを有するバッテリ
の充電回路において、次の構成としたものである。
【0007】即ち、前記ACアダプタとDC−DCコン
バータの間に設けられたパワースイッチと、前記ACア
ダプタとバッテリの間に設けられた充電スイッチと、前
記バッテリとDC−DCコンバータの間に設けられた放
電スイッチとを有し、前記バッテリに充電を行う場合
に、パワースイッチと充電スイッチをオフすると共に放
電スイッチをオンするバックアップ工程と、通電状態で
あっても当該バッテリの充電量がゼロになるまで放電を
継続させる完全放電工程と、この完全放電工程で当該バ
ッテリの放電完了後パワースイッチと充電スイッチをオ
ンすると共に放電スイッチをオフする充電工程と、この
充電工程でバッテリの充電が終了したのち充電スイッチ
をオフする充電完了工程とを有するスイッチ制御手段を
設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】考案では、スイッチ制御手段はパワースイッ
チ、充電スイッチ並びに放電スイッチを操作して、バッ
テリを充電する際に最初負荷回路を用いてバッテリを一
旦空にし、その後完全な充電を行う。この際に、放電用
の負荷に負荷回路を用いているから、ダミー負荷が不要
になり構成が簡単になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本考案を詳細に説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す回路図である。尚、
図1において前記図と同一作用をするものには同一符
号を付け、説明を省略する。図において、スイッチ回路
60はパワースイッチ61、充電スイッチ62並びに放
電スイッチ63を有している。パワースイッチ61は、
ACアダプタ10の出力端子とDC−DCコンバータ2
0の入力端子の間に設けられたものである。充電スイッ
チ62は、ACアダプタ10の出力端子とバッテリ40
の間に設けられたものである。放電スイッチ63は、バ
ッテリ40とDC−DCコンバータ20の入力端子との
間に設けられたもので、パワースイッチ61と協調動作
をする。ダイオードD1は放電スイッチ63とDC−D
Cコンバータ20の入力端子との間に設けられたもの
で、通電時はバッテリ40への給電を抑止する。これら
のスイッチには、トランジスタやFET等の半導体スイ
ッチを用いるとよい。スイッチ制御回路70は、スイッ
チ回路60の各スイッチを開閉するもので、詳細は図2
に基づいて説明する。
【0010】図2は図1の回路の動作を説明する波形図
で、(A)はメイン電源のオンオフ、(B)は交流電源
の通停電状態、(C)はパワースイッチ61の開閉、
(D)は放電スイッチ63の開閉、(E)は充電スイッ
チ62の開閉、(F)はバッテリ40の充電量、(G)
は動作モードの説明図である。時刻T1までは通電状態
であり、パワースイッチ61はオン、放電スイッチ63
並びに充電スイッチ62はオフになっている。時刻T1
で停電が発生するので、停電を検知したスイッチ制御回
路70はパワースイッチ61をオフし、放電スイッチ6
3をオンし、充電スイッチ62はオフを保持させる。こ
れにより、バッテリ40による負荷回路30に対するバ
ックアップがなされる。時刻T2で復電すると、バッテ
リ40の充電シーケンスが開始される。スイッチ制御回
路70は各スイッチをバックアップ時と同一に保持し
て、バッテリ40の充電量がゼロになるまで放電を継続
させる。ここではダミー負荷に代えて、負荷回路30を
用いている。好ましくは、完全放電を早期に終了させる
ため、負荷回路30での電力消費を大きくするとよい。
時刻T3でバッテリ40の充電量がゼロに成るので、充
電を開始する。そこで、パワースイッチ61をオンし、
放電スイッチ63をオフし、充電スイッチ62をオンす
る。時刻T4でバッテリの充電が完了するので、充電ス
イッチ62をオフする。このようにして、バッテリの充
電が確実に行われる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、考案によればス
イッチ制御回路によりスイッチ回路を制御して、バッテ
リ40を負荷回路30と接続して一旦充電量ゼロにして
から充電しているので、確実な充電ができる。また負荷
回路30を用いているので、ダミー負荷を設ける場合に
比較して製造コストが低下し、設計も容易になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の装置の動作を説明する波形図である。
【図3】従来装置の構成ブロック図である。
【図4】バッテリの充電電流監視回路図である。
【図5】充電電流とバッテリの出力電圧の位相図であ
る。
【符号の説明】
10 ACアダプタ 20 DC−DCコンバータ 30 負荷回路 40 バッテリ 60 スイッチ回路 70 スイッチ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−17531(JP,A) 特開 昭62−193516(JP,A) 特開 平2−193534(JP,A) 実開 昭61−91176(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源より直流電圧を生成するACアダ
    プタと、このACアダプタの出力する直流電圧を入力し
    て安定化された直流電圧を出力するDC−DCコンバー
    タと、このDC−DCコンバータから電力の供給を受け
    る負荷回路と、通電時は充電され停電時は当該負荷回路
    にバックアップ電力を供給するバッテリを有するバッテ
    リの充電回路において、 前記ACアダプタとDC−DCコンバータの間に設けら
    れたパワースイッチと、前記ACアダプタとバッテリの
    間に設けられた充電スイッチと、前記バッテリとDC−
    DCコンバータの間に設けられた放電スイッチとを有
    し、 前記バッテリに充電を行う場合に、パワースイッチと充
    電スイッチをオフすると共に放電スイッチをオンするバ
    ックアップ工程と、通電状態であっても当該バッテリの
    充電量がゼロになるまで放電を継続させる完全放電工程
    と、この完全放電工程で当該バッテリの放電完了後パワ
    ースイッチと充電スイッチをオンすると共に放電スイッ
    チをオフする充電工程と、この充電工程でバッテリの充
    電が終了したのち充電スイッチをオフする充電完了工程
    とを有するスイッチ制御手段を設けたことを特徴とする
    バッテリの充電回路。
JP1992004687U 1992-02-07 1992-02-07 バッテリの充電回路 Expired - Lifetime JP2568701Y2 (ja)

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JPH0567153U JPH0567153U (ja) 1993-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6191176U (ja) * 1984-11-20 1986-06-13
JP2674862B2 (ja) * 1990-05-08 1997-11-12 富士通株式会社 半導体記憶装置のバックアップ電源監視装置

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JPH0567153U (ja) 1993-09-03

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