JP2568362B2 - 衣 服 - Google Patents

衣 服

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JP2568362B2
JP2568362B2 JP4313789A JP31378992A JP2568362B2 JP 2568362 B2 JP2568362 B2 JP 2568362B2 JP 4313789 A JP4313789 A JP 4313789A JP 31378992 A JP31378992 A JP 31378992A JP 2568362 B2 JP2568362 B2 JP 2568362B2
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    • A41B9/00Undergarments
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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    • D04B1/00Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B1/22Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袖を有する衣服に関す
るものであり、特に運動追従性に優れた袖を有する衣服
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、伸縮性編物からなる衣服は、
着脱が容易にでき、身体へのフィット性も比較的優れて
おり、また伸縮性があることから着用中に大きな抵抗感
なく身体を比較的楽に動かしやすいなどの特徴を有する
ので、例えば丸編物からなる肌着などで代表されるよう
に広く普及している。その他、伸縮性編物からなる衣服
としては、例えばランジェリー、レオタード、スポーツ
ウェアー、ブラウス、コート、ブルゾン或いはジャンパ
ーなどにも適用されている。
【0003】図11に、従来の伸縮性編物からなり、袖
を有する衣服の代表例として、長袖クロッチ付き肌着の
一例の正面概略図を示した。図11に示した例では、肌
着は丸編物からなり、胸部、背部、ウエスト部、腹部、
臀部が連続した一体の身頃201と、同じく丸編地から
なる袖200とが、接ぎ部分205で縫製されて接合さ
れており、また、クロッチ部203を有し、クロッチ部
203に取り付けられているグリッパー、ホック、ファ
スナーまたは面状ファスナーなどの適宜の止め具204
によりクロッチ部203が開閉可能にされている。20
2は足口部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例として、図11に示
したような、従来の伸縮性編物からなる衣服は、身頃2
01の胸部、背部、ウエスト部、腹部、臀部や袖200
に使用されている伸縮性編物の編地の編み密度は各部分
ほぼ一定の編み密度の編地が使用されている。即ち特定
の編み密度変化を意図的に採用はしていない。
【0005】ところで、身体の運動は、スポーツのよう
な特別の運動でなくても、通常の日常活動において、低
い位置にある物体をとるために手を下に伸ばして前屈し
たり、前方にある物を取り出すために、手を前方に差し
出したり、上方にある物を取出すために手を上に挙げた
り、後ろや横を見るために首や胴体を回したり、或いは
疲れをとるために、軽く身体を伸ばしながら後ろ側に反
ったり(後方伸身)、そのほか、手が肩や肘の関節位置
において、回されたり、曲げられたりすることはごく普
通の日常活動に於いても頻繁におこなれる身体の運動で
ある。
【0006】この様なごく普通の日常活動に於いても頻
繁におこなれる身体の運動が行われた場合、従来の伸縮
性編物からなる衣服の場合には、袖200が次第に肩の
方向にずり上がったり、従って袖にかなりの多くの皺が
発生したり、肩部分に多くの皺が発生したり、脇部に皺
が発生したり、或いは足口部の裾脇部がずり上りやすい
などの問題がある。また、腹部、臀部クロッチ部分など
のない上半身用の衣服についても足口部の裾脇部のずり
上りを除いてはほぼ同様であり、更にこの上半身用の衣
服の場合にはウエスト部や裾が上方にずれ上ったり、皺
が生じる場合がある。この様な皺の発生はアウターウエ
アーの場合は見苦しいし、インナーウエアーの場合は、
着心地が悪くなり、元に戻したいが上衣を脱がなければ
ならないので人前では簡単に出来にくいし、これらの皺
がアウターウエアーに反映して外観を低下させるなどの
問題点がある。
【0007】従来の衣服でこの様な欠点が発生するの
は、前述したような人体の運動、特に肩から背上部にか
けての動きなどは日常活動で大きいが、これに対応する
ような具体的対応策がとられていないためである。
【0008】本発明は、前述のような従来の衣服の欠点
の改良された、日常活動などにおいて生じる運動に於い
ても皺、ずれなどの発生が少なく、運動追従性の優れた
着心地の良い衣服を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に本発明の衣服は次の構成を有するものである。 (1)袖を有する伸縮性編物からなる衣服であって、ア
ンダーバスト部を相対的に編み密度の高い高密度編みで
構成し、肩部と背上部を相対的に編み密度の低い低密度
編みで構成し、袖先端部を相対的に編み密度が中程度の
中密度編みで構成したことを特徴とする衣服。
【0010】(2)胸部が相対的に編み密度が中程度の
中密度編みで構成され、胸部のうちのバスト部が相対的
に編み密度の低い低密度編みで構成されてなる前記
(1)項に記載の衣服。
【0011】(3)伸縮性編物からなる袖を有する衣服
の袖が長袖の衣服であって、肘関節近傍が相対的に編み
密度の低い低密度編みで構成されてなる前記(1)項ま
たは(2)項に記載の衣服。
【0012】(4)ウエスト部が相対的に編み密度が中
程度の中密度編みで構成されてなる前記(1)〜(3)
項のいずれかに記載の衣服。 (5)袖を有する伸縮性編物からなる衣服が、その胴部
分から一体的に連なって形成された腹部と臀部とを有す
る衣服であって、前記腹部と臀部とが相対的に編み密度
の高い高密度編みで構成されてなる前記(1)〜(4)
項のいずれかに記載の衣服。
【0013】(6)臀部の盛り上がり部近傍が相対的に
編み密度の低い低密度編みで構成されてなる前記(5)
項に記載の衣服。 (7)袖と肩部と背上部とが連続した一体の生地で構成
されている前記(1)〜(6)項のいずれかに記載の衣
服。
【0014】(8)伸縮性編物が丸編物である前記
(1)〜(7)項のいずれかに記載の衣服。 (9)衣服を構成する伸縮性編物が弾力性繊維を含む繊
維からなる伸縮性編物である前記(1)〜(8)項のい
ずれかに記載の衣服。
【0015】
【作用】本発明の衣服は前記(1)項に記載したよう
に、袖を有する伸縮性編物からなる衣服であって、アン
ダーバスト部を相対的に編み密度の高い高密度編みで構
成し、肩部と背上部を相対的に編み密度の低い低密度編
みで構成し、袖先端部を相対的に編み密度が中程度の中
密度編みで構成したので、肩部と背上部が、縦、横方向
だけでなく、斜め方向への動きに対しても比較的弱い緊
迫力で伸縮できる低密度編みで構成され、運動追従性が
良く、肩、背上部が突っ張らず、従って、袖は中密度編
みで構成することによって緊迫力がそれ程大きくなくて
も、適度の緊縮力で固定でき、また、アンダーバスト部
は肋骨などがあるので緊迫力の強い高密度編みで構成し
ても、着用者にとって大きな苦痛とならずに、しっかり
とサポートできて、胸部のずり上がりによる肩、背上部
への皺の発生を抑えることができ、従って、全体として
皺の発生が少なく運動追従性に優れ、着用感が良好な衣
服を提供できる。
【0016】また、前記(2)項に記載したように、胸
部が相対的に編み密度が中程度の中密度編みで構成さ
れ、胸部のうちのバスト部が相対的に編み密度の低い低
密度編みで構成されてなる本発明の好ましい態様とする
ことにより、中密度編みによる適度の緊迫力で胸部の形
を整え、また、バスト部が伸びの良好な低密度編みで構
成されることにより、バストをつぶさずに美しいバスト
ラインを達成することができる。
【0017】また、前記(3)項に記載したように、伸
縮性編物からなる袖を有する衣服の袖が長袖の衣服であ
って、肘関節近傍が相対的に編み密度の低い低密度編み
で構成されてなる本発明の好ましい態様とすることによ
り、肘関節近傍が緊迫力が小さく、弱い力で比較的自由
に伸縮できる低密度編みとしたので、肘関節の屈曲に対
する運動追従性がより良好になり、袖のずり上り、皺の
発生をより少なくすることができ好ましい。
【0018】また、前記(4)項に記載したように、ウ
エスト部が相対的に編み密度が中程度の中密度編みで構
成されてなる本発明の好ましい態様とすることにより、
緊迫力を中程度にすることによって、適度のウエスト部
のサポート力により、心地の良いサポート感を付与で
き、ウエスト部分がたくし上るのを防止し、皺の発生を
少くできる。また、既にアンダーバスト部の緊迫力を強
くして、肩、背上部、腕の運動などで発生するずり上り
は防止されているので、ウエスト部分は緊迫力を中程度
の本来の好ましい緊迫力にすることができ、着用感の低
下が生じない。
【0019】また、前記(5)項に記載したように、袖
を有する伸縮性編物からなる衣服が、その胴部分から一
体的に連なって形成された腹部と臀部とを有する衣服で
あって、前記腹部と臀部とが相対的に編み密度の高い高
密度編みで構成されてなる本発明の好ましい態様とする
ことにより、腹部と臀部の緊迫力を強くすることによっ
て、ずり上りを防止して皺の発生を少くすると共に、足
口部の裾脇のずり上りを防止して着用感の低下を防止で
き、腹部の贅肉の膨出を抑え、また、ヒップアップ機能
が付与できるなど、身体形状を美しい形状に補整する機
能も付与できる。
【0020】また、前記(6)項に記載したように、臀
部の盛り上がり部近傍が相対的に編み密度の低い低密度
編みで構成されてなる本発明の好ましい態様とすること
により、ヒップ頂上部近辺の緊迫力が弱められるので、
2つのヒップ頂上部の丸みが偏平にならず、ヒップ頂上
部近傍に沿った自然な丸みのヒップラインとすることが
でき、好ましい。
【0021】また、前記(7)項に記載したように、袖
と肩部と背上部とが連続した一体の生地で構成されてい
る本発明の好ましい態様とすることにより、肩部と背上
部の低密度編みによる小さい応力で容易に運動方向の伸
縮に追従できる機能が一層良好に発揮でき、皺の発生
や、袖のずり上りをより良好に防止することができ好ま
しい。
【0022】また、前記(8)項に記載したように、伸
縮性編物が丸編物である本発明の好ましい態様とするこ
とにより、縫製部分を少なくでき、かつ、編み密度の調
整は容易に所望の編み密度に調整することが容易であ
り、コストの上昇を抑えることができ好ましい。
【0023】また、前記(9)項に記載したように、衣
服を構成する伸縮性編物が弾力性繊維を含む繊維からな
る伸縮性編物である本発明の好ましい態様とすることに
より、伸縮性が編み組織による伸縮性だけでなく、素材
繊維の伸縮性も加味されるので、より一層前記の適切な
緊迫力が発揮されやすくなり、また着心地も良好な衣服
とすることができ、好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の理解を容易にするために、図
を参照しながら本発明の衣服の一例について具体的にそ
の態様の一部のものについて詳細に説明するが、本発明
は何らこれらのもののみ限定されるものではない。
【0025】図1は本発明の衣服である長袖のクロッチ
付き女性用肌着の一例を示す前側から見た平面概念図で
ある。図2は図1の女性用肌着を後側から見た場合の平
面概念図である。また、図3は図1、2で示した女性用
肌着の縫製前の各構成部分の生地の展開図である。
【0026】この肌着は丸編などの伸縮性編物で作成さ
れている。図1〜3において1は袖であり、この例の場
合には袖の主要部分である袖下腕部3と袖上腕部5は中
密度編みで構成されており、従って緊迫力は中程度に調
整されている。袖下腕部3と袖上腕部5の中間の肘関節
近傍4は低密度編みで構成されており、従って、肘関節
近傍の編地の緊迫力は小さくなっており、弱い力で比較
的自由に伸縮できる状態になっている。肩部2は低密度
編みで構成されており、従って、緊迫力は小さく、弱い
力で比較的自由に伸縮できる状態になっている。背上部
21も肩部と同様である。胸部7は中密度編みで構成さ
れており、従って緊迫力は中程度に調整されているが、
更に、胸部7のうちのバスト部8は低密度編みで構成さ
れており、伸びが良好な低密度編みで構成されることに
より、バストをつぶさずに美しいバストラインを達成す
ることができる。また、特にバスト部8はバストのボリ
ュームを考慮して立体編みとすることが好ましい。
【0027】アンダーバスト部9は緊迫力の強い高密度
編みで構成されており、この部分をしっかりとサポート
して胸部7のずり上がりによる肩部2、背上部21への
皺の発生を抑えている。
【0028】ウエスト部10は中密度編みで構成されて
おり、緊迫力を中程度にすることによって、適度のウエ
スト部10のサポート力により、心地の良いサポート感
を付与でき、ウエスト部分がたくし上るのを防止し、皺
の発生を少くでき、また、既にアンダーバスト部9の緊
迫力を強くして、肩、背上部、腕の運動などで発生する
ずり上りは防止されているので、ウエスト部分は緊迫力
を中程度の本来の好ましい緊迫力にすることができ、あ
まりに強くウエストを締め付け過ぎることがなく、着用
感の低下が生じない構成としている。
【0029】腹部11と臀部22とは高密度編みで構成
されており、腹部11と臀部22の緊迫力を強くするこ
とによって、ずり上りを防止して皺の発生を少くすると
共に、足口部14の脇裾がずり上るのを防止でき、着用
感の低下がなく、また腹部の贅肉の膨出を抑え、或い
は、ヒップアップ機能が付与できるなど、身体形状を美
しい形状に補整する機能も兼ねている。また、臀部22
のうち2つの丸く盛り上がっているヒップ頂上部近傍、
すなわち臀部盛り上がり部近傍23は低密度編みで構成
されており、ヒップ頂上部近辺の緊迫力が弱められるの
で、2つのヒップ頂上部の丸みが偏平にならず、ヒップ
頂上部近傍に沿った自然な丸みのヒップラインとするこ
とができる。
【0030】この腹部11の下方と臀部22の先端から
伸びる部分とで、クロッチ部12が形成される。クロッ
チ部12に取り付けられているグリッパー、ホック、フ
ァスナーまたは面状ファスナーなどの適宜の止め具13
によりクロッチ部12が開閉可能にされている。14は
足を出すための足口部である。
【0031】尚、図1、図2に於いて6は袖1を身頃に
縫製している縫製ラインである。上記で説明したような
構造にすることによって、運動追従性に優れ、日常行動
に於いても皺がよりにくく、ずれ上がりがなく、且つ着
用感の優れた肌着が提供される。
【0032】尚、図3は図1、図2で説明した肌着を製
造するための生地の縫製前の各構成部分の展開図であ
る。図3中(a)が前後身頃用の生地であり、(b)が
左の袖用の生地、(c)が右の袖用の生地である。各生
地はこの例では略4角形の生地を用いて、その中に示さ
れた、実線のラインは、それぞれ身頃と袖のためのカッ
トラインを示している。但し、図3(a)に於いて示し
た前中心32aと32bは、本来この生地が丸編地であ
るので、前中心32aと32bとはカットされておらず
この部分で連続しているものであり、この生地は円筒状
になっている。尚、この展開図に於いて、図1、図2と
同一の部分は同一の符号を付してあるので、重複説明は
省略する。
【0033】このような生地は例えば天竺丸編機などの
市販されている丸編機等のうち、任意の箇所を任意の編
み密度で編むことの出来る編機(例えば編み密度を密度
の小さいものから大きいものまで31段階で調整できる
天竺丸編機など。)を用いて、そのコンピューターの指
令入力装置に、所定の箇所が、所定の編み密度になるよ
うに指令を入力しておいて編むことにより、容易に所定
の箇所が所定の密度に編まれた編物を得ることができる
ので、この様な市販の編み機を用いれば良い。尚、この
種の編み機では、編み密度を小さく編む箇所は、編みの
ループを粗くして編み、編み密度を大きく編む箇所は、
編みのループを小さく密にして編む方式が採用されてい
るものが大部分であるが、必ずしもこのタイプの編み機
に限定されるものではない。このタイプの編み機は、編
み機に入力した指令に基いて、編み機の何番目のニード
ルが、何コース編んだ時にどの程度の密度のループで編
むか、ニードルの動きの大きさがあらかじめ入力した編
み密度パターンにしたがって指令で設定された通りに動
くので、どの様なパターン状にも編み密度を自由に設定
できる。
【0034】図3に於いて、袖を身頃に取り付けるに
は、左袖用の生地(b)のA´−B´のラインを前後身
頃用の生地(a)のA−Bのラインに縫製によって取り
付け、C´−D´のラインをC−Dのラインに縫製によ
って取り付ければ良い。右袖用の生地(c)を前後身頃
用の生地(a)に取り付ける場合も左右が入れ代わるの
みで同様である。また、袖を筒状にするために、図3の
(b)においてさらにA´−GのラインとD´−Hのラ
インが縫製により接合される。右袖用の生地(c)にお
いても同様である。こうすることによって、容易に図
1、図2に示した本発明の肌着を製造できる。
【0035】次に、図4〜6を参照して、本発明の衣服
である別の態様の長袖のクロッチ付き女性用肌着の例に
ついて説明する。図4は本発明の衣服である長袖のクロ
ッチ付き女性用肌着の別の一例を示す前側から見た平面
概念図である。図5は図4の女性用肌着を後側から見た
場合の平面概念図である。また、図6は図4、5で示し
た女性用肌着の縫製前の各構成部分の生地の展開図であ
る。
【0036】この肌着も丸編などの伸縮性編物で作成さ
れている。図4〜6において41は袖であり、この例の
場合には袖の主要部分である袖下腕部43と袖上腕部4
5は中密度編みで構成されており、従って緊迫力は中程
度に調整されている。袖下腕部43と袖上腕部45の中
間の肘関節近傍44は低密度編みで構成されており、従
って、肘関節近傍の編地の緊迫力は小さくなっており、
弱い力で比較的自由に伸縮できる状態になっている。こ
の例では肩部と背上部42は袖の生地と一体の連続した
生地で構成されており、この部分は低密度編みで構成さ
れている。従って、緊迫力は小さく、弱い力で比較的自
由に伸縮できる状態になっている。肩部と背中上部42
は一体の連続した生地で構成されているので、この部分
の伸縮性は、前記図1〜3に示した衣服に比べて応力に
応じてより容易に伸縮できる点が特色の1つである。
【0037】胸部47は中密度編みで構成されており、
従って緊迫力は中程度に調整されているが、更に、胸部
47のうちのバスト部48は低密度編みで構成されてお
り、伸びが良好な低密度編みで構成されることにより、
バストをつぶさずに美しいバストラインを達成すること
ができる。また、特にバスト部48はバストのボリュー
ムを考慮して立体編みとすることが好ましい。
【0038】アンダーバスト部49は緊迫力の強い高密
度編みで構成されており、この部分をしっかりとサポー
トして胸部47のずり上がりによる肩部と背上部42の
皺の発生を抑えている。
【0039】ウエスト部50は中密度編みで構成されて
おり、緊迫力を中程度にすることによって、適度のウエ
スト部50のサポート力により、心地の良いサポート感
を付与でき、ウエスト部分がたくし上るのを防止し、皺
の発生を少くでき、また、既にアンダーバスト部49の
緊迫力を強くして、肩、背上部、腕の運動などで発生す
るずり上りは防止されているので、ウエスト部分は緊迫
力を中程度の本来の好ましい緊迫力にすることができ、
あまりに強くウエストを締め付けることがなく、着用感
の低下が生じない構成としている。
【0040】腹部51と臀部55とは高密度編みで構成
されており、腹部51と臀部55の緊迫力を強くするこ
とによって、ずり上りを防止して皺の発生を少くすると
共に、足口部55の裾脇部のずり上りによる着用感の低
下を防止し、また、腹部の贅肉の膨出を抑え、また、ヒ
ップアップ機能が付与できるなど、身体形状を美しい形
状に補整する機能も兼ねている。また、臀部55のうち
2つの丸く盛り上がっているヒップ頂上部近傍、すなわ
ち臀部盛り上がり部近傍56は低密度編みで構成されて
おり、ヒップ頂上部近辺の緊迫力が弱められるので、2
つのヒップ頂上部の丸みが偏平にならず、ヒップ頂上部
近傍に沿った自然な丸みのヒップラインとすることがで
きる。
【0041】この腹部51の下方と臀部55の下方先端
から伸びる部分でクロッチ部52が形成され、クロッチ
部52に取り付けられているグリッパー、ホック、ファ
スナーまたは面状ファスナーなどの適宜の止め具53に
よりクロッチ部52が開閉可能にされている。54は足
を出すための足口部である。
【0042】尚、図4、図5に於いて46、59は袖4
1を身頃に縫製している縫製ラインである。また、図5
に於いて57は左右の肩および背上部42を後中心で相
互に縫製している縫製ラインである。
【0043】上記で説明したような構造にすることによ
って、運動追従性に優れ、日常行動に於いても皺がより
にくく、ずれ上りがなく、且つ着用感の優れた肌着が提
供される。
【0044】尚、図6は図4、図5で説明した肌着を製
造するための生地の縫製前の各構成部分の展開図であ
る。この場合は図3と異なり、既に所定の形にカットさ
れた後の状態で示している。
【0045】図6中(a)が前後身頃用の生地であり、
(b)が左の袖用の生地、(c)が右の袖用の生地であ
る。但し、図6(a)に於いて示した前中心62aと6
2bは、本来この生地が丸編地であるので、前中心62
aと62bとはカットされておらずこの部分で連続して
いるものであり、この生地は円筒状になっている。つま
り図6の(a)のW−XラインとW´−X´ラインと
は、連続して連なって一体となっている。
【0046】この展開図に於いて、図4、図5と同一の
部分は同一の符号を付してあるので、重複説明は省略す
る。このような編み密度が各部分に於いて所定の編み密
度に調整された生地は、前述したような、丸編機等で容
易に製造することができる。
【0047】図6に於いて、袖を身頃に取り付けるに
は、左袖用の生地(b)のP−Qのラインを身頃用の生
地(a)のP´−O−Q´のラインに縫製によって取り
付け、S−RのラインをS´−P´のラインに縫製によ
って取り付ければ良い。右袖用の生地(c)を前後身頃
用の生地(a)に取り付ける場合も左右が入れ代わるの
みで同様である。そして後中心に於いて図6の(b)の
T−Sのラインと図6の(c)のU−Vのラインとが縫
製される。これが図5の縫製ライン57で示されている
部分に相当する。また、袖を筒状にするためにさらに図
6の(b)のP−IのラインとR−Jのラインとが縫製
により接合される。尚、右袖についても同様である。こ
うすることによって、容易に図4、図5に示した本発明
の肌着を製造できる。
【0048】図7は本発明の衣服である長袖で身頃丈の
短いタイプの女性用肌着の一例を示す前側から見た平面
概念図である。この肌着も丸編などの伸縮性編物で作成
されている。
【0049】図7において71は袖であり、この例の場
合には袖の主要部分である袖下腕部73と袖上腕部75
は中密度編みで構成されており、従って緊迫力は中程度
に調整されている。袖下腕部73と袖上腕部75の中間
の肘関節近傍74は低密度編みで構成されており、従っ
て、肘関節近傍の編地の緊迫力は小さくなっており、弱
い力で比較的自由に伸縮できる状態になっている。肩部
72は低密度編みで構成されており、従って、緊迫力は
小さく、弱い力で比較的自由に伸縮できる状態になって
いる。背上部は図示していないが図2の背上部21と同
様である。胸部77は中密度編みで構成されており、従
って緊迫力は中程度に調整されているが、更に、胸部7
7のうちのバスト部78は低密度編みで構成されてお
り、伸びが良好な低密度編みで構成されることにより、
バストをつぶさずに美しいバストラインを達成すること
ができる。また、特にバスト部78はバストのボリュー
ムを考慮して立体編みとすることが好ましい。
【0050】アンダーバスト部79は緊迫力の強い高密
度編みで構成されており、この部分をしっかりとサポー
トして胸部77のずり上がりによる肩部72、背上部
(図示せず)への皺の発生を抑えている。
【0051】ウエスト部80は中密度編みで構成されて
いる。尚、図7に於いて76は袖71を身頃に縫製して
いる縫製ラインである。図8は図7で示した身頃丈の短
いタイプの女性用肌着と同様であるが、本発明の衣服の
一例である袖が半袖タイプの女性用肌着の前側から見た
平面概念図である。この肌着も丸編などの伸縮性編物で
作成されている。
【0052】図8において81は袖であり、この例の場
合には袖上腕部85は中密度編みで構成されており、従
って緊迫力は中程度に調整されている。肩部82は低密
度編みで構成されており、従って、緊迫力は小さく、弱
い力で比較的自由に伸縮できる状態になっている。背上
部は図示していないが図2の背上部21と同様である。
胸部87は中密度編みで構成されており、従って緊迫力
は中程度に調整されているが、更に、胸部87のうちの
バスト部88は低密度編みで構成されており、伸びが良
好な低密度編みで構成されることにより、バストをつぶ
さずに美しいバストラインを達成することができる。ま
た、特にバスト部88はバストのボリュームを考慮して
立体編みとすることが好ましい。
【0053】アンダーバスト部89は緊迫力の強い高密
度編みで構成されており、この部分をしっかりとサポー
トして胸部87のずり上がりによる肩部82、背上部
(図示せず)への皺の発生を抑えている。
【0054】ウエスト部90は中密度編みで構成されて
いる。尚、図8に於いて86は袖81を身頃に縫製して
いる縫製ラインである。図9は本発明の衣服である長袖
で身頃丈が通常の長さのタイプの女性用肌着の一例を示
す前側から見た平面概念図である。この肌着も丸編など
の伸縮性編物で作成されている。
【0055】図9において91は袖であり、この例の場
合には袖の主要部分である袖下腕部93と袖上腕部95
は中密度編みで構成されており、従って緊迫力は中程度
に調整されている。袖下腕部93と袖上腕部95の中間
の肘関節近傍94は低密度編みで構成されており、従っ
て、肘関節近傍の編地の緊迫力は小さくなっており、弱
い力で比較的自由に伸縮できる状態になっている。肩部
92は低密度編みで構成されており、従って、緊迫力は
小さく、弱い力で比較的自由に伸縮できる状態になって
いる。背上部は図示していないが図2の背上部21と同
様である。胸部97は中密度編みで構成されており、従
って緊迫力は中程度に調整されているが、更に、胸部9
7のうちのバスト部98は低密度編みで構成されてお
り、伸びが良好な低密度編みで構成されることにより、
バストをつぶさずに美しいバストラインを達成すること
ができる。また、特にバスト部98はバストのボリュー
ムを考慮して立体編みとすることが好ましい。
【0056】アンダーバスト部99は緊迫力の強い高密
度編みで構成されており、この部分をしっかりとサポー
トして胸部97のずり上がりによる肩部92、背上部
(図示せず)への皺の発生を抑えている。
【0057】ウエスト部100は中密度編みで構成され
ている。さらに腹部ないしその裏側の臀部にかかる部分
101は高密度編みで構成されており、この部分のずり
上がりによる皺の発生を防止している。
【0058】尚、図9に於いて96は袖91を身頃に縫
製している縫製ラインである。図10は図9で示した身
頃丈が通常の長さのタイプの女性用肌着と同様である
が、本発明の衣服の一例の袖が半袖タイプである女性用
肌着の前側から見た平面概念図である。この肌着も丸編
などの伸縮性編物で作成されている。
【0059】図10において121は袖であり、この例
の場合には袖上腕部103は中密度編みで構成されてお
り、従って緊迫力は中程度に調整されている。肩部10
2は低密度編みで構成されており、従って、緊迫力は小
さく、弱い力で比較的自由に伸縮できる状態になってい
る。背上部は図示していないが図2の背上部21と同様
である。胸部107は中密度編みで構成されており、従
って緊迫力は中程度に調整されているが、更に、胸部1
07のうちのバスト部108は低密度編みで構成されて
おり、伸びが良好な低密度編みで構成されることによ
り、バストをつぶさずに美しいバストラインを達成する
ことができる。また、特にバスト部108はバストのボ
リュームを考慮して立体編みとすることが好ましい。
【0060】アンダーバスト部109は緊迫力の強い高
密度編みで構成されており、この部分をしっかりとサポ
ートして胸部107のずり上がりによる肩部102、背
上部(図示せず)への皺の発生を抑えている。
【0061】ウエスト部110は中密度編みで構成され
ている。さらに腹部ないしその裏側の臀部にかかる部分
111は高密度編みで構成されており、この部分のずり
上がりによる皺の発生を防止している。
【0062】尚、図10に於いて106は袖121を身
頃に縫製している縫製ラインである。 また、図7〜図
10に示したようなクロッチの付かないタイプの長袖、
半袖タイプの衣服のような態様が、図4〜図6に示され
て態様のタイプの衣服にも同様に適用可能であることは
もち論である。
【0063】以上の例では女性用の肌着の少数の例につ
いて具体的に説明したが、本発明の衣服としては、これ
らの例に限られるものでなく、例えば、その他のランジ
ェリー、レオタード、スポーツウェアー、ブラウス、コ
ート、ブルゾン或いはジャンパーなど袖を有する伸縮性
編物からなる各種の衣服に適用できる。
【0064】伸縮性編物を構成する繊維としては、特に
限定は無く、従来より伸縮性編物に用いられている各種
の合成繊維、人造繊維、天然繊維が用いられる。例え
ば、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリオレ
フィン系繊維、アクリル系繊維、ビニロン繊維、ポリウ
レタン系弾性繊維、レーヨン、アセテート繊維、獣毛繊
維、絹、木綿その他各種の合成繊維、人造繊維、天然繊
維など、またはこれらを併用して用いることができる。
特にポリウレタン弾性繊維等の弾力性繊維と通常の合成
繊維、人造繊維または天然繊維とを併用することが好ま
しく、編地や衣服の種類によって、繊維の種類を適宜選
定すればよい。
【0065】特に限定するものではないが、単糸換算の
綿番手で100〜20番手の通常の合成繊維、人造繊
維、天然繊維とポリウレタン弾性繊維に代表される10
〜100dの弾性繊維糸との引き揃えが好ましい。特に
ポリウレタン弾性繊維は、ポリウレタン弾性繊維を芯糸
とし、これを他の繊維、例えば綿糸で覆ったカバリング
ヤーンが好ましく用いられる。
【0066】伸縮性編物の編み組織としても特に本発明
の目的を阻害しないものであれば何でもよい。例えば、
パワーネット、天竺、フライス、トリコットまたはトリ
コネットなどの伸縮性編物等が例示されるがこれらに限
定されるものではない。このうち特に丸編みタイプの伸
縮性編物が好ましい。
【0067】編み密度については、特に限定するもので
はないが、ウェルで1インチ当たりの糸の本数で説明す
ると、高密度編みは49〜52本/インチ、中密度編み
は47〜50本/インチ、低密度編みは44〜48本/
インチ程度の設計にするのが一例として挙げられる。但
し、仮にこのように設計してもそれぞれの編み密度が変
化する境目、例えば高密度編みから中密度編みに切り替
えられる部分の近辺は、双方の密度に影響されて、やや
上記の密度の範囲の通りにならない場合があるが、何等
さしつかえない。
【0068】実施例1 市販の天竺丸編機の指令入力装置に、図3で示したよう
な編み密度のパターンになるように指令を入力し、40
dのナイロン繊維糸とポリウレタン弾性繊維糸を芯糸と
する綿糸とのコアスパンヤーン(CSY)30d/60
dとを引き揃えて前記天竺丸編機で図3の(a)、
(b)、(c)で示した編物を作成し、それぞれ身頃と
右袖、左袖のパターンにカットし、前記図3で説明した
所定の部分を縫製して図1、図2に示したような女性用
肌着を作成した。サイズはMサイズの平均サイズにし
た。
【0069】尚、編み密度については、設計値のウェル
で高密度編み部分は52本/インチ、中密度編み部分は
49本/インチ、低密度編み部分は47/インチとし
た。得られた、衣服をバストサイズ82cm、ヒップサ
イズ91cmのMサイズの身体寸法を有する女性モニタ
ーに着用してもらい、直立状態から、両手が地面に着く
まで前屈運動をさせ、次いで後方に反り返る後方伸身運
動をさせ、更に、直立状態から両手を上に真っ直ぐ伸ば
し背伸びをする運動を合計5回繰り返させた。その後こ
の肌着の皺や袖のずり上がり状況を観察したが、新たな
皺の発生はほとんど認められず、袖のずり上がりも1c
m程度でごく僅かであった。また、裾脇のズレは全く観
察されなかった。着用者の着用感も特に着心地の悪い点
はなく良好であった。
【0070】同様の繊維を用いて作成した図11に示し
たような従来のMサイズの肌着をこの女性に着用させ、
同様の運動をさせた後、皺の発生などを同様に観察した
ところ、袖口は10cmほどずり上がってしまい、袖、
肩、背上部に大きな皺が多数発生していることが観察さ
れ、また、足口部の裾脇のズレは、2cmほど上にズレ
て着用感が大幅に低下した。
【0071】また、参考までに、身体にかかるパワーの
目安としてどの程度の圧力がそれぞれの部分で掛かるの
か、上記で作成した本発明の衣服と従来の衣服について
測定した。
【0072】パワーの測定は、Mサイズのダミーに上記
それぞれの衣服を着せて、歪ゲージ式圧力センサー(株
式会社共和電業製歪ゲージ式圧力センサーPS−2K)
を圧力を測定する部位のダミーと衣服の間にはさみ、前
記歪ゲージ式圧力センサーからの出力を動歪測定装置
(株式会社共和電業製動歪測定装置BPM−611A)
で測定した。それぞれ各部位につき3回づつ測定し、そ
の平均値を求めた。
【0073】各圧力の測定結果は、本発明の衣服の場
合、トップバスト部が74.7g/cm2 、アンダーバ
スト部が19.7g/cm2 、ウェスト部が9.3g/
cm2、腹部が55.7g/cm2 、肩峰部(肩の上側
部分)が13.3g/cm2 、臀部盛り上がり近傍が6
2.7g/cm2 であった。また、前記従来例の衣服の
場合、トップバスト部が454.0g/cm2 、アンダ
ーバスト部が8.3g/cm2 、ウェスト部が20.7
g/cm2 、腹部が82.7g/cm2 、肩峰部(肩の
上側部分)が38.7g/cm2 、臀部盛り上がり近傍
が160.7g/cm2 であった。
【0074】この数値の比較からも明らかなように、本
発明の衣服の場合には、アンダーバスト部の圧力が、従
来例の衣服のアンダーバスト部の圧力に比べて高くなっ
ており、この部分でしっかりと衣服が身体に密着、保持
されて、運動によるずれが生じにくいことが分かる。ま
た、本発明の衣服の場合には、肩の部分の圧力が従来例
の衣服の肩の部分の圧力比べて小さくなっており、肩の
部分のパワーが小さいので、運動追従性が良いことが分
かる。さらに本発明の衣服の場合には、トップバスト部
の圧力が、従来例の衣服のトップバスト部の圧力に比べ
てかなり小さくなっており、バストの膨らみがつぶされ
ずに形良く保持できることが分かる。また、本発明の衣
服の場合には、臀部盛り上がり近傍の圧力が従来例の衣
服の臀部盛り上がり近傍の圧力比べてかなり小さくなっ
ており、この部分の生地が伸びやすく、従って、臀部の
2つの盛り上がりがきれいに再現でき自然な形を保つこ
とができることが分かる。
【0075】
【発明の効果】本発明は日常の人体の活動に於いて、
肩、背上部が突っ張らず、着用中のズレが少なく、ま
た、人体の動きによって生じる皺の発生が少なく、運動
追従性に優れ、着用感が良好な衣服を提供できる。
【0076】また、本発明の衣服に於いて、胸部の編み
密度が中密度編みで構成され、胸部のうちのバスト部の
編み密度が低密度編みで構成されてなる好ましい態様と
することにより、中密度編みによる適度の緊迫力で胸部
の形を整え、また、バストをつぶさずに美しいバストラ
インを達成することができる衣服を提供できる。
【0077】また、本発明の衣服に於いて、伸縮性編物
からなる袖を有する衣服の袖が長袖の衣服であって、肘
関節近傍が低密度編みで構成されてなる好ましい態様と
することにより、肘関節の屈曲に対する運動追従性がよ
り良好になり、袖のずり上り、皺の発生をより少なくす
ることができる衣服を提供できる。
【0078】また、本発明の衣服に於いて、ウエスト部
が中密度編みで構成されてなる好ましい態様とすること
により、適度のウエスト部のサポート力により、心地の
良いサポート感を付与でき、ウエスト部分がたくし上る
のを防止し、皺の発生を少くでき、また、ウエスト部の
強い締め付けがなく着用感の良好な衣服を提供できる。
【0079】また、本発明の衣服に於いて、袖を有する
伸縮性編物からなる衣服が、その胴部分から一体的に連
なって形成された腹部と臀部とを有する衣服であって、
前記腹部と臀部とが相対的に編み密度の高い高密度編み
で構成されてなる好ましい態様とすることにより、足口
部の裾脇のずり上りを防止して着用感の低下を防止で
き、腹部の贅肉の膨出を抑え、身体形状を美しい形状に
補整する機能を有する衣服が提供できる。
【0080】また、本発明の衣服に於いて、臀部の盛り
上がり部近傍が相対的に編み密度の低い低密度編みで構
成されてなる好ましい態様とすることにより、2つのヒ
ップ頂上部の丸みが偏平にならず、ヒップ頂上部近傍に
沿った自然な丸みのヒップラインとすることができる衣
服が提供できる。
【0081】また、本発明の衣服に於いて、袖と肩部と
背上部とが連続した一体の生地で構成されている好まし
い態様とすることにより、肩部と背上部の低密度編みに
よる小さい応力で容易に運動方向の伸縮に追従できる機
能が一層良好に発揮でき、皺の発生や、袖のずり上りを
より良好に防止することができる衣服が提供できる。
【0082】また、本発明の衣服に於いて、伸縮性編物
が丸編物である好ましい態様とすることにより、縫製部
分を少なくでき、かつ、編み密度の調整は容易に所望の
編み密度に調整することが容易であり、コストの上昇を
抑えることができる。
【0083】また、本発明の衣服に於いて、衣服を構成
する伸縮性編物が弾力性繊維を含む繊維からなる伸縮性
編物である好ましい態様とすることにより、より一層適
切な緊迫力が発揮されやすくなり、また着心地も良好な
衣服を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣服の一例の長袖のクロッチ付き女性
用肌着の前側から見た平面概念図である。
【図2】図1の女性用肌着を後側から見た場合の平面概
念図である。
【図3】図1、2で示した女性用肌着の縫製前の各構成
部分の生地の展開図である。
【図4】本発明の衣服の別の一例の長袖のクロッチ付き
女性用肌着の前側から見た平面概念図である。
【図5】図4の女性用肌着を後側から見た場合の平面概
念図である。
【図6】図4、5で示した女性用肌着の縫製前の各構成
部分の生地の展開図である。
【図7】本発明の衣服の一例である長袖で身頃丈の短い
タイプの女性用肌着の前側から見た平面概念図である。
【図8】本発明の衣服の一例である半袖で身頃丈の短い
タイプの女性用肌着の前側から見た平面概念図である。
【図9】本発明の衣服の一例である長袖で身頃丈が通常
の長さのタイプの女性用肌着の前側から見た平面概念図
である。
【図10】本発明の衣服の一例である半袖で身頃丈が通
常の長さのタイプの女性用肌着の前側から見た平面概念
図である。
【図11】従来の長袖のクロッチ付き女性用肌着の前側
から見た平面概念図である。
【符号の説明】
1 袖 2 肩部 3 袖下腕部 4 肘関節近傍 5 袖上腕部 6 縫製ライン 7 胸部 8 バスト部 9 アンダーバスト部 10 ウエスト部 11 腹部 12 クロッチ部 13 止め具 14 足口部 21 背上部 22 臀部 23 臀部盛り上がり部近傍 31 後中心 32a、32b 前中心 41 袖 42 肩部と背上部 43 袖下腕部 44 肘関節近傍 45 袖上腕部 46 縫製ライン 47 胸部 48 バスト部 49 アンダーバスト部 50 ウエスト部 51 腹部 52 クロッチ部 53 止め具 55 臀部 56 臀部盛り上がり部近傍 57 縫製ライン 59 縫製ライン 62a、62b 前中心 71 袖 72 肩部 73 袖下腕部 74 肘関節近傍 75 袖上腕部 76 縫製ライン 77 胸部 78 バスト部 79 アンダーバスト部 80 ウエスト部 81 袖 82 肩部 85 袖上腕部 86 縫製ライン 87 胸部 88 バスト部 89 アンダーバスト部 90 ウエスト部 91 袖 92 肩部 93 袖下腕部 94 肘関節近傍 95 袖上腕部 96 縫製ライン 97 胸部 98 バスト部 99 アンダーバスト部 100 ウエスト部 101 腹部にかかる部分 102 肩部 103 袖上腕部 106 縫製ライン 107 胸部 108 バスト部 109 アンダーバスト部 110 ウエスト部 111 腹部にかかる部分 121 袖 200 袖 201 身頃 202 足口部 203 クロッチ部 204 止め具 205 接ぎ部分

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袖を有する伸縮性編物からなる衣服であ
    って、アンダーバスト部を相対的に編み密度の高い高密
    度編みで構成し、肩部と背上部を相対的に編み密度の低
    い低密度編みで構成し、袖先端部を相対的に編み密度が
    中程度の中密度編みで構成したことを特徴とする衣服。
  2. 【請求項2】 胸部が相対的に編み密度が中程度の中密
    度編みで構成され、胸部のうちのバスト部が相対的に編
    み密度の低い低密度編みで構成されてなる請求項1に記
    載の衣服。
  3. 【請求項3】 伸縮性編物からなる袖を有する衣服の袖
    が長袖の衣服であって、肘関節近傍が相対的に編み密度
    の低い低密度編みで構成されてなる請求項1または2に
    記載の衣服。
  4. 【請求項4】 ウエスト部が相対的に編み密度が中程度
    の中密度編みで構成されてなる請求項1〜3のいずれか
    に記載の衣服。
  5. 【請求項5】 袖を有する伸縮性編物からなる衣服が、
    その胴部分から一体的に連なって形成された腹部と臀部
    とを有する衣服であって、前記腹部と臀部とが相対的に
    編み密度の高い高密度編みで構成されてなる請求項1〜
    4のいずれかに記載の衣服。
  6. 【請求項6】 臀部の盛り上がり部近傍が相対的に編み
    密度の低い低密度編みで構成されてなる請求項5に記載
    の衣服。
  7. 【請求項7】 袖と肩部と背上部とが連続した一体の生
    地で構成されている請求項1〜6のいずれかに記載の衣
    服。
  8. 【請求項8】 伸縮性編物が丸編物である請求項1〜7
    のいずれかに記載の衣服。
  9. 【請求項9】 衣服を構成する伸縮性編物が弾力性繊維
    を含む繊維からなる伸縮性編物である請求項1〜8のい
    ずれかに記載の衣服。
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