JP2566775Y2 - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JP2566775Y2
JP2566775Y2 JP2357292U JP2357292U JP2566775Y2 JP 2566775 Y2 JP2566775 Y2 JP 2566775Y2 JP 2357292 U JP2357292 U JP 2357292U JP 2357292 U JP2357292 U JP 2357292U JP 2566775 Y2 JP2566775 Y2 JP 2566775Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用小物や衣類等を
収納して保管するのに好適な収納容器に関し、特に収納
容器を押し入れ等に積み重ねて保管した場合に、その積
み重ね状態のままで下段側の収納容器の収納物の出し入
れを行えるようにした収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の収納容器としては、例えば図8の
(A),(B)に示したものが提案されている(実開平
3−23037号公報参照)。すなわち、各収納容器5
1A,51Bは、容器本体52とこの容器本体52の上
部開口部にかぶせられる蓋体53とから構成され、蓋体
53は二分された開閉蓋53a,53b同士を薄肉の連
結部54で相互に連結することにより、各開閉蓋53
a,53bを連結部54を支点としてそれぞれ独立して
開閉できるようにしたものである。
【0003】そして、図8の(B)に示すように各収納
容器51A,51Bを積み重ねた状態においては、下段
側の収納容器51Aをその半分程度まで手前に引き出す
か、もしくは上段側の収納容器51Bをその半分程度ま
で後方に押し出して移動させることにより、上段側の収
納容器51Bを一旦降ろすことなしに下段側の収納容器
51Aの蓋体53について一方の開閉蓋53bを開閉し
て必要な物の出し入れを行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の収納容器にあっては、積み重ね状態において
その下段側の収納容器51Aの開閉蓋53aもしくは5
3bを開閉する際には、下段側の収納容器51A上で上
段側の収納容器51Bを単に滑らせながら移動させるだ
けであるため、上段側の収納容器51Aに収納された収
納物の重量によってはその上段側の収納容器51Aを移
動させる際の摺動抵抗が大きくなりすぎ、上段側の収納
容器51Aをスムーズに移動させることができないこと
がある。
【0005】そこで、収納容器の移動性を良くするため
に、収納容器51A,51Bの容器本体52の底部にキ
ャスター(車輪)を設けたものが一部で提案されている
が、キャスターを設けることによって個々の収納容器単
独での使用に際してその移動は楽になるものの、上記の
ように収納容器を積み重ねた場合には、その上段側の収
納容器の安定性に欠けるばかりでなく、下段側の収納容
器の開閉蓋を開閉するべくその下段側の収納容器上で上
段側の収納容器をスライドさせた場合には、逆に勢いが
良すぎて上段側の収納容器が下段側の収納容器から落下
してしまったり、あるいは落下しないまでも上段側の収
納容器のキャスターが下段側の収納容器から外れて上段
側の収納容器が傾いてしまうおそれがあった。
【0006】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、車輪を設けたことによる収納容器
の移動容易性と、積み重ね状態のまま下段側の収納容器
の開閉蓋を開閉できる利便性とを確保しつつ、下段側の
収納容器の開閉蓋を開閉する際に上段側の収納容器が落
下したりあるいは傾くのを防止した収納容器の構造を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の考案にあっては、底部の前後および中央部
に車輪を有する容器本体の上部開口部に蓋体をかぶせた
状態で積み重ね可能な収納容器にして、前記蓋体は互い
にヒンジ結合された二つの開閉蓋に分割されていて各開
閉蓋が独立して開閉可能に構成されるともに、積み重ね
状態にある上段側の収納容器と下段側の収納容器とを相
対的にスライドさせることによってその下段側の収納容
器の蓋体のうちいずれか一方の開閉蓋を開閉可能に構成
した収納容器において、前記容器本体の底部にはストッ
パー部を形成するとともに、前記蓋体には、積み重ね状
態にある下段側の収納容器の一方の開閉蓋を開閉するに
際しその開閉蓋の開閉可能位置まで上下段の収納容器を
相対的にスライドさせた時に前記ストッパー部に当接し
て前記上下段の収納容器の相対スライド量を規制するス
トッパー当接部を形成している。
【0008】また、請求項2の考案では、請求項1の構
成に加えて、前記ストッパー部が、容器本体の底部に井
桁状に形成された補強用のリブを兼ねており、請求項3
の考案では、請求項1の構成に加えて、前記ストッパー
当接部が、蓋体に形成された補強用のエンボス部を兼ね
ている。
【0009】さらに、請求項4の考案では、請求項1の
構成に加えて、前記蓋体に、積み重ね状態にある上下段
の収納容器を相対的にスライドさせる際にその上段側の
収納容器の車輪を案内する案内溝を形成しており、請求
項5の考案では、請求項4の構成に加えて、前記蓋体の
案内溝の底面に、積み重ね状態にある上下段の収納容器
を相対的にスライドさせる前およびスライドさせた後に
上段側の収納容器の車輪を受容して上段側の収納容器を
位置決めする受容凹部を形成している。
【0010】
【作用】前記構成において、積み重ね状態にある収納容
器のうち上段側の収納容器を下段側の収納容器上でスラ
イドさせた場合、仮に上段側の収納容器の後部の車輪が
下段側の収納容器から外れたとしても前部および中央部
の車輪が下段側の収納容器上にあるかぎり、その上段側
の収納容器が落下したり傾くことがなく上段側の収納容
器の水平姿勢を維持できる。そして、下段側の収納容器
の蓋体のうちいずれか一方の開閉蓋を開閉可能な位置ま
で上段側の収納容器をスライドさせた時に、ストッパー
部がストッパー当接部に当接することによってそれ以上
の上段側の収納容器のスライド移動が阻止される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面にした
がって詳細に説明する。すなわち、図1,2,3に示す
ように、収納容器1A,1Bは、フランジ部Fが形成さ
れた上面が開口して全体としてなめらかな逆四角錐台形
状をなす容器本体2と、この容器本体2の上部開口部に
かぶせられる蓋体3とから構成され、容器本体2および
蓋体3はいずれも透明なポリプロピレン等の樹脂材料で
形成されている。
【0012】前記容器本体2の底部には、その長手方向
の前後部および中央部の両側にそれぞれ車輪4A,4
B,4Cが装着されているとともに、容器本体2の底面
自体は、図4に示すようにその縦方向および横方向に互
いに交差するように井桁状もしくは網目状に形成された
多数のリブ5,6によって補強されている。そして、前
側と中央部の車輪4A,4BのスパンS1と、中央部と
後側の車輪4B,4CのスパンS2は互いに等しいもの
となっている。
【0013】一方、前記蓋体3は、図1,2に示すよう
に、その長手方向で二分された大小二つの開閉蓋3a,
3bによって構成され、開閉蓋3a,3b同士は図5に
も示すようにヒンジ部7により互いに回動可能にヒンジ
結合されていて、前記蓋体3を容器本体2にかぶせた場
合には、各開閉蓋3a,3bはそれぞれ独立して開閉で
きるようになっている。また、前記蓋体3の長手方向両
端部には把手部を兼ねたロックレバー8,9が回動可能
に装着されており、したがって、周知のように蓋体3を
容器本体2にかぶせた上で前記ロックレバー8を容器本
体2のフランジ部Fに係合させることで蓋体3が容器本
体2にロックされるようになっている。
【0014】前記蓋体3を構成している大小二つの開閉
蓋3a,3bは、図1,2に示すように各開閉蓋3aも
しくは3bを取り囲むようにその周縁部に形成されたエ
ンボス部10および11,12、ならびにそのエンボス
部10,11,12の内側に長手方向に沿って形成され
た複数のエンボス部13および14によって補強されて
いるとともに、それら開閉蓋3a,3bのうち収納容器
1A,1Bを積み重ねた場合に車輪4A,4B,4Cの
走行軌跡と一致する部分には案内溝15が形成され、さ
らにその案内溝15のうち各車輪4A,4B,4Cの位
置と一致する部分には半円状の受容凹部16A,16
B,16Cが形成されている。そして、前記蓋体3をか
ぶせた収納容器1A,1B同士を積み重ねた場合には、
前記受容凹部16A,16B,16Cに各車輪4A,4
B,4Cが落ち込んで下段側の収納容器1Aに対して上
段側の収納容器1Bが位置決めされるようになってい
る。
【0015】また、図2に示すように、前記一方の開閉
蓋3aのうちリブ11とリブ12とのなすコーナー部に
はそれらのコーナー部の一部を切り欠くようにして外側
に開口する溝部17が形成されていて、この溝部17は
前記案内溝15と連続して案内溝15の一部を形成して
いる。したがって、後述するように二段重ね状態にある
二つの収納容器1A,1Bを長手方向に相対的にスライ
ドさせた場合に、前記受容凹部16Cから脱した後部の
車輪4Cが溝部17を通ってそのまま後方にスムーズに
通過できるようになっている。
【0016】前記開閉蓋3a,3bに形成されたエンボ
ス部10,11,12および13,14のうち各開閉蓋
3a,3bの周縁部のエンボス部10,11,12は、
他のエンボス部13,14よりも一段高く形成されてい
て、図1に示すように収納容器1A,1B同士を重ね合
わせた場合にその上段側の収納容器1Bの前後および左
右方向の動きを規制する役目をしており、上段側の収納
容器1Bの底部の最外側面が下段側収納容器1Aにおけ
る蓋体3のリブ10,11,12の内側に入り込むよう
になっている。すなわち、収納容器1A,1B同士を重
ね合わせて上段側収納容器1Bの車輪4A,4B,4C
を下段側収納容器1Aの蓋体3の受容凹部16A,16
B,16Cに係合させた場合には、上段側収納容器1B
の底部最下面が下段側収納容器1Aのリブ10,11,
12の上面よりも低くなり、他方、各車輪4A,4B,
4Cが受容凹部16A,16B,16Cでなく案内溝1
5上に位置している時には前記上段側収納容器1Bの底
部最下面が下段側収納容器1Aのリブ10,11,12
の上面よりも高くなるように各リブ10,11,12の
高さならびに受容凹部16A,16B,16Cの深さが
それぞれ設定されている。
【0017】さらに、図3に示すように、前記蓋体3を
構成している一方の開閉蓋3aに形成されたエンボス部
11の側面部はストッパー当接部18を兼ねており、後
述するように二段重ね状態にある上段側の収納容器1B
を下段側の収納容器1Aの蓋体3上でスライドさせた場
合に、後述する上段側の収納容器1Bのストッパー部1
9が前記ストッパー当接部18に当接することになる。
【0018】一方、図1,3,4に示すように、前記容
器本体2の底部に形成された縦方向および横方向の複数
のリブ5,6のうち中央部の車輪4Bの直後に位置する
リブ6は、二段重ね状態にある上段側の収納容器1Bを
下段側の収納容器1A上でスライドさせた場合にその上
段側の収納容器1Bのスライド移動量を規制するストッ
パー部19を兼ねており、図6,7に示すように上段側
の収納容器1Bのストッパー部19が下段側の収納容器
1Aのストッパー当接部18に当接することで前記上段
側の収納容器1Bのスライド移動量が規制される。
【0019】そして、前記ストッパー部19を兼ねたリ
ブ6と交差する縦方向の複数のリブ5のうち前記ストッ
パー部19の直後に位置する部分が局部的に切り取られ
て切欠部20が形成されており、これによって上記のよ
うにストッパー部19とストッパー当接部18とが当接
した場合に、ストッパー当接部18を兼ねたエンボス部
11と縦方向の複数のリブ5との干渉が回避されるよう
になっている。
【0020】以上の構成にかかる本実施例構造の収納容
器においては、図1,2に示すように蓋体3をかぶせた
収納容器1A,1B同士をその大小二つの開閉蓋3a,
3bの位置が互いに一致するように積み重ねた場合に
は、上段側の収納容器1Bの底部の最外側面が下段側収
納容器1Aの蓋体3に形成されたリブ10,11,12
の内側に入り込み、同時に上段側収納容器1Bの各車輪
4A,4B,4Cが下段側収納容器1Aの蓋体3の受容
凹部16A,16B,16Cにそれぞれ落ち込んで係合
することから、これによって上段側収納容器1Bの前後
方向および横方向の動きが規制され、例えば二段重ね状
態のまま収納容器1A,1Bを静置させて保管する場合
はもちろんのこと、二段重ね状態の収納容器1A,1B
を車輪4A,4B,4Cを使って移動させるような場合
でも、上段側収納容器1Bの姿勢を安定姿勢に維持する
ことができる。
【0021】また、図6,7に示すように、二段重ね状
態の収納容器1A,1Bのうちその下段側収納容器1A
の蓋体3を開閉して収納物の出し入れを行う場合には、
上段側の収納容器1Bを後方に押し出し(もしくは、下
段側の収納容器1Aを手前に引き出す)て上下段の収納
容器1A,1Bを前後方向の相対移動させ、上段側収納
容器1Bにおける前側の車輪4Aが下段側収納容器1A
の中央部の受容凹部16Bに一致し、かつ上段側収納容
器1Bの後側の車輪4Cが下段側収納容器1Aの後側の
受容凹部16Cと一致するまで上段側の収納容器1Bを
スライドさせる。上段側の収納容器1Bを押し出すと、
それまで下段側収納容器1Aの各受容凹部16A,16
B,16Cに係合していた上段側収納容器1Bの各車輪
4A,4B,4Cが対応する受容凹部16A,16B,
16Cからそれぞれ脱出して案内溝15上に乗り上げ
る。これによって、上段側収納容器1Bの底部の最下面
が下段側収納容器1Aの各エンボス部10,11,12
よりも高い位置となることから、前記下段側収納容器1
Aの案内溝15に沿って上段側収納容器1Bをスムーズ
に後方にスライドさせることができる。
【0022】前記上段側収納容器1Bがスライドして、
その前側の車輪4Aが下段側収納容器1Aの中央部の受
容凹部16Bに一致し、かつ中央部の車輪4Bが下段側
収納容器1Aの後側の受容凹部16Cに一致する位置ま
でくると、その後側の車輪4Cは案内溝15から溝部1
7を通って下段側収納容器1Aの蓋体3から外れる一
方、上段側収納容器1Bのストッパー部19が下段側収
納容器1Aのストッパー当接部18に当接して、それ以
上の上段側収納容器1Bのスライド移動が阻止される。
同時に、上段側収納容器1Bの前側の車輪4Aが下段側
収納容器1Aの中央部の受容凹部16Bに、上段側収納
容器1Bの中央部の車輪4Bが下段側収納容器1Aの後
側の受容凹部16Cにそれぞれ落ち込むことから、上段
側の収納容器1Bの底部の最外側面が再び下段側収納容
器1Aの蓋体3のリブ10,11,12の内側に入り込
むことになる。これによって、上段側の収納容器1Bは
再び車輪4A,4B,4Cによる移動が不能となって、
下段側収納容器1A上に安定的に支持される。この時、
上段側の収納容器1Bのおよそ半分が下段側収納容器1
A上から外れることになるが、その上段側収納容器1B
の重心はなおも下段側収納容器1A上にあるために、上
段側収納容器1Bが下段側収納容器1Aから落下した
り、傾くことはない。
【0023】そして、上記のように上段側収納容器1B
のおよそ半分が下段側収納容器上1Aから外れること
は、上段側収納容器1Bが下段側収納容器1Aの蓋体3
のうちその小さい方の開閉蓋3b上から後方に退避する
ことを意味することから、下段側収納容器1Bの開閉蓋
3bの上にはもはやその開閉蓋3bの開閉の障害となる
ものがなくなり、図6に示すように収納容器1A,1B
同士が二段重ね状態でありながらその下段側収納容器1
Aの開閉蓋3bを開閉して必要な物の出し入れを行うこ
とができる。
【0024】また、上段側収納容器1Bを元の状態に戻
すには、下段側収納容器1Aの蓋体3の開閉蓋3a,3
bを閉じた上で、上記と逆の手順で上段側収納容器1B
を手前側に引き戻せばよい。
【0025】ここで、上段側収納容器1Bの前後が入れ
代わっていても、上記と同様にして下段側収納容器1A
の開閉蓋3bを開閉することができる。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、積み重ね
状態にある収納容器のうち下段側の収納容器の開閉蓋を
開閉するにあたり、その上下段の収納容器を前後方向に
相対移動させた場合には、上段側収納容器の底部に形成
したストッパー部が下段側収納容器の蓋体に形成したス
トッパー当接部に当接してその上下段の収納容器の相対
移動量が規制されることから、上段側の収納容器が落下
したり、あるいは傾くことがなくなり、収納容器の利便
性が一段と向上する。
【0027】また、請求項2,3のようにストッパー部
と容器本体の補強用のリブとを兼ねたり、あるいはスト
ッパー当接部と蓋体の補強用のエンボス部とを兼ねるこ
とにより、構造の簡素化が図れる。
【0028】さらに、請求項4のように蓋体に車輪を案
内する案内溝を形成すると、上下段の収納容器を相対移
動させた場合にその双方の収納容器が前後方向に直線的
に相対移動するようになり、その操作性が向上する。
【0029】加えて、請求項5のように案内溝に受容凹
部を形成すると、収納容器を積み重ねた場合に受容凹部
と車輪とが係合してその上段側の収納容器が位置決めさ
れることから、収納容器の保管状態、ならびに車輪を使
って収納容器を移動させる場合の上段側収納容器の安定
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す収納容器の積み重ね状
態の構成説明図である。
【図2】同実施例にかかる単一の収納容器の斜視図であ
る。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】図3に示す収納容器の底面図である。
【図5】図1のA部拡大図である。
【図6】図1に示す二段重ね状態の収納容器の作用を示
す説明図である。
【図7】図6の要部拡大断面図である。
【図8】従来の収納容器の一例を示す構成説明図であ
る。
【符号の説明】 1A 収納容器 1B 収納容器 2 容器本体 3 蓋体 4A 車輪 4B 車輪 4C 車輪 5 リブ 6 リブ 7 ヒンジ部 10 エンボス部 11 エンボス部 12 エンボス部 15 案内溝 16A 受容凹部 16B 受容凹部 16C 受容凹部 18 ストッパー当接部 19 ストッパー部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の前後および中央部に車輪を有する
    容器本体の上部開口部に蓋体をかぶせた状態で積み重ね
    可能な収納容器にして、前記蓋体は互いにヒンジ結合さ
    れた二つの開閉蓋に分割されていて各開閉蓋が独立して
    開閉可能に構成されるともに、積み重ね状態にある上段
    側の収納容器と下段側の収納容器とを相対的にスライド
    させることによってその下段側の収納容器の蓋体のうち
    いずれか一方の開閉蓋を開閉可能に構成した収納容器に
    おいて、 前記容器本体の底部にはストッパー部を形成するととも
    に、前記蓋体には、積み重ね状態にある下段側の収納容
    器の一方の開閉蓋を開閉するに際しその開閉蓋の開閉可
    能位置まで上下段の収納容器を相対的にスライドさせた
    時に前記ストッパー部に当接して前記上下段の収納容器
    の相対スライド量を規制するストッパー当接部を形成し
    たことを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー部は、容器本体の底部に
    井桁状に形成された補強用のリブを兼ねていることを特
    徴とする請求項1記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー当接部は、蓋体に形成さ
    れた補強用のエンボス部を兼ねていることを特徴とする
    請求項1記載の収納容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体には、積み重ね状態にある上下
    段の収納容器を相対的にスライドさせる際にその上段側
    の収納容器の車輪を案内する案内溝を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 前記蓋体の案内溝の底面には、積み重ね
    状態にある上下段の収納容器を相対的にスライドさせる
    前およびスライドさせた後に上段側の収納容器の車輪を
    受容して上段側の収納容器を位置決めする受容凹部を形
    成したことを特徴とする請求項4記載の収納容器。
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