JPH021240Y2 - - Google Patents

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JPH021240Y2
JPH021240Y2 JP2919584U JP2919584U JPH021240Y2 JP H021240 Y2 JPH021240 Y2 JP H021240Y2 JP 2919584 U JP2919584 U JP 2919584U JP 2919584 U JP2919584 U JP 2919584U JP H021240 Y2 JPH021240 Y2 JP H021240Y2
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flap
opening
container
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side wall
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JP2919584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は容器に関し、特に上面が開口され、容
器同志の積重ねが可能であつて、容器本体の側壁
部に容器本体内に収納される物の出し入れのため
の開口部が開閉自在なタイプの容器に係る。
〔考案の背景〕
従来、この種の容器として容器本体側壁の中段
部で開閉側板を枢着させ、容器本体側壁部を開放
するとき開閉側板を容器の外側下方に回動させ、
容器本体側壁部を閉鎖するとき開閉側板を容器の
上方側に回動させる容器が提案されている。(実
公昭47−24260号公報) このような容器において、容器側壁部に設けら
れる開口部の高さを容器本体の一側壁の半分以上
とすることは実質的に困難であり、したがつて収
納物の出し入れのための開口部を大きくすること
ができない。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上面が開口され、容器同志の
積重ねが可能であつて、容器本体側壁部に収納物
を出し入れするための開口部を有する容器におい
て、開口部を十分な大きさとすることができる容
器を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、容器本体の開口部を有する側壁と底
部との稜部近辺に位置する部位に、開閉側板すな
わちフラツプを回動自在に保持した状態でフラツ
プが前記開口部を閉鎖し、前記開口部を開放する
ときは、前記フラツプを容器本体の底部裏面側に
設けた収納部に収納するようにしたものであり、
上面が開口されるとともに側壁に開口部が形成さ
れ、相互に積重ねが可能とされた容器本体と、前
記開口部を開閉自在として前記容器本体に保持さ
れたフラツプとを有する容器において、前記容器
本体は底面部より下方に延設されるとともに前記
フラツプの横幅寸法と略同一の間隔をおかれて一
対の垂下体を設けられ、前記フラツプは前記開口
部を閉じた状態で下端部となる部位が容器本体の
前記開口部を有する側壁と容器本体底面部との稜
部付近に位置し、フラツプにおいて前記下端部と
なる部位の両端部分と、前記一対の垂下体におい
てフラツプが前記開口部と閉じた状態で前記下端
部となる部位の両端部分に対応する部分とにわた
つて、フラツプを脱落不能として回動自在に保持
する保持構造が設けられ、一対の垂下体はフラツ
プの前記保持構造部分からその後方に向う走行を
案内するガイドレールを設けられた容器である。
〔考案の実施例〕
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示し、
本実施例での容器は、開口周縁上に容器を片手で
吊り下げるための一対の吊り柄13が軸支され、
吊り下げ状態から一対の吊り柄をそれぞれ外側へ
倒した時には、吊り柄全体が開口周縁上に載置さ
れて容器同志の入力式空積み(ネステイング)が
達成でき、吊り下げ状態から一対の吊り柄をそれ
ぞれ内側へ倒した時には、それぞれの吊り柄は交
錯して容器上面の開口上に位置して、下段容器の
吊り柄上に上段容器の底部が載置し容器同志の載
置式積重ね(スタツキング)が達成できる容器で
あつて、容器本体の一側壁4に収納物を出し入れ
するための開口部1が設けられ、開口部1の上方
側の側壁に先端側大径部、基端側小径部とされた
ボス2が所定の間隔をおいて3個形成されてい
る。容器本体の開口部1を有する側壁4と直交す
る2つの側壁から底部より下位に延長して、それ
ぞれリブ3が延設され、リブ3より若干内側に位
置して底部からは垂下体5が下方に延設されてい
る。この垂下体5は、下端側略中央部が切欠部1
4とされ、開口部1寄り側の端部の内側面にスト
ツパ6が形成されている。
垂下体5には縦長孔7が形成され、この縦長孔
7に連通するとともに容器本体底面部と平行する
ガイドレールとしてのガイド孔(溝)8が設けら
れている。フラツプ9の上部側にその下部側が大
径となつている縦長孔10が3個のボス2と対応
する位置に3個形成され、フラツプ9の上端縁部
に沿つて指掛け部11が形成されている。フラツ
プ9の下端縁部は折り曲げられ、その両端部にそ
れぞれボス12が取り付けられている。
第1実施例において、開口部1を閉鎖している
ときは、第3図に示すようにボス12が縦長孔7
内に係止され、ボス2がフラツプ9の縦長孔10
内に係止された状態にある。開口部1を開放する
ときは、指掛け部11に指を掛け、フラツプ9を
上方に持ち上げることによつて縦長孔10下端の
大径部をボス2に位置させ、指掛け部11を容器
本体の側壁から外側方向に引くことによつてフラ
ツプ9をボス2による拘束から解除する。
次いで指掛け部11に手を添え、ボス12を支
点としてフラツプ9を下方側に回動させながらボ
ス12をガイド孔8に沿つて移動させ、フラツプ
9を垂下体5によつて挾まれる区域に押し込む。
ボス12がガイド孔8の奥端部に到達したとき、
指掛け部11から手を離すと、容器を複数個積重
ねたときの最下段の容器又は1個のみ使用される
容器では、第3図中に二点鎖線で示すように、フ
ラツプ9はストツパ6の上面に載置される。開口
部1を閉鎖するときは、開放するときとは逆の操
作を行い閉鎖する。
第3図に示すような容器の積重ね状態では、上
段側の容器の切欠部14が下段側の吊り柄13に
載置された状態となつている。この場合も上段側
の容器の開口部の開放および閉鎖のための操作は
上記と同じである。ただし、開口部開放時のフラ
ツプ9の位置は、第3図中、二点鎖線で示すよう
にフラツプ9が下段側の容器本体側壁上端面に当
接した状態となる。
第4図〜第7は、本考案の第2実施例を示す。
図において、容器本体の一側壁24に開口部21
が設けられ、この開口部21より上方の側壁に間
隔をおいて2つの係合孔22が形成されている。
容器本体の開口部21を有する側壁24と直交す
る2つの側壁から底部より下位に延長してそれぞ
れリブ23が延設され、リブ23より若干内側に
位置して底部からは垂下体25が下方に延設され
ている。これらの垂下体25の内側面にはそれぞ
れ容器本体底部と平行するようにしてレール26
が取り付けられている。また垂下体25の開口部
21寄り側の端部の内側面にはレール26より上
位に位置してストツパ27が設けられている。
フラツプ28はその上端縁部に沿つて薄肉ヒン
ジ部29と押下げ片30が形成されるとともに押
下げ片30より先端部に係合爪31を有する係合
片32が延設されている。フラツプ28の下端縁
部は折り曲げられ、その両端よりそれぞれ所定の
間隔をおいて略扇状のリブ33が設けられ、これ
らのリブ33から容器外側方向にそれぞれボス3
4が取り付けられている。このようなフラツプの
開閉機構以外は第1実施例に示す容器と実質的に
同一である。
第2実施例において、開口部21を閉鎖してい
るときは、フラツプ28の係合爪31が係合孔2
2に係止され、ボス34がストツパ27に係止
し、フラツプ28の下端がレール26上に載置し
た状態にある。開口部21を開放するときは、押
下げ片30を押し下げることにより、薄肉部ヒン
ジ部29を介して係合爪31を係合孔22から掛
け外すとともに押下げ片30を容器本体の外側方
向に引き戻してフラツプ28の係合孔22による
拘束を解除する。
次いで押下げ片に指を添えボス34を支点にし
てフラツプ28を下方に回動させながらフラツプ
28の下端部をレール26上に沿つて移動させ、
垂下体25によつて挾まれる区域にフラツプ28
を収納する。この場合、フラツプ28は図中、二
点鎖線で示すように床面に接することがない。開
口部21の開放状態から閉鎖状態への操作は、上
記とはほぼ逆の操作を行い、フラツプ28を水平
方向に引出した後、起立させて押下げ片30を操
作して係合爪31を係合孔22に係止させればよ
い。
第8図〜第10図は、本考案の第3実施例を示
し、フラツプによる容器本体側壁開口部の開閉機
構は第1実施例と実質的に同じであり、したがつ
てこの開閉機構に相当する部材は第1実施例と同
一符号で示す。本実施例において、容器は、スタ
ツキングタイプ、ネステイングタイプの両者を兼
ねている。
すなわち、容器本体上部の両側縁部に上方に突
出する支持部35をそれぞれ設け、これらの支持
部35に吊り柄36が回動自在に設けられてい
る。この容器では、吊り柄36は、ネステイング
時は図中Aで示すように垂下された状態であり、
スタツキング時は上方へそして内方へ回動されて
容器上面の開口上に位置した状態である。
第1実施例から第3実施例までの各場合、フラ
ツプは、上端部を除いて容器本体側壁に密接した
状態であり、外方に突出する部分がない。したが
つて、ネステイングの際の空積み率(容器の高さ
をAとし、上段側の容器であつて下段側の容器内
に収納される部分の高さをBとしたときB/Aで
あらわす)を大きくすることができる。因みに実
公昭47−24260号公報に記載された容器ではネス
テイング時の空積み率は約1/2程度にすぎない。
第11図〜第13図は、本考案の第4実施例を
示し、本実施例での容器は、側壁において底部近
くに外方へ延設させて積重ね用リブを形成し、上
段容器の前記積重ね用リブを下段容器の開口周縁
上に載置させて容器同志の載置式積重ね(スタツ
キング)が達成できる容器であつて、本実施例に
おいて、容器本体の一側壁に開口部41を有し、
この開口部41上方の側壁にボス42が設けら
れ、フラツプ43の上部にその下部側が大径とな
つている縦長孔44が設けられている点は第1実
施例と同じである。本実施例において、容器本体
の側壁に沿つて垂直に突設された突出片45を有
し、この突出片45の下部に縦長孔46が形成さ
れ、縦長孔46に連通して垂下体48にガイド孔
49が形成されている。更にフラツプ43の下端
両端部にボス47が形成されている。
したがつて、本実施例における開口部1の開閉
操作は第1実施例と同様である。
以上のように本考案は、スタツキングタイプ、
ネステイングタイプのいずれの容器にも適用でき
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容器本体の一側壁の大部分を
開口部とすることができ、また開口部を大きくし
てもスタツキング時の開口部の開閉操作に支障が
なく、更にネステイングタイプの容器の場合、フ
ラツプを側壁面に密接させ、かつ突出部を少くさ
せれば、空積み率を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第
2図は第1図の一部断面で示す正面図、第3図は
第1図の一部断面で示す側面図、第4図は本考案
の第2実施例の一部断面で示す平面図、第5図は
第4図の一部断面で示す正面図、第6図は第4図
の一部断面で示す側面図、第7図は第6図の要部
断面図、第8図は本考案の第3実施例を示す平面
図、第9図は第8図の一部断面で示す正面図、第
10図は第8図の一部断面で示す側面図、第11
図、第12図は本考案の第4実施例を一部断面で
示す正面図、側面図、第13図および第14図は
それぞれ第11図、第12図の要部を示す斜視図
である。 1,21,41……開口部、2,12,34,
42……ボス、3,23,33……リブ、5,2
5,48……垂下体、6,27……ストツパ、
7,10,44,46……縦長孔、8,49……
ガイド孔、9,28,43……フラツプ、11…
…指掛け部、13,36……吊り柄、22……係
合孔、26……レール、29……薄肉ヒンジ部、
30……押下げ片、31……係合爪、32……係
合片、35……支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が開口されるとともに側壁に開口部が形成
    され、相互に積重ねが可能とされた容器本体と、
    前記開口部を開閉自在として前記容器本体に保持
    されたフラツプとを有する容器において、前記容
    器本体は底面部より下方に延設されるとともに前
    記フラツプの横幅寸法と略同一の間隔をおかれて
    一対の垂下体を設けられ、前記フラツプは前記開
    口部を閉じた状態で下端部となる部位が容器本体
    の前記開口部を有する側壁と容器本体底面部との
    稜部付近に位置し、フラツプにおいて前記下端部
    となる部位の両端部分と、前記一対の垂下体にお
    いてフラツプが前記開口部を閉じた状態で前記下
    端部となる部位の両端部分に対応する部分とにわ
    たつて、フラツプを脱落不能として回動自在に保
    持する保持構造が設けられ、一対の垂下体はフラ
    ツプの前記保持構造部分からその後方に向う走行
    を案内するガイドレールを設けられたことを特徴
    とする容器。
JP2919584U 1984-02-29 1984-02-29 容器 Granted JPS60142723U (ja)

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JP2919584U JPS60142723U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 容器

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JPS60142723U JPS60142723U (ja) 1985-09-21
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