JPH0575135U - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JPH0575135U
JPH0575135U JP2357292U JP2357292U JPH0575135U JP H0575135 U JPH0575135 U JP H0575135U JP 2357292 U JP2357292 U JP 2357292U JP 2357292 U JP2357292 U JP 2357292U JP H0575135 U JPH0575135 U JP H0575135U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積み重ね状態のままで下段側収納容器の開閉
蓋を開閉するべく上段側収納容器をスライドさせた場合
に、上段側収納容器が後方に落下したり傾くのを防ぐ。 【構成】 車輪4A,4B,4Cを備えた収納容器1
A,1Bを積み重ねた状態で、下段側の収納容器1Aの
開閉蓋3bを開閉する際に、上段側の収納容器1Bを後
方に押してスライドさせる。上段側収納容器1Bをスラ
イドさせると、上段側収納容器1Bのストッパー部19
が下段側収納容器1Aのストッパー当接部18に当接
し、上段側収納容器1Bのスライド移動量が規制される
ことで、上段側収納容器1Bが落下したり傾くのを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭用小物や衣類等を収納して保管するのに好適な収納容器に関し 、特に収納容器を押し入れ等に積み重ねて保管した場合に、その積み重ね状態の ままで下段側の収納容器の収納物の出し入れを行えるようにした収納容器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の収納容器としては、例えば図8の(A),(B)に示したものが提案さ れている(実開平3−23037号公報参照)。すなわち、各収納容器51A, 51Bは、容器本体52とこの容器本体52の上部開口部にかぶせられる蓋体5 3とから構成され、蓋体53は二分された開閉蓋53a,53b同士を薄肉の連 結部54で相互に連結することにより、各開閉蓋53a,53bを連結部54を 支点としてそれぞれ独立して開閉できるようにしたものである。
【0003】 そして、図8の(B)に示すように各収納容器51A,51Bを積み重ねた状 態においては、下段側の収納容器51Aをその半分程度まで手前に引き出すか、 もしくは上段側の収納容器51Bをその半分程度まで後方に押し出して移動させ ることにより、上段側の収納容器51Bを一旦降ろすことなしに下段側の収納容 器51Aの蓋体53について一方の開閉蓋53bを開閉して必要な物の出し入れ を行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の収納容器にあっては、積み重ね状態において その下段側の収納容器51Aの開閉蓋53aもしくは53bを開閉する際には、 下段側の収納容器51A上で上段側の収納容器51Bを単に滑らせながら移動さ せるだけであるため、上段側の収納容器51Aに収納された収納物の重量によっ てはその上段側の収納容器51Aを移動させる際の摺動抵抗が大きくなりすぎ、 上段側の収納容器51Aをスムーズに移動させることができないことがある。
【0005】 そこで、収納容器の移動性を良くするために、収納容器51A,51Bの容器 本体52の底部にキャスター(車輪)を設けたものが一部で提案されているが、 キャスターを設けることによって個々の収納容器単独での使用に際してその移動 は楽になるものの、上記のように収納容器を積み重ねた場合には、その上段側の 収納容器の安定性に欠けるばかりでなく、下段側の収納容器の開閉蓋を開閉する べくその下段側の収納容器上で上段側の収納容器をスライドさせた場合には、逆 に勢いが良すぎて上段側の収納容器が下段側の収納容器から落下してしまったり 、あるいは落下しないまでも上段側の収納容器のキャスターが下段側の収納容器 から外れて上段側の収納容器が傾いてしまうおそれがあった。
【0006】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、車輪を設けた ことによる収納容器の移動容易性と、積み重ね状態のまま下段側の収納容器の開 閉蓋を開閉できる利便性とを確保しつつ、下段側の収納容器の開閉蓋を開閉する 際に上段側の収納容器が落下したりあるいは傾くのを防止した収納容器の構造を 提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1の考案にあっては、底部の前後および中央 部に車輪を有する容器本体の上部開口部に蓋体をかぶせた状態で積み重ね可能な 収納容器にして、前記蓋体は互いにヒンジ結合された二つの開閉蓋に分割されて いて各開閉蓋が独立して開閉可能に構成されるともに、積み重ね状態にある上段 側の収納容器と下段側の収納容器とを相対的にスライドさせることによってその 下段側の収納容器の蓋体のうちいずれか一方の開閉蓋を開閉可能に構成した収納 容器において、前記容器本体の底部にはストッパー部を形成するとともに、前記 蓋体には、積み重ね状態にある下段側の収納容器の一方の開閉蓋を開閉するに際 しその開閉蓋の開閉可能位置まで上下段の収納容器を相対的にスライドさせた時 に前記ストッパー部に当接して前記上下段の収納容器の相対スライド量を規制す るストッパー当接部を形成している。
【0008】 また、請求項2の考案では、請求項1の構成に加えて、前記ストッパー部が、 容器本体の底部に井桁状に形成された補強用のリブを兼ねており、請求項3の考 案では、請求項1の構成に加えて、前記ストッパー当接部が、蓋体に形成された 補強用のエンボス部を兼ねている。
【0009】 さらに、請求項4の考案では、請求項1の構成に加えて、前記蓋体に、積み重 ね状態にある上下段の収納容器を相対的にスライドさせる際にその上段側の収納 容器の車輪を案内する案内溝を形成しており、請求項5の考案では、請求項4の 構成に加えて、前記蓋体の案内溝の底面に、積み重ね状態にある上下段の収納容 器を相対的にスライドさせる前およびスライドさせた後に上段側の収納容器の車 輪を受容して上段側の収納容器を位置決めする受容凹部を形成している。
【0010】
【作用】
前記構成において、積み重ね状態にある収納容器のうち上段側の収納容器を下 段側の収納容器上でスライドさせた場合、仮に上段側の収納容器の後部の車輪が 下段側の収納容器から外れたとしても前部および中央部の車輪が下段側の収納容 器上にあるかぎり、その上段側の収納容器が落下したり傾くことがなく上段側の 収納容器の水平姿勢を維持できる。そして、下段側の収納容器の蓋体のうちいず れか一方の開閉蓋を開閉可能な位置まで上段側の収納容器をスライドさせた時に 、ストッパー部がストッパー当接部に当接することによってそれ以上の上段側の 収納容器のスライド移動が阻止される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面にしたがって詳細に説明する。すなわち 、図1,2,3に示すように、収納容器1A,1Bは、フランジ部Fが形成され た上面が開口して全体としてなめらかな逆四角錐台形状をなす容器本体2と、こ の容器本体2の上部開口部にかぶせられる蓋体3とから構成され、容器本体2お よび蓋体3はいずれも透明なポリプロピレン等の樹脂材料で形成されている。
【0012】 前記容器本体2の底部には、その長手方向の前後部および中央部の両側にそれ ぞれ車輪4A,4B,4Cが装着されているとともに、容器本体2の底面自体は 、図4に示すようにその縦方向および横方向に互いに交差するように井桁状もし くは網目状に形成された多数のリブ5,6によって補強されている。そして、前 側と中央部の車輪4A,4BのスパンS1と、中央部と後側の車輪4B,4Cの スパンS2は互いに等しいものとなっている。
【0013】 一方、前記蓋体3は、図1,2に示すように、その長手方向で二分された大小 二つの開閉蓋3a,3bによって構成され、開閉蓋3a,3b同士は図5にも示 すようにヒンジ部7により互いに回動可能にヒンジ結合されていて、前記蓋体3 を容器本体2にかぶせた場合には、各開閉蓋3a,3bはそれぞれ独立して開閉 できるようになっている。また、前記蓋体3の長手方向両端部には把手部を兼ね たロックレバー8,9が回動可能に装着されており、したがって、周知のように 蓋体3を容器本体2にかぶせた上で前記ロックレバー8を容器本体2のフランジ 部Fに係合させることで蓋体3が容器本体2にロックされるようになっている。
【0014】 前記蓋体3を構成している大小二つの開閉蓋3a,3bは、図1,2に示すよ うに各開閉蓋3aもしくは3bを取り囲むようにその周縁部に形成されたエンボ ス部10および11,12、ならびにそのエンボス部10,11,12の内側に 長手方向に沿って形成された複数のエンボス部13および14によって補強され ているとともに、それら開閉蓋3a,3bのうち収納容器1A,1Bを積み重ね た場合に車輪4A,4B,4Cの走行軌跡と一致する部分には案内溝15が形成 され、さらにその案内溝15のうち各車輪4A,4B,4Cの位置と一致する部 分には半円状の受容凹部16A,16B,16Cが形成されている。そして、前 記蓋体3をかぶせた収納容器1A,1B同士を積み重ねた場合には、前記受容凹 部16A,16B,16Cに各車輪4A,4B,4Cが落ち込んで下段側の収納 容器1Aに対して上段側の収納容器1Bが位置決めされるようになっている。
【0015】 また、図2に示すように、前記一方の開閉蓋3aのうちリブ11とリブ12と のなすコーナー部にはそれらのコーナー部の一部を切り欠くようにして外側に開 口する溝部17が形成されていて、この溝部17は前記案内溝15と連続して案 内溝15の一部を形成している。したがって、後述するように二段重ね状態にあ る二つの収納容器1A,1Bを長手方向に相対的にスライドさせた場合に、前記 受容凹部16Cから脱した後部の車輪4Cが溝部17を通ってそのまま後方にス ムーズに通過できるようになっている。
【0016】 前記開閉蓋3a,3bに形成されたエンボス部10,11,12および13, 14のうち各開閉蓋3a,3bの周縁部のエンボス部10,11,12は、他の エンボス部13,14よりも一段高く形成されていて、図1に示すように収納容 器1A,1B同士を重ね合わせた場合にその上段側の収納容器1Bの前後および 左右方向の動きを規制する役目をしており、上段側の収納容器1Bの底部の最外 側面が下段側収納容器1Aにおける蓋体3のリブ10,11,12の内側に入り 込むようになっている。すなわち、収納容器1A,1B同士を重ね合わせて上段 側収納容器1Bの車輪4A,4B,4Cを下段側収納容器1Aの蓋体3の受容凹 部16A,16B,16Cに係合させた場合には、上段側収納容器1Bの底部最 下面が下段側収納容器1Aのリブ10,11,12の上面よりも低くなり、他方 、各車輪4A,4B,4Cが受容凹部16A,16B,16Cでなく案内溝15 上に位置している時には前記上段側収納容器1Bの底部最下面が下段側収納容器 1Aのリブ10,11,12の上面よりも高くなるように各リブ10,11,1 2の高さならびに受容凹部16A,16B,16Cの深さがそれぞれ設定されて いる。
【0017】 さらに、図3に示すように、前記蓋体3を構成している一方の開閉蓋3aに形 成されたエンボス部11の側面部はストッパー当接部18を兼ねており、後述す るように二段重ね状態にある上段側の収納容器1Bを下段側の収納容器1Aの蓋 体3上でスライドさせた場合に、後述する上段側の収納容器1Bのストッパー部 19が前記ストッパー当接部18に当接することになる。
【0018】 一方、図1,3,4に示すように、前記容器本体2の底部に形成された縦方向 および横方向の複数のリブ5,6のうち中央部の車輪4Bの直後に位置するリブ 6は、二段重ね状態にある上段側の収納容器1Bを下段側の収納容器1A上でス ライドさせた場合にその上段側の収納容器1Bのスライド移動量を規制するスト ッパー部19を兼ねており、図6,7に示すように上段側の収納容器1Bのスト ッパー部19が下段側の収納容器1Aのストッパー当接部18に当接することで 前記上段側の収納容器1Bのスライド移動量が規制される。
【0019】 そして、前記ストッパー部19を兼ねたリブ6と交差する縦方向の複数のリブ 5のうち前記ストッパー部19の直後に位置する部分が局部的に切り取られて切 欠部20が形成されており、これによって上記のようにストッパー部19とスト ッパー当接部18とが当接した場合に、ストッパー当接部18を兼ねたエンボス 部11と縦方向の複数のリブ5との干渉が回避されるようになっている。
【0020】 以上の構成にかかる本実施例構造の収納容器においては、図1,2に示すよう に蓋体3をかぶせた収納容器1A,1B同士をその大小二つの開閉蓋3a,3b の位置が互いに一致するように積み重ねた場合には、上段側の収納容器1Bの底 部の最外側面が下段側収納容器1Aの蓋体3に形成されたリブ10,11,12 の内側に入り込み、同時に上段側収納容器1Bの各車輪4A,4B,4Cが下段 側収納容器1Aの蓋体3の受容凹部16A,16B,16Cにそれぞれ落ち込ん で係合することから、これによって上段側収納容器1Bの前後方向および横方向 の動きが規制され、例えば二段重ね状態のまま収納容器1A,1Bを静置させて 保管する場合はもちろんのこと、二段重ね状態の収納容器1A,1Bを車輪4A ,4B,4Cを使って移動させるような場合でも、上段側収納容器1Bの姿勢を 安定姿勢に維持することができる。
【0021】 また、図6,7に示すように、二段重ね状態の収納容器1A,1Bのうちその 下段側収納容器1Aの蓋体3を開閉して収納物の出し入れを行う場合には、上段 側の収納容器1Bを後方に押し出し(もしくは、下段側の収納容器1Aを手前に 引き出す)て上下段の収納容器1A,1Bを前後方向の相対移動させ、上段側収 納容器1Bにおける前側の車輪4Aが下段側収納容器1Aの中央部の受容凹部1 6Bに一致し、かつ上段側収納容器1Bの後側の車輪4Cが下段側収納容器1A の後側の受容凹部16Cと一致するまで上段側の収納容器1Bをスライドさせる 。上段側の収納容器1Bを押し出すと、それまで下段側収納容器1Aの各受容凹 部16A,16B,16Cに係合していた上段側収納容器1Bの各車輪4A,4 B,4Cが対応する受容凹部16A,16B,16Cからそれぞれ脱出して案内 溝15上に乗り上げる。これによって、上段側収納容器1Bの底部の最下面が下 段側収納容器1Aの各エンボス部10,11,12よりも高い位置となることか ら、前記下段側収納容器1Aの案内溝15に沿って上段側収納容器1Bをスムー ズに後方にスライドさせることができる。
【0022】 前記上段側収納容器1Bがスライドして、その前側の車輪4Aが下段側収納容 器1Aの中央部の受容凹部16Bに一致し、かつ中央部の車輪4Bが下段側収納 容器1Aの後側の受容凹部16Cに一致する位置までくると、その後側の車輪4 Cは案内溝15から溝部17を通って下段側収納容器1Aの蓋体3から外れる一 方、上段側収納容器1Bのストッパー部19が下段側収納容器1Aのストッパー 当接部18に当接して、それ以上の上段側収納容器1Bのスライド移動が阻止さ れる。同時に、上段側収納容器1Bの前側の車輪4Aが下段側収納容器1Aの中 央部の受容凹部16Bに、上段側収納容器1Bの中央部の車輪4Bが下段側収納 容器1Aの後側の受容凹部16Cにそれぞれ落ち込むことから、上段側の収納容 器1Bの底部の最外側面が再び下段側収納容器1Aの蓋体3のリブ10,11, 12の内側に入り込むことになる。これによって、上段側の収納容器1Bは再び 車輪4A,4B,4Cによる移動が不能となって、下段側収納容器1A上に安定 的に支持される。この時、上段側の収納容器1Bのおよそ半分が下段側収納容器 1A上から外れることになるが、その上段側収納容器1Bの重心はなおも下段側 収納容器1A上にあるために、上段側収納容器1Bが下段側収納容器1Aから落 下したり、傾くことはない。
【0023】 そして、上記のように上段側収納容器1Bのおよそ半分が下段側収納容器上1 Aから外れることは、上段側収納容器1Bが下段側収納容器1Aの蓋体3のうち その小さい方の開閉蓋3b上から後方に退避することを意味することから、下段 側収納容器1Bの開閉蓋3bの上にはもはやその開閉蓋3bの開閉の障害となる ものがなくなり、図6に示すように収納容器1A,1B同士が二段重ね状態であ りながらその下段側収納容器1Aの開閉蓋3bを開閉して必要な物の出し入れを 行うことができる。
【0024】 また、上段側収納容器1Bを元の状態に戻すには、下段側収納容器1Aの蓋体 3の開閉蓋3a,3bを閉じた上で、上記と逆の手順で上段側収納容器1Bを手 前側に引き戻せばよい。
【0025】 ここで、上段側収納容器1Bの前後が入れ代わっていても、上記と同様にして 下段側収納容器1Aの開閉蓋3bを開閉することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、積み重ね状態にある収納容器のうち下段側の収 納容器の開閉蓋を開閉するにあたり、その上下段の収納容器を前後方向に相対移 動させた場合には、上段側収納容器の底部に形成したストッパー部が下段側収納 容器の蓋体に形成したストッパー当接部に当接してその上下段の収納容器の相対 移動量が規制されることから、上段側の収納容器が落下したり、あるいは傾くこ とがなくなり、収納容器の利便性が一段と向上する。
【0027】 また、請求項2,3のようにストッパー部と容器本体の補強用のリブとを兼ね たり、あるいはストッパー当接部と蓋体の補強用のエンボス部とを兼ねることに より、構造の簡素化が図れる。
【0028】 さらに、請求項4のように蓋体に車輪を案内する案内溝を形成すると、上下段 の収納容器を相対移動させた場合にその双方の収納容器が前後方向に直線的に相 対移動するようになり、その操作性が向上する。
【0029】 加えて、請求項5のように案内溝に受容凹部を形成すると、収納容器を積み重 ねた場合に受容凹部と車輪とが係合してその上段側の収納容器が位置決めされる ことから、収納容器の保管状態、ならびに車輪を使って収納容器を移動させる場 合の上段側収納容器の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す収納容器の積み重ね状
態の構成説明図である。
【図2】同実施例にかかる単一の収納容器の斜視図であ
る。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】図3に示す収納容器の底面図である。
【図5】図1のA部拡大図である。
【図6】図1に示す二段重ね状態の収納容器の作用を示
す説明図である。
【図7】図6の要部拡大断面図である。
【図8】従来の収納容器の一例を示す構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1A 収納容器 1B 収納容器 2 容器本体 3 蓋体 4A 車輪 4B 車輪 4C 車輪 5 リブ 6 リブ 7 ヒンジ部 10 エンボス部 11 エンボス部 12 エンボス部 15 案内溝 16A 受容凹部 16B 受容凹部 16C 受容凹部 18 ストッパー当接部 19 ストッパー部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の前後および中央部に車輪を有する
    容器本体の上部開口部に蓋体をかぶせた状態で積み重ね
    可能な収納容器にして、前記蓋体は互いにヒンジ結合さ
    れた二つの開閉蓋に分割されていて各開閉蓋が独立して
    開閉可能に構成されるともに、積み重ね状態にある上段
    側の収納容器と下段側の収納容器とを相対的にスライド
    させることによってその下段側の収納容器の蓋体のうち
    いずれか一方の開閉蓋を開閉可能に構成した収納容器に
    おいて、 前記容器本体の底部にはストッパー部を形成するととも
    に、前記蓋体には、積み重ね状態にある下段側の収納容
    器の一方の開閉蓋を開閉するに際しその開閉蓋の開閉可
    能位置まで上下段の収納容器を相対的にスライドさせた
    時に前記ストッパー部に当接して前記上下段の収納容器
    の相対スライド量を規制するストッパー当接部を形成し
    たことを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー部は、容器本体の底部に
    井桁状に形成された補強用のリブを兼ねていることを特
    徴とする請求項1記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー当接部は、蓋体に形成さ
    れた補強用のエンボス部を兼ねていることを特徴とする
    請求項1記載の収納容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体には、積み重ね状態にある上下
    段の収納容器を相対的にスライドさせる際にその上段側
    の収納容器の車輪を案内する案内溝を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 前記蓋体の案内溝の底面には、積み重ね
    状態にある上下段の収納容器を相対的にスライドさせる
    前およびスライドさせた後に上段側の収納容器の車輪を
    受容して上段側の収納容器を位置決めする受容凹部を形
    成したことを特徴とする請求項4記載の収納容器。
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