JP2566151Y2 - リード線保持機能付電子部品 - Google Patents
リード線保持機能付電子部品Info
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- JP2566151Y2 JP2566151Y2 JP1991067068U JP6706891U JP2566151Y2 JP 2566151 Y2 JP2566151 Y2 JP 2566151Y2 JP 1991067068 U JP1991067068 U JP 1991067068U JP 6706891 U JP6706891 U JP 6706891U JP 2566151 Y2 JP2566151 Y2 JP 2566151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- wire holding
- electronic component
- soldering
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器に使用されるス
イッチなどの電子部品にリード線を半田付するときのリ
ード線の保持機能を設けたリード線保持機能付電子部品
に関するものである。
イッチなどの電子部品にリード線を半田付するときのリ
ード線の保持機能を設けたリード線保持機能付電子部品
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のリード線保持機能付電子
部品について図９、図１０のスライドスイッチを例にし
て説明する。
部品について図９、図１０のスライドスイッチを例にし
て説明する。
【０００３】図９に示す従来のリード線保持機能付電子
部品は、スライドスイッチ１の端子２に設けられたリー
ド線挿入穴３にリード線４を通して半田４ａによって半
田付されるものであり、図１０に示す従来のリード線保
持機能付電子部品は、スライドスイッチ５の固定接点６
にリード線７がベタ付に半田７ａによって半田付される
ものである。
部品は、スライドスイッチ１の端子２に設けられたリー
ド線挿入穴３にリード線４を通して半田４ａによって半
田付されるものであり、図１０に示す従来のリード線保
持機能付電子部品は、スライドスイッチ５の固定接点６
にリード線７がベタ付に半田７ａによって半田付される
ものである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、いずれの場合も半田付時、半田が固まるま
で手でリード線を保持することが不可欠であり、手によ
る保持のため半田が固まるまでリード線を保持している
時間にバラツキが生じるとともに、図１０の構成のベタ
付の半田付の場合には、リード線７と固定接点６の中心
どうしを合わせて半田付することがむずかしく、偏心し
て半田付されると半田付面積が小さくなって半田付強度
が低下したり、半田外れなど半田付の信頼性が十分でな
いという課題を有するものであった。
の構成では、いずれの場合も半田付時、半田が固まるま
で手でリード線を保持することが不可欠であり、手によ
る保持のため半田が固まるまでリード線を保持している
時間にバラツキが生じるとともに、図１０の構成のベタ
付の半田付の場合には、リード線７と固定接点６の中心
どうしを合わせて半田付することがむずかしく、偏心し
て半田付されると半田付面積が小さくなって半田付強度
が低下したり、半田外れなど半田付の信頼性が十分でな
いという課題を有するものであった。
【０００５】本考案はこのような課題を解決するもので
あり、電子部品にリード線を半田付するときの信頼性の
高いリード線の保持機能を設けたリード線保持機能付電
子部品を提供することを目的とするものである。
あり、電子部品にリード線を半田付するときの信頼性の
高いリード線の保持機能を設けたリード線保持機能付電
子部品を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために、電子部品の端子などの半田付部近辺に、リ
ード線を挟持するリード線の外形寸法より小さい幅に形
成されたＵ字状の溝を有するリード線保持部を絶縁基板
に設けて、リード線をＵ字状の溝に圧入状態で挟持して
から半田付することによって、上記課題を解決しようと
するものである。
するために、電子部品の端子などの半田付部近辺に、リ
ード線を挟持するリード線の外形寸法より小さい幅に形
成されたＵ字状の溝を有するリード線保持部を絶縁基板
に設けて、リード線をＵ字状の溝に圧入状態で挟持して
から半田付することによって、上記課題を解決しようと
するものである。
【０００７】
【作用】従って本考案によれば、電子部品の端子などの
リード線接続部と、このリード線接続部の半田付部近辺
に、リード線の外形寸法より小さい幅に形成されたＵ字
状の溝を有するリード線保持部から成るリード線保持機
能を絶縁基板に設けて、リード線を上記Ｕ字状の溝に圧
入状態で挟持して半田付できるようにすることによっ
て、半田付時、半田が完全に固まるまでリード線を手で
保持する必要がなくなって、安定した半田付ができるも
のである。
リード線接続部と、このリード線接続部の半田付部近辺
に、リード線の外形寸法より小さい幅に形成されたＵ字
状の溝を有するリード線保持部から成るリード線保持機
能を絶縁基板に設けて、リード線を上記Ｕ字状の溝に圧
入状態で挟持して半田付できるようにすることによっ
て、半田付時、半田が完全に固まるまでリード線を手で
保持する必要がなくなって、安定した半田付ができるも
のである。
【０００８】
【実施例】本考案のリード線保持機能付電子部品の一実
施例を図１〜図３のスライドスイッチにより説明する。
施例を図１〜図３のスライドスイッチにより説明する。
【０００９】同図によると、１３は半田付されるリード
線挿入穴１２を設けた端子であり、絶縁基板１４に植設
されて端子１３のリード線挿入穴１２が外部に突出する
ようにスライドスイッチ１１に取付けられており、１７
はその端子１３のリード線挿入穴１２方向にリード線１
５を圧入状態で保持するリード線の外形寸法より小さい
幅に形成されたＵ字状の溝１６を有するリード線保持部
であり、絶縁基板１４に一体で設けている。リード線１
５は先端半田付部１８を端子１３のリード線挿入穴１２
に挿入するとともに、絶縁基板１４に設けられた上記リ
ード線保持部１７のＵ字状の溝１６にＦ方向から圧入状
態に保持して半田１５ａにより半田付するものである。
線挿入穴１２を設けた端子であり、絶縁基板１４に植設
されて端子１３のリード線挿入穴１２が外部に突出する
ようにスライドスイッチ１１に取付けられており、１７
はその端子１３のリード線挿入穴１２方向にリード線１
５を圧入状態で保持するリード線の外形寸法より小さい
幅に形成されたＵ字状の溝１６を有するリード線保持部
であり、絶縁基板１４に一体で設けている。リード線１
５は先端半田付部１８を端子１３のリード線挿入穴１２
に挿入するとともに、絶縁基板１４に設けられた上記リ
ード線保持部１７のＵ字状の溝１６にＦ方向から圧入状
態に保持して半田１５ａにより半田付するものである。
【００１０】図４、図５は、スライドスイッチに使用さ
れたリード線保持機能付電子部品の他の実施例であり、
スライドスイッチ１９の絶縁基板２０に固着された固定
接点２１にベタ付する半田付の場合を示しており、リー
ド線２２の外形寸法より小さい幅に形成されてリード線
２２を挟持するＵ字状の溝２３を有するリード線保持部
２４が絶縁基板２０に設けられている。
れたリード線保持機能付電子部品の他の実施例であり、
スライドスイッチ１９の絶縁基板２０に固着された固定
接点２１にベタ付する半田付の場合を示しており、リー
ド線２２の外形寸法より小さい幅に形成されてリード線
２２を挟持するＵ字状の溝２３を有するリード線保持部
２４が絶縁基板２０に設けられている。
【００１１】このリード線保持部２４はＵ字状の溝２３
の中心と固定接点２１の中心が合うように配置されてお
り、リード線２２をＵ字状の溝２３に圧入して挟持した
状態でリード線２２の先端半田付部２５と固定接点２１
を半田２２ａによって半田付するものである。
の中心と固定接点２１の中心が合うように配置されてお
り、リード線２２をＵ字状の溝２３に圧入して挟持した
状態でリード線２２の先端半田付部２５と固定接点２１
を半田２２ａによって半田付するものである。
【００１２】図６〜図８は上記図４、図５に示した実施
例のリード線の位置決めを更に容易にしたものであり、
固定接点２６を挟んでリード線保持部２７のＵ字状の溝
２７ａと固定接点２６の中心を結ぶ線上に、リード線２
８の先端半田付部２９を保持する穴３１が形成された保
持部３０を設けてリード線保持部を構成するものであ
り、リード線２８の中心と固定接点２６の中心ズレが解
消でき、また半田２８ａによる半田付でリード線２８の
先端半田付部２９の浮上がりなどもなくなり信頼性の高
い半田付ができることになる。
例のリード線の位置決めを更に容易にしたものであり、
固定接点２６を挟んでリード線保持部２７のＵ字状の溝
２７ａと固定接点２６の中心を結ぶ線上に、リード線２
８の先端半田付部２９を保持する穴３１が形成された保
持部３０を設けてリード線保持部を構成するものであ
り、リード線２８の中心と固定接点２６の中心ズレが解
消でき、また半田２８ａによる半田付でリード線２８の
先端半田付部２９の浮上がりなどもなくなり信頼性の高
い半田付ができることになる。
【００１３】さらに、リード線の先端半田付部が固定さ
れるため、自動半田付も可能となって半田付品質（信頼
性）の向上と半田付の無人化ができるという利点をも有
するものである。
れるため、自動半田付も可能となって半田付品質（信頼
性）の向上と半田付の無人化ができるという利点をも有
するものである。
【００１４】
【考案の効果】上記実施例より明らかなように、リード
線は端子、固定接点などのリード線接続部とリード線の
外形寸法より小さい幅に形成されたＵ字状の溝を有する
リード線保持部より成るリード線保持機能によって挟持
することにより、従来の電子部品のようにリード線を手
で保持して半田付することが不要となるため、半田付
後、半田を安定して固めることができ、半田付品質の均
一化と向上を図ることができると共に、部品点数を増加
させることなく、組立工数を削減できるという効果があ
る。
線は端子、固定接点などのリード線接続部とリード線の
外形寸法より小さい幅に形成されたＵ字状の溝を有する
リード線保持部より成るリード線保持機能によって挟持
することにより、従来の電子部品のようにリード線を手
で保持して半田付することが不要となるため、半田付
後、半田を安定して固めることができ、半田付品質の均
一化と向上を図ることができると共に、部品点数を増加
させることなく、組立工数を削減できるという効果があ
る。
【図１】本考案の一実施例であるリード線保持機能を設
けたスライドスイッチの斜視図
けたスライドスイッチの斜視図
【図２】同リード線の保持操作を説明するための要部の
断面図
断面図
【図３】同リード線の保持状態を説明するための要部断
面図
面図
【図４】本考案の他の実施例のリード線保持機能を設け
たスライドスイッチの斜視図
たスライドスイッチの斜視図
【図５】同リード線の保持状態を説明するための要部側
面図
面図
【図６】本考案の他の実施例のリード線保持機能を設け
たスライドスイッチの斜視図
たスライドスイッチの斜視図
【図７】同リード線の保持状態を説明するための要部平
面図
面図
【図８】同要部断面図
【図９】従来のスライドスイッチにリード線を保持する
方法を説明するための斜視図
方法を説明するための斜視図
【図１０】従来の他のスライドスイッチにリード線を保
持する方法を説明するための斜視図
持する方法を説明するための斜視図
１２ リード線挿入穴 １３ 端子 １４，２０ 絶縁基板 １５，２２，２８ リード線 １６，２３，２７ａ Ｕ字状の溝 １７，２４，２７ リード線保持部 ２１，２６ 固定接点 ３０ 保持部
Claims (2)
- 【請求項１】 リード線先端部が接続されるリード線接
続部を備えて電子部品を構成する絶縁基板に植設された
端子と、この端子のリード線接続部に接続されるリード
線を挟持するためにリード線の外形寸法より小さい幅に
形成されたＵ字状の溝を備えて上記絶縁基板のリード線
接続部のリード線保持方向に一体で設けられたリード線
保持部からなるリード線保持機能付電子部品。 - 【請求項２】 リード線先端部が挿入される穴を有する
第２のリード線保持部を、リード線接続部を挟んでリー
ド線保持部と対向する位置に設けた請求項１記載のリー
ド線保持機能付電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067068U JP2566151Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | リード線保持機能付電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991067068U JP2566151Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | リード線保持機能付電子部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520372U JPH0520372U (ja) | 1993-03-12 |
| JP2566151Y2 true JP2566151Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13334165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991067068U Expired - Lifetime JP2566151Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | リード線保持機能付電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566151Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5797057B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2015-10-21 | アール・ビー・コントロールズ株式会社 | 防水電子装置の製造方法 |
| EP3569075A4 (en) * | 2017-02-08 | 2020-09-02 | Japan Tobacco, Inc. | CARTRIDGE AND INHALER |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0528789Y2 (ja) * | 1988-02-08 | 1993-07-23 | ||
| JPH0526787Y2 (ja) * | 1988-02-17 | 1993-07-07 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP1991067068U patent/JP2566151Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0520372U (ja) | 1993-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |