JP2564510B2 - 内燃エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法 - Google Patents

内燃エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は内燃エンジンの排気ガス濃度センサの出力信
号に応じて空燃比をフィードバック制御するようにした
燃料供給制御装置の排気ガス濃度センサの異常検出方法
に関し、特に排気ガス濃度センサの出力信号の変化から
排気ガス濃度センサの異常を検出する異常検出方法に関
する。
(発明の技術的背景とその問題点) 一般に、内燃エンジンに供給される混合気の空燃比が
所望の値を中心としたある範囲内となるように制御する
ために、排気ガスに含まれている特定の成分濃度、例え
ば酸素ガス濃度を検出し、該検出した酸素ガス濃度に応
じて空燃比補正係数値を設定し、この補正係数値を用い
て空燃比を補正している。内燃エンジンの排気ガスから
酸素ガス濃度を検出するための排気ガス濃度センサであ
る酸素ガス濃度センサ(以下O2センサという)は、例
えばジルコニア固体電解質(ZrO2)を備えた形式のもの
で、その起電力が内燃エンジンの理論空燃比の前後にお
いて急激に変化する特性を有し、O2センサの出力信号
は排気ガスのリッチ側において高レベルとなり、リーン
側において低レベルとなる。このような酸素ガス濃度を
検出するO2センサの断線や劣化が空燃比制御に与える
影響は大きい。このため、O2センサ等の排気ガス濃度
センサを含む排気ガス濃度検出系を常時監視して正常な
センサ信号によって空燃比制御系を正常に機能させる必
要がある。
そのための排気ガス濃度センサの異常検出方法として
従来、補正係数値がステップ状に変化する時刻から次に
ステップ状に変化する時刻までの時間間隔即ちリッチ側
からリーン側へ又はその逆の反転時間間隔を計測し、該
計測した時間間隔が予め設定した時間以上となったとき
排気ガス濃度センサに異常があると判定し、異常が検出
された時点で補正係数値を所定値にセットして排気ガス
濃度センサの異常検出を行なうようにしたものが特開昭
58-222939号により知られている。
又、補正係数値がエンジンの正常作動時にとり得る値
の上・下限値により定まる正常値範囲を外れたとき、正
常値範囲を外れた時点からの経過時間を計測して、該計
測した経過時間が所定時間を超えたとき、排気ガス濃度
センサが異常であると判定する異常判別方法が特開昭59
-3137号により知られている。しかし、このような従来
の異常検出方法のいずれのものも、エンジンのアイドル
運転時を含む低負荷運転時は、O2センサの温度が低く
その活性化が十分に行なわれないため、該O2センサの
出力電圧レベルが不安定となり、実際の空燃比とは異な
ったリッチ信号又はリーン信号が出力される虞が多分に
あり、正常な空燃比フィードバック制御が行なわれない
場合があり、このような状態において排気ガス濃度セン
サの異常検出を行なうと、実際にはO2センサ等の排気
ガス濃度センサが正常であるにも拘らず異常であると誤
診してしまう虞がある等の問題がある。
更に、排気ガス濃度センサからの出力電圧が例えば6V
以上の高電圧になったとき、該排気ガス濃度センサが異
常であると判定する異常検出方法が特開昭53-95431号に
より知られている。しかし、この従来の方法では排気ガ
ス濃度センサ、即ちO2センサの断線を検出することは
できるが、O2センサが短絡したときは出力電圧が0に
下がるので、O2センサの短絡による異常を検出するこ
とはできなかった。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、O2セン
サの異常を早期に且つ確実に検出できるようにした内燃
エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本発明に依れば、内燃エ
ンジンの排気ガス濃度を検出する排気ガス濃度センサの
出力信号に応じて設定される空燃比補正値に基づいて前
記内燃エンジンに供給する燃料量をフィードバック制御
する燃料供給制御装置を備えた内燃エンジンの排気ガス
濃度センサの異常検出方法において、前記エンジンの始
動後から第1の所定時間経過後に前記出力信号を読み込
み記憶し、前記第1の所定時間経過後から開始して前記
排気ガス濃度センサの活性化が完了する前に経過する第
2の所定時間前記出力信号が変化しないとき、前記排気
ガス濃度センサが異常であると判定することを特徴とす
る内燃エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法が
提供される。
(発明の実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の異常検出方法が適用される内燃エン
ジンの燃料供給制御装置の全体構成を示すブロック図で
ある。符号1は例えば4気筒の内燃エンジンを示し、該
エンジン1には吸気管2が接続され、該吸気管2の途中
にはスロットル弁3が設けられている。該スロットル弁
3にはその弁開度θTHを検出し、電気的な信号を出力す
るスロットル弁開度センサ4が接続されており、該検出
されたスロットル弁開度信号は以下で説明するように空
燃比等を算出する演算処理及び排気ガス濃度センサの異
常検出処理を実行する電子コントロールユニット(以下
「ECU」という)5に送られる。
前記エンジン1とスロットル弁3との間には燃料噴射
弁6が設けられている。該燃料噴射弁6は前記エンジン
1の各気筒毎に設けられており、図示しない燃料ポンプ
に接続され、前記ECU5から供給される駆動信号によって
燃料を噴射する開弁時間を制御している。
一方、前記スロットル弁3の下流の吸気管2には、管
7を介して該吸気管2内の絶対圧PBAを検出する吸気管
内絶対圧センサ8が接続されており、その検出信号はEC
U5に送られる。更に管7の下流の吸気管2には吸気温度
(TA)を検出する吸気温度センサ9が取り付けられ、
その検出信号はECU5に送られる。
冷却水が充満されている前記エンジン1の気筒周壁に
は、例えばサーミスタからなり、冷却水の温度(TW
を検出するエンジン冷却水温度センサ10が設けられ、そ
の検出信号は前記ECU5に送られる。エンジン回転数セン
サ(以下、Neセンサという)11及び気筒判別(CYL)セ
ンサ12が前記エンジン1の図示していないカム軸又はク
ランク軸周囲に取り付けられ、前者のNeセンサ11はクラ
ンク軸の180°回転毎に1パルスの信号を出力し、後者
の気筒判別センサ12は気筒を判別する信号をクランク軸
の所定角度位置で1パルス出力し、これらのパルス信号
は前記ECU5に送られる。
前記エンジン1の排気管13には三元触媒14が接続さ
れ、排気ガス中のHC,CO,NOX成分の浄化作用を行う。こ
の三元触媒14の上流側の排気管13には排気ガス濃度セン
サであるO2センサ15が装着され、該O2センサ15は排気
ガス中の酸素ガス濃度を検出し、その検出信号を前記EC
U5に供給している。
更に、前記ECU5には、他のエンジン運転パラメータセ
ンサ、例えば大気圧センサ16が接続され、該大気圧セン
サ16はその検出信号を前記ECU5に供給している。該ECU5
は上述の各種信号を入力し、前記燃料噴射弁6の燃料噴
射時間TOUTを次式により演算する。
OUT=Ti×KO2×K1×K2 ……(1) ここで、Tiは前記燃料噴射弁6の基準噴射時間であ
り、前記Neセンサ11から検出されたエンジン回転数Neと
吸気管内絶対圧センサ8からの絶対圧信号PBAとに応じ
て演算される。KO2は空燃比補正係数であり、フィード
バック制御時では前記O2センサ15の検出信号により示
される酸素ガス濃度に従って設定されるもので、オープ
ンループ制御時ではフィードバック制御時に設定された
空燃比補正係数値KO2の平均値KREFに設定される。
1及びK2は前述の各種センサ、即ち前記スロットル
弁開度センサ4、吸気管内絶対圧センサ8、吸気温度セ
ンサ9、エンジン冷却水温度センサ10、Neセンサ11、気
筒判別センサ12、O2センサ15及び大気圧センサ16から
のエンジンパラメータ信号に応じて演算される補正係数
又は補正変数であって前記エンジン1の運転状態に応
じ、始動特性、排気ガス特性、燃費特性、エンジン加速
特性等の諸特性が最適なものとなるように所定の演算式
に基づいて演算される。
前記ECU5は前記式(1)により求めた燃料噴射時間T
OUTに基づく駆動制御信号を前記燃料噴射弁6に供給
し、その開弁時間を制御する。
第2図は第1図に示すECU5の内部構成を示すブロック
図である。第1図のNeセンサ11からのエンジン回転数信
号は、波形整形回路501で波形整形された後、上死点(T
DC)信号として中央処理装置(以下、CPUという)503に
供給されると共に、Meカウンタ502にも供給される。該M
eカウンタ502は、TDC信号の前回のパルスと今回のパル
スのパルス発生時間間隔を計数するもので、その結果の
計数値Meはエンジン回転数Neの逆数に比例しており、該
Meカウンタ502はこの計数値Meをバス510を介して前記CP
U503に供給する。
第1図のスロットル弁開度センサ4、吸気管内絶対圧
センサ8、エンジン冷却水温度センサ10、O2センサ15
等からの夫々の出力信号はレベル修正回路504で所定の
電圧レベルに修正された後、マルチプレクサ505により
順次A/Dコンバータ506に供給される。該A/Dコンバータ5
06は前述の各センサからの出力信号を逐次デジタル信号
に変換してこのデジタル信号を前記バス510を介して前
記CPU503に供給する。
該CPU503は、更に前記バス510を介してリードオンメ
モリ(以下、ROMという)507、ランダムアクセスメモリ
(以下、RAMという)508及び駆動回路509に接続してい
る。該ROM507は前記CPU503により実行される、後述する
第3図の排気ガス濃度センサの異常判別プログラム等各
種のプログラム、基準噴射時間Ti及び後述する異常判別
値ΔV02等の各種のデータ及びテーブルを記憶してい
る。前記RAM508は前記CPU503で実行される演算の結果、
前記Meカウンタ502及びA/Dコンバータ506から読み込ん
だデータ等を一時記憶するときに用いられる。前記駆動
回路509は前記式(1)により算出された燃料噴射時間
OUTを受け取り、これにより示される時間だけ前記燃
料噴射弁6を開弁させる駆動信号を該燃料噴射弁6に供
給する。
第4図はエンジンのイグニッションスイッチのON後の
2センサ15の出力電圧特性図である。O2センサ15の出
力電圧VO2は、イグニッションスイッチのON直後は、第
5図に示すようなO2センサ15とECU5との間に介装され
たO2センサ入力回路のローパスフィルタを構成するコ
ンデンサC1、C2及び抵抗Rにより若干の時間遅れを持
ってOVから3.5V付近まで立上がる。その後、O2センサ
の活性化が進むにつれてに、出力電圧VO2は徐々に低下
し、OV近くでO2センサの活性化が完了する(第4図の
T時点)。以後は、O2センサが正常の場合、出力電圧
O2は排気ガス中の酸素濃度がリッチならば高レベル
(0.9V)となり、リーンならば低レベル(0.1V)とな
る。一方、O2センサ15内で断線が生じた場合、出力電
圧VO2は点線Iに示すように一定な高電圧(約3.5V)に
維持され、また、O2センサ15が短絡した場合、出力電
圧VO2は立上がらず、点線IIに示すようにOV付近に維持
される。
第3図は本発明のO2センサの異常検出方法による異
常検出処理のフローチャートである。この処理はCPU503
により前記TDC信号の発生毎に実行されるものである。
まず、ステップ301においてイグニッションスイッチがO
FF状態からON状態になったか否かを判別し、その答が肯
定(Yes)であれば、異常検出フラグO2SBを1にセッ
トし(ステップ302)、次のステップ303へ進む。又、ス
テップ301の判別結果が否定(No)であれば、直ちにス
テップ303へ進む。
ステップ303では、イグニッションスイッチがONとな
ってから第5図のローパスフィルタの立上がり遅れに相
当する所定時間tO2(例えば5秒)経過したか否かを判
別する。この判別結果が肯定(Yes)であれば、O2セン
サ15の出力電圧VO2を読み込み、VO2FS値として記憶
し、否定(No)であれば、直ちにステップ305へ進む。
この結果、VO2FS値はO2センサ15の正常時は電圧V1
断線時は電圧V1′、短絡時はV1″となる(第4図参
照)。
ステップ305では、異常判別用の第1及び第2のフラ
グNFS1及びNFS2が共に値1にセットされているか否か
を判別し、その答が否定(No)のときにはステップ306
に進む。該ステップ306では異常検出フラグO2SBが前
記ステップ302で1にセットされたか否かを判別し、そ
の答が肯定(Yes)であれば、次のステップ307へ進む。
該ステップ307ではエンジンのクランキングが終了した
か否か、即ち、エンジン回転数NeがO2センサの異常判
別が可能となる所定クランキング回転数NCRより大きい
か否かを判別し、その答が肯定(Yes)であれば、次の
ステップ308へ進む。
ステップ306又は307の判別結果が否定(No)であれ
ば、後述するステップ310で用いるtO2FSタイマをリセ
ットし(ステップ309)、本プログラムを終了する。
ステップ308以下ではO2センサ15の出力電圧VO2の検
定が行なわれる。まず、ステップ308では出力電圧VO2
が前記VO2FS値と略等しいか否か、即ちVO2がVO2FS±
ΔVO2以内か否かを判別する。この値ΔVO2はO2セン
サが正常であるときの各TDC信号発生毎の出力電圧VO2
の変化量より小さい値(例えば0.1V)に設定されてい
る。その答が肯定(Yes)であれば、tO2FSタイマの所
定タイマ時間(例えば600秒)が経過するまでの間、ス
テップ308の判別結果が継続的に肯定(Yes)であったか
否か、即ち本ルートを継続して所定時間tO2FSに亘り通
ったか否かを判別する(ステップ310)。O2センサ15が
断線又は短絡し、第4図の点線I又はIIに示すように出
力電圧VO2が所定時間tO2FSに亘って一定に保たれた場
合には前記ステップ308及び310の判別の答は共に肯定
(Yes)となる。
ステップ310の判別結果が肯定(Yes)であれば、次の
ステップ311で第1のフラグNFS1が1にセットされてい
るか否かを判別し、その答が否定(No)であれば、第1
のフラグNFS1を1にセットし(ステップ312)、tO2FS
タイマをリセットし(ステップ313)、本プログラムを
終了する。ステップ311の判別結果が肯定(Yes)であれ
ば、第2のフラグNFS2を1にセットし(ステップ31
4)、本プログラムを終了する。ステップ314における第
2のフラグNFS2のセットにより次回ループにおけるス
テップ305の判別結果が肯定(Yes)となり、即ち、O2
センサ15の異常が最終的に判別され、この後、異常検出
フラグO2SBを0にリセットし(ステップ315)、異常
警報用のLEDの表示を行ない(ステップ316)、本プログ
ラムを終了する。この様に、2つのフラグNFS1及びN
FS2のいずれもが値1にセットされたときに始めてO2
ンサ15が異常であると診断されるので、ノイズ等により
誤って何れか一方のフラグが値1にセットされてもO2
センサ15を異常であると誤診することがなく異常検出を
より確実に行なうことが出来る。
一方、ステップ308の判別結果が否定(No)、即ち所
定時間tO2が経過し、O2センサ15の出力電圧VO2の立
上がりが完了した後、出力電圧VO2にO2センサの正常
時の変化が現われれば、O2センサ15は正常であるとし
(第4図参照)、tO2FSタイマをリセットし(ステップ
317)、異常検出フラグO2SBを0にリセットし、本プ
ログラムを終了する。
上述のようにして、O2センサ15の異常検出を、O2
ンサ15が活性化する以前(第4図のT時点以前)に行な
うことができる。従って、エンジンの始動後O2センサ1
5の異常が検出されるまでの時間が短縮され、エンジン
の排気ガス浄化性能の低下を未然に防止することができ
る。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の内燃エンジンの排気ガ
ス濃度センサの異常検出方法に依れば、内燃エンジンの
排気ガス濃度を検出する排気ガス濃度センサの出力信号
に応じて設定される空燃比補正値に基づいて前記内燃エ
ンジンに供給する燃料量をフィードバック制御する燃料
供給制御装置を備えた内燃エンジンの排気ガス濃度セン
サの異常検出方法において、前記エンジンの始動後から
第1の所定時間経過後に前記出力信号を読み込み記憶
し、前記第1の所定時間経過後から開始して前記排気ガ
ス濃度センサの活性化が完了する前に経過する第2の所
定時間前記出力信号が変化しないとき、前記排気ガス濃
度センサが異常であると判定するようにしたので、排気
ガス濃度センサの異常を従来よりも早期に検出すること
ができると共に、排気ガス濃度センサの断線と短絡との
両方の異常を検出することができる。この結果、従来、
エンジンの始動後排気ガス濃度センサの異常が検出され
るまでの時間が長いとその間に排気ガス浄化性能が低下
することがあったが、そのような不具合も解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による排気ガス濃度センサの異常検出方
法が実施される内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体
構成を示すブロック図、第2図は第1図に示す電子コン
トロールユニット(ECU)の構成を示すブロック図、第
3図は本発明の排気ガス濃度センサの異常検出手順を示
すフローチャート、第4図はO2センサ(排気ガス濃度
センサ)の出力電圧特性図、第5図はO2センサの入力
回路図である。 1……内燃エンジン、2……吸気管、5……電子コント
ロールユニット(ECU)、6……燃料噴射弁、11……エ
ンジン回転数センサ、12……気筒判別センサ、13……排
気管、15……酸素(O2)センサ(排気ガス濃度セン
サ)、503……CPU、507……ROM、508……RAM、509……
駆動回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジンの排気ガス濃度を検出する排
    気ガス濃度センサの出力信号に応じて設定される空燃比
    補正値に基づいて前記内燃エンジンに供給する燃料量を
    フィードバック制御する燃料供給制御装置を備えた内燃
    エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法におい
    て、前記エンジンの始動後から第1の所定時間経過後に
    前記出力信号を読み込み記憶し、前記第1の所定時間経
    過後から開始して前記排気ガス濃度センサの活性化が完
    了する前に経過する第2の所定時間前記出力信号が変化
    しないとき、前記排気ガス濃度センサが異常であると判
    定することを特徴とする内燃エンジンの排気ガス濃度セ
    ンサの異常検出方法。
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