JPH09195829A - 内燃機関の燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給制御装置

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JPH09195829A
JPH09195829A JP8026228A JP2622896A JPH09195829A JP H09195829 A JPH09195829 A JP H09195829A JP 8026228 A JP8026228 A JP 8026228A JP 2622896 A JP2622896 A JP 2622896A JP H09195829 A JPH09195829 A JP H09195829A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内燃機関の燃料供給装置に関し、特に内燃機
関の過熱を防止できる内燃機関の燃料供給制御装置を提
供する。 【解決手段】 内燃機関の回転数を検出する回転数検出
手段と、内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、内
燃機関に燃料を供給する燃料供給手段と、車両の速度を
検出する車両検出手段と、前記検出された回転数及び負
荷に応じて燃料供給手段による前記燃料の供給量を制御
し、前記検出された回転数が第1の設定値を越えるとき
に燃料供給手段による燃料の供給を停止させ、前記検出
された回転数が前記第1の設定値より低い第2の設定値
を下回るときに燃料の供給を再開始させる燃料供給制御
手段とを備え、燃料供給制御手段が燃料供給手段による
燃料の供給を再開始させたときに、燃料供給手段による
燃料の供給量を、検出された負荷と車速との少なくとも
一方に応じてリーン化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料供
給装置に関し、特に内燃機関の過熱を防止することがで
きる内燃機関の燃料供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御燃料噴射装置を備えた自
動車用エンジンにおいて、エンジンの過熱を防止するた
めに以下のようなエンジン過熱防止システムが採用され
ている。すなわち、エンジンの回転数が所定回転数(燃
料カットエンジン回転数)以上の時に燃料供給をカット
し、エンジンの回転数がこの所定回転数よりも小さい他
の所定回転数(燃料供給再開始エンジン回転数)を下回
った場合に燃料供給を再開始し、また、特開昭61−6
6839号に記載されているように、エンジンの回転数
が燃料カットエンジン回転数以上のエンジン高速回転時
は、該燃料カットエンジン回転数及び該燃料供給再開始
エンジン回転数を、その下限値まで徐々に下げることが
行われている。さらに、予め設定された回転数以上で
は、内燃機関に供給される燃料−空気混合気を薄くする
と共に、点火タイミングをより早くするようにした内燃
機関の回転数制御方法が公知である(特開昭59−90
743号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエンジン過熱防止システムのように、エンジン回転
数が燃料カットエンジン回転数以上の時に燃料供給をカ
ットし、エンジン回転数がこの所定回転数よりも小さい
燃料供給再開始エンジン回転数を下回った場合に燃料供
給を再開始し、また、エンジンの回転数が燃料カット回
転数以上のエンジン高速回転時は、該燃料カットエンジ
ン回転数及び該燃料供給再開始エンジン回転数を、その
下限値まで徐々に下げ、さらに、予め設定された回転数
以上で、内燃機関に供給される燃料−空気混合気を薄く
すると共に、点火タイミングをより早くしたとしても、
スロットル開度がWOT(ワイド・オープン・スロット
ル)時に比べてパーシャル開度のときにエンジンの排気
ガス温度が高くなるという問題点がある。その理由を以
下に説明する。
【0004】前述のエンジン過熱防止システムの作動中
は、スロットル開度が一定の時に、エンジンへの燃料供
給が燃料カットエンジン回転数と燃料供給再開始エンジ
ン回転数との間でハンチング状態になり、その時のエン
ジンの排気ガス温度は燃料カットの作動と非作動との稼
動時間比に応じて決定される。ここで、燃料カットエン
ジン回転数を一定とすると、スロットル開度が高開度に
なるとエンジンの回転数が高くなり、エンジンの排気ガ
スの体積が増大して排気ガスの空気冷却効果によって排
気ガス温度が低くなるのに対して、スロットル開度が低
開度になるとエンジン回転数が低くなり、燃料供給再開
始エンジン回転数を下回った場合にエンジンに燃料が供
給されて排気ガス温度が増大する傾向となる。その結
果、スロットル開度がWOT時に比べてパーシャル開度
のときにエンジンの排気ガス温度が高くなる。
【0005】そこで、本発明は、スロットル開度がパー
シャル開度のときでもエンジンの排気ガス温度の増大を
防止してエンジンの過熱防止性能を向上させることがで
きるエンジンの過熱防止装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の内燃機関の燃料供給制御装置は、内燃機
関の回転数を検出する回転数検出手段と、前記内燃機関
の負荷を検出する負荷検出手段と、前記内燃機関に燃料
を供給する燃料供給手段と、車両の速度を検出する車速
検出手段と、前記検出された回転数及び前記検出された
負荷に応じて前記燃料供給手段による前記燃料の供給量
を制御し、前記検出された回転数が第1の設定値を越え
るときに前記燃料供給手段による前記燃料の供給を停止
させ、前記検出された回転数が前記第1の設定値より低
い第2の設定値を下回るときに前記燃料の供給を再開始
させる燃料供給制御手段とを備える内燃機関の燃料供給
制御装置において、前記燃料供給制御手段が前記燃料供
給手段による燃料の供給を再開始させたときに、前記燃
料供給手段による前記燃料の供給量を、前記検出された
負荷と前記検出された車速との少なくとも一方に応じて
リーン化させるリーン化手段とを特徴とする。
【0007】請求項1の内燃機関の燃料供給制御装置に
よれば、燃料供給制御手段が、内燃機関の回転数が第1
の設定値より低い第2の設定値を下回るときに燃料の供
給を再開始させる場合に、リーン化手段が、燃料供給手
段による燃料の供給量を、前記検出された負荷と前記検
出された車速との少なくとも一方に応じてリーン化させ
るので、スロットル開度がパーシャル開度のときでもエ
ンジンの排気ガス温度の増大を防止してエンジンの過熱
防止性能を向上させることができる。
【0008】請求項2の内燃機関の燃料供給制御装置
は、請求項1の内燃機関の燃料供給制御装置において、
前記リーン化手段は、前記検出された車速が低いほど前
記燃料の量のリーン化の度合を大きくするように構成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃
料供給装置。
【0009】請求項2の内燃機関の燃料供給制御装置に
よれば、検出された車速が低いほど燃料の量のリーン化
の度合が大きくなるので、エンジンの不要な発熱を防止
できる。
【0010】請求項3の内燃機関の燃料供給制御装置
は、請求項1又は2の内燃機関の燃料供給制御装置にお
いて、前記リーン化手段は、前記検出された負荷が低い
ほど前記燃料の量のリーン化の度合を大きくするように
構成されていることを特徴とする。
【0011】請求項3の内燃機関の燃料供給制御装置に
よれば、検出された内燃機関の負荷が低いほど燃料の量
のリーン化の度合が大きくなるので、エンジンの不要な
発熱を防止できる。
【0012】請求項4の内燃機関の燃料供給制御装置
は、請求項1から3のいずれか1項の内燃機関の燃料供
給制御装置において、前記検出された負荷が所定値より
も大きいときに、前記リーン化手段の作動を停止させる
リーン解除手段を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態に係る内燃エン
ジン(以下「エンジン」という)及びその制御装置の全
体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の途中にはス
ロットル弁3が配されている。スロットル弁3にはスロ
ットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、当
該スロットル弁3の開度に応じた電気信号を出力して電
子コントロールユニット(以下「ECU」という)5に
供給する。
【0015】また、ECU5にはスロットル弁3を駆動
するスロットルアクチュエータ23及びアクセル開度A
Pを検出するアクセル開度(AP)センサ25が接続さ
れており、ECU5はアクセル開度センサ25によって
検出されたアクセル開度APに基づいてスロットルアク
チュエータ23を駆動する。
【0016】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁
時間が制御される。
【0017】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7
を介して負荷検出手段としての吸気管内絶対圧(PB
A)センサ8が設けられており、この絶対圧センサ8に
より電気信号に変換された絶対圧信号は前記ECU5に
供給される。また、その下流には吸気温(TA)センサ
9が取付けられており、吸気温TAを検出して対応する
電気信号を出力してECU5に供給する。
【0018】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ10はサーミスタ等から成り、エンジ
ン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を
出力してECU5に供給する。
【0019】エンジン1の図示しないカム軸周囲又はク
ランク軸周囲には、エンジン1の特定の気筒の所定クラ
ンク角度位置で信号パルス(以下「CYL信号パルス」
という)を出力する気筒判別センサ(以下「CYLセン
サ」という)13、各気筒の吸入行程開始時の上死点
(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位
置で(4気筒エンジンではクランク角180゜毎に)T
DC信号パルスを発生してエンジン回転数NEを検出す
る回転数検出手段としてのエンジン回転数センサ12、
及び前記TDC信号パルスの周期より短い一定クランク
角(例えば30゜)周期で1パルス(以下「CRK信号
パルス」という)を発生するクランク角センサ(以下
「CRKセンサ」と云う)11が取り付けられており、
CYL信号パルスTDC信号パルス及びCRK信号(ク
ランク角信号)パルスはECU5に供給される。
【0020】エンジン1の各気筒には、点火プラグ19
が設けられ、ディストリビュータ18を介してECU5
に接続されている。
【0021】また、ECU5には車速VPを検出する車
速検出手段としての車速センサ24が電気的に接続され
ている。
【0022】三元触媒(触媒コンバータ)15はエンジ
ン1の排気管14に配置されており、排気ガス中のH
C、CO、NOx等の成分の浄化を行う。排気管14の
触媒コンバータ15の上流側には、空燃比センサとして
の酸素濃度センサ16(以下「O2センサ16」とい
う)が装着されており、このO2センサ16は排気ガス
中の酸素濃度を検出し、その検出値に応じた電気信号を
出力しECU5に供給する。また、触媒コンバータ15
には温度センサ21が設けられており、温度センサ21
はECU5に接続されている。また、ECU5には車速
VPを検出する車速センサ24が接続されている。
【0023】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)5b、CPUで実行される各種演算プログラム及び
演算結果等を記憶する記憶手段5c、前記燃料噴射弁6
及びディストリビュータ18等に駆動信号を供給する出
力回路5d等から構成される。
【0024】ECU5のCPU5bは上述の各種エンジ
ンパラメータ信号に基づいて、排気ガス中の酸素濃度に
応じた空燃比のフィードバック制御運転領域やオープン
ループ制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別
するとともに、エンジン運転状態に応じ、数式(1)に
基づき、前記TDC信号パルスに同期して燃料噴射弁6
の燃料噴射時間Toutを演算する。
【0025】 Tout=Ti×KO2×K1+K2 …… (1) ここに、Tiは基本燃料量、具体的にはエンジン回転数
NEと吸気管内絶対圧PBAとに応じて決定される基本
燃料噴射時間であり、このTi値を決定するためのTi
マップが記憶手段に記憶されている。
【0026】KO2は、O2センサ16の出力に基づい
て算出される空燃比補正係数であり、空燃比フィードバ
ック制御中はO2センサ16の出力によってエンジン1
に供給される混合気の空燃比が目標空燃比に一致するよ
うに設定され、オープンループ制御中はエンジン運転状
態に応じた所定値に設定される。
【0027】K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ
信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数であ
り、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速
特性等の諸特性の最適化が図られるような値に設定され
る。
【0028】ECU5のCPU5bはさらに点火時期θ
IGをエンジン運転状態に応じて算出し、上記Tout
値に応じた燃料噴射弁6の駆動信号及びθIG値に応じ
た点火プラグ19の駆動信号を、出力回路5dを介して
出力する。ECU5は、本発明の装置における燃料供給
制御手段及びリーン化手段を構成する。
【0029】上記のような本発明の実施の形態に係る内
燃機関の燃料供給装置においては、エンジン1の過熱を
防止するためにエンジン1のエンジン回転数NEが燃料
カットエンジン回転数(例えば6500rpm又は77
00rpm)以上の時に燃料供給をカットし、エンジン
1のエンジン回転数NEが当該燃料カットエンジン回転
数よりも低いエンジン回転数(例えば6200rpm又
は7500rpm)を下回った場合に燃料供給を再開始
する。具体的には、燃料カットの制御は、図2の内燃エ
ンジンの燃料カットの制御処理を行うプログラムのフロ
ーチャートに従って実行される。
【0030】まず、ステップS101でエンジン回転数
NEが高回転燃料カットエンジン回転数(ヒステリシス
上限)NHFC1H(例えば6500rpm又は770
0rpm)を越えているか否かを判別し、越えていれ
ば、エンジン1への燃料供給をカットし(ステップS1
02)、次いで燃料供給状態であることを「0」で示す
フラグFFCに「1」を設定して(ステップS10
3)、本処理を終了する。
【0031】ステップS101でエンジン回転数NEが
エンジン回転数(ヒステリシス上限)NHFC1H以下
の場合は、ステップS104に進み、エンジン回転数N
Eが高回転燃料カットエンジン回転数(ヒステリシス下
限)NHFC1L(例えば6200rpm又は7500
rpm)を下回るか否かを判別し、下回っていれば、エ
ンジン1への燃料供給を再開始し(ステップS10
5)、次いでフラグFFCに「0」を設定して(ステッ
プS106)、本処理を終了する。
【0032】ステップS104でエンジン回転数NEが
エンジン回転数(ヒステリシス下限)NHFC1L以上
の場合は、ステップS107に進み、フラグFFCが
「1」か否かを判別し、フラグFFCが「1」であれ
ば、エンジン1への燃料供給のカットを続行し(ステッ
プS108)、本処理を終了する。ステップS107で
フラグFFCが「0」の場合は、エンジン1への燃料供
給を続行し(ステップS109)、本処理を終了する。
【0033】本処理により、エンジン1への燃料供給の
カットは、エンジン回転数(ヒステリシス上限)NHF
C1Hとエンジン回転数(ヒステリシス下限)NHFC
1Lとの間でヒステリシスをもった燃料カットエンジン
回転数に基づいて制御される。以下同様に、判別値とし
てのエンジン回転数にヒステリシスがある場合は、その
記号の末尾にH/Lを付してヒステリシスの上限値と下
限値であることを示す。例えば、高回転燃料カットエン
ジン回転数NHFC1H/Lの末尾H/Lのうち、Hは
そのエンジン回転数がエンジン1への燃料供給がカット
される場合の燃料カットエンジン回転数のヒステリシス
の上限値であることを示し、Lは、そのエンジン回転に
おいてエンジン1への燃料が再開始される場合の燃料カ
ットエンジン回転数のヒステリシスの下限値を示す。
【0034】ところで、本装置は、エンジン1のエンジ
ン回転数NEが燃料カットエンジン回転数NHFC1H
/L以上のエンジン高速回転時は、エンジン1の過熱を
防止するために該燃料カットエンジン回転数NHFC1
H/Lをその下限値まで徐々に下げる。具体的には、こ
の燃料カットエンジン回転数NHFC1H/Lの漸減
は、図3及び図4に示すような内燃エンジンの高回転燃
料カットエンジン回転数(NHFC1H/L)を算出す
るプログラムのフローチャートに従って実行される。な
お、本処理はECU5のCPU5bで所定時間毎に実行
される。
【0035】まず、ステップS1でエンジン運転状態が
エンジン始動モードか否かを判別し、始動モードでなけ
れば、ステップS2に進み、車速(VP)センサ24が
異常か否かを判別する。ステップS2で、車速センサ2
4が異常でなければ、ステップS3に進み、高回転燃料
カットエンジン回転数の持ち替え禁止ダウンカウントタ
イマtmTDCのカウント値が0か否かを判別する。タ
イマtmTDCのカウント値は例えば100msに設定
されている。これにより、タイマtmTDCの設定値の
期間が経過するまでは、以下の処理の実行が禁止され
る。高回転燃料カットエンジン回転数NHFC1H/L
の頻繁な持ち換えを避けるためである。
【0036】ステップS3で、タイマtmTDCのカウ
ント値が0であればエンジン回転数NHFC1H/Lの
持ち換え禁止期間が経過したとして、タイマtmTDC
のカウント値を所定値(例えば100ms)にリセット
し(ステップS4)、ステップS5でエンジン水温(T
W)センサ10が異常であるか否かを判別する。ステッ
プS5でエンジン水温センサ10が異常でなければ、ス
テップS6に進み、エンジン水温TWがエンジン過熱判
定用のエンジン水温TWOH(例えば50℃)を越えて
いるか否かを判別する。
【0037】ステップS6でエンジン水温TWがエンジ
ン水温TWOHを越えている場合、又はステップS5で
エンジン水温センサ10が異常である場合は、ステップ
S7に進み、エンジン回転数NEがエンジン過熱判定用
のエンジン回転数NEOHを越えているか否かを判定す
る。ここで、エンジン回転数NEOHは、前述の高回転
燃料カットエンジン回転数NHFC1H/Lの場合と同
様のヒステリシスを有しており、エンジン過熱判定用の
エンジン回転数のヒステリシス上限値NEOHH(例え
ば6000rpm)と、エンジン過熱判定用のエンジン
回転数のヒステリシス下限値NEOHL(例えば300
0rpm)とが設定されている。
【0038】ステップS7でエンジン回転数NEがエン
ジン回転数NEOHを越えている場合は、ステップS8
に進み、エンジン回転数NHFC1H/Lの持ち替え用
遅延タイマtmOHのカウント値が0か否かを判別す
る。遅延タイマtmOHのカント値は例えば60sec
に設定されている。ステップS8で、タイマtmOHの
カウント値が0であれば所定の時間が経過したとして、
ステップS9に進む。
【0039】ここで、本遅延タイマtmOHは、後述す
るように、ステップS18及びS28でリセットされ
る。すなわち、ステップS1でエンジン運転状態がエン
ジン始動モードでなくなり、ステップS6でエンジン水
温TWがエンジン水温TWOHを越え、かつステップS
7でエンジン回転数NEがエンジン回転数NEOHを越
えてからステップS8においてタイマtmOHのカウン
ト値が0になるまでは以下のステップS9以下の実行が
禁止される。
【0040】ステップS9では、スロットル開度がWO
T(ワイド・オープン・スロットル)であることを
「1」で示すフラグFWOTが1であるか否かを判別す
る。ステップS9で、フラグFWOTが1である場合は
リーン化係数KAFOHを1.0にし(ステップS1
0)、フラグFWOTが1でなければ図5に示す車速V
Pに関するリーン化係数KAFOH算定テーブルより、
車速VPに基づいてリーン化係数KAFOHを算定する
(ステップS11)。このリーン化係数KAFOHは、
前述の燃料噴射弁6の燃料噴射時間Toutに乗算され
る補正係数として使用される。車速VPが車速VFC1
以下であれば、リーン化係数KAFOHは1.0未満に
なるので、燃料噴射弁6の燃料噴射時間Toutは減少
し、空燃比はリーン化傾向になる。逆に、車速VPが車
速VFC1を越えたときは、リーン化係数KAFOHは
1.0になるので、燃料噴射弁6の燃料噴射時間Tou
tは減少せず、空燃比のリーン化は排除される。
【0041】ステップS10又はステップS11を実行
した後、ステップS12に進み、高回転燃料カットエン
ジン回転数NHFCH/Lから所定の引き下げ分DNF
CDを引いて、その値を新たな高回転燃料カットエンジ
ン回転数NHFCH/Lとする。所定の引き下げ分DN
FCDは例えば23.3rpmである。 以下、このエ
ンジン回転数NHFCのヒステリシスの上限に注目して
説明するものとし、各エンジン回転数NHFCの記号の
末尾をH(/L)として表し、燃料カットのヒステリシ
スの下限の場合も同様の説明であることを示す。すなわ
ち、本プログラムにおいて、高回転燃料カット用エンジ
ン回転数(ヒステリシス上限)NHFCH及び同回転数
(ヒステリシス下限)NHFCLの双方について夫々処
理がなされるものである。
【0042】TWセンサ10が異常でない場合にエンジ
ン水温TWがエンジン水温TWOHを越え(ステップS
6)、かつエンジン回転数NEがエンジン回転数NEO
Hを越えている(ステップS7)場合は、タイマtmO
Hで設定された所定時間の遅延をもって(ステップS
9)、エンジン回転数NHFCを所定の引き下げ分DN
FCDだけ減少させ、その後は、タイマtmTDCで設
定された所定時間毎(ステップS3)に引き下げ分DN
FCDだけ減少させる。その結果、エンジン回転数NH
FCは図6に示すように漸減する。ここに、図6は、高
回転燃料カットエンジン回転数NHFCの変化を説明す
るためのグラフである。
【0043】次いで、ステップS13で、バルブタイミ
ングが高速側か否かを判別する。ステップS13でバル
ブタイミングが高速側である場合は、ステップS14に
進み、図7に示す燃料カットエンジン回転数NHFCV
テーブルにおけるグラフ81(82)よりバルブタイミ
ング高回転側用の燃料カットエンジン回転数NHFCV
H(/L)を算出する。
【0044】ステップS13でバルブタイミングが低速
側である場合は、ステップS15に進み、図7に示す燃
料カットエンジン回転数NHFCVテーブルにおけるグ
ラフ81(82)よりバルブタイミング低回転側用の燃
料カット回転数NHFCVH(/L)を算出する。
【0045】図6において、エンジン回転数NHFCV
Hは、ヒステリシス上限を示し、エンジン回転数NHF
CVLはヒスリシス下限を示す。また、NHFCVH1
/2及びNHFCVL1/2の末尾の数字1はバルブタ
イミングが低回転側であることを示し、当該末尾の数字
2はバルブタイミングが高回転側であることを示す。図
7中、グラフ81は、バルブタイミングが高回転側の場
合と同低回転側の場合とで互いに異なる燃料カットエン
ジン回転数を説明の便宜上一つの線で示しており、夫々
の回転数の傾向変化を示すものである。同グラフ82に
ついても同様である。
【0046】ステップS14又はステップS15を経た
後、ステップS16に進み、エンジン回転数NHFCH
(/L)がエンジン回転数NHFCVH(/L)以上で
あるか否かを判別する。ステップS16でエンジン回転
数NHFCH(/L)がエンジン回転数NHFCVH
(/L)を下回る場合は、ステップS17に進み、エン
ジン回転数NHFCH(/L)をエンジン回転数NHF
CVH(/L)として本処理を終了する。
【0047】ステップS16でエンジン回転数NHFC
H(/L)がエンジン回転数NHFCVH(/L)以上
のときは、エンジン回転数NHFCH(/L)をそのま
まとして直ちに本処理を終了する。これにより、その車
速VPにおけるエンジン回転数NHFCVH(/L)が
エンジン回転数NHFCH(/L)の下限値となる。
【0048】ステップS6でエンジン水温TWがエンジ
ン水温TWOH以下であるか、又はステップS7でエン
ジン回転数NEがエンジン回転数NEOH以下である場
合は、タイマtmOHをリセットする(ステップS1
8)。
【0049】タイマtmOHをリセットした場合(ステ
ップS18)、又はタイマtmOHのカウント値が0で
ない場合(ステップS8)、リーン化係数KAFOHを
1.0とし(ステップS19)、次いで、ステップS2
0に進み、エンジン回転数NHFCH(/L)に所定の
引き上げ分DNFCUを加えて、その値を新たなエンジ
ン回転数NHFCとする。ここで、所定の引き上げ分D
NFCUは例えば675rpmである。
【0050】これにより、エンジン回転数NHFCH
(/L)が漸減開始後、エンジン水温TWがエンジン水
温TWOH以下であるか(ステップS6)、エンジン回
転数NEがエンジン回転数NEOH以下である(ステッ
プS7)場合は、図6に示すように、エンジン回転数N
HFCH(/L)が漸増する。
【0051】次いで、ステップS21で、バルブタイミ
ングが高速側か否かを判別する。ステップS21でバル
ブタイミングが高速側である場合は、ステップS22に
進み、図7に示す前述の燃料カットエンジン回転数NH
FCVテーブルにおけるグラフ81(82)よりバルブ
タイミング高回転側用の燃料カットエンジン回転数NH
FCVH(/L)を算出する。
【0052】ステップS21でバルブタイミングが低速
側である場合は、ステップS23に進み、図6に示す燃
料カットエンジン回転数NHFCVテーブルにおけるグ
ラフ81(82)よりバルブタイミング低回転側用のエ
ンジン回転数NHFCVH(/L)を算出する。
【0053】ステップS22又はステップS23を経た
後は、夫々ステップS24に進み、エンジン回転数NH
FCH(/L)がエンジン回転数NHFCVH(/L)
以上か否かを判別する。ステップS24でエンジン回転
数NHFCH(/L)がエンジン回転数NHFCVH
(/L)以上である場合は、ステップS17に進み、エ
ンジン回転数NHFCVH(/L)をエンジン回転数N
HFCH(/L)として本処理を終了する。
【0054】ステップS24でエンジン回転数NHFC
H(/L)がエンジン回転数NHFCVH(/L)を下
回る場合は、エンジンエンジン回転数NHFCH(/
L)をそのままとして直ちに本処理を終了する。これに
より、その車速VPにおけるエンジン回転数NHFCV
H(/L)がエンジン回転数FHFC1H(/L)の上
限値となる。
【0055】また、ステップS3で、タイマtmTDC
のカウント値が0でない場合は、高回転燃料カットエン
ジン回転数の持ち替え禁止期間が経過していないとして
直ちに本処理を終了する。
【0056】さらに、ステップS2で車速センサ10が
異常である場合は、フェイルセーフのため車速VPがV
FC1以上、バルブタイミングは低速側であるとしてリ
ーン化係数KAFOHに1.0を設定し(ステップS2
6)、エンジン回転数NHFCH(/L)をエンジン回
転数NHFCVH(/L)として(ステップS27)、
本処理を終了する。
【0057】ステップS1でエンジン運転状態がエンジ
ン始動モードである場合は、タイマtmOHをリセット
し(ステップS28)、ステップS26及びS27を実
行して本処理を終了する。
【0058】本実施の形態によれば、エンジン過熱防止
システムの作動中に、車速VPに応じて空燃比をリーン
化させるので、スロットル開度がパーシャル開度のとき
でもエンジンの排気ガス温度の増大を防止してエンジン
の過熱防止性能を向上させることができる。
【0059】以下、図8及び図9を参照しながら本実施
の形態の変形例を説明する。
【0060】本変形例では、前述の実施例に係る図3及
び図4のフローチャートにおいて、ステップS9からS
11に代えて図8に示すステップS71及びS72が実
行される。
【0061】すなわち、ステップS8でタイマtmOH
のカウント値が0にななると、ステップS71に進み、
図9のエンジン負荷LDに関するリーン化係数KAFO
HLD算定テーブルにより、スロットル開度θTH又は
吸気管内絶対圧PBAから得られるエンジン負荷LDに
基づいてリーン化係数KAFOHLDを算定。次いで、
ステップS72で、図5に示す車速VPに関するリーン
化係数KAFOH算定テーブルより、車速VPに基づい
てリーン化係数を算定する。これらのリーン化係数KA
FOHLD、KAFOHは、前述の燃料噴射弁6の燃料
噴射時間Toutにさらに乗算される補正係数として使
用される。エンジン負荷LDが所定の値以下では、リー
ン化係数KAFOHLDは1.0未満になり、また、車
速VPが車速VFC1以下であれば、リーン化係数KA
FOHは1.0未満になる(図5)。係る場合は、燃料
噴射弁6の燃料噴射時間Toutは減少し、空燃比はリ
ーン化傾向になる。逆に、エンジン負荷LDが所定の値
を越えたときは、リーン化係数KAFOHLDは1.0
になり(図9)、また、車速VPが車速VFC1を越え
たときは、リーン化係数KAFOHは1.0になる(図
5)。係る場合は、燃料噴射弁6の燃料噴射時間Tou
tは減少せず、空燃比のリーン化は排除される。
【0062】本変形例によれば、エンジン過熱防止シス
テムの作動中に、エンジン負荷LD及び車速VPに応じ
て空燃比をリーン化させるので、スロットル開度がパー
シャル開度のときでもエンジンの排気ガス温度の増大を
防止してエンジンの過熱防止性能を向上させることがで
きる。
【0063】本変形例において、ステップS72を省略
して、ステップS71のエンジン負荷LDに関するリー
ン化係数KAFOHLDを算定し、この係数のみを燃料
噴射時間Tout算出の補正係数として使用してもよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の内燃機
関の燃料供給制御装置によれば、燃料供給制御手段が、
内燃機関の回転数が第1の設定値より低い第2の設定値
を下回るときに燃料の供給を再開始させる場合に、リー
ン化手段が、燃料供給手段による燃料の供給量を、前記
検出された負荷と前記検出された車速との少なくとも一
方に応じてリーン化させるので、スロットル開度がパー
シャル開度のときでもエンジンの排気ガス温度の増大を
防止してエンジンの過熱防止性能を向上させることがで
きる。
【0065】請求項2の内燃機関の燃料供給制御装置に
よれば、検出された車速が低いほど燃料の量のリーン化
の度合が大きくなるので、エンジンの不要な発熱を防止
できる。
【0066】請求項3の内燃機関の燃料供給制御装置に
よれば、検出された内燃機関の負荷が低いほど燃料の量
のリーン化の度合が大きくなるので、エンジンの不要な
発熱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る内燃エンジン及びそ
の制御装置の全体の構成図である。
【図2】内燃エンジンの燃料カットの制御処理を行うプ
ログラムのフローチャートである。
【図3】内燃エンジンの高回転燃料カットエンジン回転
数NHFC1H/Lを算出するプログラムのフローチャ
ートである。
【図4】図3のフローチャートに続くフローチャートで
ある。
【図5】車速VPに関するリーン化係数KAFOH算定
テーブルである。
【図6】高回転燃料カットエンジン回転数NHFCの変
化を説明するためのグラフである。
【図7】高回転燃料カットエンジン回転数NHFCVを
算出するためのテーブルである。
【図8】図3のフローチャートの変形例の部分を示すフ
ローチャートである。
【図9】エンジン負荷LDに関するリーン化係数KAF
OHLD算定テーブルである。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 吸気管 3 スロットル弁 4 スロットル弁開度センサ 5 ECU 8 絶対圧センサ 10 エンジン水温センサ 12 NEセンサ 16 O2センサ 23 スロットルアクチュエータ 24 車速センサ 25 アクセル開度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 312 F02D 45/00 312M 345 345E 345F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の回転数を検出する回転数検出
    手段と、前記内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段
    と、前記内燃機関に燃料を供給する燃料供給手段と、車
    両の速度を検出する車速検出手段と、前記検出された回
    転数及び前記検出された負荷に応じて前記燃料供給手段
    による前記燃料の供給量を制御し、前記検出された回転
    数が第1の設定値を越えるときに前記燃料供給手段によ
    る前記燃料の供給を停止させ、前記検出された回転数が
    前記第1の設定値より低い第2の設定値を下回るときに
    前記燃料の供給を再開始させる燃料供給制御手段とを備
    える内燃機関の燃料供給制御装置において、前記燃料供
    給制御手段が前記燃料供給手段による燃料の供給を再開
    始させたときに、前記燃料供給手段による前記燃料の供
    給量を、前記検出された負荷と前記検出された車速との
    少なくとも一方に応じてリーン化させるリーン化手段と
    を特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記リーン化手段は、前記検出された車
    速が低いほど前記燃料の量のリーン化の度合を大きくす
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記リーン化手段は、前記検出された負
    荷が低いほど前記燃料の供給量のリーン化の度合を大き
    くするように構成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の内燃機関の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記検出された負荷が所定値よりも大き
    いときに、前記リーン化手段の作動を停止させるリーン
    化解除手段を備えることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項記載の内燃機関の燃料供給装置。
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