JP2563989B2 - 板材の積載方法 - Google Patents

板材の積載方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、板材の積載方法に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は、板材表面の摩損を抑制する
とともに、精度良く所定の表面部位で重ね合わせて積載
することのできる、板材の積載方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、天井材、外装材等の板材については、連続
ライン上においてその表面を相互に重ね合わせて積載す
ることが行われてきている。
このような板材の積載方法としては、たとえば、第6
図に示したように、板材(ア)を所定位置まで搬送し、
後続の板材(イ)をバー(ウ)に載せた後に、このバー
(ウ)の回転軸(エ)を中心として矢印方向へ90゜回転
させ、板材(イ)を板材(ア)上へ積載する方法が知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、たとえばこの第6図に示される従来法
においては、バー(ウ)を90゜回転させ、板材(イ)を
その慣性を利用して板材(ア)の上に積載するために、
板材(イ)が板材(ア)の上に倒れ込むようになる。こ
のため、2枚の板材(ア)(イ)の表面を所定の部位で
精度良く重ね合わせることができないという問題があっ
た。たとえば第6図に示した積載状態(オ)のように、
2枚の板材(ア)(イ)にずれが発生するのが避けられ
なかった。
このような板材積載における問題は、第7図に示した
ような板材(ア)(イ)の表面に化粧用の溝形成したス
トライプ品において特に顕在化される。
板材(ア)とこれに重ね合わせる板材(イ)との間
に、重合せのずれが生ずると、表面部の山(カ)どうし
と谷(キ)どうしとを重ね合せることができないため、
第8図に示した積載状態のように、山(カ)が谷(キ)
に入り込みやすい。
このように、従来の板材の積載方法では、正確な所定
部位での板材の重合せが難しく、しかも、第8図に示し
たような積載状態で形成される際に、板材(ア)(イ)
には損傷が発生しやすいのが実情であった。また、積載
作業では、この第8図に示した積載状態が形成された時
には、これを解除する必要があり、板材積載作業の効率
の低下を招いてもいた。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の板材の積載方法の欠点を解消し、板材表
面の摩損を抑制するとともに、精度良く所定の表面部位
で重ね合わせて積載することのできる、新しい板材の積
載方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、搬送
した板材の両端部を、その外側方から、弾性体を備えた
対向する一対の支持体で板材両端部の端面に弾性的に当
接しながら挟持して持ち上げ、次いで板材を、反転後
に、後続する板材の表面近傍まで降下させた後に、支持
体を外側方に移動させて挟持した板材から離脱させ、反
転した板材を後続の板材上に落下させて積載することを
特徴とする板材の積載方法を提供する。
(作 用) この発明の板材の積載方法においては、搬送した板材
の両端部を、その外側方から、弾性体を備えた対向する
一対の支持体で板材両端部の端面に弾性的に当接しなが
ら挟持して持ち上げ、次いで板材を、反転後に、後続す
る板材の表面近傍まで降下させた後に、支持体を外側方
に移動させて挟持した板材から離脱させ、反転した板材
を後続の板材上に落下させて積載する。
このため、2枚の板材を所定の表面部位で正確に重ね
合わせることができる。板材積載作業の効率向上を寄与
する。
2枚の板材を積載する際の支持体による板材両端部の
挟持及び離脱は容易で、しかも重ね合わせる側の板材
は、重ね合わされる側の後続の板材の表面近傍で落下す
るため、双方の板材が破損しにくくなる。板材間に通常
用いられる合紙を必ずとも必要とせずに済む。
(実施例) 以下図面に沿って実施例を示し、この発明の板材の積
載方法についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の板材の積載方法の一例を示した
工程断面図である。
(a) 板材積載部(1)には、搬送方向に対して左右
に位置する板材(2)の両端部を挟持するための一対の
支持体(3)を、板材(2)の両端部の外側方に対向配
置している。
この支持体(3)には、板材(2)の両端部の損傷を
防止することができるように、弾性体としてのばね
(4)を備え、これに支持板(5)を連結している。そ
して、板材(2)の両端部端面には、この支持板(5)
を当接するようにしている。
ばね(4)は、他の弾性体で代用することが可能で、
また、その材質、形状等については特に制限はなく、十
分な弾性と剛性とを有する任意のものとすることができ
る。支持板(5)の材質についても同様で、金属、合
金、樹脂等の適宣なものを採用することができる。
板材(2)は、板材積載部(1)において、対向する
支持体(3)の間に搬送されたときに停止される。
(b) 次いで、支持体(3)が、板材(2)の両端部
の外側方から接近し、支持板(5)を板材(2)の各々
の端部端面に当接させた後に、ばね(4)の弾性力によ
り板材(2)を押圧して挟持する。この支持体(3)の
挟持は、板材(2)の中央部のみとすることができ、こ
うすることで、後述する板材(2)の反転に際して回転
半径が短縮され、板材(2)の反転のためのスペースを
削減することができる。
(c) 板材(2)は、一旦、上方に持ち上げられる。
このときの上昇高さは、板材(2)の反転に支障のない
程度とする。
(d) 次いで、支持体(3)を180゜回転し、板材
(2)を反転させる。この反転により、板材(2)の表
面(2a)が下面となり、裏面(2b)が上面となる。
(e) 搬送ライン上で移送される後続の板材(6)
が、板材積載部(1)に導かれると、支持体(3)は、
板材(2)とともに下降する。
(f)(g) 板材(2)が、後続の板材(6)の表面
近傍に来ると、支持体(3)は、板材(2)の外側方に
移動し、板材(2)の両端部より離脱する。すると、板
材(2)は、後続の板材(6)上に落下し、2枚の板材
(2)(6)は、表面の所定部位で重なり合う。
一方、支持体(3)は、さらに降下して初期位置にま
で戻り、次の作業サイクルに備える。
積載が完了した板材(2)(6)は、次いで、次の工
程へと搬送される。
このように、2枚の板材(2)(6)は、所定の表面
部位で精度良く重なり合い、積載される。たとえば第2
図に示したような溝形成された板材(7)(8)の場合
にも、2枚の板材(7)(8)を、表面部の山(9)
(10)どうしが重なり合うように積載することができ、
従来法のように、山(9)(10)が谷に嵌まり込むこと
はない。板材の積載作業の効率が向上する。
また、2枚の板材(2)(6)を積載する際の支持体
(3)による板材(2)(6)の両端部の挟持及び離脱
は容易で、しかも重ね合わせる側の板材(2)は、重ね
合わされる側の後続の板材(6)の表面近傍で落下する
ため、双方の板材(2)(6)は破損しにくくなる。こ
のため、板材間に一般に用いられてきている合紙を必ず
とも必要とせずに済む。
第3図は、第1図に示した板材積載部(1)に設置す
ることのできる積載装置の一例を示した腰部断面図であ
る。
たとえばこの第3図に示した例においては、支持体
(3)による板材(2)の挟持及び離脱を実現するため
の機構として、エアシリンダ等の駆動手段(11)が採用
され、また、この駆動手段(11)の駆動力をバー(12)
を介してシャフト(13)伝達するように、クランク機構
(A)が設けられている。支持体(3)はシャフト(1
3)の後端に連結されており、駆動手段(11)の水平方
向の移動は、このクランク機構(A)を介してシャフト
(13)のスライドに変換される。こうして、支持体(1
3)による板材(2)の挟持及び離脱が可能となる。な
お、シャフト(13)と支持体(3)とは一体成形しても
よい。
また、シャフト(13)には、その先端に圧接板(14)
が設けられ、周囲には、スライドベアリング(15)を介
して、支持体回転部(16)が配設されている。この支持
体回転部(16)の先端には、回転板(17)が形成されて
いる。圧接板(14)と回転板(17)との間にばね(18)
が配置されている。
このような積載装置において、駆動手段(11)を作動
させ、バー(12)で圧接板(14)を押圧し、シャフト
(13)をスライドさせると、支持体(3)が板材(2)
の端部にその外側方から接近し、板材(2)の端部の挟
持が可能となる。
一方、支持体(3)を板材(2)から離脱する場合に
は、駆動手段(11)の作動により、圧接板(14)を押圧
するバー(12)の押圧力を低減させた後に、ばね(18)
の弾性力でシャフト(13)を逆方向にスライドさせる。
またこの第3図に示した積載装置では、板材(2)の
反転は、モータ(19)の回転力を回転板(20)からベル
ト又はチェーン等を介して回転板(21)に伝達し、シャ
フト(22)の先端に設けた別の回転板(23)からベルト
又はチェーン等を介して回転板(17)に伝えることによ
り可能とされている。回転板(17)の回転により支持体
回転部(16)が回転し、スライドベアリング(15)によ
って支持されたシャフト(13)、そして、その後端の支
持体(3)が回転する。支持体回転部(16)の周辺に
は、シャフト(13)及び支持体(3)の回転が円滑に行
われるように、ベアリング(24)を設けることができ
る。
また、支持体(3)の180゜の回転は、近接スイッチ
(25)により搬送ライン上で移送されて来る後続の板材
を所定位置で検知した後に、搬送ラインを一旦停止させ
て行うことができる。
そして、この積載装置では、支持体(3)の上昇及び
下降を装置最下部に配設した作動手段(26)によって実
現するようにしている。
この作動手段(26)は、中間停止付きエアシリンダ又
はカム等を備えた任意のものとすることができ、連接棒
(27)を上下動させる。連接(27)の上面には、伝達板
(28)が設けられ、軸(29)を介して、装置本体のフレ
ーム(30)を上下動させることができるようにしてい
る。これにより、支持体(3)の上昇及び下降が可能と
なる。軸(29)の周辺には、ベアリング(31)が配設さ
れ、その上下動の円滑化が図られている。
第4図は、第1図に示した板材積載部(1)に設置す
ることのできる積載装置の別の例を示した要部断面図で
ある。
この第4図に示した積載装置においては、支持体
(3)をモータ(19)に直接連結しており、積載装置の
フレーム(30)をこの第4図に示したような形状に形成
し、連接棒(32)を介して空気圧、油圧等による駆動手
段(33)に接続している。この駆動手段(33)の作動に
よって、フレーム(30)の水平方向に前後移動が可能と
なり、支持体(3)による板材(2)の挟持及び離脱が
実現される。
第5図は、連続ライン上における板材の移動の一例を
示した工程側面図である。
この発明の板材の積載方法においては、搬送ライン
(34)上での板材の停止位置を制御するために、搬送ラ
イン(34)には、板材送り用爪(35)が設けられてい
る。また、このライン(34)は、板材積載部(1)に設
置される、第3図及び第4図に示したような積載装置に
搭載することのできる近接スチッチや光電管などで位置
検知した信号に基づいてクラッチブレーキ等で精度よく
停止させることができるようにしている。板材(2)の
反転時及び板材(6)上への積載時に、搬送ライン(3
4)は停止される。
勿論、この発明は、以上の例に限定されるものではな
い。積載装置の構成及び構造などの細部については様々
な態様が可能であることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明によって、板材を
所定の表面部位で精度良く正確に重ね合わせ、積載する
ことができる。板材積載作業の効率が向上し、しかも、
重合せ時における板材の表面損傷が抑制される。表面に
化粧模様を形成した板材も安定して積載することがで
き、合紙の省略が可能ともなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法の一例を示した工程正断面図
である。 第2図は、この発明の方法による板材の積載状態の一例
を示した断面図である。 第3図は、この発明の方法に使用可能な積載装置の一例
を示した正断面図である。 第4図は、この発明の方法に使用可能な積載装置の別の
例を示した正断面図である。 第5図は、連続ライン上における板材の移動の一例を示
した工程側面図である。 第6図は、従来の板材の積載方法を示した工程側面図で
ある。 第7図は、所望の積載状態を示した側面図である。 第8図は、従来の板材の積載状態の例を示した斜視図で
ある。 1……板材積載部 2,6,7,8……板材 3……支持体 4,18……ばね 5……支持板 9,10……山 11,33……駆動手段 12……バー 13,22……シャフト 14……圧接板 15……スライドベアリング 16……支持体回転部 17,20,21,23……回転板 19……モータ 24,31……ベアリング 25……近接スイッチ 26……作動手段 27,32……連接棒 28……伝達板 29……軸 30……フレーム 34……搬送ライン 35……板材送り用爪

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送した板材の両端部を、その外側方か
    ら、弾性体を備えた対向する一対の支持体で板材両端部
    の端面に弾性的に当接しながら挟持して持ち上げ、次い
    で板材を、反転後に、後続する板材の表面近傍まで降下
    させた後に、支持体を外側方に移動させて挟持した板材
    から離脱させ、反転した板材を後続の板材上に落下させ
    て積載することを特徴とする板材の積載方法。
  2. 【請求項2】板材の反転時及び積載時に、板材の搬送を
    停止する請求項1記載の板材の積載方法。
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