JP2562924Y2 - 魚釣用リ−ルのハンドル装着機構 - Google Patents
魚釣用リ−ルのハンドル装着機構Info
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- JP2562924Y2 JP2562924Y2 JP5655193U JP5655193U JP2562924Y2 JP 2562924 Y2 JP2562924 Y2 JP 2562924Y2 JP 5655193 U JP5655193 U JP 5655193U JP 5655193 U JP5655193 U JP 5655193U JP 2562924 Y2 JP2562924 Y2 JP 2562924Y2
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- JP
- Japan
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- handle
- screw
- locking member
- shaft
- drive shaft
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スプ−ルに釣糸を巻
き上げるハンドルを改善した魚釣用リ−ルのハンドル装
着機構に関する。
き上げるハンドルを改善した魚釣用リ−ルのハンドル装
着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用リ−ルにおいて、駆動歯車
を有する駆動軸内に回り止め嵌合されるハンドル軸のガ
タ付きを抑える方法として、例えば実開昭60−777 号公
報で、雌螺子を形成したハンドル軸の端部に割溝を形成
し、該割溝内にテ−パ−部を有する雄螺子を螺合し、該
雄螺子のテ−パ−部で割溝部を径方向外方に拡開変形さ
せて、ハンドル軸の端部を駆動軸内面に圧接し、ハンド
ル軸の回転方向のガタ付きを抑えるようにしたものが知
られている。しかしながら、テ−パ−付き雄螺子のテ−
パ−部により、ハンドル軸端部の割溝部分の両側が外方
に変形されるので、ハンドル軸の端部の雌螺子部も外方
変形の影響を受けて雄螺子との螺合があまくなって、ネ
ジバカを起こし易く、ハンドル軸の着脱時の耐久性に劣
る欠点があった。又、雄螺子のテ−パ−部で締付けなが
ら変形を生じさせるため、テ−パ−部にハンドル軸の端
部の雌螺子部の螺子山によるキズが付き易く、安定した
テ−パ−面の接触による変形作用が得られない。
を有する駆動軸内に回り止め嵌合されるハンドル軸のガ
タ付きを抑える方法として、例えば実開昭60−777 号公
報で、雌螺子を形成したハンドル軸の端部に割溝を形成
し、該割溝内にテ−パ−部を有する雄螺子を螺合し、該
雄螺子のテ−パ−部で割溝部を径方向外方に拡開変形さ
せて、ハンドル軸の端部を駆動軸内面に圧接し、ハンド
ル軸の回転方向のガタ付きを抑えるようにしたものが知
られている。しかしながら、テ−パ−付き雄螺子のテ−
パ−部により、ハンドル軸端部の割溝部分の両側が外方
に変形されるので、ハンドル軸の端部の雌螺子部も外方
変形の影響を受けて雄螺子との螺合があまくなって、ネ
ジバカを起こし易く、ハンドル軸の着脱時の耐久性に劣
る欠点があった。又、雄螺子のテ−パ−部で締付けなが
ら変形を生じさせるため、テ−パ−部にハンドル軸の端
部の雌螺子部の螺子山によるキズが付き易く、安定した
テ−パ−面の接触による変形作用が得られない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、テ−パ−付き雄螺子のテ−パ−部により、ハンド
ル軸端部の割溝部分の両側が外方に変形されるので、ハ
ンドル軸の端部の雌螺子部も外方変形の影響を受けて雄
螺子との螺合があまくなって、ネジバカを起こし易く、
ハンドル軸の着脱時の耐久性に劣る欠点があると共に、
テ−パ−部にハンドル軸の端部の雌螺子部の螺子山によ
るキズが付き易く、安定したテ−パ−面の接触による変
形作用が得られないことである。
点は、テ−パ−付き雄螺子のテ−パ−部により、ハンド
ル軸端部の割溝部分の両側が外方に変形されるので、ハ
ンドル軸の端部の雌螺子部も外方変形の影響を受けて雄
螺子との螺合があまくなって、ネジバカを起こし易く、
ハンドル軸の着脱時の耐久性に劣る欠点があると共に、
テ−パ−部にハンドル軸の端部の雌螺子部の螺子山によ
るキズが付き易く、安定したテ−パ−面の接触による変
形作用が得られないことである。
【0004】本考案の目的は前記欠点に鑑み、係止部材
を径方向外方に変形させて安定して確実なハンドル軸の
回転方向のガタ止めを行った魚釣用リ−ルのハンドル装
着機構を提供することである。
を径方向外方に変形させて安定して確実なハンドル軸の
回転方向のガタ止めを行った魚釣用リ−ルのハンドル装
着機構を提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本考案は、駆動歯車を有
する駆動軸内にハンドルが取り付けられたハンドル軸を
回り止め嵌合し、該ハンドル軸の端部にネジ孔と該ネジ
孔に連通する挿通孔を形成し、該端部の外周に径方向に
変形可能な係止部材を嵌着し、該係止部材に突部を形成
して該突部を前記挿通孔の内方に嵌入せしめ、前記ハン
ドル軸に螺合するネジ部材の先端部に形成したテ−パ−
係合面で前記突部を押圧して前記係止部材を径方向外方
に変形させ、該係止部材を前記駆動軸の内面に圧接した
ことを要旨とするものである。
する駆動軸内にハンドルが取り付けられたハンドル軸を
回り止め嵌合し、該ハンドル軸の端部にネジ孔と該ネジ
孔に連通する挿通孔を形成し、該端部の外周に径方向に
変形可能な係止部材を嵌着し、該係止部材に突部を形成
して該突部を前記挿通孔の内方に嵌入せしめ、前記ハン
ドル軸に螺合するネジ部材の先端部に形成したテ−パ−
係合面で前記突部を押圧して前記係止部材を径方向外方
に変形させ、該係止部材を前記駆動軸の内面に圧接した
ことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】駆動歯車4の筒状駆動軸4aの貫通孔4c内にハン
ドル軸7と係止部材8が挿入されて取り付けられる時
は、ハンドル軸7の上下の平面部7d、7dに係止部材8の
腕部8b、8bが載せられ、端部7aに円板部8aが当てられ
る。このことで挿通孔7cに係止部材8の突部8d、8dが挿
入される。次にハンドル軸7のネジ孔7bの雌螺子にネジ
部材9が螺合される。ネジ部材9が螺合して締め付けら
れると、ネジ部材9の頭部9a内側が筒状駆動軸4aの端部
に当接され、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合
面9bが突部8d、8dに当接されて突部8d、8dが押し上げら
れる。この突部8d、8dの押し上げで腕部8b、8bが径方向
外方に変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接さ
れる。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ−係合面9bで突
部8d、8dが押圧されると、その力でネジ部材9の螺合の
緩みが防止される。
ドル軸7と係止部材8が挿入されて取り付けられる時
は、ハンドル軸7の上下の平面部7d、7dに係止部材8の
腕部8b、8bが載せられ、端部7aに円板部8aが当てられ
る。このことで挿通孔7cに係止部材8の突部8d、8dが挿
入される。次にハンドル軸7のネジ孔7bの雌螺子にネジ
部材9が螺合される。ネジ部材9が螺合して締め付けら
れると、ネジ部材9の頭部9a内側が筒状駆動軸4aの端部
に当接され、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合
面9bが突部8d、8dに当接されて突部8d、8dが押し上げら
れる。この突部8d、8dの押し上げで腕部8b、8bが径方向
外方に変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接さ
れる。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ−係合面9bで突
部8d、8dが押圧されると、その力でネジ部材9の螺合の
緩みが防止される。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本考案を説明す
ると、図面で魚釣用リ−ルが魚釣用スピニングリ−ルで
図示され、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平
面図、図2はハンドルの要部拡大断面平面図、図3はハ
ンドル装着機構の要部拡大断面平面図、図4(a)はハ
ンドル軸の要部断面平面図で、(b)はハンドル軸の正
面図、図5(a)は係止部材の平面図で、(b)は係止
部材の正面図、図6はネジ部材の側面図である。
ると、図面で魚釣用リ−ルが魚釣用スピニングリ−ルで
図示され、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平
面図、図2はハンドルの要部拡大断面平面図、図3はハ
ンドル装着機構の要部拡大断面平面図、図4(a)はハ
ンドル軸の要部断面平面図で、(b)はハンドル軸の正
面図、図5(a)は係止部材の平面図で、(b)は係止
部材の正面図、図6はネジ部材の側面図である。
【0008】魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1
の前部1a内部に設けた軸受10から前側に突出した筒状駆
動軸2の外周に鍔付きカラ−11が嵌合され、その前側に
ロ−タ−3が回り止め嵌合されてナット12で固定されて
いる。ロ−タ−3は駆動軸2に設けられたピニオン2aと
噛合する巻取駆動機構の駆動歯車4と筒状駆動軸4aを介
してハンドル5の回転に連動して回転されるように支持
されている。ピニオン2aより前側の駆動軸2の外周には
カラ−13が嵌合されている。前記筒状駆動軸2内に嵌合
されて突出されたスプ−ル軸14の先端部にスプ−ル15が
支持され、スプ−ル15はハンドル5の回転に連動して前
後に往復動される。軸受10は止め板16で抜け止めされて
いる。
の前部1a内部に設けた軸受10から前側に突出した筒状駆
動軸2の外周に鍔付きカラ−11が嵌合され、その前側に
ロ−タ−3が回り止め嵌合されてナット12で固定されて
いる。ロ−タ−3は駆動軸2に設けられたピニオン2aと
噛合する巻取駆動機構の駆動歯車4と筒状駆動軸4aを介
してハンドル5の回転に連動して回転されるように支持
されている。ピニオン2aより前側の駆動軸2の外周には
カラ−13が嵌合されている。前記筒状駆動軸2内に嵌合
されて突出されたスプ−ル軸14の先端部にスプ−ル15が
支持され、スプ−ル15はハンドル5の回転に連動して前
後に往復動される。軸受10は止め板16で抜け止めされて
いる。
【0009】駆動歯車4は筒状駆動軸4aと歯車4bとで形
成されて筒状駆動軸4aはリ−ル本体1の側部の内側の軸
受17と蓋体6の内側の軸受18で軸承されている。ハンド
ル装着機構は、筒状駆動軸4aの貫通孔4cが断面多角形に
形成されてハンドル5に固定されたハンドル軸7が回り
止め嵌合されると共に、係止部材8が挿入されてハンド
ル軸7に螺合されたネジ部材9とで構成されている。ハ
ンドル5は、装着部5aとカバ−部5bと基部5cとア−ム5d
とが一体に形成されている。装着部5aの中心にはハンド
ル軸7の一側が固定されている。ア−ム5dには軸19が固
定されて操作ツマミ20が回転自在に軸承されている。
成されて筒状駆動軸4aはリ−ル本体1の側部の内側の軸
受17と蓋体6の内側の軸受18で軸承されている。ハンド
ル装着機構は、筒状駆動軸4aの貫通孔4cが断面多角形に
形成されてハンドル5に固定されたハンドル軸7が回り
止め嵌合されると共に、係止部材8が挿入されてハンド
ル軸7に螺合されたネジ部材9とで構成されている。ハ
ンドル5は、装着部5aとカバ−部5bと基部5cとア−ム5d
とが一体に形成されている。装着部5aの中心にはハンド
ル軸7の一側が固定されている。ア−ム5dには軸19が固
定されて操作ツマミ20が回転自在に軸承されている。
【0010】ハンドル軸7の他側端部7aには雌螺子のネ
ジ孔7bとネジ孔7bに連通する挿通孔7cと上下に段部で平
面部7d、7dとが形成されている。ネジ孔7bの雌螺子には
ネジ部材9が螺合される。係止部材8は円板部8aの一側
上下に夫々2本の腕部8b、8bでコ字形に形成され、円板
部8aの中心に透孔8cが、腕部8b、8bの先端側に内側に向
けて突部8d、8dが形成されている。ネジ部材9は頭部9a
と先端に円錐状のテ−パ−係合面9bが形成されている。
ジ孔7bとネジ孔7bに連通する挿通孔7cと上下に段部で平
面部7d、7dとが形成されている。ネジ孔7bの雌螺子には
ネジ部材9が螺合される。係止部材8は円板部8aの一側
上下に夫々2本の腕部8b、8bでコ字形に形成され、円板
部8aの中心に透孔8cが、腕部8b、8bの先端側に内側に向
けて突部8d、8dが形成されている。ネジ部材9は頭部9a
と先端に円錐状のテ−パ−係合面9bが形成されている。
【0011】リ−ル本体1の側部の外側と蓋体6の外側
には夫々筒状駆動軸4aの軸芯を中心に筒部1b、6aが形成
されて筒部1b、6aの内周にねじ部1c、6bが形成されてい
る。図面でリ−ル本体1側のねじ部1cにはカバ−21が着
脱自在に螺合されている。ハンドル5が右ハンドルで取
り付けられる時は、蓋体6側のねじ部6bにカバ−21が着
脱自在に螺合される。
には夫々筒状駆動軸4aの軸芯を中心に筒部1b、6aが形成
されて筒部1b、6aの内周にねじ部1c、6bが形成されてい
る。図面でリ−ル本体1側のねじ部1cにはカバ−21が着
脱自在に螺合されている。ハンドル5が右ハンドルで取
り付けられる時は、蓋体6側のねじ部6bにカバ−21が着
脱自在に螺合される。
【0012】駆動歯車4の筒状駆動軸4aの貫通孔4c内に
ハンドル軸7と係止部材8が挿入されて取り付けられる
時は、ハンドル軸7の上下の平面部7d、7dに係止部材8
の腕部8b、8bが載せられ、端部7aに円板部8aが当てられ
る。このことで挿通孔7cに係止部材8の突部8d、8dが嵌
入される。次にハンドル軸7のネジ孔7bの雌螺子にネジ
部材9が螺合される。ネジ部材9が螺合して締め付けら
れると、ネジ部材9の頭部9a内側が筒状駆動軸4aの端部
に当接され、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合
面9bが突部8d、8dに当接されて突部8d、8dが押し上げら
れる。この突部8d、8dの押し上げで腕部8b、8bが径方向
外方に変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接さ
れる。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ−係合面9bで突
部8d、8dが押圧されると、その力でネジ部材9の螺合の
緩みが防止される。
ハンドル軸7と係止部材8が挿入されて取り付けられる
時は、ハンドル軸7の上下の平面部7d、7dに係止部材8
の腕部8b、8bが載せられ、端部7aに円板部8aが当てられ
る。このことで挿通孔7cに係止部材8の突部8d、8dが嵌
入される。次にハンドル軸7のネジ孔7bの雌螺子にネジ
部材9が螺合される。ネジ部材9が螺合して締め付けら
れると、ネジ部材9の頭部9a内側が筒状駆動軸4aの端部
に当接され、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合
面9bが突部8d、8dに当接されて突部8d、8dが押し上げら
れる。この突部8d、8dの押し上げで腕部8b、8bが径方向
外方に変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接さ
れる。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ−係合面9bで突
部8d、8dが押圧されると、その力でネジ部材9の螺合の
緩みが防止される。
【0013】操作ツマミ20を握ってハンドル5が回転さ
れると、ハンドル軸7と筒状駆動軸4aと駆動歯車4とピ
ニオン2aと駆動軸2を介してロ−タ−3が回転されて図
示しない釣糸がスプ−ル15に巻回される。
れると、ハンドル軸7と筒状駆動軸4aと駆動歯車4とピ
ニオン2aと駆動軸2を介してロ−タ−3が回転されて図
示しない釣糸がスプ−ル15に巻回される。
【0014】ハンドル装着機構が前記のように構成され
ると、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合面9bで
突部8d、8dが押し上げられて腕部8b、8bが径方向外方に
変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接されるの
で、筒状駆動軸4aとハンドル軸7とが安定して係合され
て確実な回転方向のガタ止めが行われて巻取り操作を軽
快かつ円滑に行える。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ
−係合面9bで突部8d、8dが押圧されると、その力でネジ
部材9の螺合が緩むことがない。
ると、ネジ部材9の先端の円錐状のテ−パ−係合面9bで
突部8d、8dが押し上げられて腕部8b、8bが径方向外方に
変形されて筒状駆動軸4aの貫通孔4c内面に圧接されるの
で、筒状駆動軸4aとハンドル軸7とが安定して係合され
て確実な回転方向のガタ止めが行われて巻取り操作を軽
快かつ円滑に行える。又、ネジ部材9の円錐状のテ−パ
−係合面9bで突部8d、8dが押圧されると、その力でネジ
部材9の螺合が緩むことがない。
【0015】図7は係止部材の変形例で、図7(a)は
係止部材の平面図で、(b)は係止部材の正面図であ
る。
係止部材の平面図で、(b)は係止部材の正面図であ
る。
【0016】係止部材8の突部8e、8eは腕部8b、8bから
内側に向けて突出形成されている。係止部材8の突部8
e、8eがこのように形成されると、ネジ部材9の先端の
円錐状のテ−パ−係合面9bで突部8e、8eが押し上げられ
て腕部8b、8bが径方向外方に変形されて筒状駆動軸4aの
貫通孔4c内面に圧接されると共に、突部8e、8eが押し上
げられる力でたわむとその力でネジ部材9の螺合が緩む
ことがない。
内側に向けて突出形成されている。係止部材8の突部8
e、8eがこのように形成されると、ネジ部材9の先端の
円錐状のテ−パ−係合面9bで突部8e、8eが押し上げられ
て腕部8b、8bが径方向外方に変形されて筒状駆動軸4aの
貫通孔4c内面に圧接されると共に、突部8e、8eが押し上
げられる力でたわむとその力でネジ部材9の螺合が緩む
ことがない。
【0017】前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用スピ
ニングリ−ルで述べたが、他の形式のリ−ルに実施して
もよい。
ニングリ−ルで述べたが、他の形式のリ−ルに実施して
もよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されたから、
ネジ部材の先端の円錐状のテ−パ−係合面で突部が押し
上げられて径方向外方に変形されて筒状駆動軸の内面に
圧接されるので、筒状駆動軸とハンドル軸とが安定して
係合されて確実な回転方向のガタ止めが行われて巻取り
操作を軽快かつ円滑に行える。又、ネジ部材の円錐状の
テ−パ−係合面で突部が押圧されると、その力でネジ部
材の螺合が緩むことが防止される等優れた効果を奏する
魚釣用リ−ルのハンドル装着機構を提供することが出来
る。
ネジ部材の先端の円錐状のテ−パ−係合面で突部が押し
上げられて径方向外方に変形されて筒状駆動軸の内面に
圧接されるので、筒状駆動軸とハンドル軸とが安定して
係合されて確実な回転方向のガタ止めが行われて巻取り
操作を軽快かつ円滑に行える。又、ネジ部材の円錐状の
テ−パ−係合面で突部が押圧されると、その力でネジ部
材の螺合が緩むことが防止される等優れた効果を奏する
魚釣用リ−ルのハンドル装着機構を提供することが出来
る。
【図1】魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図であ
る。
る。
【図2】ハンドルの要部拡大断面平面図である。
【図3】ハンドル装着機構の要部拡大断面平面図であ
る。
る。
【図4】(a)はハンドル軸の要部断面平面図で、
(b)はハンドル軸の正面図である。
(b)はハンドル軸の正面図である。
【図5】(a)は係止部材の平面図で、(b)は係止部
材の正面図である。
材の正面図である。
【図6】ネジ部材の側面図である。
【図7】係止部材の変形例で、(a)は係止部材の平面
図で、(b)は係止部材の正面図である。
図で、(b)は係止部材の正面図である。
4 駆動歯車 4a 駆動軸 5 ハンドル 7 ハンドル軸 7a 端部 7b ネジ孔 7c 挿通孔 8 係止部材 8d、8e 突部 9 ネジ部材 9b テ−パ−係合面
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動歯車を有する駆動軸内にハンドルが
取り付けられたハンドル軸を回り止め嵌合し、該ハンド
ル軸の端部にネジ孔と該ネジ孔に連通する挿通孔を形成
し、該端部の外周に径方向に変形可能な係止部材を嵌着
し、該係止部材に突部を形成して該突部を前記挿通孔の
内方に嵌入せしめ、前記ハンドル軸に螺合するネジ部材
の先端部に形成したテ−パ−係合面で前記突部を押圧し
て前記係止部材を径方向外方に変形させ、該係止部材を
前記駆動軸の内面に圧接したことを特徴とする魚釣用リ
−ルのハンドル装着機構。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5655193U JP2562924Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 魚釣用リ−ルのハンドル装着機構 |
KR2019940021928U KR0135930Y1 (ko) | 1993-09-08 | 1994-08-29 | 물고기 낚시용 릴의 핸들장착기구 |
DE69407696T DE69407696T2 (de) | 1993-09-08 | 1994-09-07 | Kurbelmontage-Anordnung in Angelhaspeln |
DK94114050T DK0641514T3 (da) | 1993-09-08 | 1994-09-07 | Monteringsindretning for håndtag på fiskehjul |
EP94114050A EP0641514B1 (en) | 1993-09-08 | 1994-09-07 | Handle mounting structure in fishing reel |
US08/635,215 US5690289A (en) | 1993-09-08 | 1996-04-17 | Handle mounting structure in fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5655193U JP2562924Y2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 魚釣用リ−ルのハンドル装着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718567U JPH0718567U (ja) | 1995-04-04 |
JP2562924Y2 true JP2562924Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=13030245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5655193U Expired - Lifetime JP2562924Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-24 | 魚釣用リ−ルのハンドル装着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562924Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5655193U patent/JP2562924Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718567U (ja) | 1995-04-04 |
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