JP2561437Y2 - 壁面研掃設備 - Google Patents

壁面研掃設備

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JP2561437Y2
JP2561437Y2 JP3816293U JP3816293U JP2561437Y2 JP 2561437 Y2 JP2561437 Y2 JP 2561437Y2 JP 3816293 U JP3816293 U JP 3816293U JP 3816293 U JP3816293 U JP 3816293U JP 2561437 Y2 JP2561437 Y2 JP 2561437Y2
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blast
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秀雄 竹内
充司 今泉
常俊 鈴木
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁面にショットを投射
するとともに投射したショットを回収しながら壁面上を
垂直および水平方向へ移動可能に構成されたブラスト装
置をもって壁面を研掃するようにした壁面研掃設備の改
良に関する。
【0002】
【従来技術と課題】従来のこの種の設備は、一般に、ブ
ラスト装置の移動とその壁面を作業者が肉眼で監視しな
がら、遠隔操作によりブラスト装置を壁面上を移動せさ
て研掃するように構成されており、そのため、作業者に
精神的・肉体的労働を強いる上に設備の操作に熟練を要
し、しかも、ブラスト装置の移動やその壁面を十分に監
視することができない場合には、ブラスト装置は大きく
蛇行しながら昇降し、それに伴って、壁面に研掃されな
い部分や研掃過剰の部分が生じるなどの問題があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、作業者の
監視によることなくブラスト装置を壁面に対して適確に
昇降させることができる壁面研掃設備を提供することを
目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案における壁面研掃設備は、壁面にショットを
投射するとともに投射したショットを回収しながら壁面
上を垂直および水平方向へ移動可能に構成されたブラス
ト装置をもって壁面を研掃するようにした壁面研掃設備
において、前記壁面に沿うようにして上下方向へ指向さ
せた棒状の被検知部材に接近させた時にこの被検知部材
の存在を検知可能な2個のセンサを前記被検知部材を挾
み相互に所要の間隔をおき配置して前記ブラスト装置に
装着したことを特徴とする。
【0004】
【作用】このように構成した壁面研掃設備は、被検知部
材の存在を2個のセンサのうち一方のセンサによって検
知し、被検知部材の存在を検知したセンサ側の方向へシ
ョット投射装置を自走させるようにする。これにより、
ブラスト装置は、水平方向への大きな移動を自動的に防
止され、蛇行の幅を小さくされながら被検知部材に沿っ
て昇降することとなる。
【0005】
【実施例】本考案の一実施例について図1〜図6に基づ
き詳細に説明する。正面図である図2に示すように、ワ
イヤロープ巻き上げ装置1のワイヤロープ2の下端に、
壁面Sにショットを投射するとともに投射したショット
を回収しながら壁面S上を上下および左右方向へ移動可
能に構成したブラスト装置3が装着してある。さらに、
前記ワイヤロープ巻き上げ装置1の左側には、被検知部
材としてのロープ4が、支持部材18をもってワイヤロ
ープ巻き上げ装置1と所要の間隔をおきかつ壁面Sに沿
うようにして垂下させて装着してある。また、前記図2
の主要部拡大詳細図である図1に示すように、ブラスト
装置3の左側中央部付近には、ロープ4に接近させた時
にこのロープ4の存在を検知可能な2個のセンサとして
の近接スイッチ5、6がブラケット7を介して装着して
あり、この2個の近接スイッチ5、6は、図4に示すよ
うに、前記ロープ4を挾み相互に所要の間隔をおいて配
置されていて、通常はロープ4の存在を検知することが
できず、ロープ4に所要距離まで接近した時にロープ4
を検出することができるようになっている。
【0006】また、図1に示すように、前記ブラスト装
置3においては、前記ワイヤロープ2の下端に装着した
走行台8の左右両側に上下方向へ指向する2本の回転軸
9、10がそれぞれ軸支してあり、回転軸9、10の上
下両端のそれぞれには特殊車輪11が嵌着してある。特
殊車輪11においては、図5および図6に示すように円
板状の車輪本体12の周縁部に複数個のローラ13が軸
着してある。また、図1に示すように、回転軸9の下端
には、前記走行台8に装着したモータ14の出力軸が接
続してあり、さらに、回転軸9、10は鎖車15および
無端ローラチェーン16をもって相互に連結されてい
て、モータ14の駆動により特殊車輪11が壁面S上を
転動すると、走行台8は左右方向へ自走するようになっ
ている。また、巻き上げ装置1の正逆駆動によるワイヤ
ロープ2の巻き取り・巻き出しにより、走行台8は特殊
車輪11のローラ13の回転を介して昇降するようにな
っている。
【0007】また、図1のAーA断面図である図3に示
すように、走行台8には壁面Sに向けてショットを斜め
上方へ投射する投射装置本体15と、投射されて壁面S
を跳ね返ったショットを吸引回収するするとともに回収
したショットを投射装置本体15に供給するショット回
収機構16と、壁面Sとの間をシールするシール機構1
7とが設けてある。
【0008】このように構成した設備は、巻き上げ装置
1の正逆駆動によりワイヤロープ2をもってブラスト装
置3を壁面S上に沿って昇降させながら、投射装置本体
15ショット回収機構16等を駆動して壁面Sを研掃す
る。この場合、ブラスト装置3がロープ2に対して偏っ
て昇降し、これに伴って、例えば、左側の近接スイッチ
5がロープ2の存在を検出したとき、ブラスト装置3
は、右側に移動し過ぎたことになる。この結果、ブラス
ト装置3のモータ14が駆動されて特殊車輪11が回転
され、走行台8は左側へ移動される。こうして、ブラス
ト装置3の昇降中にモータ14が適宜正逆駆動されて特
殊車輪11が正逆回転されると、ブラスト装置3は、左
右方向の移動を自動的に修正され蛇行の幅を小さくされ
ながらロープ2に沿って昇降することとなる。
【0009】なお、被検知部材としてロープ2を用いて
いるが、棒状を成して上下方向へ延びるならどんなもの
でもよい。また、センサとして近接スイッチ5、6を用
いているが、他の慣用の位置センサ、例えばリミットス
イッチでもよい。さらに、ブラスト装置3は、ワイヤロ
ープ巻き上げ装置1によることなくそれ自体で昇降する
ように構成されたものを用いてもよい。
【0010】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、壁面に沿うようにして垂下した被検知部材に所要距
離近づいた場合に被検知部材の存在を検知可能な2個の
センサを前記被検知部材を挾み相互に所要の間隔をおき
配置してブラスト装置に装着したから、ブラスト装置
は、水平方向への大きな移動を自動的に防止され、蛇行
の幅を小さくされながら被検知部材に沿って昇降するこ
ととなり、その結果、従来のこの種の設備のように、作
業者が常にブラスト装置の移動を監視することなく、半
ば機械的に昇降させて、壁面を研掃洩れあるいは研掃過
剰することなく適確に研掃することができるなどの優れ
た実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の主要部を示す拡大詳細図で
ある。
【図2】本考案の一実施例の全体を示す正面図である。
【図3】図1のAーA断面図図である。
【図4】図1のBーB矢視拡大詳細図である。
【図5】図1のCーC矢視拡大詳細図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【符号の説明】
4 ロープ 5 6 近接スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面にショットを投射するとともに投射
    したショットを回収しながら壁面上を垂直および水平方
    向へ移動可能に構成されたブラスト装置をもって壁面を
    研掃するようにした壁面研掃設備において、前記壁面に
    沿うようにして上下方向へ指向させた棒状の被検知部材
    4に接近させた時にこの被検知部材4の存在を検知可能
    な2個のセンサ5、6を前記被検知部材4を挾み相互に
    所要の間隔をおき配置して前記ブラスト装置3に装着し
    たことを特徴とする壁面研掃設備。
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JPH073958U JPH073958U (ja) 1995-01-20
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