JP2558723B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2558723B2
JP2558723B2 JP62198516A JP19851687A JP2558723B2 JP 2558723 B2 JP2558723 B2 JP 2558723B2 JP 62198516 A JP62198516 A JP 62198516A JP 19851687 A JP19851687 A JP 19851687A JP 2558723 B2 JP2558723 B2 JP 2558723B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/16Means for tensioning or winding the web

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録用紙に文字や画像等の記録を行なう記録
装置に関するものである。
従来の技術 CRT等のディスプレイ画面をカラーハードコピーする
装置やデジタルフルカラー複写機等の記録装置において
は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色またはこれにブ
ラックを加えた4色のインクが順次塗布されたカラーイ
ンクシートを用い、例えばイエロー成分を有する画素を
イエローインクにて記録紙上に形成し、次にその画面上
にマゼンタ成分を有する画素をマゼンタインクを用いて
形成し、このようにして順次3色目のシアンまたは4色
目のブラックまで記録を行い、カラー画像を得る記録装
置が多用されている。
以下、この種の記録装置の従来例について第8図を参
照して説明する。
図において1はサーマルヘッドであり、インクシート
5とロール状に巻回された記録紙4を介してプラテン2
に圧接されている。プラテン12の近傍には2本のキャプ
スタンローラー3a,3bとピンチローラー3c,3dが互いに圧
接されて配置されている。インクシート5は供給リール
6から供給されて巻き取りリール7に巻き取られる。
上記構成において、記録紙4の先端部4aをプラテンと
サーマルヘッドとの対向位置より1画面進めた位置(第
1図に示した位置)で、第1色目のインクシート5(例
えばイエロー)と共にサーマルヘッドとプラテンにより
挾着する。そしてキャプスタンローラー3aを矢印A方向
に回動させ、記録紙をその中腹部より先端部4a側へ搬送
しつつ入力された記録信号に応じて発熱されたサーマル
ヘッド1によりインクシート5上のインクを記録紙上に
転写してゆくことによって画像を得る。そして、その記
録中においては、記録紙の先端4aがキャプスタンローラ
ー3bより離れてもキャプスタンローラー3aにより記録紙
の搬送を続けることにより記録紙4の端部4a部分まで記
録を行なうことができる。このようにして一画面文の記
録が終了し第9図に示すような状態になると、サーマル
ヘッド1は図示しないヘッド押圧機構によりプラテン12
から離間され第10図に示すような状態になる。そして、
その後、キャプスタンローラー3a及び3bが矢印A方向と
は反対の矢印B方向に逆転する。このため、記録紙4は
記録時の搬送方向とは逆方向に搬送され第1色目の記録
開始位置がサーマルヘッド1の発熱位置すなわち印字位
置に来た時にキャプスタンローラー3a,3bの回転が止ま
り、記録紙4の搬送が停止する。また、この間インクシ
ート5は巻き取りリール7によって巻き取られ、第2色
目(例えばマゼンタ)の先頭がサーマルヘッド1の発熱
位置にきた状態で待機している。この後サーマルヘッド
1が再びプラテン12に押圧されて第8図の状態となり、
第2色目の記録が行われる。このようにして順次第3色
目(例えばシアン)、必要があれば第4色目(ブラッ
ク)まで記録が行われ、イエロー、マゼンタ、シアンに
よる減法混色およびブラックによるカラーハードコピー
が得られる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記したような構成の記録装置では、
記録紙の先端部4aがキャプスタンローラー3bから離れる
瞬間に記録紙の搬送が乱れてしまう。なぜかというと、
記録中には記録紙はキャプスタンローラー3aの回転によ
って搬送されているが、記録紙はキャプスタンローラー
3bとピンチローラー3dとによっても挾着されているため
このキャプスタンローラー3bとピンチローラー3dによる
負荷のため記録紙には矢印X方向へ引っ張られる力が加
わることとなり、一方、記録紙4がキャプスタンローラ
ー3bとピンチローラー3dとの挾着より開放されると上記
引張力が無くなるためである。従って、記録紙の搬送速
度が微妙に速くなる。この現象のため記録画像の品質が
劣化してしまうという問題が発生してしまう。
問題点を解決するための手段 本発明は上述した問題点を解決するために記録位置へ
向かって記録紙を送り出す記録紙搬送部の搬送速度を印
字位置における記録紙の搬送速度より大きくした。
作 用 上述した手段により、記録中はプラテンと前記記録紙
搬送部との間では記録紙は若干たるむこととなり、記録
紙に対し前記記録紙搬送部が引張力を及ぼすことがな
い。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例である記録装置の概略構成
図である。21はライン状に並べられた複数の発熱素子を
有し、入力される記録信号に応じて発熱するサーマルヘ
ッドであり、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のイン
クが順次塗布されロール状に巻回されたインクシート31
(以下インクシートと呼ぶ)と、ロール状に巻回された
記録紙41を介して、外周が弾性体で被覆されたプラテン
42に圧接している。またサーマルヘッド21はその上部に
ある押圧解除板22に取り付けられた押圧子23とヘッド押
圧バネ24によってプラテン42側へ付勢されている。また
前記押圧解除板22はヘッド回転軸20を中心として回動可
能でありヘッド押圧バネ24の付勢力に抗して回動した状
態においてはサーマルヘッド21とは離間される。また押
圧子23をサーマルヘッド21から離すための押圧子解除ア
ーム25と、サーマルヘッド21をプラテン42から離すため
のヘッド解除アーム26がカムアームシャフト27に取り付
けられており、プラテン42の下部に配置されている。押
圧子解除アーム26を動かすカムが一体化されたヘッド駆
動カム28によって押圧子解除アーム25とヘッド解除アー
ム26はカムアームシャフト27を始点として動かされる。
記録紙41はキャプスタンローラー43と、ピンチローラ
ー44によって搬送される。記録紙41の搬送は金属製のキ
ャプスタンローラー43に支配されるのでカラープリンタ
において色ずれを防止するのに有効である。45は第2の
キャプスタンローラー、46は第2のピンチローラーであ
り、正逆転可能である。第2図はキャプスタンローラー
43、プラテン42、第2のキャプスタンローラー45の周辺
の記録紙搬送系を示す図であるが、本図においてステッ
プモータ81の動力は中間タイミングプーリー82に伝わ
り、また中間タイミングプーリー82とキャプスタンプー
リー83およびルプラテンプーリー84はタイミングベルト
85で連結されている。
キャプスタンプーリー83はキャプスタン43に直結され
ている。プラテンプーリー84にはシェルローラー型のワ
ンウェイクラッチ86が内蔵されており、リミッタスリー
ブ87aに対して矢印N方向に回転するときにロックして
リミッタスリーブ87aをN方向に駆動する(第1図参
照)。逆にプラテンプーリー84が矢印M方向に回転する
時はワンウェイクラッチ86はフリー状態となりリミッタ
スリーブ87aに対して空転する。リミッタ板87c上に貼付
されたリミッタフェルト87bはリミッタばね87dによって
リミッタスリーブ87aに押圧されている。リミッタ板87c
はプラテン42の軸線42aの端部のDカット部に装着され
ているためにリミッタ板87cが回転するとプラテン42も
同時に回転する。プラテンプーリー84の歯数はキャプス
タンプーリー83のプーリーの歯数より少なく設定されて
おり、このため常にプラテンプーリー84の方がキャプス
タンプーリー83より速く回転する。これに対しキャプス
タンローラー43とプラテン42の直径は同じ大きさになっ
ているために、サーマルヘッド21が押圧して記録状態に
ある時は必ずワンウェイクラッチ86は空転状態となりプ
ラテン42自体は駆動力を発生しない。逆にキャプスタン
ローラー43が矢印J方向(第1図参照)に回転する時は
必ずワンウェイクラッチ86がロックするのでプラテン42
はトルクリミッタ87のトルク容量分だけ矢印N方向に駆
動力を発生する。繰返して動作を説明すると、プラテン
42はワンウェイクラッチ86とトルクリミッタ87を介して
キャプスタンローラー43より動力を得ており、キャプス
タンローラー43が矢印I方向に回転する時はプラテン42
は動力を発生しないように、また、キャプスタンローラ
ー43が矢印J方向に回転するときは、ワンウェイクラッ
チ86がロックしプラテン42はN方向にキャプスタンロー
ラー43より速く回転するように構成されている。サーマ
ルヘッド21をプラテン42に押圧した状態で且つキャプス
タンローラー43とプラテン42の両ローラー間に記録紙41
がまたがった状態でキャプスタンローラー43を矢印J方
向に回転すると、プラテン42はキャプスタンローラー43
より速く回転しようとするが、トルクリミッター87によ
ってキャプスタンローラー43と同じ周速度で回転するの
で記録紙41には安定してテンションが加わるようになっ
ている。第2図において72,73は夫々プラテン42と第2
のキャプスタンローラー45の軸受けである。74,75はそ
れぞれプラテン42と第2のキャプスタンローラー45に装
着された同一歯数のタイミングプーリーでありタイミン
グベルト71を介してプラテン42と第2のキャプスタンロ
ーラー45は同期して回転する。また第2のキャプスタン
ローラー45の直径はプラテン42の直径より若干大きくな
っており、このため記録中の記録紙41はプラテン42での
記録紙の搬送速度より若干速い速度でキャプスタンロー
ラ45より送り出される。このため記録紙41は第2のキャ
プスタンローラー45とプラテン42の間で若干たるみこと
となる。また、タイミングプーリー74の端面にはフェル
ト74aが貼付されており、ばね(ここではウェーブワッ
シャ)77の付勢力によって軸受け72に押し付けられてい
る。プラテン42とキャプスタンローラー43の間に設けら
れた剥離ローラー74は記録後のインクシート31と記録紙
41の剥離を行い、プラテン42と第2のキャプスタンロー
ラー45との間に設けられたシートガイドローラー48は、
インクシートのガイドをする。剥離ローラー47と、イン
クシートガイドローラー48は、ローラーホルダー49によ
って、サーマルヘッド21に取り付けられ、サーマルヘッ
ド21と共にヘッド回転軸20を支点としてプラテン42に対
して上下に動く。インクシート31は、供給リール32から
供給され巻き取りリール33によって巻き取られる。第3
図(a),(b)は、インクシート搬送部のギヤ及びプ
ーリーの概略構成図である。図において51はインクシー
ト搬送モーターである。52は巻き取りプーリー、53は供
給プーリーであり、この両プーリーはタイミングベルト
54を介してインクシート搬送モーター51によって回動さ
れる。巻き取りプーリー52には、この巻き取りプーリー
52が矢印E方向に回転するとロックするワンウェイクラ
ッチを内蔵した巻き取りピニオンギヤ55が同軸上に取り
付けられている。また、供給プーリー53には、この供給
プーリー53が矢印G方向に回転するとロックするワンウ
ェイクラッチを内蔵した供給ピニオンギヤ56が同軸上に
取り付けられている。57はリールギヤであり、巻き取り
側と供給側に共に取り付けられており、それぞれ巻き取
りピニオンギヤ55と供給ピニオンギヤ56によって回動さ
れる。第3図(b)は第3図(a)の上面図であるが、
本図においてフェルト61aが貼りつけられたトルク板61
は伝達板62を介してトルク発生バネ63によって、リール
ギヤ57に圧接されている。リールギヤ57とトルク板61と
の摩擦力によって伝達板62が回動され、ピン64によって
リーフシャフト65が回動される。リールシャフト65の先
端には巻き取り子66が取り付けられており、この巻き取
り子66によって、第1図に示される供給リール32、巻き
取りリール33が回動される。
次に動作について説明する。
第4図は第1図の記録部分の拡大図であるが、この第
4図において、第1色目のインクシート31(例えばイエ
ロー)と記録紙41をサーマルヘッド21とプラテン42との
間に記録に必要な圧力で挟んだ状態で、キャプスタンロ
ーラー43を矢印I方向に回動すると、プラテン42は記録
紙41との摩擦力によって矢印M方向に回転する。このよ
うに搬送されつつある記録紙41に対して記録信号により
発熱されたサーマルヘッド21によりインクシート31上の
インクを転写してゆき、記録紙41の中腹部より先端部41
aへ向けて画像を形成するのである。この記録状態に於
ては前述したようにキャプスタンローラー45とプラアテ
ン42とは同期してしかもタイミングプーリー74,75の作
用により同一角速度で回転しているがキャプスタンロー
ラー45の径がプラテン42の径より若干大きく形成されて
いるためキャプスタンローラー45よりプラテン42側へ送
り出される記録紙はプラテン42との間で若干たわみなが
ら記録が即行される。このように記録紙がたわんだ状態
ではキャプスタンローラー45は記録紙42を引っ張ったり
することはない。そして転写がなされた記録紙およびイ
ンクシートは剥離ローラー47にて互いに分離される。そ
してこの記録の途中、図示してはいないが記録紙41の先
端41aがキャプスタンローラー45とピンチローラー46と
による挾着部より離れ、記録紙41がピンチローラー45に
よる送り動作から解除される状態がある。しかしなが
ら、記録紙41は若干たわんだ状態でキャプスタンローラ
ー45より離脱するので、その離脱の際に記録位置での記
録紙の送りが変化するようなことはなく、良好な記録動
作が続行される。
また記録がなされた部分の記録紙はプラテンから離れ
て距離ローラーまで搬送される搬送速度は記録時の搬送
速度と概略同一となるよう構成され、画面全体が同一剥
離条件で剥離され、記録時に溶融転写されたインクの冷
却時間が画面全体を通して一定で冷却時間の差による画
質低下のない良好な画像が得られるようになっている。
この時のインクシート31の動作について再度第3図を
用いて説明すると、第3図において、インクシート搬送
モーター51が矢印C方向に回転すると、巻き取りプーリ
ー52は矢印E方向に、供給プーリー53は矢印H方向に夫
々回転する。この時、巻き取りピニオンギヤ55は前述し
たようにロック状態となり巻き取りプーリー52と共に回
転し巻き取り側のリールギヤ57に回転力を伝え、巻き取
り側のリールギヤ57は矢印K方向に回転する。一方、供
給ピニオンギヤ56は前述したようにフリー状態となりリ
ールギヤ57には回転力が伝わらない。このため第1図に
示した巻き取りリール33が矢印K方向に回転しインクシ
ート31を巻き取っていく。第5図は一画面分の記録が終
了した状態の図である。第5図に示すように、記録紙41
の先端部41aが剥離ローラー47を越えてインクシートと
の剥離が完了すると、第6図に示すようにインクシート
搬送モーターおよび記録紙搬送モーターに余分な負荷を
与えないようにするために押圧子解除アーム25が押圧解
除板22を押し上げ、押圧子23がサーマルヘッド21から離
れ、プラテン42にかかる荷重はサーマルヘッド21とその
保持部材の自重のみとなる。以後この状態を弱圧状態と
呼ぶものとし、また、サーマルヘッド21がプラテン42に
圧接している状態を強圧状態と呼ぶものとする。この動
作すなわちサーマルヘッドの押圧解除動作が完了すると
キャプスタン43を矢印J方向に、プラテン42を矢印N方
向に逆送キャプスタンローラー45を矢印P方向に回転さ
せ記録紙4を記録時の搬送方向とは逆の方向に搬送す
る。この逆送状態は第7図に示す通りである。この時の
インクシート31の動作について再度第3図を用いて説明
すると、まずインクシート搬送モーター51が矢印D方向
に回転することにより、巻き取りプーリー52は矢印F方
向へ、供給プーリー53は矢印G方向に夫々回転する。こ
の時、巻き取りピニオンギヤ55はフリー状態となり巻き
取り側のリールギヤ57には回転力は伝わらない。また、
供給ピニオンギヤ56はロック状態となり供給側のリール
ギヤ57に回転力を伝え、供給側のリールギヤ57は矢印L
方向に回転する。従って第1図に示された供給リール32
が矢印L方向に回転し、インクシート31は記録時の搬送
方向とは逆方向に搬送されることとなり、このためこの
インクシートが記録紙41を逆方向に搬送させるときのガ
イドの役割を果たすこととなる。そして記録紙4はイン
クシート31にそってプラテン42の上部へ案内されサーマ
ルヘッド21とプラテンとの接触位置すなわち記録位置迄
来るとプラテンとインクシート31の間に挟みこまれ第2
のキャプスタンローラー45の方へ向かう。記録紙41が第
2のキャプスタンローラー45のところまで搬送される
と、第7図に示すように、サーマルヘッド21とインクシ
ート31は、ヘッド解除アーム26によってプラテン42から
離れた状態となり、記録紙41は、さらに搬送され、第1
色目の記録開始位置がサーマルヘッドの発熱位置にきた
とき、キャプスタンローラー43の回転が止まり記録紙41
の搬送が停止される。記録紙41を記録方向と逆方向に搬
送するとき、前述のようにプラテン42はキャプスタンロ
ーラー43よりワンウェイクラッチ86とトルクリミッタ87
を介して直結されているのでプラテン42とキャプスタン
ローラー43の間には安定してテンションが加わることに
なり、斜行やたるみが生じることなく記録紙41の搬送が
行なわれる。この間、インクシート31は記録時と同様の
動作で巻き取りリール33に第2色目がサーマルヘッド21
の発熱位置に来る迄巻き取られて停止している。この後
サーマルヘッド21が再びプラテン42に圧接されて、第4
図の状態となり、第2色目(例えばマゼンタ)の記録が
行なわれる。この一連の動作が順次、第3色目(例えば
シアン)まで行なわれ、カラー画像・文字等が得られ、
その後記録紙をカッター50で所定の長さに切断して排出
される。なお、本発明では記録時に記録紙がプラテンか
ら離れて剥離ローラーまで搬送されるときの搬送速度と
記録時の搬送速度と概略同一としたが、記録時の搬送速
度より速い速度で搬送しても良好なカラー画像・文字等
を得ることができ、記録紙がプラテンから離れて剥離ロ
ーラーまで搬送される時の搬送速度を上げれば、記録時
間を短縮することができる。
本実施例によれば、以下のような効果を奏する。
すなわち、第2のキャプスタンローラー45に結合され
たタイミングプーリー75とプラテン42に結合されたタイ
ミングプーリー74の歯数を同じとなし、且つ第2のキャ
プスタンローラー45の径をプラテン42の径より大きくし
たことにより、記録時において記録位置を通過する記録
紙の速度は第2のキャプスタンローラー45よりプラテン
へ向かって送り出される記録紙の速度より小さくなり、
このため記録紙41は第2のキャプスタンローラー45とプ
ラテン42との間の記録紙通路内で若干たわむため、第2
のキャプスタンローラー45は記録紙41に対して引張力を
及ぼすことはなく、このため記録時においては第2のキ
ャプスタンローラー45と第2のピンチローラー46間に記
録紙が挾着されていようと、いまいと記録紙41の搬送速
度にはなんら影響はなく、従って本実施例の記録装置に
よれば良好な記録画面が得られるという効果である。
発明の効果 以上のように本発明は、記録位置へ向かって記録紙を
送り出す記録紙搬送部の搬送速度を印字位置における記
録紙の搬送速度より大きくしたため、記録中はプラテン
と前記記録紙搬送部との間では記録紙は若干たるむこと
となり、記録紙に対し前記記録紙搬送部が引張力を発生
することがなく、従ってプラテンと記録ヘッドとの対向
部分での記録紙の搬送速度に何等変動をあたえることは
なくなり、よって記録画面の劣化が発生することはなく
その価値には大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録装置の概略構成
図、第2図は本発明の一実施例における記録装置の記録
紙搬送系の構成図、第3図は本発明の一実施例における
記録装置のインクシート搬送部の概略構成図、第4図は
本発明の一実施例における記録装置の記録状態を示す概
略構成図、第5図は本発明の一実施例における記録装置
の記録剥離状態を示す概略構成図、第6図は本発明の一
実施例における記録装置のサーマルヘッド押圧が弱圧で
ある第1の逆送開始状態を示す概略構成図、第7図は本
発明の一実施例における記録装置のサーマルヘッドとイ
ンクシートがプラテンから離れている第2の逆送状態を
示す概略構成図、第8図〜第10図は従来の記録装置に於
て記録状態を示す概略構成図である。 21……サーマルヘッド 31……インクシート 41……記録紙 42……プラテン 43……キャプスタンローラー 44……ピンチローラー 45……第2のキャプスタンローラー 46……第2のピンチローラー 47……剥離ローラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される記録信号に応じて選択的に印字
    動作を行う複数の印字素子を有した記録ヘッドと、記録
    紙を前記記録ヘッドとの間に挾着するプラテンと、前記
    記録ヘッドとプラテンとによる印字位置を含む記録紙搬
    送路中にあってしかも前記印字位置の両側に配置された
    第1および第2の記録紙搬送部とを備え、前記第1の記
    録紙搬送部により記録紙を引っ張りながら前記サーマル
    ヘッドにより印字を行なっている状態では記録位置を通
    過する記録紙の速度より前記第2の記録紙搬送部より送
    り出される記録紙の搬送速度が大きくなるように構成し
    たことを特徴とする記録装置。
JP62198516A 1987-08-07 1987-08-07 記録装置 Expired - Lifetime JP2558723B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8206046B2 (en) 2007-08-15 2012-06-26 Seiko Epson Corporation Recording device with a second platen roller that rotates at a faster speed than a first platen roller

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