JP2557644Y2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2557644Y2
JP2557644Y2 JP1992028280U JP2828092U JP2557644Y2 JP 2557644 Y2 JP2557644 Y2 JP 2557644Y2 JP 1992028280 U JP1992028280 U JP 1992028280U JP 2828092 U JP2828092 U JP 2828092U JP 2557644 Y2 JP2557644 Y2 JP 2557644Y2
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JP
Japan
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base
cover
inner cylinder
fire detector
detection unit
Prior art date
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JP1992028280U
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JPH0625988U (ja
Inventor
義則 五十嵐
靖夫 有賀
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は、火災感知器に関する
もので、特に背の低い薄型の火災感知器に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】イオン化式あるいは、光電式などの火災
感知器は、図4に示す様に基台1とカバー2とからなる
本体Bを備えている。この基台には、下面に回路部品3
やイオン化室Aあるいは、暗箱などの火災検出部4を取
り付けたプリント基板5が設けられている。カバー2
は、下部に煙などを火災検出部4に導くための空気流入
口6を有し、プリント基板5や火災検出部4などを覆う
ように基台1の下面側に着脱自在に係合されている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】従来例の火災感知器で
は、製造時や保守点検時などにカバー2を基台1に取り
付ける際に、カバー2や基台1に必要以上の力が加わっ
た時あるいは、輸送時や設置後に物がぶつかるなどし
て、感知器に衝撃が加わった時には、カバー2や基台1
がたわむことがある。このような場合、通常の背の高い
火災感知器の場合には、基台1とプリント基板5との
間、及び火災検出部4とカバー2との間には、比較的余
裕があり、カバー2あるいは、基台1がたわんでもその
たわみによって、火災検出部4やプリント基板5が変形
を受けることは少なかった。 【0004】しかし、近年増加しつつある背の低い薄型
の火災感知器の場合には、基台1とプリント基板5との
間、及び火災検出部4とカバー2との間には余裕がな
く、カバー2あるいは、基台1がたわんだ場合には、そ
のたわみによって火災検出部4やプリント基板が押され
て変形し、損傷を受けて火災検出感度が狂ったり、火災
検出部4への空気流入状態が変化したりする問題があ
る。 【0005】この考案は、上記事情に鑑み、基台やカバ
ーに外力が加わっても、基台の外筒、火災検出部、プリ
ント基板等が大きな押圧力を受け変形しないようにする
ことを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この考案は、基台の下面
に、第1内筒と該第1内筒を囲む外筒とを突設し、該基
台に第2内筒を有するカバーを係合せしめ、該第1内筒
の対向面と該第2内筒の対向面を当接せしめた火災感知
器であって;前記両内筒の対向面を互いに摺動可能な傾
斜面に形成し;前記外筒の下端部と前記カバーとの間に
隙間を形成すること、により前記目的を達成しようとす
るものである。 【0007】 【作用】基台にカバーを係合する際に力が加わったり、
或いは、結合された本体に衝撃が加わったりすると、基
台の第1内筒の傾斜面とカバーの傾斜面とが互いに逆方
向に摺動し、これによって加えられた力、或いは衝撃力
は吸収されるとともに、該カバーは次第に外筒の下端部
に接近し当接する。 【0008】 【実施例】この考案の一実施例を添付図面により説明す
るが、同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
図1において、Hは基台10とカバー30とからなる本
体である。基台10の下面には、回路部品11や火災検
出部12を取り付けたプリント基板13が設けられてい
る。この火災検出部12は、放射線源14を備えた内部
イオン化室や外部イオン化室を形成する外部電極16な
どを具備している。基台10の底壁17には、カバー係
止用段部18が設けられ、又、底壁17の外周には、外
筒19が設けられている。 【0009】21は、底壁17の下面に突出した第1内
筒21で、この内筒21の下端の対向面は、傾斜面22
となっている。23は、外筒19と第1内筒21とによ
り形成された環状溝で、この溝23は底壁17に設けた
スリット24に連通している。 カバー30の上面に
は、第2内筒31と前記カバー係止用段部18に係合す
る係合用突柱32とが設けられ、この第2内筒31は第
1内筒21に対向しており、該先端の対向面は、傾斜面
33となっている。係合用突柱32の先端には、内方に
突出する鉤部34が形成され、この鉤部34は、スリッ
ト24を通って前記段部18に着脱される。 【0010】37は、係合用突柱32の両側に設けた切
欠部で、この切欠部37は、係合用突柱32の弾性変形
を容易にすると共に排水路の役割を果たす。38は、シ
ールドケース、39は支柱、40は煙流入口である。 【0011】次に、この実施例の作動について説明する
と、基台10にカバー30を係合する際に、外力が加わ
った場合、或いは、本体Hに衝撃力が加わった場合に
は、基台10の第1内筒21の傾斜面22と、カバー3
0の第2内筒31の傾斜面33とが当接して互いに逆方
向に摺動するとともに基体10とカバーとの間の隙間が
次第に小さくなり、これによって加えられた力、或い
は、衝撃力を吸収し、基台10或いはカバー30に生じ
るたわみを最小限に押さえる。その為、火災検出部12
やプリント基板13が変形して損傷を受けるのを防止で
きる。 【0012】又、基台10の底壁17の上面に結露など
によって水が生じる事があるが、この水は、スリット2
4より環状溝23に流入し、基台10とカバー30との
間に生じる円環状の隙間より外部へ排出されるので、器
内に水が留まるのを防止できる。 【0013】 【考案の効果】この考案は、以上のように構成したの
で、基台やカバーに外力が加わっても、第1内筒の傾斜
面と第2内筒の傾斜面とが当接して互いに逆方向に摺動
するとともに基台とカバーとの間の隙間が次第に小さく
なり、力は吸収される。そのため、カバーが、火災検出
部、プリント基板、基台などを大きな力で押圧すること
が無いので、基台やカバーに生じるたわみを最小限に押
さえる事ができる。従って、火災検出部やプリント基板
が変形して損傷をうけるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の実施例を示す縦断面図である。 【図2】図1の基台の下面の平面図である。 【図3】図1のカバーの上面の平面図である。 【図4】従来例を示す縦断面図である。 【符号の説明】 10 基台 11 回路部品 12 火災検出部 21 第1内筒 22 傾斜面 30 カバー 31 第2内筒 33 傾斜面

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.基台の下面に第一内筒と該第一内筒を囲む外筒とを
    突設し、該基台に第二内筒を有するカバーを係合せし
    め、該第一内筒の対向面と該第二内筒の対向面を当接せ
    しめるとともに、該基台と該カバーとの間に円環状の隙
    間を生じさせた火災感知器であって;前記両内筒の対向
    面を互いに摺動可能な傾斜面に形成したことを特徴とす
    る火災感知器。
JP1992028280U 1992-04-02 1992-04-02 火災感知器 Expired - Lifetime JP2557644Y2 (ja)

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JPH0625988U JPH0625988U (ja) 1994-04-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525034B2 (ja) * 1985-03-25 1993-04-09 Mitsui Shipbuilding Eng

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525034Y2 (ja) * 1986-12-24 1993-06-24
JP2596615Y2 (ja) * 1991-09-13 1999-06-21 株式会社ユニシアジェックス クラッチのレリーズ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0525034B2 (ja) * 1985-03-25 1993-04-09 Mitsui Shipbuilding Eng

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