JP2557266Y2 - 根太支持構造 - Google Patents

根太支持構造

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JP2557266Y2
JP2557266Y2 JP1992005971U JP597192U JP2557266Y2 JP 2557266 Y2 JP2557266 Y2 JP 2557266Y2 JP 1992005971 U JP1992005971 U JP 1992005971U JP 597192 U JP597192 U JP 597192U JP 2557266 Y2 JP2557266 Y2 JP 2557266Y2
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文也 竹中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床を施工するとき根太
を支持する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、躯体床の上に組み立てられる床の
骨組みとしては、図3や図4に示す構造のものがある。
図3に示すものは、躯体の床下地1の上に大引2をP1
のピッチ(具体的には909mm)で施工し、大引2の
上にP2 のピッチ(具体的には305〜455mm)で
根太3を大引2に直交するように配置して根太3を固定
する構造となっている。このとき根太3の水平レバルを
出すため、水準器を用い、大引2の下にモルタル4等を
だんご状にしたものを配置し、それでレベル調整を行う
ようになっている。
【0003】図4に示すものは、パーティクルボード、
合板等よりなる床パネル5を躯体の床下地1の上に複数
枚並べて配置し、各床パネル5に上下動自在に螺合した
支持ボルト6の下端を床下地1に接地すると共に支持ボ
ルト6にてレベルを調整し、床パネル5の上に捨て貼り
合板7を貼っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
例の前者にあっては、水準器を用いてモルタル4等をだ
んご状にしたものを配してレベル調整を行うため、この
作業に手間がかかると共に技術を要するという問題があ
る(レベルが正確に出ていないと、床仕上げ材施工後に
床鳴りの原因となる)。またモルタル4が硬化するまで
上での作業ができないため工期も長くかかってしまうと
いう問題がある。
【0005】また上記従来例の後者にあっては、乾式工
法で施工できると共にレベル調整も簡単にできるが、構
造が複雑になると共に部材使用量も多く(捨て貼り合板
等を要するため)てコストアップにつながって使用が限
られるという問題がある。本考案は上記問題点に鑑みて
なされたものであって、本考案の目的とするところは根
太のレベル調整が容易にでき、短い工期で簡単に施工で
き、コスト的にも安価にできる根太支持構造を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案根太支持構造は、台板8に一対の支持ボルト6を
所定の間隔を隔てて上下動自在に螺挿し、支持ボルト
6の下端に夫々独立して設けた防振ゴム9を床下地1に
設置し、各支持ボルト6の台板8上に突出する上端に操
作溝15を設け、水平に架設した根太3を台板8の上に
載置して支持した。
【0007】
【作用】上記構成によれば、支持ボルト6を操作して台
板8を上下させることにより根太3のレベルを調整で
き、根太3のレベル調整が容易にできる。支持ボルト6
の調整にてレベル調整できるため床仕上げ材の施工が直
ぐにできて工期を短くできる。支持ボルト6の下端の防
振ゴム9にて防振性能を向上できる。大引や捨て貼り合
板を必要としないため低コスト、省施工が可能である。
一対の支持ボルト6の夫々の下端の防振ゴム9を床下地
1に設置していることで床下地1に不陸があっても安定
よく設置できる。また支持ボルト6の上端の操作溝15
を操作することで支持ボルト6を上から簡単に回して高
さ調整することができる。
【0008】
【実施例】根太支持装置Aは図1に示すように台板8と
一対の支持ボルト6にて主体が構成されている。台板8
は合板やパーティクルボード等で直方体状に形成されて
いる。この台板8の大きさとしては一般の根太3が受け
られるように幅Wは100〜200mm程度が望まし
く、厚さtは20〜30mmが望ましい。この台板8の
表面には粘着材10を装着してあるのが望ましい。台板
8の両側には支持ボルト6を配置してあり、支持ボルト
6を台板8に上下動自在に螺挿してある。一対の支持ボ
ルト6の間隔Lは60〜100mm程度が望ましい。支
持ボルト6の上端には支持ボルト6を操作するマイナス
溝のような操作溝15を設けてある。この支持ボルト6
は床の固定荷重及び積載荷重を支えることができるよう
に十分な強度を持っており、材質はナイロン等の樹脂や
金属にて形成されている。支持ボルト6の下端のベース
11には床の防振性能を向上させるための防振ゴム9が
装着してある。
【0009】この根太支持装置Aを用いて床が図2のよ
うに施工される。先ず、部屋の周囲に際根太12を装着
する。このとき際根太12が沈まないように303〜4
55mmのピッチで束13を立てて際根太12を支持す
る。次に躯体の床下地(コンクリート下地や木下地)の
上にP1 のピッチ(具体的には909mm)で墨出しを
し、さらに直交する方向にP2 のピッチ(具体的には3
03〜455mm)で同じように墨出しを行う。次に部
屋の必要な長さ寸法にカットした根太3をP1のピッチ
の墨出し線に沿って配置して根太3の端部を際根太12
の上に配置する。そして根太3の上から際根太12にス
クリュー釘またはビスを用いて根太3が転ばないように
確実に固定する。次いでP1 のピッチの墨出し線に沿っ
て根太3の下に根太支持装置Aを嵌め込み、台板8の上
に根太3を載せる。このとき粘着材10にて台板8の上
に根太3を仮固定する。根太3を仮固定した後、根太3
上からスクリュー釘またはビスにて2カ所以上台板8に
本固定する。その後、支持ボルト6の長さ調整を行って
レベル調整を行う。このとき部屋の周囲からレベル調整
を順次行って行く。レベル調整後、木質フロアー材等の
床仕上げ材を貼って床を仕上げる。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように構成されているの
で、支持ボルトを操作して台板を上下させることにより
根太のレベルを調整できるものであって、根太のレベル
調整が容易にできるものであり、しかも支持ボルトの調
整にてレベル調整できるため乾式工法で簡単に施工でき
て床仕上げ材の施工が直ぐにでき、工期を短くできるも
のであり、さらに支持ボルトの下端に防振ゴムを装着し
ているので、床の防振性能を向上できるものであり、さ
らに従来のように大引や捨て貼り合板を必要としないた
め、低コスト化が図れると共に省施工が可能なものであ
り、また一対の支持ボルトを所定の間隔を隔てて台板に
螺挿し、各支持ボルトの下端に夫々独立して設けた防振
ゴムを床下地に設置したので、一対の支持ボルトで安定
よく支持するものであっても、各支持ボルトの下端の防
振ゴムを夫々床下地に設置できるものであって、床下地
に不陸があっても安定よく設置できるものであり、しか
も台板に一対の支持ボルトを螺挿し、各支持ボルトの台
板上に突出する上端に操作溝を設けたので、上から支持
ボルトを容易に回動操作して高さ調整が容易にできるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の根太支持装置を示す斜視図
である。
【図2】同上の施工状態を示し、(a)は平面図、
(b)は正面から見た断面図である。
【図3】一従来例を示し、(a)は平面図、(b)は正
面から見た断面図である。
【図4】他の従来例を示し、(a)は一部切欠平面図、
(b)は正面から見た断面図である。
【符号の説明】
1 床下地 3 根太 6 支持ボルト 8 台板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板に一対の支持ボルトを所定の間隔を
    隔てて上下動自在に螺挿し、支持ボルトの下端に夫々
    独立して設けた防振ゴムを床下地に設置し、各支持ボル
    トの台板上に突出する上端に操作溝を設け、水平に架設
    した根太を台板の上に載置して支持して成る根太支持構
    造。
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JPH0566140U JPH0566140U (ja) 1993-08-31
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JPS5541952Y2 (ja) * 1975-12-18 1980-10-01
JPS55129554A (en) * 1979-03-26 1980-10-07 Someno Seisakusho Kk Floor bed

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