JP2556786Y2 - シリンダの制御装置 - Google Patents

シリンダの制御装置

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JP2556786Y2 JP1990084310U JP8431090U JP2556786Y2 JP 2556786 Y2 JP2556786 Y2 JP 2556786Y2 JP 1990084310 U JP1990084310 U JP 1990084310U JP 8431090 U JP8431090 U JP 8431090U JP 2556786 Y2 JP2556786 Y2 JP 2556786Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、フォークリフト等において、誤
操作によるフォークの下降を防止するためのシリンダの
下降作動防止機能を備えたシリンダの制御装置に関す
る。
(従来の技術) 第3、4図に示した従来のシリンダの制御装置は、フ
ォークリフト等のシリンダCを制御するもので、スプー
ル1aを内装したスプール弁1の弁本体の一側に比例ソレ
ノイドSを設けるとともに、この比例ソレノイドSの励
磁に応じて上記スプール1aを切り換え、ポンプからの供
給作動油をスプール弁1の弁本体に形成した供給主路10
に導くようにしている。
この供給主路10には、これから分岐するロード流路11
を連通させるとともに、このロード流路11は供給通路8
に連通させている。
また、上記弁本体には、シリンダポート2を形成する
とともに、このシリンダポート2をシリンダCのボトム
側室3に接続している。
このようにしたシリンダポート2への流路にはオペレ
ートチェック弁4を内装し、その閉止状態において、シ
リンダポート2をスプール側2aとシリンダ側2bとに区画
している。
さらに、弁本体にはパイロット通路7を形成し、その
一端をオペレートチェック弁4を介してシリンダ側2bに
連通させるとともに、他端にソレノイドバルブ16を設
け、通常はこれのソレノイドを励磁して、パイロット通
路7とパイロットポート6とを連通するようにしてい
る。
しかして、スプール1aが図示の中立位置に保持されて
いるときには、ポンプPから供給された圧油は供給主路
10に流入し、ロード流路11を経由して供給通路8に流れ
る。
ここで、スプール1aの一端に連結した比例ソレノイド
Sを励磁して、スプール1aを図示の中立位置から図面右
方向に移動すると、供給通路8とシリンダポート2のス
プール側2aとが、スプール1aに形成した第1環状溝9を
介して連通する。
したがって、上記供給通路8に流入した圧油は、さら
に、供給通路8→第1環状溝9→スプール側2a→オペレ
ートチェック弁4→シリンダ側2bを経由してシリンダC
のボトム側室3に供給され、当該フォークWを上昇させ
る。
その後にスプール1aを図示の中立位置に再び戻せば、
供給通路8が遮断されるので、圧油がボトム側室3に供
給されなくなるとともに、オペレートチェック弁4が閉
止状態を維持する。したがって、フォークWが所望の位
置に保持される。
また、上記スプール1aを中立位置から図面左方向に移
動すると、スプール1aであって、そのパイロットポート
6側に形成したキリ孔18が開き、シリンダポート2のシ
リンダ側2bの作動油が、オリフィス15→第1パイロット
室5→パイロットポート6→キリ孔18→第2環状溝12を
経由して戻り通路13に流れる。
したがって、上記オリフィス15前後に圧力差が生じ、
そのオリフィス15の上流側の圧力でボペット4aがスプリ
ング4bに抗して移動し、シート部14を開く。
このようにシート部14が開くと、ボトム側室3内の作
動油が、シリンダポート2のシリンダ側2b→スプール側
2a→第1環状溝9→流出孔19を経由して戻り通路13に流
出し、フォークWをその自重で下降させる。
さらに、オペレータが作業をしないときには、ソレノ
イドバルブ16のソレノイドを消磁して、そのシート部17
を閉じる。
このようにシート部17を閉じると、パイロット通路7
とパイロットポート6との連通が遮断される。
したがって、スプール1aが誤動作しても、フォークW
は、その下降を防止される。
(本考案が解決しようとする課題) 上記のようにした従来のシリンダの制御装置では、パ
イロット通路にソレノイドバルブ16を介在させ、このソ
レノイドを消磁して、スプール1aの誤動作によるフォー
クWの下降を防止するようにしていた。
このために、スプール1aを切り換える比例ソレノイド
Sの他に、上記ソレノイドバルブ16を特別に設けなけれ
ばならなかった。
したがって、それだけ、コストが高くなるという問題
があった。
この考案の目的は、コストの低いエマージェンシー回
路を備えたシリンダの制御装置を提供することである。
(課題を解決しようとする手段) この考案は、スプール弁のバルブ本体にメインスプー
ルを摺動自在に設け、このバルブ本体に形成したシリン
ダポート側には、シリンダへの流通のみを許容するオペ
レートチェック弁を設け、オペレートチェック弁のポペ
ットに、このオペレートチェック弁の第1パイロット室
とシリンダポートとを連通するオリフィスを形成すると
ともに、この第1パイロット室を戻り通路に連通する一
方、比例ソレノイドの励磁に応じて変化するパイロット
圧の作用で上記メインスプールを切り換えて、上記シリ
ンダポート側に圧油を供給したり、シリンダポート側の
戻り油を流出させたりするシリンダの制御装置を前提と
する。
上記シリンダの制御装置を前提として、この考案は、
上記メインスプールの一端を、パイロット圧を導く室に
臨ませるとともに、メインスプールの上記一端側内部
に、環状溝を形成したサブスプールを摺動自在に設ける
とともに、メインスプールの一端を塞いで、サブスプー
ルの一端との間に第2パイロット室を設け、この第2パ
イロット室と上記室とを連通させる一方、上記サブスプ
ールの他端は、メインスプール内に設けたスプリング室
に臨ませ、このスプリング室に設けたスプリングのバネ
力と、上記第2パイロット室の圧力作用とが対向する構
成にし、上記スプリング室と環状溝とを連通する流通孔
をサブスプールに形成し、上記メインスプールには、上
記第2パイロット室と室とを連通する通孔と、サブスプ
ールの環状溝と上記戻り通路とを連通する第1キリ孔
と、サブスプールの移動に応じて、環状溝と第1パイロ
ット室とを連通したり遮断したりする第2キリ孔とを形
成し、比例ソレノイドが消磁したとき、前記室および第
2パイロット室にパイロット圧が供給されなくなるとと
もに、サブスプールの移動位置に応じて第1パイロット
室と戻り通路との連通を遮断する構成にしたことを特徴
とする。
(本考案の作用) 上記のように比例ソレノイドを消磁すると、メインス
プールの一端を臨ませた室と、サブスプールの一端を臨
ませた第2パイロット室との両室に、圧油が供給されな
くなるとともに、サブスプールを介して第1パイロット
室と戻り通路との連通を遮断する構成にしたので、比例
ソレノイドを消磁するだけで、メインスプールの誤動作
によるフォークの下降を防止することができる。
また、パイロット圧がメインスプールに作用しなけれ
ば、メインスプールが移動しない。つまり、ポンプが止
まっているエンジン停止時には、比例ソレノイドの励磁
するしないに係わらず、メインスプールは移動しない。
(本考案の効果) 上記のように、本考案のシリンダの制御装置は、ソレ
ノイドを消磁するだけで、メインスプールの誤動作によ
るフォークの下降を防止することができる。つまり、フ
ォーク下降中に、メインスプールがスティックして動か
なくなった場合のエマージェンシー回路のとして作用が
得られる。そして、前記従来のようなソレノイドバルブ
を設ける必要がなく、この分、コストを低減することが
できる。
また、パイロット圧がメインスプールに作用しなけれ
ば、メインスプールが移動しないことから、ポンプ停止
時、すなわちエンジン停止時の誤操作によるフォークの
下降も防止できる。
(本考案の実施例) 第1、2図に示したこの考案の実施例は、第1図に示
すように、スプール弁のバルブ本体20に形成したスプー
ル孔21に、メインスプール22を摺動自在に内装してい
る。
そして、弁本体の図面左右両側に、カバー部材23、24
を設け、これらカバー部材23、24それぞれで室R1、R2
区画するとともに、メインスプール22の両端を上記室
R1、R2にそれぞれ突出させている。
また、弁本体には、左右一対の流通路33、39を形成し
ているが、上記流通路33は、その一端開口を室R1に臨ま
せるとともに、他端に比例ソレノイドS1を連結した減圧
弁Vを設けている。そして、ポンプポート40に供給され
た圧油は、その圧力を、比例ソレノイドS1の励磁に応じ
て減圧し、この減圧弁Vを介して流通路33に供給される
一方、比例ソレノイドS1を消磁すると、減圧弁Vに供給
された圧油はドレンポート41を介して、全量タンクに戻
される。
一方、流通路39は、その一端開口を室R2に臨ませると
ともに、他端に、比例ソレノイドS2を連結した図示して
いない減圧弁を設けている。そして、この減圧弁の構成
ならびに機能は、上記減圧弁Vと全く同一にしている。
さらに、メインスプール22であって、その室R2側に
は、メインスプール22の軸線に沿ってスプール孔25を形
成し、このスプール孔25に環状溝26aを形成したサブス
プール26を摺動自在に内装している。
また、上記スプール孔25の一端開口に保持部材27を螺
合し、その開口を塞いで、サブスプール26の一側と保持
部材27との間に第2パイロット室28を区画するととも
に、サブスプール26の他側にスプリング室29を区画して
いる。
そして、上記スプリング室29にスプリングs1を装着す
るとともに、このスプリング室29は、サブスプール26に
形成した流通孔26bを介して、環状溝26aに常時連通させ
ている。
さらに、保持部材27の両端外周に、一対の受け部材3
7、38を装着するとともに、これら受け部材37、38間に
スプリングs2を装着し、このスプリングs2のばね力を受
け部材37を介して、メインスプール22に作用させるよう
にしている。
上記のようにしたメインスプール22には、室R2側端か
ら順に、通孔30、第1キリ孔31および第2キリ孔32を形
成しているが、上記第1キリ孔31はその一端を、メイン
スプール22に形成した第2環状溝35に開口させるととも
に、他端を環状溝26aに開口させ、第1キリ孔31を介し
て、第2環状溝35と環状溝26aとを連通する一方、通孔3
0はその一端を、メインスプール22に形成した第3環状
溝36に開口させるとともに、他端を第2パイロット室28
に開口させ、第2パイロット室28を通孔30→第3環状溝
36を介して、流通路39に連通している。
上記以外の構成は、前記従来と同一なので、同一構成
要素については前記従来と同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。
しかして、比例ソレノイドS1を励磁すると、ポンプP
から吐出された圧油は、減圧弁Vを介して流通路33に導
かれ、この圧油は、さらに流通路33を経由して室R1に導
かれる。このように、室R1に圧油が導かれると、メイン
スプール22は圧油の圧力の作用でスプリングs2のばね力
に抗して移動し、図示の中立位置から図面右方向に移動
する。そして、供給通路8とシリンダポート2のメイン
スプール側2aとが、第1環状溝34を介して連通する。
したがって、上記供給通路8に流入した圧油は、供給
通路8→第1環状溝34→スプール側2a→オペレートチェ
ック弁4→シリンダ側2bを経由してシリンダCのボトム
側室3に供給され、当該フォークWを上昇させる。
その後に比例ソレノイドS1を消磁してメインスプール
22を図示の中立位置に戻せば、供給通路8が遮断される
ので、圧油がボトム側室3に供給されなくなるととも
に、オペレートチェック弁4が閉止状態を維持する。し
たがって、フォークWが所望の位置に保持される。
また、比例ソレノイドS2を励磁すると、ポンプPから
吐出された圧油は、図示していない減圧弁を介して流通
路39に導かれる。流通路39に導かれた圧油は、さらに、
二方向に分岐して導かれるが、その一方は、流通路39→
第3環状溝36→通孔30を経由して第2パイロット室28に
導かれるとともに、他方は流通路39→メインスプール22
の外周と受け部材37との間のすき間→受け部材37に形成
したキリ孔37a→受け部材38に形成したキリ孔38aを経由
して室R2に導かれる。
このように、第2パイロット室28、室R2に圧油が導か
れると、サブスプール26は第2パイロット室28に導かれ
た圧油の圧力の作用で、スプリングs1のばね力に抗して
図面左方向に移動するとともに、メインスプール22は室
R2に導かれた圧油の圧力の作用で、図示の中立位置から
図面左方向に、スプリングs2のばね力に抗して移動す
る。
サブスプール26が図面左方向に移動すると第1キリ孔
31と第2キリ孔32とが環状溝26aを介して連通する一
方、メインスプール22が中立位置から図面左方向に移動
すると、第2キリ孔32がパイロットポート6に開く。
そして、第2キリ孔32がパイロットポート6と環状溝
26aとに開くタイミングは、第2キリ孔32の一端がパイ
ロットポート6に開口する前に、その他端が環状溝26a
に開口するように構成し、当該シリンダ制御装置の円滑
な作動を補償するようにしている。
結局、比例ソレノイドS2を励磁すると、パイロットポ
ート6は第2キリ孔32→環状溝26a→第1キリ孔31→第
2環状溝35を介して戻り通路13に連通する。そして、シ
リンダポート2のシリンダ側2bの作動油が、オリフィス
15→第1パイロット室5→パイロット通路7→パイロッ
トポート6→第2キリ孔32→環状溝26a→第1キリ孔31
→第2環状溝35を経由して戻り通路13に流れる。
したがって、上記オリフィス15前後に圧力差が生じ、
ポペット4aが前記従来と同様に機能して、そのシート部
14を開くとともに、ボトム側室3内の作動油が、シリン
ダポート2のメインスプール側2a→第1環状溝34を経由
して戻り通路13に流出し、フォークWをその自重で下降
させる。
その後に、比例ソレノイドS2を消磁すると、流通路39
はタンクに連通するので、第2パイロット室28、室R2
室内の作動油はタンクに戻され、これら両室内の圧力は
なくなる。
そして、サブスプール26はスプリングs1のばね力の作
用で図示の位置に戻るとともに、メインスプール22はス
プリングs2のばね力の作用で図示の中立位置に再び戻
る。したがって、第1キリ孔31と第2キリ孔32との連通
が遮断されるとともに、第2キリ孔32はパイロットポー
ト6に対して閉じられ、結局、パイロット通路7と戻り
通路13との連通が遮断される。
上記のように、パイロット通路7と戻り通路13との連
通が遮断されると、オリフィス15前後に圧力差がなくな
り、ポペット4aが前記従来と同様に機能して、そのシー
ト部14を閉じる。そして、ボトム側室3内の作動油の流
出を防止し、所望の位置からフォークWがその自重で下
降しないように、これを阻止する。
さらに、メインスプール22の第2キリ孔32をパイロッ
トポート6に開口して、フォークWが下降しているとき
に、メインスプール22がスティックして動かなくなった
ときに、比例ソレノイドS2の励磁電流を制御して、サブ
スプール26を図示の関係位置に移動すると、第2キリ孔
32と第1キリ孔31との連通が遮断され、フォークWはそ
の下降を阻止される。また、サブスプール26を図示の関
係位置から再び元の関係位置に戻すと、第2キリ孔32と
第1キリ孔31とが連通し、パイロット通路7と戻り通路
13との連通が回復して、フォークWはその下降を再びつ
づける。
上記の実施例によれば、比例ソレノイドS1、S2の励磁
に応じて移動するメインスプール22の一端を、室R2に臨
ませるとともに、メインスプール22の上記一端側に、環
状溝26aを形成したサブスプール26を摺動自在に内装
し、このサブスプール26の一端を上記室R2に連通した第
2パイロット室28に臨ませている。また、メインスプー
ル22に、環状溝26aと戻り通路13とを連通する第1キリ
孔31を形成するとともに、サブスプール26の移動に応じ
て環状溝26aとパイロットポート6とを連通したり、そ
の連通を遮断したりする第2キリ孔32を形成し、比例ソ
レノイドS2を消磁すると前記室R2、第2パイロット室28
に圧油が供給されなくなるとともに、サブスプール26を
介してパイロットポート6と戻り通路13との連通を遮断
するようにしている。
上記のように、サブスプールを介して第1パイロット
室と戻り通路との連通を遮断するようにしたので、比例
ソレノイド弁を消磁するだけで、スプールの誤動作によ
るフォークの下降を防止することができる。
したがって、前記従来のソレノイドバルブを設ける必
要がなく、この分、コストを低減することができる。
なお、比例ソレノイドS2の励磁電流を制御してサブス
プールを移動し、パイロットポートを戻り通路に連通し
たり、この連通を遮断したりすることができるので、フ
ォークが下降しているときにメインスプールがスティッ
クして動かなくなったとしても、フォークの下降を阻止
したり、下降をつづけたりすることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面第1、2図はこの実施例を示すもので、第1図はス
プール弁の断面図、第2図は当該シリンダ制御装置の回
路図、第3、4図は従来の装置を示すもので、第3図は
スプール弁の断面図、第4図は回路図である。 S1、S2……比例ソレノイド、1……スプール弁、1a、22
……メインスプール、2……シリンダポート、C……シ
リンダ、4……オペレートチェック弁、4a……ポペッ
ト、5……第1パイロット室、13……戻り通路、15……
オリフィス、20……スプール弁のバルブ本体、26……サ
ブスプール、26a……環状溝、R2……室、28……第2パ
イロット室、31……第1キリ孔、32……第2キリ孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプール弁のバルブ本体にメインスプール
    を摺動自在に設け、このバルブ本体に形成したシリンダ
    ポート側には、シリンダへの流通のみを許容するオペレ
    ートチェック弁を設け、オペレートチェック弁のポペッ
    トに、このオペレートチェック弁の第1パイロット室と
    シリンダポートとを連通するオリフィスを形成するとと
    もに、この第1パイロット室を戻り通路に連通する一
    方、比例ソレノイドの励磁に応じて変化するパイロット
    圧の作用で上記メインスプールを切り換えて、上記シリ
    ンダポート側に圧油を供給したり、シリンダポート側の
    戻り油を流出させたりするシリンダの制御装置におい
    て、上記メインスプールの一端を、パイロット圧を導く
    室に臨ませるとともに、メインスプールの上記一端側内
    部に、環状溝を形成したサブスプールを摺動自在に設け
    るとともに、メインスプールの一端を塞いで、サブスプ
    ールの一端との間に第2パイロット室を設け、この第2
    パイロット室と上記室とを連通させる一方、上記サブス
    プールの他端は、メインスプール内に設けたスプリング
    室に臨ませ、このスプリング室に設けたスプリングのバ
    ネ力と、上記第2パイロット室の圧力作用とが対向する
    構成にし、上記スプリング室と環状溝とを連通する流通
    孔をサブスプールに形成し、上記メインスプールには、
    上記第2パイロット室と室とを連通する通孔と、サブス
    プールの環状溝と上記戻り通路とを連通する第1キリ孔
    と、サブスプールの移動に応じて、環状溝と第1パイロ
    ット室とを連通したり遮断したりする第2キリ孔とを形
    成し、比例ソレノイドが消磁したとき、前記室および第
    2パイロット室にパイロット圧が供給されなくなるとと
    もに、サブスプールの移動位置に応じて第1パイロット
    室と戻り通路との連通を遮断する構成にしたシリンダの
    制御装置。
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