JP2556355Y2 - ミラー付サンバイザ - Google Patents

ミラー付サンバイザ

Info

Publication number
JP2556355Y2
JP2556355Y2 JP1989054849U JP5484989U JP2556355Y2 JP 2556355 Y2 JP2556355 Y2 JP 2556355Y2 JP 1989054849 U JP1989054849 U JP 1989054849U JP 5484989 U JP5484989 U JP 5484989U JP 2556355 Y2 JP2556355 Y2 JP 2556355Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
sun visor
opening
case
skin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989054849U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02145512U (ja
Inventor
文男 柳下
Original Assignee
河西工業 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河西工業 株式会社 filed Critical 河西工業 株式会社
Priority to JP1989054849U priority Critical patent/JP2556355Y2/ja
Publication of JPH02145512U publication Critical patent/JPH02145512U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556355Y2 publication Critical patent/JP2556355Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は自動車用サンバイザに係り、特に化粧用ミ
ラーを装着したミラー付サンバイザの改良に関する。
《従来の技術》 近時、日除けとしてのサンバイザに化粧用ミラー等を
付設し、商品価値を高めたミラー付サンバイザが一部採
用されており、特に、高級車種に多用される傾向にあ
る。
この種ミラー付サンバイザは第6図,第7図に示すよ
うに、製品形状をなす芯材1の両面にパッド材2,2、並
びに表皮材3,3をそれぞれ積層して、製品外周縁に沿っ
て表皮材3同志を接合して得たサンバイザ本体4と、こ
のサンバイザ本体4の表面側ほぼ中央部に装着される化
粧用ミラー5とから大略構成されている。
そして、この化粧用ミラー5は、周縁部に沿って額縁
状の樹脂製ミラーケース6が嵌め込み固定されており、
このミラーケース6をミラー5に固定した状態でサンバ
イザ本体4の凹状部7内に位置決めし、さらに、表面側
の表皮材3をミラーケース6の表面側に積重し、このミ
ラーケース6の内周縁に沿って延設形成された溶着部6a
と表皮材3とを高周波ウェルダ加工により溶着一体化さ
せるとともに、サンバイザ本体4の上縁部分については
表裏面の表皮材3同志を高周波溶着加工により接合し、
その他の外周縁に沿っては縫製加工により表裏側の表皮
材3同志を接合させているのが実情である。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、ミラーケース6をウェルダ一体化した
表皮材3を縫製加工する場合、ウェルダ部分の表皮材に
張力が加わるため、第6図中Aで示すように、サンバイ
ザ本体4の下縁部に蛇行が生じ、極めて体裁の悪いもの
となっている。
さらに、ミラーケース6に表皮材3をウェルダ溶着す
る作業が面倒であり、工数もかかるため、ミラー付サン
バイザ全体としての作製工数が多く、製品コストを高騰
化させる大きな要因となっている。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、本
考案の目的とするところは、ミラーケースに周縁を保持
された化粧用ミラーをサンバイザ本体に簡単かつ確実に
取付けることができ、しかも表皮材の外周縁を縫製加工
した際においても縫製ラインが蛇行することがないミラ
ー付サンバイザを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、製品形状に成
形された樹脂製芯材の両面にパッド材,表皮材を積層
し、その外周を接合してサンバイザ本体を形成するとと
もに、表面側の表皮材,パッド材のほぼ中央に開口を設
け、周縁に額縁状のミラーケースを嵌め込んだ化粧用ミ
ラーをこの開口内に設置したミラー付サンバイザにおい
て、前記樹脂製芯材にフレーム状のサポート部が開口周
縁に沿って形成され、ミラーケース裏面側に突設形成さ
れた係止爪を上記サポート部に係合固定することによ
り、化粧用ミラーをサンバイザ本体に取り付けるととも
に、表皮材の開口縁がサポート部とミラーケース縁部と
の間で保持されることを特徴とする。
《作用》 以上の構成から明らかなように、本考案によるミラー
付サンバイザによれば、ミラーの周縁部を支持するミラ
ーケースの裏面側に係止爪を突設し、樹脂製芯材の中央
部に成形したサポート部に係止爪を係合固定すれば簡単
に化粧用ミラーをサンバイザ本体に固定することができ
る。
更に、表皮材の開口縁部は、ミラーケースにより被覆
されているため、表皮材の切断木口が外部に露出いない
とともに、表皮材の開口縁部は、サポート部とミラーケ
ースの縁部との間で保持されているだけなので、表皮材
の収縮に伴ない、表皮材は若干外側に引っ張られ、表皮
材に過度のテンションが加わらない。
《実施例》 以下、本考案に係るミラー付サンバイザの実施例につ
いて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案に係るミラー付サンバイザの構成を示
す分解斜視図、第2図は同ミラー付サンバイザの要部を
示す断面図、第3図は同ミラー付サンバイザの別実施例
を示す要部断面図、第4図ないし第5図は同ミラー付サ
ンバイザの別実施例を示すもので、第4図はミラーケー
スにミラーを取付ける状態を示す説明図、第5図は同ミ
ラーケースの部分斜視図である。
第1図において、本考案に係るミラー付サンバイザ10
は樹脂製芯材11の両面にウレタンフォーム等のパッド材
12,12、並びにクロス等の表皮材13,13をそれぞれ積層
し、製品外周に沿って表皮材13,13同志を縫製加工する
ことにより形成されたサンバイザ本体14と、このサンバ
イザ本体14の表面側ほぼ中央部に取付けられる化粧用ミ
ラー15とから大略構成される。
そして、この化粧用ミラー15の周縁部には樹脂成形体
からなる額縁状のミラーケース16が嵌め込み固定されて
おり、本考案の特徴は化粧用ミラー15を保持したミラー
ケース16をサンバイザ本体14に取付ける取付構造にあ
る。
すなわち、サンバイザ本体14の表面側ほぼ中央に開口
17が形成され、この部位のパッド材並びに表皮材が除去
され凹状部が形成されている。そして、樹脂製芯材11に
は、この開口17周縁に沿ってフレーム状をなすサポート
部18が形成されているとともに、ミラーケース16の裏面
側には適宜箇所に係止爪19が突設形成されている。
そして、このミラーケース16に形成された係止爪19を
樹脂製芯材11のサポート部18に係合固定することによ
り、化粧用ミラー15をサンバイザ本体14に対して簡単に
取付けることができる。
また、第3図に示すように表皮材13の開口17周縁部を
樹脂製芯材11のサポート部18に巻き込むように多少長め
に設定すれば、表皮材13が熱変形等により収縮した場合
においても、パッド材12,樹脂製芯材11が外部に露出す
ることがなく、見栄えの低下を未然に防止できる。
次に、第4図はミラーケース16の変形例を示すもの
で、ポリプロピレン樹脂等比較的剛性に富んだ合成樹脂
を使用し、ヒンジ部20を設け、ヒンジ部20を中心に、化
粧用ミラー15をミラーケース16に挿入した後、このヒン
ジ部20を中心に矢印方向に折曲する折曲フランジ21を設
け、この折曲フランジ21を樹脂製芯材11に当接させるこ
とにより、化粧用ミラー15をミラーケース16で保持する
ように構成されている。このようなミラーケース16の形
状にした場合、前述実施例のものに比べアンダーカット
形状とならず、簡易な型構造の射出成形用金型で成形が
可能であり、廉価に製作できるとともに、化粧用ミラー
15をミラーケース16に取付ける作業においても簡単にで
きる。
《考案の効果》 以上記載したように本考案によるミラー付サンバイザ
によれば以下の格別の作用効果を有する。
本考案によるミラー付サンバイザによれば、ミラーケ
ースの裏面側に形成した係止爪を樹脂製芯材の開口周縁
に設けられたサポート部に係合固定すればよいため、化
粧用ミラーをワンタッチで取付けることができ、化粧用
ミラーをサンバイサ本体に対して簡単かつ確実に固定す
ることができるという効果を有する。
本考案によるミラー付サンバイザによれば、ミラーケ
ースに設けた係止爪を樹脂製芯材のサポート部に係合固
定すればよいため、従来のように表皮材とミラーケース
とをウェルダ溶着する等の面倒な手間が省け、作製工数
が大幅に削減でき、著しいコストダウンをもたらすとい
う効果を有する。
本考案によるミラー付サンバイザによれば、製品外周
に沿って表皮材の外周部を縫製加工した後、化粧用ミラ
ーを装着したミラーケースをサンバイザ本体に取付ける
ため、縫製ラインに蛇行が生じることがなく、製品外周
縁の見栄えが著しく向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるミラー付サンバイザの構成を示す
分解斜視図、第2図は同ミラー付サンバイザの要部断面
図、第3図は本考案によるミラー付サンバイザの別実施
例を示す要部断面図、第4図,第5図は本考案に使用す
るミラーケースの変形例を示すもので、第4図はミラー
ケースにミラーを取付ける状態を示す説明図、第5図は
同ミラーケースの部分斜視図、第6図は従来のミラー付
サンバイザを示す外観図、第7図は第6図中VII−VII線
断面図てある。 10…ミラー付サンバイザ 11…樹脂製芯材 12…パッド材 13…表皮材 14…サンバイザ本体 15…化粧用ミラー 16…ミラーケース 17…開口 18…サポート部 19…係止爪 20…ヒンジ部 21…折曲フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品形状に成形された樹脂製芯材(11)の
    両面にパッド材(12),表皮材(13)を積層し、その外
    周を接合してサンバイザ本体(14)を形成するととも
    に、表面側の表皮材(13),パッド材(12)のほぼ中央
    に開口(17)を設け、周縁に額縁状のミラーケース(1
    6)を嵌め込んだ化粧用ミラー(15)をこの開口(17)
    内に設置したミラー付サンバイザ(10)において、 前記樹脂製芯材(11)にフレーム状のサポート部(18)
    が開口(17)周縁に沿って形成され、ミラーケース(1
    6)裏面側に突設形成された係止爪(19)を上記サポー
    ト部(18)を係合固定することにより、化粧用ミラー
    (15)をサンバイザ本体(14)に取り付けるとともに、
    表皮材(12)の開口縁がサポート部(18)とミラーケー
    ス(16)縁部との間で保持されることを特徴とするミラ
    ー付サンバイザ。
JP1989054849U 1989-05-12 1989-05-12 ミラー付サンバイザ Expired - Fee Related JP2556355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989054849U JP2556355Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 ミラー付サンバイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989054849U JP2556355Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 ミラー付サンバイザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02145512U JPH02145512U (ja) 1990-12-11
JP2556355Y2 true JP2556355Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=31577277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989054849U Expired - Fee Related JP2556355Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 ミラー付サンバイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556355Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4230109A1 (de) * 1992-09-09 1994-03-10 Happich Gmbh Gebr Sonnenblende für Fahrzeuge

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3246784A1 (de) * 1982-12-17 1984-06-20 Gebr. Happich Gmbh, 5600 Wuppertal Sonnenblende, insbesondere fuer fahrzeuge sowie verfahren zu ihrer herstellung
JPH0314405Y2 (ja) * 1986-07-26 1991-03-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02145512U (ja) 1990-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63284051A (ja) 自動車の室内トリム用成形部品及びその製造方法
JP2556355Y2 (ja) ミラー付サンバイザ
JPH0439774Y2 (ja)
JPH0336011B2 (ja)
JPH0741636Y2 (ja) トランクリアのフィニッシャ端末固定構造
JPH027084Y2 (ja)
JPS6164530A (ja) 自動車用ドアトリムにおける中接部材の取付構造
JPH072323Y2 (ja) 自動車用内装部品の接合構造
JP2602210Y2 (ja) トランクルームトリム
JPH0314405Y2 (ja)
JPH0747235Y2 (ja) 車両のパーセルサイド構造
JPH0698714B2 (ja) 自動車用ウインドウモールディングとその製造方法
JPS6044163B2 (ja) 自動車用ドアトリム
JPH0320178Y2 (ja)
JPH069911Y2 (ja) 自動車のトリム構造
JPH035351Y2 (ja)
JPH0719884Y2 (ja) ドアトリム用アームレスト
JPH0335641Y2 (ja)
JPS60203547A (ja) 合成樹脂製取付部材の取着部材組付構造
JPH018235Y2 (ja)
JPH023934Y2 (ja)
JP2513435Y2 (ja) ツ―ピ―ス型ラジエ―タグリルの固定構造
JPH0340651Y2 (ja)
JPS6326279Y2 (ja)
JPS6126102Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees