JP2556268B2 - プログラムダウンロード方式 - Google Patents

プログラムダウンロード方式

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JP2556268B2
JP2556268B2 JP5200348A JP20034893A JP2556268B2 JP 2556268 B2 JP2556268 B2 JP 2556268B2 JP 5200348 A JP5200348 A JP 5200348A JP 20034893 A JP20034893 A JP 20034893A JP 2556268 B2 JP2556268 B2 JP 2556268B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数プロセッサシステム
におけるプログラムダウンロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサに実行させるべきプログラム
をROM等の不揮発性メモリに格納しておくと、その変
更が困難であると共に、一般に不揮発性メモリはRAM
等の揮発性メモリに比べて高価なため、システム価格の
上昇を招く。
【0003】そこで、複数個のプロセッサから構成され
る複数プロセッサシステムにおいては、マスタプロセッ
サやホストプロセッサ等と呼ばれる特定の1つのプロセ
ッサ(本明細書ではマスタプロセッサと称す)以外のプ
ロセッサ(本明細書ではスレーブプロセッサと称す)に
揮発性メモリだけを設け、必要なプログラムをマスタプ
ロセッサからスレーブプロセッサの揮発性メモリにダウ
ンロードすることが行われている。そして、このような
プログラムダウンロード方式として、従来、以下のよう
な方式が提案されている。
【0004】(1)スレーブプロセッサに、マスタプロ
セッサからもアクセス可能な揮発性の共用メモリを設け
ると共に、マスタプロセッサからの自プロセッサに対す
るリセット信号を保持するリセット保持回路を設け、マ
スタプロセッサがこのリセット保持回路によりスレーブ
プロセッサを停止させた状態でダウンロードすべきプロ
グラムを前記共用メモリに書き込んだ後にリセット保持
回路によるリセットを解除し、スレーブプロセッサはそ
の共用メモリに書き込まれたプログラムを実行する方式
(例えば特開平1−246652号参照)。
【0005】(2)スレーブプロセッサに、データやプ
ログラムを格納する揮発性メモリと、マスタプロセッサ
からもアクセス可能な揮発性の共用メモリと、この共用
メモリの任意の領域のアドレス変換を行うアドレス変換
回路と、マスタプロセッサからの自プロセッサに対する
リセット信号を保持するリセット保持回路とを設け、マ
スタプロセッサがこのリセット保持回路によりスレーブ
プロセッサを停止させた状態でスレーブプロセッサ用I
PLを前記共用メモリに転送して前記アドレス変換回路
によりその転送領域のアドレスをスレーブプロセッサか
ら見て先頭番地以降(リスタートアドレス以降)となる
ようにアドレス変換した後リセット状態を解除し、これ
を契機にスレーブプロセッサが共用メモリ上のIPLを
実行することにより、ダウンロードプログラムをマスタ
プロセッサのメモリから上記共用メモリを介して自プロ
セッサの上記不揮発性メモリにロードして実行する方式
(例えば特開昭63−184155号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプログラムダウンロード方式には以下のような
問題点がある。
【0007】従来方式(1)では、スレーブプロセッサ
が実行すべきダウンロードプログラムを共用メモリに格
納する構成を採用しているため、共用メモリの性質上、
他のプロセッサが共用メモリをアクセスしている最中は
スレーブプロセッサはアクセスできず、従ってプログラ
ムの実行が停止して、ダウンロードプログラムの実行に
よるローカルな処理の性能が低下する。
【0008】これに対して従来方式(2)は、ダウンロ
ードプログラムを最終的にはスレーブプロセッサ内のロ
ーカルな不揮発性メモリに格納するため、従来方式
(1)のような問題はないが、先ずスレーブプロセッサ
用のIPLを転送し、次にスレーブプロセッサがそのI
PLを実行してダウンロードプログラムを共用メモリに
読み込み、更にそこからローカルな不揮発性メモリに格
納するため、ダウンロード完了までの時間が長くなると
いう問題点がある。
【0009】本発明はこのような従来の問題点を解決し
たもので、その目的は、マスタプロセッサからスレーブ
プロセッサのローカルな不揮発性メモリへ速やかにプロ
グラムをダウンロードすることができるプログラムダウ
ンロード方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラムダウ
ンロード方式は上記の目的を達成するために、マスタプ
ロセッサと該マスタプロセッサにシステムバスを介して
接続されたスレーブプロセッサとで構成された複数プロ
セッサシステムにおいて、前記スレーブプロセッサに、
CPUバスである第1のバスと、前記第1のバスに接続
された第1のマイクロプロセッサと、電源投入後、前記
マスタプロセッサから要求があるまで前記第1のマイク
ロプロセッサを停止させるリセット回路と、前記第1の
バスに接続された揮発性のローカルメモリと、前記第1
のバスに接続され、前記リセット回路が前記第1のマイ
クロプロセッサを停止させている期間に限って前記マス
タプロセッサによる前記ローカルメモリへのアクセスを
可能にする第1のバスインタフェイスとを備え、前記マ
スタプロセッサは、前記スレーブプロセッサへダウンロ
ードすべきプログラムを前記システムバス,前記第1の
バスインタフェイスおよび前記第1のバスを通じて前記
ローカルメモリへ書き込んだ後に前記リセット回路に対
してリセット解除の要求を行うようにしている。
【0011】また、前記マスタプロセッサに、CPUバ
スである第2のバスと、該第2のバスに接続された第2
のマイクロプロセッサと、前記第2のバスに接続され、
電源投入時に最初に実行されるプログラムが格納された
第1の不揮発性メモリと、前記第2のバスに接続され、
各マイクロプロセッサ用のプログラムが格納される書換
可能不揮発性メモリと、前記第2のバスおよび前記シス
テムバスに接続された第2のバスインタフェイスとを備
え、前記マスタプロセッサの電源投入時、前記マスタプ
ロセッサの前記第2のマイクロプロセッサが前記第1の
不揮発性メモリに格納されたプログラムを実行すること
により、前記書換可能不揮発性メモリに格納されたダウ
ンロードプログラムを前記第2のバスインタフェイス,
前記システムバス,前記第1のバスインタフェイスおよ
び前記第1のバスを通じて前記ローカルメモリへ書き込
んだ後に前記リセット回路に対してリセット解除の要求
を行うようにしている。
【0012】更に、前記マスタプロセッサに、前記第2
のバスに接続され、データまたはプログラムが格納され
る第2の揮発性メモリと、前記第2のバスに接続され、
前記書換可能不揮発性メモリへプログラムをダウンロー
ドする外部インタフェイスとを備え、前記マスタプロセ
ッサの電源投入時、前記マスタプロセッサの前記第2の
マイクロプロセッサが前記第1の不揮発性メモリに格納
されたプログラムを実行することにより、前記外部イン
タフェイスによって外部装置からプログラムを前記書換
可能不揮発性メモリへダウンロードした後、自プロセッ
サ用のプログラムを前記書換可能不揮発性メモリから前
記第2の揮発性メモリへ書き込むと共に、前記書換可能
不揮発性メモリから前記スレーブプロセッサ用のダウン
ロードプログラムを前記第2のバスインタフェイス,前
記システムバス,前記第1のバスインタフェイスおよび
前記第1のバスを通じて前記ローカルメモリへ書き込ん
だ後に前記リセット回路に対してリセット解除の要求を
行い、その後、前記第2の揮発性メモリに格納されたプ
ログラムを実行するようにしている。
【0013】なお、前記第2のマイクロプロセッサは、
前記外部インタフェイスに前記外部装置が接続されてい
ない場合、前記外部装置からの前記書換可能不揮発性メ
モリへのダウンロード処理をスキップする。
【0014】
【作用】マスタプロセッサおよびスレーブプロセッサの
電源が投入されると、スレーブプロセッサ側では、リセ
ット回路がマスタプロセッサから要求があるまで自プロ
セッサ内のマイクロプロセッサを停止状態にすると共
に、第1のバスインタフェイスがマスタプロセッサによ
る自プロセッサ内のローカルメモリへのアクセスを可能
にし、マスタプロセッサ側では、自プロセッサ内の第1
の不揮発性メモリに格納されたプログラムを実行する。
【0015】このプログラムの実行により、先ず、外部
インタフェイスに外部装置が接続されているか否かが調
べられ、接続されている場合にはその外部装置から外部
インタフェイスを通じてマスタプロセッサ用およびスレ
ーブプロセッサ用のプログラムを書換可能不揮発性メモ
リにロードする。また、接続されていない場合はこの処
理はスキップする。次に、マスタプロセッサ用のプログ
ラムを書換可能不揮発性メモリから第2の揮発性メモリ
へ書き込むと共に、書換可能不揮発性メモリからスレー
ブプロセッサ用のダウンロードプログラムを第2のバス
インタフェイス,システムバス,スレーブプロセッサの
第1のバスインタフェイスおよび第1のバスを通じてそ
のスレーブプロセッサのローカルメモリへ書き込んだ後
にリセット回路に対してリセット解除の要求を行い、そ
の後、第2の揮発性メモリに格納されたプログラムを実
行する。
【0016】リセット解除の要求が行われると、スレー
ブプロセッサ側では、リセット回路が自プロセッサ内の
マイクロプロセッサの停止状態を解除する。これによ
り、そのマイクロプロセッサはローカルメモリにダウン
ロードされたプログラムを実行し始める。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明を適用した複数
プロセッサシステムの一例は、マスタプロセッサ1とこ
れにシステムバス3によって接続されたスレーブプロセ
ッサ2とで構成されている。なお、この例ではスレーブ
プロセッサ2は1つであるが、複数のスレーブプロセッ
サがシステムバス3を通じてマスタプロセッサ1に接続
されるシステムに対しても本発明は適用可能である。
【0019】マスタプロセッサ1は、マイクロプロセッ
サ11と、ROM等の不揮発性メモリ12と、フラッシ
ュEEPROM等の書換可能不揮発性メモリ13と、R
AM等の揮発性メモリ14と、外部インタフェイス15
と、バスインタフェイス16と、これらを接続するCP
Uバス17とを含み、バスインタフェイス16はシステ
ムバス3に接続され、外部インタフェイス15は例えば
ハードディスク装置,フロッピィディスク装置等のダウ
ンロード用装置4に接続される。
【0020】スレーブプロセッサ2は、マイクロプロセ
ッサ21と、RAM等の揮発性メモリ22と、バスイン
タフェイス24と、これらを接続するCPUバス25
と、リセット回路23とを含み、バスインタフェイス2
4はシステムバス3に接続されている。
【0021】以下、本実施例のプログラムダウンロード
方式の動作を説明する。
【0022】電源が投入されると、スレーブプロセッサ
2のリセット回路23は、バスインタフェイス24を通
じてマスタプロセッサ1からリセット解除要求を受ける
まで、リセット信号をマイクロプロセッサ21に出力し
続けることによりマイクロプロセッサ21を停止状態と
し、同時にマイクロプロセッサ21を停止状態にしてい
ることをバスインタフェイス24に通知する。
【0023】バスインタフェイス24はこの通知を受け
ると、マスタプロセッサ1がシステムバス3,CPUバ
ス25を通じて揮発性メモリ22を直接にアクセスでき
る状態にする。
【0024】他方、電源が投入されると、マスタプロセ
ッサ1のマイクロプロセッサ11はリスタートアドレス
をアクセスすることよりプログラムの実行を開始する。
このリスタートアドレスは、不揮発性メモリ12に事前
に格納されているプログラムの先頭アドレスであり、こ
れにより電源投入時にマイクロプロセッサ11により不
揮発性メモリ12に格納されたプログラムが実行され、
以下のような処理が行われる。
【0025】先ず、マイクロプロセッサ11は、外部イ
ンタフェイス15にダウンロード用装置4が接続されて
いるか否かを確認する。接続されている場合、外部イン
タフェイス15を通じてダウンロード用装置4からプロ
グラムを書換可能不揮発性メモリ13にダウンロードす
る。これにより、マスタプロセッサ1用のプログラムお
よびスレーブプロセッサ2用のプログラムを当該複数プ
ロセッサシステムに外部からダウンロードすることが可
能となる。なお、ダウンロード用装置4が接続されてい
ない場合はこのようなダウンロード処理はスキップされ
る。
【0026】次にマイクロプロセッサ11は、書換可能
不揮発性メモリ13に格納されているプログラム(上記
ダウンロード処理が行われたときはダウンロードされた
プログラム,ダウンロード処理がスキップされたときは
元々格納されていたプログラム)中の自プロセッサ用の
プログラムを揮発性メモリ14に複写し、スレーブプロ
セッサ2用のプログラムをバスインタフェイス16,シ
ステムバス3,バスインタフェイス24,CPUバス2
5を介してスレーブプロセッサ2の揮発性メモリ22に
複写、つまりダウンロードする。そして、バスインタフ
ェイス16,システムバス3を通じてスレーブプロセッ
サ2にリセット解除の要求を出し、自らは揮発性メモリ
14に格納されたプログラムを実行し始める。
【0027】マスタプロセッサ1からのリセット解除要
求は、バスインタフェイス24を介してリセット回路2
3に与えられ、リセット回路23は、これを契機にマイ
クロプロセッサ21の停止状態を解除する。これにより
マイクロプロセッサ21はリスタートアドレスをアクセ
スしてプログラムの実行を開始する。このリスタートア
ドレスは、揮発性メモリ22にダウンロードされたプロ
グラムの先頭アドレスであり、これによりマイクロプロ
セッサ21はダウンロードプログラムの実行を開始する
ことになる。
【0028】次に、図2を参照して、バスインタフェイ
ス24の構成例とマスタプロセッサ1が揮発性メモリ2
2をアクセスする際のより詳しい動作を説明する。
【0029】図2に示すバスインタフェイス24は、バ
ッファ241,242,243とアンド回路244とで
構成されている。また、CPUバス25は、A0−A1
9のアドレスビット,リード・ライト信号R/W,D0
−D7のデータビットを伝達するバスであり、マイクロ
プロセッサ21から出力されるアドレスビットA0−A
19のうちアドレスビットA16−A19はデコーダ2
6に入力され、アドレスビットA0−A15は揮発性メ
モリ22に入力される。デコーダ26はアドレスビット
A16−A19が全て“1”のとき揮発性メモリ22を
チップセレクトする。
【0030】バッファ241は、アンド回路244の出
力によってイネーブルにされると、マイクロプロセッサ
21のCPUバス25上のアドレスビットA16−A1
9を強制的に“1”に固定する。
【0031】バッファ242は、アンド回路244の出
力によってイネーブルにされると、システムバス3を通
じてマスタプロセッサ1から送出されるリード・ライト
信号R/WおよびアドレスビットA0−A15をCPU
バス25に伝達する。
【0032】バッファ243は、アンド回路244の出
力によってイネーブルにされると、システムバス3を通
じてマスタプロセッサ1から送出されるリード・ライト
信号R/Wに応じた転送方向でシステムバス3上のデー
タビットD0−D7とCPUバス25上のデータビット
D0−D7とのバッファリングを行う。
【0033】アンド回路244は、リセット回路23か
らのリセット信号Resetとシステムバス3を通じて
マスタプロセッサ1から送出されるダウンロード要求D
ownLoadおよびアドレスストローブ信号ASとを
入力として、その論理積信号をバッファ241〜243
のイネーブル信号とするゲートである。なお、ダウンロ
ード要求DownLoadはリセット回路23に印加さ
れており、リセット回路23はダウンロード要求Dow
nLoadが立ち下がったことをもってリセット解除要
求があったものと認識する。
【0034】前述したように電源投入時にリセット回路
23がマイクロプロセッサ21をリセット信号Rese
tにより停止状態にしている間、リセット信号Rese
tは“1”になっている。この状態で、マスタプロセッ
サ1がシステムバス3を通じてダウンロード要求Dow
nLoadおよびアドレスストローブ信号ASを“1”
にすると、アンド回路244の出力が“1”となり、バ
ッファ241〜243がイネーブル状態となる。これに
より、スレーブプロセッサ2のCPUバス25がシステ
ムバス3に接続され、更に図2には図示していないが、
図1のバスインタフェイス16を通じてマスタプロセッ
サ1のCPUバス17と接続される。このとき、CPU
バス25のアドレスビットのうちA16−A19はバッ
ファ241により強制的に“1”に固定される。よっ
て、マスタプロセッサ1はシステムバス3にアドレスA
0−A15を送出することにより、揮発性メモリ22の
アドレスF0000〜FFFFFの領域へアクセスする
ことができ、ダウンロードプログラムをマイクロプロセ
ッサ21のローカルなメモリである揮発性メモリ22の
プログラム領域に書き込むことができる。
【0035】そして、マスタプロセッサ1がプログラム
のダウンロードを終了して、ダウンロード要求Down
Loadを“0”にすると、アンド回路244の出力が
“0”になってバッファ241〜243がオフ状態にな
ると共に、リセット回路23がリセット信号Reset
を“0”とする。これにより、マイクロプロセッサ21
は動作を開始し、揮発性メモリ22上のリスタートアド
レスにある命令から実行を開始する。
【0036】なお、マスタプロセッサ1とスレーブプロ
セッサ2とがデータを授受する場合、システムバス3を
通じて行うが、その方法としては、図2には図示しない
共用メモリを通じて行う方法や、通常のシリアル,パラ
レル伝送方法等の任意の方法が採用される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果を得ることができる。
【0038】スレーブプロセッサ側に、マイクロプロセ
ッサが停止している間にマスタプロセッサによるローカ
ルメモリへのアクセスを可能にするバスインタフェイス
を設け、マスタプロセッサがダウンロードプログラムを
直接にスレーブプロセッサのローカルメモリに書き込む
ようにしたので、従来方式(2)に比べてスレーブプロ
セッサへのプログラムダウンロード処理時間が短縮さ
れ、スレーブプロセッサが速やかにそのプログラムの実
行を開始することができる。勿論、ローカルメモリ上に
ダウンロードプログラムを格納するので、共用メモリ上
にダウンロードプログラムを格納する従来方式(1)の
ような問題点はない。
【0039】マスタプロセッサ用のプログラムおよびス
レーブプロセッサ用のプログラムを変更する場合、マス
タプロセッサ内の書換可能不揮発性メモリを書き換えれ
ば良く、その書き換えもダウンロード用の外部装置をマ
スタプロセッサの外部インタフェイスに接続することで
簡単に実施できる。なお、この外部装置は通常使用する
必要がないため、装置構成を単純化できる。
【0040】また、外部装置から読み込んだプログラム
を書換可能不揮発性メモリに格納するようにしたので、
プログラムに変更がない限り、外部装置からのダウンロ
ードは一度行っておくだけで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複数プロセッサシステムの一
例を示すブロック図である。
【図2】バスインタフェイス24の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…マスタプロセッサ 11…マイクロプロセッサ 12…不揮発性メモリ 13…書換可能不揮発性メモリ 14…揮発性メモリ 15…外部インタフェイス 16…バスインタフェイス 17…CPUバス 2…スレーブプロセッサ 21…マイクロプロセッサ 22…揮発性メモリ 23…リセット回路 24…バスインタフェイス 241〜243…バッファ 244…アンド回路 25…CPUバス 26…デコーダ 3…システムバス 4…ダウンロード用装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタプロセッサと該マスタプロセッサ
    にシステムバスを介して接続されたスレーブプロセッサ
    とで構成された複数プロセッサシステムにおいて、 前記スレーブプロセッサに、 CPUバスである第1のバスと、 前記第1のバスに接続された第1のマイクロプロセッサ
    と、 電源投入後、前記マスタプロセッサから要求があるまで
    前記第1のマイクロプロセッサを停止させるリセット回
    路と、 前記第1のバスに接続された揮発性のローカルメモリ
    と、 前記第1のバスに接続され、前記リセット回路が前記第
    1のマイクロプロセッサを停止させている期間に限って
    前記マスタプロセッサによる前記ローカルメモリへのア
    クセスを可能にする第1のバスインタフェイスとを備
    え、 前記マスタプロセッサは、前記スレーブプロセッサへダ
    ウンロードすべきプログラムを前記システムバス,前記
    第1のバスインタフェイスおよび前記第1のバスを通じ
    て前記ローカルメモリへ書き込んだ後に前記リセット回
    路に対してリセット解除の要求を行う構成を有すること
    を特徴とするプログラムダウンロード方式。
  2. 【請求項2】 前記マスタプロセッサに、 CPUバスである第2のバスと、 該第2のバスに接続された第2のマイクロプロセッサ
    と、 前記第2のバスに接続され、電源投入時に最初に実行さ
    れるプログラムが格納された第1の不揮発性メモリと、 前記第2のバスに接続され、各マイクロプロセッサ用の
    プログラムが格納される書換可能不揮発性メモリと、 前記第2のバスおよび前記システムバスに接続された第
    2のバスインタフェイスとを備え、 前記マスタプロセッサの電源投入時、前記マスタプロセ
    ッサの前記第2のマイクロプロセッサが前記第1の不揮
    発性メモリに格納されたプログラムを実行することによ
    り、前記書換可能不揮発性メモリに格納されたダウンロ
    ードプログラムを前記第2のバスインタフェイス,前記
    システムバス,前記第1のバスインタフェイスおよび前
    記第1のバスを通じて前記ローカルメモリへ書き込んだ
    後に前記リセット回路に対してリセット解除の要求を行
    うことを特徴とする請求項1記載のプログラムダウンロ
    ード方式。
  3. 【請求項3】 前記マスタプロセッサに、 前記第2のバスに接続され、データまたはプログラムが
    格納される第2の揮発性メモリと、 前記第2のバスに接続され、前記書換可能不揮発性メモ
    リへプログラムをダウンロードする外部インタフェイス
    とを備え、 前記マスタプロセッサの電源投入時、前記マスタプロセ
    ッサの前記第2のマイクロプロセッサが前記第1の不揮
    発性メモリに格納されたプログラムを実行することによ
    り、前記外部インタフェイスによって外部装置からプロ
    グラムを前記書換可能不揮発性メモリへダウンロードし
    た後、自プロセッサ用のプログラムを前記書換可能不揮
    発性メモリから前記第2の揮発性メモリへ書き込むと共
    に、前記書換可能不揮発性メモリから前記スレーブプロ
    セッサ用のダウンロードプログラムを前記第2のバスイ
    ンタフェイス,前記システムバス,前記第1のバスイン
    タフェイスおよび前記第1のバスを通じて前記ローカル
    メモリへ書き込んだ後に前記リセット回路に対してリセ
    ット解除の要求を行い、その後、前記第2の揮発性メモ
    リに格納されたプログラムを実行することを特徴とする
    請求項2記載のプログラムダウンロード方式。
  4. 【請求項4】 前記第2のマイクロプロセッサは、前記
    外部インタフェイスに前記外部装置が接続されていない
    場合、前記外部装置からの前記書換可能不揮発性メモリ
    へのダウンロード処理をスキップすることを特徴とする
    請求項3記載のプログラムダウンロード方式。
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