JPH0594407A - バス制御方式 - Google Patents

バス制御方式

Info

Publication number
JPH0594407A
JPH0594407A JP27850091A JP27850091A JPH0594407A JP H0594407 A JPH0594407 A JP H0594407A JP 27850091 A JP27850091 A JP 27850091A JP 27850091 A JP27850091 A JP 27850091A JP H0594407 A JPH0594407 A JP H0594407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
processor
access
signal
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27850091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Mukai
豊 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Software Shikoku Ltd
Original Assignee
NEC Software Shikoku Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Shikoku Ltd filed Critical NEC Software Shikoku Ltd
Priority to JP27850091A priority Critical patent/JPH0594407A/ja
Publication of JPH0594407A publication Critical patent/JPH0594407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのバス上において、2つのアクセスが競
合した時に、後から発生したアクセスを待たせることな
く、2つのアクセスを並列して実行させる。 【構成】 プロセッサ1のスレーブデバイス4へのアク
セスを、アドレス格納装置18とデータ格納装置19に
よってバスから切り離して実行する。スレーブデバイス
アクセス信号13をバス調停装置5に与え、スレーブデ
バイス4へのアクセスがバスから切り離されて実行され
ている間は、プロセッサのバス獲得信号9を無効にして
バスを解放する。これにより、マスタデバイス3から主
記憶装置2へのアクセスを並列に実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バス制御方式に関し、
特にバス調停方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバス制御方式では、図2
に示すように、プロセッサ1と、主記憶装置2と、プロ
セッサ1によってアクセスされるのみのアクセス速度の
遅いデバイス4(以下、スレーブデバイス4という)
と、主記憶装置2にアクセス可能な機能を有するデバイ
ス3(以下、マスタデバイス3という)が接続されるバ
ス上にて、プロセッサ1とマスタデバイス3とのバス制
御権を調停するためのバス調停装置5と、プロセッサ1
とバスとの間を制御するためのプロセッサ制御装置6
と、スレーブデバイス4へのアクセスを制御するための
スレーブデバイス制御装置7とによって、プロセッサ1
のスレーブデバイス4へのアクセスを制御する構成とな
っていた。
【0003】次に、従来技術での動作説明を行う。
【0004】プロセッサ1がスレーブデバイス4をアク
セスする場合、まず、プロセッサ1は、プロセッサのバ
ス要求信号8を有効にしてバス調停回路5にバス獲得を
要求する。
【0005】バス調停回路5は、マスタデバイスのバス
要求信号10が有効でない場合と、マスタデバイスのバ
ス獲得信号11が有効でない場合とにおいて、プロセッ
サのバス獲得信号9を有効にする。
【0006】次に、プロセッサ1は、アドレスをアドレ
スバスに出力し、プロセッサ制御装置6がアドレスをデ
コードして、スレーブデバイスアクセス要求信号12を
有効にする。この時、当該アクセスがライト動作であれ
ば、プロセッサ1は、データバスに有効なライトデータ
を出力する。
【0007】次に、スレーブデバイス制御装置7がスレ
ーブデバイスアクセス信号13を有効にすることで、ス
レーブデバイス4へのアクセスが実行され、当該アクセ
スがライト動作であれば、スレーブデバイス4がデータ
バス上の有効なライトデータを受け取った時点で、ま
た、当該アクセスがリード動作であれば、スレーブデバ
イス4がデータバス上に有効なリードデータを出力した
時点で、スレーブデバイスアクセス応答信号14を有効
にする。
【0008】次に、プロセッサ制御装置6がアクセス終
了信号15を有効にして、プロセッサ1は、当該アクセ
スがライト動作であれば、データバスへの有効なライト
データの出力を止め、当該アクセスがリード動作であれ
ば、データバス上の有効なリードデータをプロセッサ1
の内部に取り込み、アドレスバスへのアドレス出力を止
める。
【0009】この時、プロセッサ制御装置6は、スレー
ブデバイスアクセス要求信号12とアクセス終了信号1
5とを無効にし、スレーブデバイス制御装置7は、スレ
ーブデバイスアクセス信号13とスレーブデバイスアク
セス応答信号14とを無効にする。
【0010】次に、プロセッサ1は、プロセッサのバス
要求信号8を無効にして、バス調停装置5がプロセッサ
のバス獲得信号9を無効にすることで、バスが解放され
る。
【0011】一方、バス調停装置5は、マスタデバイス
のバス要求信号10が有効な場合には、プロセッサのバ
ス獲得信号9が無効であれば、マスタデバイスのバス獲
得信号11を有効にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のバス制御方式で
は、図2のバス調停装置5において有効になったプロセ
ッサのバス獲得信号9は、プロセッサ制御装置6がアク
セス終了信号15を有効にしてプロセッサ1がバス要求
信号8を無効にするまで、有効なままとなる。
【0013】このため、プロセッサのバス獲得信号9が
有効な間に、マスタデバイスのバス要求信号10が有効
になっても、プロセッサのバス要求信号8が無効にな
り、プロセッサのバス獲得信号9が無効になるまで、マ
スタデバイスのバス獲得信号11は有効にならない。
【0014】従って、プロセッサ1がスレーブデバイス
4へのアクセスを開始した以後のマスタデバイス3の主
記憶装置2へのアクセス要求は、プロセッサ1のスレー
ブデバイス4へのアクセスが終了するまで待たされるこ
とになり、バスを効率的に使用できないという問題があ
った。
【0015】本発明の目的は、1つのバス上で2つのア
クセスが競合した場合に、2つのアクセスを並行して実
行させるようにしたバス制御方式を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るバス制御方式においては、プロセッサ
と、主記憶装置と、前記プロセッサによってアクセスさ
れるのみのアクセス速度の遅いデバイスと、前記主記憶
装置にアクセス可能な機能を有するデバイスとが接続さ
れるバスにおいて、前記プロセッサによってアクセスさ
れるのみのアクセス速度の遅いデバイスとバスとの間
に、バス上のアドレスを格納するアドレス格納装置と、
バス上の有効なライトデータを格納するデータ格納装置
とを有するものである。
【0017】また、前記バス調停装置に、前記プロセッ
サによってアクセスされるのみのアクセス速度が遅いデ
バイスへのアクセス中であることを示す信号を与え、前
記プロセッサのデバイスへのアクセスを、前記アドレス
格納装置及びデータ格納装置によって前記バスから切り
離して実行するものである。
【0018】また、前記プロセッサからデバイスへのア
クセスがバスから切り離されて実行されている期間中、
前記プロセッサのバス獲得信号を無効にするものであ
る。
【0019】
【作用】本発明のバス制御方式は、プロセッサと、主記
憶装置と、プロセッサによってアクセスされるのみのア
クセス速度の遅いデバイスと、主記憶装置にアクセス可
能な機能を有するデバイスとが接続されるバスにおい
て、プロセッサによってアクセスされるのみのアクセス
速度の遅いデバイスとバスの間に、アドレス格納装置と
データ格納装置とを有し、バス調停装置にプロセッサに
よってアクセスされるのみのアクセス速度の遅いデバイ
スへのアクセス中であることを示す信号を与えるように
なっている。
【0020】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0021】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
【0022】図1において、本実施例では、図2に示し
た従来技術に対して、スレーブデバイス4とバスの間
に、アドレス格納装置18とデータ格納装置19を有
し、スレーブデバイス制御装置7からのアドレス格納装
置制御信号16とデータ格納装置制御信号17とにより
制御する。
【0023】また、スレーブデバイスアクセス信号13
をバス調停装置5に、アクセス終了信号15をスレーブ
デバイス制御装置7にそれぞれ与える。
【0024】次に、本発明の動作を説明する。プロセッ
サ1がスレーブデバイス4をアクセスする場合、スレー
ブデバイス制御装置7がスレーブデバイスアクセス信号
13を有効にするまでの動作は、前述の従来技術での動
作と同じになる。
【0025】本発明においては、スレーブデバイス制御
装置7がスレーブデバイスアクセス信号13を有効にす
ると同時に、アドレス格納装置制御信号16によりバス
上のアドレスをアドレス格納装置18に格納し、当該ア
クセスがライト動作であれば、データ格納装置制御信号
17によりバス上の有効なライトデータをデータ格納装
置19にラッチし、スレーブデバイス4へデータを出力
する。
【0026】次に、バス調停装置5は、スレーブデバイ
スアクセス信号13が有効になると、プロセッサ1のバ
ス獲得信号9を無効にし、プロセッサ1は、アドレスバ
スへのアドレス出力を止め、当該アクセスがライト動作
であれば、データバスへの有効なライトデータの出力を
止め、バスを解放する。
【0027】この時、まだアクセス終了信号15が有効
になっていないため、プロセッサ1のバス要求信号8は
有効のままとなるが、スレーブデバイスアクセス信号1
3が有効な間は、プロセッサのバス獲得信号9を無効に
保つ。
【0028】一方、スレーブデバイス4へのアクセス
は、アドレス格納装置18へ格納したアドレスと、当該
アクセスがライト動作の場合にデータ格納装置19へ格
納したデータとにより、継続して実行される。
【0029】次に、当該アクセスがライト動作の場合、
スレーブデバイス4が有効なライトデータを受け取った
時点で、また、当該アクセスがリード動作の場合、スレ
ーブデバイス4が有効なリードデータを出力した時点
で、スレーブデバイスアクセス応答信号14を有効にす
る。
【0030】この時、当該アクセスがリード動作の場
合、スレーブデバイス4が出力する有効なリードデータ
をデータ格納装置制御信号17によってデータ格納装置
19へ格納する。
【0031】次に、プロセッサ制御装置6がスレーブデ
バイスアクセス要求信号12を無効にすることで、スレ
ーブデバイス制御装置7は、スレーブデバイスアクセス
信号13とスレーブデバイスアクセス応答信号14とを
無効にし、スレーブデバイス4へのアクセスは終了す
る。
【0032】この時、バス調停装置5は、スレーブデバ
イスアクセス信号13が無効になったことで有効のまま
であったプロセッサのバス要求信号8の要求を受付け、
マスタデバイス3のバス要求信号10とマスタデバイス
3のバス獲得信号11とが無効の場合、再度プロセッサ
1のバス獲得信号9を有効にする。
【0033】プロセッサのバス獲得信号9が有効になっ
た時に、プロセッサ1は、前述のアクセス開始時の動作
を再度実行するが、プロセッサ制御装置6が直ちにアク
セス終了信号15を有効にすることで、プロセッサ1
は、アドレスバスへのアドレス出力を止め、当該アクセ
スがライト動作の場合、データバスへの有効なライトデ
ータの出力を止め、当該アクセスがリード動作の場合、
データ格納装置制御信号17により、データ格納装置1
9がデータバスに出力する有効なリードデータを内部に
取り込む。
【0034】その後、プロセッサ制御装置6がアクセス
終了信号15を無効にすることで、当該アクセスがリー
ド動作の場合のデータ格納装置19のデータバスへの有
効なリードデータの出力が終了する。
【0035】次に、プロセッサ1は、プロセッサのバス
要求信号8を無効にして、バス調停装置5がプロセッサ
のバス獲得信号9を無効にすることでバスが解放され
る。
【0036】一方、従来技術と同様に、バス調停装置5
は、マスタデバイス3のバス要求信号10が有効な場合
には、プロセッサのバス獲得信号9が無効であれば、マ
スタデバイスのバス獲得信号11を有効にする。
【0037】しかし、本発明においては、プロセッサ1
のバス要求信号8が有効のままでスレーブデバイスアク
セス信号13が有効な間は、プロセッサのバス獲得信号
9が無効になるので、この期間にマスタデバイスのバス
獲得信号11が有効になり得る。この場合、プロセッサ
1のスレーブデバイス4へのアクセスは、バスから切り
離されて実行され、バスは、マスタデバイス3の主記憶
装置2へのアクセスを実行する状態となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バス調停
装置おいて、有効になったプロセッサのバス獲得信号
は、スレーブデバイスアクセス信号が有効になると無効
になり、スレーブデバイスアクセス信号が無効になると
再度有効になる。よって、プロセッサのバス獲得信号が
最初に有効になった以後に、マスタデバイスのバス要求
信号が有効になった場合、スレーブデバイスアクセス信
号が有効になり、プロセッサのバス獲得信号が無効にな
った時点で、マスタデバイスのバス獲得信号を有効にす
ることができる。
【0039】故に、プロセッサがスレーブデバイスをア
クセスしている最中に、マスタデバイスが主記憶装置を
アクセスすることが可能になり、かつ、2つのアクセス
は完全に並列して実行することが可能になり、バスを効
率的に使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 主記憶装置 3 マスタデバイス 4 スレーブデバイス 5 バス調停装置 6 プロセッサ制御装置 7 スレーブデバイス制御装置 8 プロセッサのバス要求信号 9 プロセッサのバス獲得信号 13 スレーブデバイスアクセス信号 18 アドレス格納装置 19 データ格納装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと、主記憶装置と、前記プロ
    セッサによってアクセスされるのみのアクセス速度の遅
    いデバイスと、前記主記憶装置にアクセス可能な機能を
    有するデバイスとが接続されるバスにおいて、 前記プロセッサによってアクセスされるのみのアクセス
    速度の遅いデバイスとバスとの間に、バス上のアドレス
    を格納するアドレス格納装置と、バス上の有効なライト
    データを格納するデータ格納装置とを有することを特徴
    とするバス制御方式。
  2. 【請求項2】 前記バス調停装置に、前記プロセッサに
    よってアクセスされるのみのアクセス速度が遅いデバイ
    スへのアクセス中であることを示す信号を与え、前記プ
    ロセッサのデバイスへのアクセスを、前記アドレス格納
    装置及びデータ格納装置によって前記バスから切り離し
    て実行するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のバス制御方式。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサからデバイスへのアクセ
    スがバスから切り離されて実行されている期間中、前記
    プロセッサのバス獲得信号を無効にするものであること
    を特徴とする請求項2に記載のバス制御方式。
JP27850091A 1991-09-30 1991-09-30 バス制御方式 Pending JPH0594407A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27850091A JPH0594407A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 バス制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27850091A JPH0594407A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 バス制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0594407A true JPH0594407A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17598182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27850091A Pending JPH0594407A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 バス制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0594407A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506089B2 (en) 2004-02-11 2009-03-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Bus system and method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506089B2 (en) 2004-02-11 2009-03-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Bus system and method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0619760B2 (ja) 情報処理装置
JP2000047974A (ja) バス制御コントローラのバス調停方法、バス制御コントローラ及び電子機器のシステム
JP2000020451A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
US6775718B2 (en) DMA control system enabling flyby transfer to synchronous memory
KR960007833B1 (ko) 고속 페이지 모드 선택을 위한 방법 및 장치
JPH0594407A (ja) バス制御方式
JPH0353657B2 (ja)
JPH0736704A (ja) プログラムダウンロード方式
JP2851777B2 (ja) バス制御方法及び情報処理装置
JP3199773B2 (ja) メモリアクセス方式
JPH0447350A (ja) 主記憶読み出し応答制御方式
JP2854066B2 (ja) マルチプロセッサシステム
JPS6054065A (ja) 同期制御装置
JPH06231032A (ja) アクセス制御装置
JPH0142017B2 (ja)
JPH05257805A (ja) キャッシュメモリ制御方式
JP2003330901A (ja) マルチプロセッサシステム
US5784580A (en) System and method for communicating between devices
JPH02121053A (ja) テスト・アンド・セット方式
JPH05210616A (ja) コンピュータ装置
JPS61165172A (ja) メモリアクセス制御方式
JPH06348581A (ja) メモリアクセス制御装置
JPH06324940A (ja) メモリ制御方法および装置
JPH0512121A (ja) データ処理装置
JP2000187635A (ja) メモリ制御回路