JP2555183Y2 - アーク溶接ロボットの制御装置 - Google Patents

アーク溶接ロボットの制御装置

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JP2555183Y2
JP2555183Y2 JP1991053808U JP5380891U JP2555183Y2 JP 2555183 Y2 JP2555183 Y2 JP 2555183Y2 JP 1991053808 U JP1991053808 U JP 1991053808U JP 5380891 U JP5380891 U JP 5380891U JP 2555183 Y2 JP2555183 Y2 JP 2555183Y2
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幹治 松島
充 大髭
博明 北辻
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溶接線に沿って作業な
どを行う溶接ロボットの制御装置に関し、溶接線に沿っ
てアーク溶接を行う溶接ロボットの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのロボットでは、作業端の軌跡
の単位としては、ステップ間が定められている。たとえ
ば図7に示されるように複数の溶接線S1,S2を複数
軸のロボット本体を用いてアーク溶接する場合、その作
業端に把持されている溶接トーチの進入点P11から、
溶接線の開始点P12を経て終了点P13までアーク溶
接を行い、その溶接線S1の溶接作業が終了した後に
は、退避点P14に移って一旦、退避し、次に溶接線S
2の開始点P15から終了点P16まで溶接を行い、そ
の後、退避点P17に移る。先行技術では溶接線S1の
アーク溶接作業中に、位置P18でアーク切れが生じ、
そのロボット本体の動作が停止した後には、作業者はロ
ボット本体を、キー入力手段などの操作によって操作
し、溶接トーチを退避点PAに移動し、次にアーク溶接
を行うべき溶接線S2の開始点P15に、その退避点P
Aから溶接トーチを移動する必要がある。このために作
業者はキー入力手段によって、溶接線S2の開始点P1
5を入力操作して溶接トーチが移動軌跡1を辿るように
する必要がある。このために作業者は、各溶接線S1,
S2と、各ステップである開始点および終了点P12,
P13,P15,P16との一覧表を予め準備してお
き、この一覧表を見ながら、退避点PAにある溶接トー
チを開始点P15に移動させて溶接線S2の溶接作業を
行うために、開始点であるステップP15をキー入力手
段の操作によってキー入力する必要がある。このような
作業は、面倒であり、操作の誤りを生じやすい。もしも
作業者が入力操作の誤りを生じ、開始点P15の入力の
代わりに、終了点P16を入力してしまったときには、
溶接トーチは退避点PAから軌跡2を辿って終了点P1
6に移動する。作業者は、このような軌跡2を溶接トー
チが辿ることを予期していないので、もしもこの軌跡2
の途中に障害物が存在したときには、溶接トーチがその
障害物に衝突し、破損を生じるという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、溶接
線を誤りなく選択して溶接作業を行わせることができる
ようにした溶接ロボットの制御装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、溶接トーチ
を、開始点から終了点までを連ねる複数の各溶接線に沿
って順次的に移動して作業を行うアーク溶接ロボットの
制御装置において、メモリ33であって、(a)個別的
に識別するための番号を有する複数の溶接線S11,S
12、(b)各溶接線S11,S12の開始点P2,P
5、(c)各溶接線S11,S12の終了点P3,P
6、(d)各開始点P2,P5および終了点P3,P6
のロボット座標系における位置データおよび姿勢デー
タ、(e)溶接線S11,S12の直線または円弧の軌
跡に関する情報、ならびに(f)各溶接線S11,S1
2の溶接条件である溶接電圧、溶接電流および溶接速度
ならびに溶接トーチの溶接線S11,S12に関して左
右のウイービング振幅およびウイービング周期をストア
するメモリ33と、各溶接線S11,S12を個別的に
識別する番号を入力するキー入力手段35と、溶接トー
チの属する溶接線S11,S12の番号よりも1つだけ
前の番号を有する溶接線を選択する前溶接線選択キー3
6と、溶接トーチの属する溶接線S11,S12の番号
よりも1つだけ次の番号を有する溶接線を選択する次溶
接線選択キー37と、溶接トーチが属する溶接線の番号
を表すステップポインタ34と、キー入力手段35によ
って入力された溶接線の番号が設定され、前溶接線選択
キー36が操作されることによって番号を1つだけイン
クリメントし、次溶接線選択キー37が操作されること
によって番号を1だけデクリメントして溶接線の番号が
設定されるカウンタ39と、溶接線S11,S12の溶
接作業を行うことを指示する溶接作業実行キー38と、
制御手段であって、ステップポインタ34およびカウン
タ39の出力に応答し、ステップポインタ34の内容が
カウンタ39の計数値番号に一致するように、ステップ
ポインタ34の内容をインクリメントまたはデクリメン
トし、メモリ33からステップポインタ34が表す溶接
線の開始点P2,P5の位置データおよび姿勢データを
読出し、溶接作業実行キー38の出力に応答して、溶接
ロボットの溶接トーチを移動してその開始点P2,P5
から前記姿勢データに基づいて、メモリ33にストアさ
れている前記軌跡に関する情報および前記溶接条件で溶
接作業を行い、終了点P3,P6でその溶接作業を終了
する制御手段とを含むことを特徴とするアーク溶接ロボ
ットの制御装置である。また本考案は、制御手段は、溶
接トーチがアーク溶接作業中の溶接線S12の途中の溶
接位置PBにあるとき、前溶接線選択キー36を操作す
ることによって、その溶接作業中の溶接線S12の開始
点P15からの溶接作業を再び行わせ、次溶接線選択キ
ー37を操作することによって、前記溶接作業中の溶接
線S12の番号に隣接する次の番号を有する溶接線S1
3の開始点P18からの溶接作業を行わせることを特徴
とする。
【0005】
【作用】本考案に従えば、溶接線などのアーク溶接を行
う際に、操作者はキー入力手段35、前溶接線選択キー
36または次溶接線選択キー37を操作してカウンタ3
9の計数値番号を設定し、そこで溶接作業実行キー38
を操作することによって、制御手段は、溶接トーチが属
する溶接線の番号を表しているステップポインタ34の
内容を、カウンタ39の番号に一致させ、ステップポイ
ンタ34の表している溶接線の開始点P2,P5の位置
データおよび姿勢データに基づき、メモリ33にストア
されている直線または円弧の軌跡に関する情報および溶
接条件で作業を行わせ、終了点P3,P6でその溶接作
業を終了する。
【0006】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の溶接されるべき
ワーク4の斜視図である。このワーク4は母材5に垂直
に母材6,7が相互に離れて配置され、第1溶接線S1
1および第2溶接線S12に沿って、アーク溶接が行わ
れる。各溶接線S11,S12の溶接開始点P2,P5
と終了点P3,P6とが定められ、また退避点P1,P
4,P7が定められる。
【0007】図2は、溶接線S11,S12の溶接作業
を行う溶接トーチ10を備えるロボット本体11の正面
図である。このロボット本体11では、ベース12に移
動体13が軸線14まわりに角変位する第1軸JT1
と、アーム15が軸線16まわりに角変位する第2軸J
T2と、移動体17が軸線18のまわりに角変位する第
3軸JT3と、アーム19が軸線20のまわりに角変位
する第4軸JT4と、移動体21が軸線22のまわりに
角変位する第5軸JT5と、その移動体21の先端部で
ある作業端23を軸線24のまわりに角変位する第6軸
JT6とを有し、作業端23には、溶接トーチ10が取
付けられる。
【0008】図3は、図2に示されるロボット本体11
に関連する電気的構成を示すブロック図である。マイク
ロコンピュータなどによって実現される処理回路26
は、各軸JT1〜JT6のための駆動源27〜32を制
御する。この処理回路26には、メモリ33と、計数機
能を有するステップポインタ34とが備えられる。また
キー入力手段35が備えられ、現在の溶接線の番号より
も前および次の番号を有する溶接線をそれぞれ選択する
ためのキー36,37が備えられる。溶接実行キー38
を操作することによって、溶接トーチ10による溶接線
S11,S12の溶接作業を行うことができるようにな
る。
【0009】図4は、メモリ33のストア状態を示す図
である。教示点、したがってステップである退避点P
1、開始点P2、終了点P3、退避点P4、開始点P
5、終了点P6および退避点P7などに対応して溶接線
S11,S12がストアされており、その種類、すなわ
ち退避点、溶接開始点、溶接終了点、中間点などを表す
情報がストアされ、さらにまた各ステップである点P1
〜P7のロボット座標系における位置データおよび姿勢
データがストアされ、また補助データとして各点P1〜
P7の描く軌跡が直線であるかまたは円弧であるかの情
報がストアされ、さらに各点P2〜P3,P5〜P6間
の各溶接線S11,S12の溶接条件データである溶接
電圧、溶接電流、溶接速度、およびウィービング条件が
ストアされる。ウィービング条件というのは、溶接トー
チ10の溶接線S11,S12に関して左右の振幅およ
び周期である。
【0010】図5は、処理回路26の動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップn1において、キ
ー入力手段35によって希望する溶接線S11,S12
の番号を入力し、あるいはまた前溶接線選択キー36お
よび次溶接線選択キー37などの操作によって、溶接線
の番号、したがってその番号を有する溶接線を選択す
る。処理回路26に備えられているステップポインタ3
4は、溶接トーチ10の存在している溶接線S11の番
号を読込む。たとえば溶接トーチ10が溶接線S11の
開始点P2から溶接を開始し、終了点P3の手前の途中
位置PBでアークが飛ばなくなってしまったときには、
その溶接電流が途中で零になったことを処理回路26で
判断し、ロボット本体11の溶接動作を停止させる。こ
のようなときにおいても、ステップポインタ34は、溶
接トーチ10が点PBにあり、したがってその点PBが
属する溶接線S11を表している。ステップn2は、こ
のようなステップポインタ34の内容を読出し、これに
よって溶接トーチ10が位置している溶接線、たとえば
S11を検出することができる。
【0011】ステップn3では、次の番号を有する溶接
線の選択かを判断し、またステップn5では前の番号を
有する溶接線の選択かを判断し、次の番号を有する溶接
線の選択であるときにはステップn4に移り、処理回路
のカウンタ39の計数値である溶接線番号を+1だけイ
ンクリメントし、また前の番号を有する溶接線が選択さ
れたときにはステップn6においてカウンタ39の内容
を1だけデクリメントする。次または前の番号を有する
溶接線が選択されたものではないときには、ステップn
7において、そのキー入力手段35によって入力された
溶接線の番号をカウンタ39にセットする。
【0012】ステップn8では、ステップn4,n6,
n7において設定されてカウンタ39にストアされてい
る溶接線の番号が、ステップポインタ34においてスト
アされている現在の溶接線の番号より大であるかどうか
を判断し、大であるとき、すなわち以上のときには、ス
テップn9に移り、ステップポインタ34の番号を1だ
けインクリメントし、ステップn10では、そのステッ
プが属する溶接線に関するストア内容をメモリ33から
読出す。ステップn11では、ステップn10において
読出された溶接線の番号が、設定された溶接線の番号に
一致したかを判断し、一致していなければステップn9
に戻る。
【0013】溶接トーチ10が存在している現在の溶接
線よりも、ステップn4,n6,n7においてさらに求
められた溶接線の番号が大きくないとき、すなわち未満
であるときにはステップn12に移り、ステップポイン
タ34の内容を1だけデクリメントし、ステップn13
では、前述のステップn10と同様に、そのデクリメン
トされたステップが属する溶接線の番号をメモリ33か
ら読出す。ステップn14では、前述のステップn11
と同様に、ステップn13において読出された溶接線の
番号が、ステップn4,n6,n7において求められた
設定溶接線番号に一致したかどうかが判断され、一致し
ていなければステップn12に戻る。ステップn14に
おいて一致したことが判断されると、ステップn15で
は、その設定された溶接線の最初の教示点であるステッ
プP2またはP5のメモリ33からの読出しを行う。ス
テップn16の後には、溶接実行キー38を操作し、こ
うして設定された溶接線S11,S12の溶接開始点で
あるステップP2,P5からのアーク溶接を行うことが
できる。このアーク溶接の溶接条件は、メモリ33に、
図4に関連して述べたように、ストアされている。図5
のステップn11において、設定溶接線に一致したこと
が判断されると、前述のステップn15と同様な動作が
行われ、次のステップn16では、上述のようにアーク
溶接の作業が行われる。
【0014】図6は、このような溶接線S11,S12
だけでなくさらに溶接線S13,S14の溶接作業を説
明するための図である。溶接トーチ10がたとえば溶接
線S12の現在点PBに存在するとき、前溶接線選択キ
ー36を操作すると、その溶接トーチ10は溶接開始点
P15からの溶接の設定が行われる。また次溶接線選択
キー37を操作することによって参照符40で示すよう
に、溶接線S13の溶接開始点P18からの溶接を行う
ことができるようになる。さらにまたキー入力手段35
の操作によって溶接線S14を選択して入力すると、溶
接トーチ10はその溶接線S14の溶接開始点P21に
移動されてその溶接開始点P21からアーク溶接が行わ
れる。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、キー入力手段35と、
前溶接線選択キー36と次溶接線選択キー37とを用い
てカウンタ39によって設定される溶接線の番号に、溶
接トーチが属する溶接線の番号を表すステップポインタ
34の内容を一致させ、溶接作業実行キー38を操作す
ることによって、ステップポインタ34が表す番号を有
する溶接線に対応するメモリ33の内容を呼出して作業
を行うことができるようになる。したがって前述の先行
技術に関連して述べたように教示点とその教示点が属す
る溶接線との対応して教示された一覧表を準備する必要
がなく、そのような一覧表を見ながら、溶接線の選択の
ために、対応する最初の教示点を探出して入力する必要
がなくなり、操作性が向上されるとともに、入力誤りが
なくなり、したがって誤入力によって溶接トーチが障害
物に衝突して損傷するというおそれがなくなる。
【0016】また本考案によれば、カウンタ39の計数
値番号を設定するにあたり、キー入力手段35によって
その番号を直接に入力することができるだけでなく、前
溶接線選択キー36を用いてその操作のたびに1つだけ
前の番号を有する溶接線を選択するようにでき、また次
溶接線選択キー37を操作するたびに1つだけ次の溶接
線を選択することができる。これによって希望する溶接
線の番号のカウンタ39への設定操作を容易に行うこと
ができるという優れた効果が達成される。このことは特
にロボットの溶接トーチを移動させる際に、その溶接線
を誤りなく入力することが容易に可能になるという点
で、重要なことである。
【0017】さらに本考案によれば、溶接線S11,S
12の番号に対応して、その開始点P2,P5と終了点
P3,P6と、位置データと姿勢データと軌跡に関する
情報と作業条件とがストアされ、このメモリ33のスト
ア内容に基づいて溶接ロボットの溶接トーチに作業を行
わせることができるようにしたので、その溶接作業内容
の指示が容易になるという効果もある。
【0018】したがって本考案によれば、メモリ33に
は、複数の溶接線の識別番号と、開始点、終了点、ロボ
ット座標系における位置データおよび姿勢データ、直線
または円弧の軌跡に関する情報、溶接条件をストアして
おき、キー入力手段35、前溶接線選択キー36および
次溶接線選択キー37を用いて溶接線の識別番号を選択
することによって、アーク溶接ロボットの溶接トーチ
を、その選択された溶接線の開始点にもたらして自動的
にアーク溶接を行うことができる。しかもこの溶接線の
識別番号の選択を誤りなく行うことができるようにする
ために、キー入力手段35だけでなく、前溶接線選択キ
ー36と次溶接線選択キー37とを備え、溶接作業を誤
りなく行うことを可能にする。
【0019】しかも本考案によれば、たとえばアーク溶
接作業中に溶接電流が途中で零になったことが判断され
たとき溶接動作を停止させる構成としたときにおいて
も、そのアーク溶接作業中の溶接線の番号は、ステップ
ポインタ34によって知ることができるので、前溶接線
選択キー36によって溶接位置PBが属するアーク溶接
作業中の溶接線の開始点P15に戻って溶接作業を再び
行わせることができ、あるいはまた次溶接線選択キー3
7を操作して溶接作業中の溶接線の番号に隣接する次の
番号を有する溶接線の開始点P18からの溶接作業を行
わせることもまた、可能である。これによってアーク溶
接作業を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によって溶接されるべき対象
ワーク4の斜視図である。
【図2】アーク溶接を行う溶接トーチ10を作業端23
に把持した状態を示すロボット本体11の正面図であ
る。
【図3】図2に示されるロボット本体11の制御を行う
電気的構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示されるメモリ33のストア内容を示す
図である。
【図5】図3に示される処理回路26の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】溶接作業を説明するための図である。
【図7】先行技術を説明するためのアーク溶接時の状態
を示す図である。
【符号の説明】
4 対象ワーク 5,6,7 母材 10 溶接トーチ 11 ロボット本体 23 作業端 26 処理回路 27〜32 駆動源 33 メモリ 34 ステップポインタ 35 キー入力手段 36 前溶接線選択キー 37 次溶接線選択キー 38 溶接実行キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西本 恵一 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石工場内 (56)参考文献 特開 昭60−123905(JP,A) 特開 昭60−157607(JP,A) 特開 昭61−127006(JP,A)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接トーチを、開始点から終了点までを
    連ねる複数の各溶接線に沿って順次的に移動して作業を
    行うアーク溶接ロボットの制御装置において、 メモリ33であって、(a)個別的に識別するための番
    号を有する複数の溶接線S11,S12、(b)各溶接
    線S11,S12の開始点P2,P5、(c)各溶接線
    S11,S12の終了点P3,P6、(d)各開始点P
    2,P5および終了点P3,P6のロボット座標系にお
    ける位置データおよび姿勢データ、(e)溶接線S1
    1,S12の直線または円弧の軌跡に関する情報、なら
    びに(f)各溶接線S11,S12の溶接条件である溶
    接電圧、溶接電流および溶接速度ならびに溶接トーチの
    溶接線S11,S12に関して左右のウイービング振幅
    およびウイービング周期をストアするメモリ33と、 各溶接線S11,S12を個別的に識別する番号を入力
    するキー入力手段35と、 溶接トーチの属する溶接線S11,S12の番号よりも
    1つだけ前の番号を有する溶接線を選択する前溶接線選
    択キー36と、 溶接トーチの属する溶接線S11,S12の番号よりも
    1つだけ次の番号を有する溶接線を選択する次溶接線選
    択キー37と、 溶接トーチが属する溶接線の番号を表すステップポイン
    タ34と、 キー入力手段35によって入力された溶接線の番号が設
    定され、前溶接線選択キー36が操作されることによっ
    て番号を1つだけインクリメントし、次溶接線選択キー
    37が操作されることによって番号を1だけデクリメン
    トして溶接線の番号が設定されるカウンタ39と、 溶接線S11,S12の溶接作業を行うことを指示する
    溶接作業実行キー38と、 制御手段であって、ステップポインタ34およびカウン
    タ39の出力に応答し、ステップポインタ34の内容が
    カウンタ39の計数値番号に一致するように、ステップ
    ポインタ34の内容をインクリメントまたはデクリメン
    トし、メモリ33からステップポインタ34が表す溶接
    線の開始点P2,P5の位置データおよび姿勢データを
    読出し、溶接作業実行キー38の出力に応答して、溶接
    ロボットの溶接トーチを移動してその開始点P2,P5
    から前記姿勢データに基づいて、メモリ33にストアさ
    れている前記軌跡に関する情報および前記溶接条件で溶
    接作業を行い、終了点P3,P6でその溶接作業を終了
    する制御手段とを含むことを特徴とするアーク溶接ロボ
    ットの制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、溶接トーチがアーク溶接作
    業中の溶接線S12の途中の溶接位置PBにあるとき、
    前溶接線選択キー36を操作することによって、その溶
    接作業中の溶接線S12の開始点P15からの溶接作業
    を再び行わせ、次溶接線選択キー37を操作することに
    よって、前記溶接作業中の溶接線S12の番号に隣接す
    る次の番号を有する溶接線S13の開始点P18からの
    溶接作業を行わせることを特徴とする請求項1記載のア
    ーク溶接ロボットの制御装置。
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