JP2554901B2 - 自動給紙機構 - Google Patents

自動給紙機構

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JP2554901B2 JP62284603A JP28460387A JP2554901B2 JP 2554901 B2 JP2554901 B2 JP 2554901B2 JP 62284603 A JP62284603 A JP 62284603A JP 28460387 A JP28460387 A JP 28460387A JP 2554901 B2 JP2554901 B2 JP 2554901B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カット紙を使用するプリンタの自動給紙機
構に関する。
〔従来の技術〕 従来の自動給紙機構の概略構成を第8図と第9図によ
り説明する。第8図に示す様に、記録紙P1と摩擦部材18
は、ばね部材101と102の附勢力により給紙ベルト13に押
圧されており、給紙ベルト13を矢印E方向に回転させる
ことにより1枚もしくは複数枚の記録紙P4が摩擦部材18
まで搬送される。複数枚送られた前記記録紙が前記摩擦
部材18によって1枚だけ分離され、紙案内17上を記録装
置内の紙送り機構29まで送られる。次いで給紙ベルト13
の回転を止め、第9図に示す様に給紙ベルト13への記録
紙P1と摩擦部材18の押圧が図示なき解除手段によって解
除され自動給紙が終了する。給紙された記録紙P3は紙送
り機構29によって矢印J1方向に搬送され記録が開始され
るが、この時給紙ベルト13は回転しない構造であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述の従来技術においては以下の様な
問題があった。第9図に示す様に、給紙終了後、摩擦部
材18上には複数枚の記録紙P4が重なっており、この状態
で給紙された記録紙P3を紙送り機構29により矢印J1方向
に搬送し記録を行なう場合、紙と紙の摩擦のため摩擦部
材18上の複数枚の記録紙P4が記録紙P3によって矢印J1方
向へ搬送されてしまい紙ジャムリが起きたり、順次給紙
を行なう際、重送等の問題があった。また、記録紙P3が
排紙された後、自動給紙装置内の記録紙交換のためペー
パードロア3を矢印X方向に引き出す際、摩擦部材18上
にある記録紙P4が自動給紙装置内に残されてしまう等の
問題があった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは簡単に記録紙の交換が行なえ、
紙ジャムリや重送が起きない信頼性の高い自動給紙機構
を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の自動給紙機構は、給紙ローラもしくは給紙ベ
ルト等の給紙手段により、記録装置内に備えられた紙送
り機構まで給紙された記録紙が前記紙送り機構によって
順方向に搬送される際、前記給紙手段が給紙方向に対し
逆回転していることを特徴とする。
〔実施例〕
第1図から第7図により、本発明による自動給紙機構
を備えた熱転写プリンタの1実施例を説明する。第1図
は本発明による自動給紙機構を備えた熱転写プリンタの
外観を示しており、図中1はフロントパネル、2は操作
スイッチ類、3はペーパードロア、4はフィルムカセッ
トドア、5はスタッカ、6はケースである。第2図は熱
転写プリンタのメカ部分を第1図中矢印A方向より見た
断面図である。P1はペーパードロア3に収納されている
記録前の紙、P2は記録終了後スタッカ7に収納された紙
である。Qはインクフィルムで、供給コア8に未使用の
インクフィルムQ1が、巻取りコア9に使用済みのインク
フィルムQ2がそれぞれ巻付けられフィルムカセット10に
収納されている。自動給紙機構は、給紙駆動軸11とアイ
ドル軸12との間に架け渡された給紙ベルト13、ペーパー
ドロア3に回転自在に取り付けられたホッパー14、ばね
部材100の附勢力によりホッパー14を矢印B方向へ回転
させるホッパーレバー15、複数枚給紙された紙を1枚だ
け分離するためのセパレータ16及び摩擦部材18、セパレ
ータ16を矢印C方向に回転させるためのばね部材101及
び紙案内17により構成されている。ばね部材100の附勢
力によりホッパーレバー15が矢印D方向に回転し、ホッ
パー14が矢印B方向に持ち上げられ記録紙P1が給紙ベル
ト13に押圧される。これと同時に、ばね部材101の附勢
力によりセパレータ16が矢印C方向へ回転し、セパレー
タ16上に取り付けられた摩擦部材18が給紙ベルト13に押
圧される。この状態で給紙駆動軸11を図示なき駆動手段
により矢印E1方向に回転させることにより自動給紙が開
始される。第3図は複数枚給紙された紙を1枚だけ分離
する状態を示している。給紙ベルト13の矢印E1方向への
回転により1枚もしくは複数枚の記録紙がセパレータ16
まで送られる。給紙ベルト13へのセパレータ16の押圧部
には摩擦部材18が取り付けられており、給紙ベルト13と
紙との摩擦係数をμ1、紙と紙との摩擦係数をμ2、紙
と摩擦部材18との摩擦係数をμ3とすると、μ1、μ
2、μ3の関係は、 μ1>μ3>μ2 となっており、複数枚送られた記録紙は、セパレータ16
上に取り付けされた摩擦部材18上で給紙ベルト13に接し
ている記録紙1枚だけが分離され紙案内17へ送られる。
更に摩擦部材18上で分離され紙案内17へ送られた記録紙
が、第4図に示す様に主たる紙送り機構を構成している
紙送りローラ19と紙押えローラ20に狭圧されるまで搬送
され、給紙駆動軸11の回転を止め自動給紙が終了する。
記録機構は、ヘッド21と、プラテン22と、レバー23及
び24に両端を回転自在に支持された押えローラ25及び26
と、ヘッド21とレバー23及び24の支点27を有し、ヘッド
21と押えローラ25及び26をプラテン22に押圧すべくヘッ
ド21とレバー23及び24に掛けられたばね部材102、103、
104が取り付けられ、図示なき駆動手段により矢印H方
向及び矢印I方向へ移動する移動フレーム28から構成さ
れている。自動給紙終了後、図示なき手段にてホッパー
レバー15を第4図中矢印F方向へ、またセパレータ16を
矢印G方向へ回転させ、給紙ベルト13への記録紙P1及び
摩擦部材18の押圧をそれぞれ解除すると同時に、図示な
き駆動手段にて移動フレーム28を矢印I方向へ移動し、
プラテン22にヘッド21と押えローラ25及び16を押圧する
ことにより記録準備が終了する。
第5図に記録開始時を示す。図示なき駆動手段により
紙送りローラ19を矢印K1方向へ回転させ、自動給紙され
た記録紙P3を矢印J1方向に搬送すると同時に、図示なき
駆動手段にて巻取りコア9を矢印N方向へ回転させイン
クフィルムQを矢印M方向へ搬送しながら記録を行な
う。給紙された記録紙P3が矢印J1方向に搬送される際、
摩擦部材18まで送られている複数枚の記録紙P4が記録紙
P3との摩擦により矢印L方向に搬送されないよう、給紙
駆動軸11を矢印E2方向へ回転させている。カラー記録の
場合、紙送りローラ19を記録時には矢印K1方向に、紙戻
し時には矢印K2方向に回転させ、記録紙P3を矢印J1方
向、矢印J2方向に所定量だけ3回ないし4回往復させた
後、記録紙P3を矢印J1方向へ排紙し、記録紙P3の自重を
用いて記録紙P3をスタッカ7へ収納する。記録終了後、
移動フレーム28を矢印H方向へ移動しメカ本体を第2図
に示す初期状態に戻す。第2図の状態は、記録紙P1及び
インクフィルムQを収納しているフィルムカセット10の
交換時のメカ状態でもあり、移動フレーム28が矢印I方
向に十分に移動し、ヘッド21と押えローラ25及び26はフ
ィルムカセット10の交換の支障とならない位置にある。
第6図はメカ部が第2図の状態にて消耗品の交換方法
を示している。記録紙P1の交換及び補給は、ペーパード
ロア3を矢印X方向に引き出し記録紙をセットした後、
再びペーパードロア3を矢印Y方向に押し込み行なう。
フィルムカセット10の交換は、フィルムカセットドア4
を開き、フィルムカセット10を矢印X方向に引き出し、
新しいフィルムカセットを矢印Y方向に押し込みフィル
ムカセットドア4を閉じる。また、記録終了済の記録紙
P2は第7図の様にスタッカドア5を開いて取り出す。
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明によれば自動給紙された記録
紙が順方向に搬送される際、給紙ベルトが給紙方向と逆
方向に回転している為、自動給紙された記録紙が主たる
紙送り機構により順方向に搬送されても、摩擦部材上に
残された複数枚の記録紙が順方向に搬送されることがな
く自動給紙時の重送及び紙ジャムリを防ぐことが出来る
他、記録紙の交換及び補給のためペーパードロアを引き
出す際、記録装置内に記録紙を1枚も残さずペーパード
ロアを引き出せる為、記録紙の交換及び補給が簡単に出
来るという効果が期待出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例における自動給紙機構を備え
た熱転写プリンタの外観を示す図である。 第2図から第5図は、本発明の実施例における自動給紙
機構を備えた熱転写プリンタの内部構造を示す図であ
る。 第6図は、本発明の実施例における自動給紙機構を備え
た熱転写プリンタの消耗品の交換を示す図である。 第7図は、本発明の実施例における自動給紙機構を備え
た熱転写プリンタの記録済の紙を取り出す方法を示す図
である。 第8図と第9図は、従来の自動給紙機構を説明する図で
ある。 1……フロントパネル 2……操作スイッチ類 3……ペーパードロア 4……フィルムカセットドア 5……スタッカドア 6……ケース 7……スタッカ 8……供給コア 9……巻取りコア 10……フィルムカセット 11……給紙駆動軸 12……アイドル軸 13……給紙ベルト 14……ホッパー 15……ホッパーレバー 16……セパレータ 17……紙案内 18……摩擦部材 19……紙送りローラ 20……紙押えローラ 21……ヘッド 22……プラテン 23……レバー 24……レバー 25……押えローラ 26……押えローラ 27……支点 28……移動フレーム 29……紙送り機構 100……ばね部材 101……ばね部材 102……ばね部材 103……ばね部材 104……ばね部材 P……記録紙 Q……インクフィルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の記録紙を少なくとも1つ以上の給
    紙ローラもしくは給紙ベルト等の給紙手段に押圧し、記
    録装置内に備えられた紙送り機構まで前記記録紙を1枚
    毎給紙する自動給紙機構において、前記給紙手段を記録
    紙搬送方向に回転させ前記記録紙を前記記録装置内に備
    えられた前記紙送り機構まで搬送した後、前記給紙手段
    への前記記録紙の押圧を解除し前記給紙手段を前記記録
    紙搬送方向と逆方向に回転させることを特徴とする自動
    給紙機構。
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