JP2553438B2 - 温室暖房の運転管理方法及び温室暖房装置 - Google Patents

温室暖房の運転管理方法及び温室暖房装置

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JP2553438B2 JP4215408A JP21540892A JP2553438B2 JP 2553438 B2 JP2553438 B2 JP 2553438B2 JP 4215408 A JP4215408 A JP 4215408A JP 21540892 A JP21540892 A JP 21540892A JP 2553438 B2 JP2553438 B2 JP 2553438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送風機始動時の騒音
の低減と、室内の温度むらの解消、急激な温度変化の防
止及び植物の葉面結露並びに病害の防止を目的とした
暖房の運転管理方法及び温室暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用されている温室暖房装置は、
温度自動制御を採用しているが、上限所定温度に達する
と、暖房用バーナーと送風機を停止し、下限所定温度に
達すると、暖房用バーナーと送風機の運転を開始してい
た。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記、従来の温室暖房装
置によれば、送風機始動時に送風により吹流し式ポリエ
チレンシート製ダクトが急激に膨らむため、前記ダクト
が破裂したり、また送風した際のダクトの膨らみ音が大
きくなる問題点があった。また運転の停止と、開始が急
激に行われるために、室内温度にむらを生じたり、植物
葉面に結露を生じ、病害発生の原因を生じるなどの問題
点があった。
【0004】また送風機に近接した植物に対しては、運
転開始時及び停止時に急激な外力の変化を与えて、植物
を動搖させるのみならず、植物の茎葉を損傷するおそれ
もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、暖房
機及びもや取り制御装置の制御系にインバーターを介装
すると共に、暖房機にもや取り制御装置を併用させるこ
とにより、前記従来の問題点を悉く解決することに成功
したのである。
【0006】即ち方法の発明は、暖房ONの指令によ
り、バーナーモーターをONにすると 共に、送風機をイ
ンバーター制御により、その設定値まで立上り運転させ
た後、設定値による定常運転を継続させ、ついで暖房O
FFの指令が出た際は、一定時間、前記送風機を定常運
転させた後、停止までの一定時間スロー運転する。この
スロー運転中にもや取り制御装置の運転指令が出ると、
1回目のもや取り指令と判断し、送風機は停止し、一定
時間経過後、インバーター制御により、送風機を設定値
まで立上り運転させた後、設定値によるスロー運転し、
一定時間経過後、もや取り制御装置の停止指令が出た際
は、送風機を停止させることを特徴とした温室暖房の運
転管理方法であり、もや取り制御装置の運転継続中に暖
房ONの指令が出た時には、送風機を全停止した後、原
点に戻り正常動作運転させることを特徴としたものであ
る。また暖房機の運転中にもや取り制御装置よりの運転
指令が出た時は、そのまま暖房機の運転を継続するが、
もや取り制御装置よりの運転指令は1回目の指令として
記憶し、暖房OFF後の、もや取り制御装置の運転を継
続させることを特徴としたものであり、暖房機の運転継
続中に、もや取り制御装置の運転指令が出た時は、暖房
機はそのまま運転を継続し、暖房OFF後にもや取り制
御装置の運転を継続させることを特徴としたものであ
る。
【0007】次に装置の発明は暖房機と、もや取り制御
装置の暖房系を併設すると共に、暖房機ともや取り制御
装置の運転制御系にインバーターを介装送風機のON、
OFFに対応した制御を設けたことを特徴とする温室暖
房における温室暖房装置であり、暖房機ともや取り制御
装置の運転制御系に、送風機全停止後の原点復帰回路を
設けたものである。
【0008】前記発明における各種制御における設定値
は、植物の種類などに対応して作業者が適宜設定する
が、立上り時間及び終了時のスロー運転時間は30秒位
にしてある。
【0009】この発明においては、運転中の他の指令に
対しては、その都度原点復帰させることにより、制御系
の単純化と運転の混乱を防止している。
【0010】
【作用】この発明によれば、暖房機及びもや取り制御装
の制御系にインバーターを介装したので、送風機の回
転数を簡単容易、かつ正確に制御することができる。
【0011】従って温室内植物の多様性に対応して、き
め細かい温度均一管理ができる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図1、2について説明す
る。
【0013】温度センサー(図示してない)より暖房O
N指令1がでると、バーナーモーター運転2と同時に、
送風機ON指令3ができる。そこでインバーターON4
となるので、送風機は徐々に回転数を上げてソフトスタ
ート5し、30秒間で第1ボリューム設定値(50〜6
0Hz範囲)6まで回転数を上げ、その運転状態(正常運
転7)を暖房OFF8まで継続する。暖房OFF8が出
たならば、一定時間は缶体冷却の為に正常運転14し、
一定時間経過後30秒間で第2ボリューム設定回転数ま
で運転9した後、送風機を一定時間スロー運転10す
る。
【0014】次に暖房ON指令11があったならば、全
器は全停止12し、10秒経過後各部は原点復帰13と
なる。即ち各部装置は、新指令を出す前に必ず原点に戻
ることとした。温室におけるもやの発生及びその除去は
予測できるので、もや取り制御装置はタイマー制御で十
分目的を達成できる。
【0015】次にタイマーによるもや取り制御装置の
転指令15がでると、送風機ON指令3がでて、インバ
ーターON4となるので、送風機は徐々に回転数をあ
げ、ソフトスタート5し、一定時間経過後30秒で、第
2ボリューム設定回転数まで運転9した後、スロー運転
10する。ついでもや取り制御装置、送風機停止指令1
6が出て、送風機停止17となり、原点に復帰する。
【0016】また送風機スロー運転10中に、45分以
内にもや取り制御装置の指令があると、もや取り制御装
置のバーナー運転指令18と認め、バーナー一定時間運
転指令19となり、暖房ON指令1となる。またバーナ
ー運転指令18は、30秒で第1ボリューム設定回転数
まで運転6し、送風機正常運転7につながり、暖房OF
F指令8になる。
【0017】前記のように、45分以内に、前記もや取
り制御装置の指令が出ると、暖房ON、送風機ON、暖
房OFFの動作が繰り返され、温室等の内部は一定の温
度に保たれる。然して暖房OFF中にもや取り制御装置
指令が出ると(タイマーによる)、前記のように、送
風機のスロー運転が継続し、温室内の温度むらとか、急
激な温度変化などが防止される。
【0018】図2について、もや取り制御装置の制御を
詳細に説明すると、もや取り制御装置の運転指令15に
より、送風機ON指令3となり、一回目のもや取り制御
装置の運転指令20となり、送風機スロー運転10とな
る。この場合に、45分以内にもや取り制御装置の指令
21があると、バーナー運転指令18となり、送風機正
常運転7となる。バーナー運転指令18から、一定時間
バーナー運転指令19となり、これにより暖房ON1の
状態となる。
【0019】一方もや取り制御装置の指令が1時間経過
後、もや取り制御装置の指令22は送風機停止指令16
と認識し、送風機を停止する。送風機正常運転7となっ
た後、バーナー停止指令23があれば、ポストバージ時
間だけバーナーモーター運転24し、バーナーモーター
停止25となる。またバーナー停止指令23によりフレ
ームアイOFF、電磁弁OFF、トランスOFF26と
なる。一方バーナー停止指令23は送風機運転27に指
令し、一定時間後送風機スロー運転となる。
【0020】ついでもや取り制御装置の指令により1時
間経過後は、送風機停止と認める。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、暖房機にもや取り制
御装置を併用すると共に、その制御系にインバーターを
介装したので、次の効果がある。
【0022】(1) 送風機をソフトスタート運転させ
ることにより、ダクト音を低減とダクトの破損を防止で
きる。
【0023】(2) 第1段階設定における送風機騒音
の低下と、作物状況にあった風量が選定できる。
【0024】(3) 第2段階設定による送風機のスロ
ー運転ができるので、 ソフトな風で室内の温度むらを解消及び急激な温度
変化の防止ができる 作物の葉面における結露・病害の防止ができる もやの解消ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の温室暖房の運転制御のフローチャー
ト。
【図2】同じくもや取り制御装置による制御のフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 暖房ON 2 バーナーモーター運転 3 送風機ON 4 インバーターON 5 送風機ソフトスタート 6 30秒間で第1ボリューム設定値 7 送風機正常運転 8 暖房OFF 9 一定時間経過後30秒間で第2ボリューム設定回転
数まで運転 10 送風機を一定時間スロー運転 11 暖房ON 12 全停止 13 原点復帰 14 送風機正常運転 15 もや取り制御装置の運転指令 16 送風機停止指令 17 送風機停止 18 もや取り制御装置のバーナー運転指令 19 バーナー一定時間運転指令 20 もや取り制御装置の運転指令 21 45分以内のもや取り制御装置の指令 22 1時間経過後のもや取り制御装置の指令 23 バーナー停止指令 24 バーナーモーター運転 25 バーナーモーター停止 26 フレームアイOFF、電磁弁OFF、トランスO
FF 27 送風機運転

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房ONの指令により、バーナーモータ
    ーをONにすると共に、送風機をインバーター制御によ
    り、その設定値まで立上り運転させた後、設定値による
    定常運転を継続させ、ついで暖房OFFの指令が出た際
    は、一定時間、前記送風機を定常運転させた後、停止ま
    での一定時間スロー運転する。このスロー運転中にもや
    取り制御装置の運転指令が出ると、1回目のもや取り指
    令と判断し、送風機は停止し、一定時間経過後、インバ
    ーター制御により、送風機を設定値まで立上り運転させ
    た後、設定値によるスロー運転し、一定時間経過後、も
    や取り制御装置の停止指令が出た際は、送風機を停止さ
    せることを特徴とした温室暖房の運転管理方法
  2. 【請求項2】 もや取り制御装置の運転継続中に暖房O
    Nの指令が出た時には、送風機を全停止した後、原点に
    戻り正常動作運転させることを特徴とした請求項1記載
    の温室暖房の運転管理方法
  3. 【請求項3】 暖房機の運転中にもや取り制御装置より
    の運転指令が出た時は、そのまま暖房機の運転を継続す
    るが、もや取り制御装置よりの運転指令は1回目の指令
    として記憶し、暖房OFF後の、もや取り制御装置の運
    転を継続させることを特徴とした請求項1記載の温室暖
    房の運転管理方法
  4. 【請求項4】 暖房機の運転継続中に、もや取り制御装
    置の運転指令が出た時は、暖房機はそのまま運転を継続
    し、暖房OFF後にもや取り制御装置の運転を継続させ
    ることを特徴とした請求項3記載の温室暖房の運転管理
    方法
  5. 【請求項5】 暖房機と、もや取り制御装置の暖房系を
    併設すると共に、暖房機と、もや取り制御装置の運転制
    御系にインバーターを介装し、送風機のON、OFFに
    対応した制御系を設けたことを特徴とする温室暖房装
  6. 【請求項6】 暖房機と、もや取り制御装置の運転制御
    系に、送風機全停止後の原点復帰回路を設けたことを特
    徴とする請求項5記載の温室暖房装置
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JPH01281324A (ja) * 1988-05-06 1989-11-13 Mitsubishi Electric Corp 暖房機のアフターフロー制御方法
JPH0466319A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Toshiba Corp 車両用空調制御装置

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