JP2548830B2 - 内燃機関の吸入空気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸入空気制御装置

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JP2548830B2
JP2548830B2 JP2207310A JP20731090A JP2548830B2 JP 2548830 B2 JP2548830 B2 JP 2548830B2 JP 2207310 A JP2207310 A JP 2207310A JP 20731090 A JP20731090 A JP 20731090A JP 2548830 B2 JP2548830 B2 JP 2548830B2
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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の吸入空気通路内に配置されたバ
ルブの開度位置を検出するとともに、運転状態に応じて
このバルブの開度を可変制御することにより吸入空気通
路内に吸入された空気量の通路を切り替え制御する内燃
機関の吸入空気制御装置に関するものである。
[従来の技術] 内燃機関の出力向上の1方法として、内燃機関の運転
状態に応じて吸入空気量を通過させる吸入通路の長短制
御を行うような装置が知られている。そして、このよう
な装置は吸入空気量をバルブの開度により制御するもの
であるが、ホールセンサを用いてバルブ開度を検出する
ことによりバルブをリニアに可変制御できるものであ
る。
この制御方法は、まず内燃機関の回転数および吸入空
気量等からこの機関の運転状態を求め、この運転状態に
応じたバルブ目標開度を予めメモリに記憶しておく。次
に、ホールセンサによって検出された実際のバルブ開度
とメモリに記憶された目標開度との比較を行い、この結
果、目標開度と異なった場合は、DCモータによってバル
ブの駆動を行う。この駆動されたバルブの開度は、同時
にホールセンサによって検出されており、目標開度に達
するまで駆動される。すなわち、バルブ開度は、常に運
転状態に応じた目標開度に追従動作する。そして、この
ような制御を行っているときに、バルブの駆動部または
バルブの開度検出部を異常と判定した場合には、目標開
度へ制御できなくなるので、従来は、第4図のフローチ
ャートに示すように、直ちに制御を停止するようにして
いる。
すなわち、ステップ110において故障検出ルーチンが
実行されてステップ101で故障の判定が行われ、これが
故障と判定されて「Y」となると、ステップ102でモー
タの駆動が停止される。また、故障と判定されない場合
は、ステップ103でモータ駆動ルーチンが実行される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の内燃機関の吸入空気制御装置は、バルブの駆動
部またはバルブの開度検出部に故障があった場合は、直
ちに制御を停止するようにしているので、バルブの開度
位置は、故障判定直前の位置に留まっており、故障後、
機関の運転状態が変化してもバルブを駆動できず、運転
状態によってはエンジンの出力低下を招くという問題が
あった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために、本発明に係る内燃
機関の吸入空気制御装置は、バルブの開度位置を検出す
る検出部または該バルブを駆動する駆動部の異常を検出
したときにこれらの正常時に起動されたタイマがタイム
アップするまでの間該バルブの開度位置を全開または全
閉の位置方向に制御するようにしたものである。
[作用] バルブの開度位置を検出する検出部等の異常が検出さ
れた場合は、これらの正常時に起動されたタイマがタイ
ムアップするまでの間このバルブの開度位置は全開また
は全閉の位置方向に制御される。
[実施例] 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る内燃機関の吸入空気制御装置
が適用されるシステムの一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、1はエンジン、2は吸入空気量セン
サ、3はアクセルに連動するスロットル弁、4はエンジ
ン1の回転数を検出するクランク角センサ、5は吸入空
気通路内に設けられこの通路の長短制御のために開閉駆
動されるバルブ、6はバルブ駆動回路、7はバルブ開度
検出回路、8は吸入空気量の制御を行う制御装置、a,b
はそれぞれバルブ開度検出信号、c,dはバルブ駆動信号
である。また、制御装置8内は次のように構成されてい
る、すなわち、81は入力インターフェース、82はマイク
ロコンピュータ、83は出力インターフェース、84はRA
M、85はROMである。
そして、この制御装置8は、吸入空気量センサ2を介
しての吸入空気量およびクランク角センサ4を介するエ
ンジン1の回転数等からこのエンジンの運転状態を求
め、この運転状態に応じたバルブ5の目標開度を予めRO
M等のメモリに記憶しておく。次に、ホールセンサ等に
より構成されたバルブ検出回路7からのバルブ開度検出
信号を入力して実際のバルブ開度を求め、このバルブ開
度とメモリに記憶された目標開度との比較を行い、この
結果、目標開度と異なった場合は、DCモータ等により構
成されるバルブ駆動回路6の駆動を行う。そして、この
とき駆動されたバルブの開度は、同時にバルブ検出回路
7によって検出されているので、制御装置8はこれを入
力して目標開度に達するまでバルブ駆動回路6を駆動制
御する。すなわち、バルブ開度は、常に運転状態に応じ
た目標開度に追従動作することになる。なお、エンジン
回転数が高速の場合は、バルブ5が開状態となっている
ので、吸入した空気量は通路(イ)を通ってエンジン1
に供給され、また低速の場合は、バルブ5が閉状態とな
っているので通路(ロ)を通ってエンジン1に供給され
るものとなっている。
そして、このようなバルブのリニアな駆動制御を行っ
ているときに、バルブ駆動回路またはバルブ開度検出回
路を異常と判定した場合、本発明の内燃機関の吸入空気
制御装置は、バルブの開度位置を全閉または全開位置に
制御するものである。
次に、第2図は、バルブ開度検出信号a,bとバルブの
開度状況との関係を示す図である。そして、例えばバル
ブ駆動信号c、dによりバルブが閉位置から開位置の方
向へまた逆に開位置から閉位置の方向へリニアに変化し
たときには、所定のパルス数のバルブ開度検出信号a、
bが送出され、これを制御装置8が読み取ることによっ
てバルブ5の開度状況が判別できる。
次に、第3図は、バルブ駆動回路6またはバルブ開度
検出回路7を異常と判定した場合の制御装置8の動作を
説明するフローチャートである。
すなわち、ステップ110において故障検出ルーチンが
実行され、続いてステップ111で故障の判定が行われ
る。そして、正常の場合は、ステップ111で「N」とな
り、この場合は、ステップ112で所定時間のタイマーを
起動してステップ113でモータ駆動ルーチンが実行され
てステップ110に戻る。
その後、バルブ駆動回路6またはバルブ開度検出回路
7が故障した場合は、ステップ110で故障検出ルーチン
の実行後、ステップ111における故障かの判断において
「Y」と判断され、この場合は、ステップ114で正常時
に起動されたタイマー値が「0」になっているかの判断
が行われ、タイマー値が「0」になっていない場合は、
ステップ115でこのタイマーの減算処理が行われ、続い
てステップ116でバルブ5を全開位置または全閉位置ま
で駆動してステップ110に戻る。こうしてタイマーに設
定された所定時間が経過するまでタイマーの減算および
バルブ5の駆動制御が行われ、所定時間が経過するとス
テップ117でバルブの駆動を停止するためのモータの駆
動を停止させる。
以上説明したように、本発明は、故障判定時において
もバルブ5を所定時間駆動することにより、バルブ5の
位置を全開または全開位置まで移動できるので、内燃機
関の出力低下等の弊害を最小限に抑えることができる。
なお、本実施例においては、吸入通路を切り替える吸
入空気制御について説明したが、これに限定されず、ス
ロットル弁をバイパスする通路内にバルブを設けて空気
量を制御するとともにエンジンの回転数を制御するアイ
ドルスピードコントロール装置に適用するようにしても
良い。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように、本発明に係る
内燃機関の吸入空気制御装置は、バルブの開度位置を検
出する検出部等の異常が検出された場合、これらの正常
時に起動されたタイマがタイムアップするまでの間この
バルブの開度位置を全開または全閉の位置方向に制御す
るようにしたので、内燃機関の出力低下等の弊害を最小
限に抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の吸入空気制御装置を適
用したシステムの一実施例を示すブロック図、第2図は
この装置へのバルブ開度信号とバルブの開度状況との関
係を示す図、第3図はこの装置の動作を説明するフロー
チャート、第4図は従来の内燃機関の吸入空気制御装置
の動作を示すフローチャートである。 1……エンジン、2……吸入空気量センサ、3……スロ
ットル弁、4……クランク角センサ、5……バルブ、6
……バルブ駆動回路、7……バルブ開度検出回路、8…
…制御装置、81……入力インターフェース、82……マイ
クロコンピュータ、83……出力インターフェース、84…
…RAM、85……ROM、a,b……バルブ開度検出信号、c,d…
…バルブ駆動信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸入空気通路内に配置されたバ
    ルブの開度位置を検出すると共に、この内燃機関の運転
    状態に応じてバルブをリニアに可変駆動することにより
    吸入空気通路内に吸入された空気量の通路を切り替え制
    御する吸入空気制御装置において、 前記バルブの開度位置を検出する検出部または該バルブ
    を駆動する駆動部の異常を検出したときにこれらの正常
    時に起動されたタイマがタイムアップするまでの間該バ
    ルブの開度位置を全開または全閉の位置方向に制御する
    ことを特徴とする内燃機関の吸入空気制御装置。
JP2207310A 1990-08-04 1990-08-04 内燃機関の吸入空気制御装置 Expired - Fee Related JP2548830B2 (ja)

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